JP2603808B2 - 野球ボール及び同ボールの製造方法 - Google Patents

野球ボール及び同ボールの製造方法

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JP2603808B2
JP2603808B2 JP6202376A JP20237694A JP2603808B2 JP 2603808 B2 JP2603808 B2 JP 2603808B2 JP 6202376 A JP6202376 A JP 6202376A JP 20237694 A JP20237694 A JP 20237694A JP 2603808 B2 JP2603808 B2 JP 2603808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、識別手段を内部に有し
ていて外部から識別可能な野球ボール及び同ボールの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数のピッチングマシンを配
設してなり、各ピッチングマシンから投げられた野球ボ
ールを打って楽しむようにした野球練習場いわゆるバッ
ティングセンタはよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の野
球練習場はピッチングマシンから投げられた野球ボール
を単に打つだけであるので、面白味に欠けた。そこで、
本願発明者は先に出願したように(特願平6−9331
7号及び特願平6−167047号)、打席の前方にア
ウト、ヒット、ホームランなどの複数の領域を設けてお
き、各領域に入った野球ボールを打った打席を特定する
とともに、各打席毎に前記入った領域に応じてアウトカ
ウントを計算したり、ランナを進塁させたり、得点を数
えたりできるようにした野球ゲーム装置を提案した。こ
の野球ゲーム装置において、各領域に入った野球ボール
を打った打席を特定するためには、少なくとも打席数に
対応した種類の野球ボールを用意するとともに、同ボー
ルを外部から識別できるようにする必要がある。本発明
はこの要求に基づいてなされたもので、外部から判別す
ることが可能な野球ボール及び同ボールの製造方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る野球ボールは、電気回路素子により構
成された共振回路を備えた基盤を樹脂材料で球形に成形
した硬質の芯内に埋め込んでなり、前記芯を弾力性に富
んだ弾性部材層で球形に被覆してなることを特徴とす
る。
【0005】また、本発明に係る野球ボールの製造方法
は、電気回路素子(例えば共振回路を構成するコイル及
びコンデンサ)を設けた基盤を樹脂材料内に埋め込むと
ともに同樹脂材料を球形に成形する行程と、前記球形に
成形した樹脂材料を中心に配設して同樹脂材料の周囲を
弾性材料で被覆するとともに同弾性材料を球形に成形す
る行程とからなることを特徴とする。
【0006】さらに、前記野球ボールの製造方法におい
て、前記樹脂材料を球形に成形する行程にて同樹脂材料
に小径孔を成形しておき、前記弾性材料を球形に成形す
る行程にて前記小径穴にピンを差し込むとともに弾性材
料を成形する型に同ピンを係合させることにより前記球
形に成形した樹脂材料の位置決めを行うようにし、前記
弾性材料を成形する行程の後で前記ピンを抜き取るよう
にしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用・効果】上記のように構成した野球ボール
においては、電気回路素子で構成した共振回路の共振周
波数を変更すれば共振周波数の異なる種々の野球ボール
を用意することができるとともに、この共振周波数を外
部から測定することも可能である。したがって、本発明
による野球ボールによれば、種々の識別可能な野球ボー
ルを製造できるようになる。また、電気回路素子を備え
た基盤は樹脂材料で成形した硬質の芯内に埋め込まれて
いるので、野球ボールがバットで打たれて同ボールに衝
撃力が加わっても、同素子が損傷を受けることはなく、
長期に渡って前記識別が可能となる。
【0008】また、上記のように構成した野球ボールの
製造方法においては、電気回路素子を設けた基盤を樹脂
材料内に埋め込むとともに同樹脂材料を球形に成形し、
かつ前記球形の樹脂材料を中心にして同樹脂材料の周囲
を弾性材料で被覆するとともに同弾性材料を球形に形成
するのみであるので、電気回路素子を内蔵するとともに
同素子が外部からの衝撃により損傷を受けない野球ボー
ルを簡単に製造することができる。これにより、電気回
路素子として例えばコイル及びコンデンサを用いて共振
回路を構成すれば、野球ボールに前述のような識別機能
をもたせることができるとともに、同ボールを外部から
識別することも可能となる。
