JP2602793B2 - 道路橋用プレキャスト床版の継手構造 - Google Patents

道路橋用プレキャスト床版の継手構造

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JP2602793B2 JP7079948A JP7994895A JP2602793B2 JP 2602793 B2 JP2602793 B2 JP 2602793B2 JP 7079948 A JP7079948 A JP 7079948A JP 7994895 A JP7994895 A JP 7994895A JP 2602793 B2 JP2602793 B2 JP 2602793B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路橋用プレキャスト
床版の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている道路橋のプレキャス
ト床版の現場継手部の構造は、図5,図6に示す手段が
一般的である。これらは大別すると次のような2形式に
分類される。 (a)プレストレス方式…プレキャスト床版ユニットを
設置後、ユニット間隙に目地モルタル1を配した上で、
PC鋼材2により圧縮力を導入することにより、ユニッ
ト間の一体化を図る方式である。(図5)(鳥海,倉本
著「プレキャスト床版による施工の合理化」,橋梁と基
礎(平成4年8月)参照) (b)間詰め方式…プレキャスト床版ユニット間に、例
えば連結用鉄筋3を有する間詰め部を設け、現場打設コ
ンクリート4により一体化を図る方式である。(図6)
(鳥海,倉本著「プレキャスト床版による施工の合理
化」,橋梁と基礎(平成4年8月)参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(a)プレストレス方式に関して:PC鋼材1の挿入、
緊張、グラウト材充填等の手間のかかる作業を伴うた
め、現場作業性が悪く、コストが高くなる。また、プレ
キャスト床版損傷時に損傷ユニットの部分的取替が困難
である。 (b)間詰め方式に関して:現場で間詰め部の配筋およ
びコンクリート打設に手間がかかり、現場作業性が悪
い。また、プレキャスト部分と間詰め部分でコンクリー
トの連続性が悪く、床版損傷または路面漏水を惹起しや
すく、信頼性(耐久性)に問題がある。
【0004】本発明の目的は、道路橋用プレキャスト床
版に関して、現場作業の省力化が可能であり、信頼性
(耐久性)に優れ、損傷時部分的に取替え可能な道路橋
用プレキャスト床版の継手構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来技術の課題を解決す
る本発明の構成は、道路橋の床版として敷設連結される
各プレキャスト床版の両端継手部下面に増厚したリブを
一体に形成し、この突き合せリブ同志を緊張材にて連結
せしめ、継手部に圧縮力を導入し連結を強固にしたこ
と、連続桁の場合、中間支点前後複数枚のプレキャスト
床版を共通の緊張材にて連結し、中間支点付近のプレキ
ャスト床版間の乖離を防止するようにしたこと、およ
び、リブを含めたプレキャスト床版の両端面巾方向に、
互いに嵌合関係をもつ凹凸を形成したことを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】プレキャスト床版の両端継手部下面に増厚した
リブに緊張材による継手部圧縮力を導入することによ
り、プレキャスト床版ユニット間の強固な連結が図れ
る。圧縮力の導入については、例えば緊張材端部に設け
られたねじ部をナット締めすることにより容易に実施で
き、一方床版が損傷した場合には、このナットを緩める
ことにより損傷ユニット部の取り外し・取り替えが容易
に実施できる。
【0007】
【実施例】次に、図面に基いて本発明実施例の詳細を説
明する。図1は本発明のプレキャスト床版を鋼桁上に設
置した橋