【0009】さらに、同製造方法の他の特徴によれば、
球形に整形した樹脂材料はピンにより野球ボールの中心
位置に高精度で位置決めされ、かつ製造後にピンを抜け
ば弾性材料は同ピンの穴を弾性変形により埋めるのでピ
ンの影響もなくなる。したがって、これによれば、基盤
が埋め込まれるとともに球形に成形された樹脂材料が野
球ボールの中心に精度よく配設され、重心位置と中心位
置が精度よく一致して同ボールの飛びが良好になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明に係る野球ボール10を示してい
る。この野球ボール10は熱可塑性の樹脂材料で球形に
成形した硬質の芯11と、同芯11を弾性材料(例え
ば、主成分をウレタン、ゴム、合成ゴム、シリコン混合
材とする弾性材料)により球形に被覆した弾力性に富ん
だ弾性部材層12とで構成されている。芯11の内部に
は熱硬化性の樹脂材料により円盤状に成形された基盤1
3が埋め込まれており、同基盤13上には電気回路素子
であるコイル14a,14b及びコンデンサ15a,1
5b(図3参照)により構成された共振回路が設けられ
ている。弾性部材層12の表面には浅い凹凸の縫目の模
様12aが形成されている。
【0011】このように構成した野球ボール10によれ
ば、基盤13上に設けたコイル14a,14bのインダ
クタンスの値及びコンデンサ15a,15bのキャパシ
タンスの値を変更することにより、共振回路の共振周波
数を種々に変更できるので、種々の組合せの共振周波数
を有する野球ボール10を簡単に準備することができ
る。また、コイル14a,14b及びコンデンサ15
a,15bからなる電気回路素子を備えた基盤13は樹
脂材料で成形した硬質の芯11内に埋め込まれているの
で、野球ボール10がバットで打たれて同ボール10に
衝撃力が加わっても、同素子が損傷を受けることはな
い。
【0012】次に、上記のような構成の野球ボール10
を製造する方法について説明する。まず、図2に示すよ
うに、一対の円柱状部材21a,21b及び円盤状の基
盤13を用意する。円柱状部材21a,21bは、常温
で硬化しており150℃程度で軟化する熱可塑性の樹脂
材料で成形した所定の直径(例えば28mm)を有する円
柱状の棒体を所定長さ(例えば18mm)に切断すること
により作られる。基盤13は熱硬化性の樹脂材料(少な
くとも常温〜150℃程度では硬化状態に保たれる樹脂
材料)で円柱状部材21a,21bより小径に成形され
ており、図3に示すように、その表面には導体帯を渦巻
状に形成した一対のストリップ状のコイル14a,14
bが添着されるとともに、各コイル14a,14bの各
両端間に接続したチップ状のコンデンサ15a,15b
がそれぞれ設けられている。コイル14a及びコンデン
サ15aは所定の共振周波数を有する共振回路を構成
し、コイル14b及びコンデンサ15bは前記とは異な
る所定の共振周波数を有する共振回路を構成している。
【0013】このようにして用意された一対の円柱状部
材21a,21bの間に同用意された基盤13を同軸的
に挟み込んで接着剤によりこれらを仮固着して(図2参
照)、図4に示すような上型31及び下型32の間に入
れる。この上型31の下面には直径36mm程度の半球状
の凹部31aが形成されるとともに、同凹部31aの中
央位置には垂直下方に向けて延びた小径かつ円柱状の突
起31bが同上型31と一体的に設けられている。下型
32の上面にも直径36mm程度の半球状の凹部32aが
形成されるとともに、同凹部32aの中央位置には垂直
上方に向けて延びた小径かつ円柱状の突起部32bが同
下型32と一体的に設けられている。次に、図示しない
プレス及び加熱装置を用いて上型31と下型32を12
分程度密着させるとともに加熱することにより樹脂製の
円柱部材21a,21bを軟化させながら球状に成形
し、その後に上型31及び下型32を冷却して同型3
1,32から硬化した成形品を取り出す。
【0014】この成形行程により、図5に示すような前
述した球形の硬質の芯11が成形される。この芯11に
は、電気回路素子であるコイル14a,14b及びコン
デンサ15a,15bにより構成された一対の共振回路
を備えた基盤13が埋め込まれるとともに、基盤13に
直交しかつ径方向の軸線に沿って外周面から所定の深さ
を有する一対の直径2mm程度の小径孔11a,11bが
形成される。
【0015】次に、図6に示すように、前記のように成
形した芯11の小径孔11a,11b内に直径2mm程度
の小径の金属製ピン41a,41bの各一端を挿入す
る。そして、各ピン41a,41bの各他端部を上面に
直径72mm程度の半球状の凹部42aを形成した前記と
は異なる下型42上に係合させることにより、芯11を
前記凹部42aの中心位置に配設する。下型42の上面
には凹部42aの直径方向に溝42b,42cが設けら
れており、同溝42b,42c内にピン41a,41b
の前記各端部が嵌合される。この下型42には同下型4
2と対称形に構成した上型43を対向させてあり、同上
型43の下面にも直径72mm程度の半球状の凹部43a
が形成されているとともに、溝43b,43cが形成さ
れている。
【0016】このように芯11を下型42の中央に配設
した状態でゴム材料(例えば、ウレタン、ゴム、合成ゴ
ム、シリコン混合材など)に、架橋剤、補強剤(決着
剤)及び発泡剤を混入させた弾性材料44を下型42の
凹部42a内に図示しない注入装置により注入する。そ
の後、プレス及び加熱装置などにより下型42と上型4
3を密着させるとともに芯11が軟化しない程度の低い
温度(例えば50℃)で加熱する。その結果、発泡剤の
作用により弾性材料44が発泡して図7に示すような芯
11を弾力性に富んだ弾性部材層12で被覆した野球ボ
ール10が成形される。なお、下型42の凹部42a及
び上型43の凹部43aの内表面には縫目の模様に対応
した浅い凹凸が設けられていて、成形された野球ボール
10の弾性部材層12の表面には縫目の模様12aが形
成される。このようにして野球ボール10が成形された
後、下型42及び上型43の温度を下げて両型42,4
3から同ボール10を取り出す。
【0017】このような芯11に対する弾性部材層12
の被覆行程すなわち弾性材料44の成形行程後、ピン4
1a,41bを抜き取る。この場合、ピン41a,41
bは小径であるとともに、弾性部材層12は強い弾性力
を備えているので、ピン41a,41bを抜き取った後
の弾性部材層12の孔は弾性材料44の弾性変形により
自然に塞がれる。その結果、図1に示すような野球ボー
ル10が成形されることになる。
【0018】上記野球ボールの製造方法によれば、コイ
ル14a,14b及びコンデンサ15a,15bからな
る共振回路を設けた基盤13を樹脂材料21a,21b
内に埋め込むとともに同樹脂材料21a,21bを球形
に成形して芯11を成形し、かつ芯11を中心にして同
芯11の周囲に弾性材料44で球形に被覆した弾力性に
富んだ弾性部材層12を設けるのみで、コイル14a,
14b及びコンデンサ15a,15bからなる共振回路
を設けた基盤13に損傷の受けない野球ボール10を製
造できるので、複数種類の識別可能な野球ボール10を
簡単に製造できる。また、この野球ボール10の製造に
おいては、芯11に小径孔11a,11bを設けてお
き、同孔11a,11bにピン41a,41bを差し込
むとともに同ピン41a,41bを用いて弾性材料44
を成形するための下型42及び上型43に係合させて芯
11を下型42及び上型43の中心に位置させるように
したので、芯11を野球ボール10の中心位置に高精度
で位置決めできる。これにより、できあがった野球ボー
ル10の重心位置と中心位置とが精度よく一致し、同ボ
ール10の飛びが良好になる。
【0019】次に、上記野球ボール10を用いた野球ゲ
ーム装置の一例について説明しておくと、同装置は野球
ボール10の種類を識別する識別装置を備えている。識
別装置は、図8,9に示すように、受信機能を備えたコ
ルピッツ型の発振器51と、同発振器51の一部を構成
するとともに野球ボール10内の共振回路と共振させる
アンテナ機能を備えた3個のコイル52とを備えてい
る。発振器51の発振周波数は制御回路53から出力さ
れる制御電圧Vf により制御されるようになっており、
同発振周波数と制御電圧Vf との関係は図10に示すよ
うに定められている。コイル52は野球ボール10の通
路に設けたケース53の互いに直交する3面に配置さ
れ、発振器51の発振信号に対して野球ボール10内の
共振回路を共振させる。制御回路53は図11に示すよ
うに鋸歯状波波形からなる掃引波形信号を制御電圧Vf
として出力するとともに同図に示すような共振電圧Vt
を入力することにより、共振峰の時間的位置の組合せに
応じて野球ボール10の種類を識別する。
【0020】上記のように構成した識別装置において
は、制御回路53が制御電圧Vf として掃引波形信号を
発生すれば、発振器51は図11に示すように野球ボー
ル10に内蔵の一対の共振回路の共振周波数に対応した
時間位置にて共振峰を有する共振電圧Vt を出力する。
したがって、制御回路53は前記共振峰の時間位置の組
合せにより野球ボール10の種類を識別できる。
【0021】このようにして野球ボール10の識別が可
能であるので、野球ゲーム装置としては、例えばバッテ
ィング練習場(バッティングセンタ)に設けた複数のピ
ッチングマシンに上記識別装置を用いて特定の種類の野
球ボール10をそれぞれ供給するようにする。そして、
各ピッチングマシンに対応した打席の前方にアウト、ヒ
ット、ホームランなどの複数の領域を設けておき、各領
域に入った野球ボール10の種類を上記識別装置を用い
て判定する。これにより、各領域に入った野球ボール1
0を打った打席を特定することができ、各打席毎に前記
入った領域に応じてアウトカウントを計算したり、ラン
ナを進塁させたり、得点を数えたりできる。したがっ
て、本発明に係る野球ボール10を用いれば、バッティ
ング練習場に多少の改善を加えるだけで面白味のある野
球ゲームを実現できる。
【0022】なお、上記実施例においては、野球ボール
10内に2つの共振回路を内蔵させたが、上記野球ゲー
ム装置を多数の打席数を有するバッティング練習場にて
利用するために多種類の野球ボール10の識別が必要な
場合には、同ボール10内に2つより多くの共振回路を
内蔵させてそれらの共振周波数の組合せにより各打席に
対応した野球ボール10の識別をできるようにすればよ
い。逆に、この野球ゲーム装置を打席数が少ないバッテ
ィング練習場にて利用するために少ない種類の野球ボー
ル10の識別しか必要ない場合には、1つの共振回路を
同ボール10に内蔵させるようにしてもよい。
【0023】また、上記実施例においては、小径孔11
a,11bを基盤13と直交しかつ芯11の径方向に設
けるとともに同小径孔11a,11bにピン41a,4
1bを差し込むようにしたが、ピン41a,41bと下
型42及び上型43との係合により野球ボール10の弾
性部材層12を成形する際に芯11を下型42と上型4
3との中心位置に配設できれば、同小径孔11a,11
bを芯11における前記以外の部分に設けるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る野球ボールの外観図
である。
【図2】 前記野球ボールの芯を成形する前における基
盤と円柱状部材の配置状態を説明するための分解斜視図
である。
【図3】 図2の基盤の拡大平面図である。
【図4】 前記野球ボールの芯を成形する行程を説明す
るための型部分の概略図である。
【図5】 前記芯の成形後における芯の外観図である。
【図6】 前記芯に弾性部材層を成形する行程を説明す
るための型部分の概略図である。
【図7】 野球ボールの成形後における同ボールの外観
図である。
【図8】 前記野球ボールを識別するための識別装置の
電気回路図である。
【図9】 前記野球ボールとアンテナとの関係を示す概
略図である。
【図10】 図8の発振器の電圧−周波数特性グラフで
ある。
【図11】 図8の制御回路による掃引電圧信号と共振
峰を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10…野球ボール、11…芯、11a,11b…小径
孔、12…弾性部材層、13…基盤、14a,14b…
コイル、15a,15b…コンデンサ、21a、21b
…円柱状部材、31…上型、32…下型、41a,41
b…ピン、42…下型、43…上型、44…弾性材料。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路素子により構成された共振回路
    を備えた基盤を樹脂材料で球形に成形した硬質の芯内に
    埋め込んでなり、前記芯を弾力性に富んだ弾性部材層で
    球形に被覆してなることを特徴とする野球ボール。
  2. 【請求項2】 電気回路素子を設けた基盤を樹脂材料内
    に埋め込むとともに同樹脂材料を球形に成形する行程
    と、前記球形に成形した樹脂材料を中心に配設して同樹
    脂材料の周囲を弾性材料で被覆するとともに同弾性材料
    を球形に成形する行程とからなることを特徴とする野球
    ボールの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の電気回路素子は共
    振回路を構成するコイル及びコンデンサからなる野球ボ
    ールの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項2に記載の野球ボールの製造
    方法において、前記樹脂材料を球形に成形する行程にて
    同樹脂材料に小径孔を成形しておき、前記弾性材料を球
    形に成形する行程にて前記小径穴にピンを差し込むとと
    もに弾性材料を成形する型に同ピンを係合させることに
    より前記球形に成形した樹脂材料の位置決めを行うよう
    にし、前記弾性材料を成形する行程の後で前記ピンを抜
    き取るようにしたことを特徴とする野球ボールの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の電気回路素子は共
    振回路を構成するコイル及びコンデンサからなる野球ボ
    ールの製造方法。
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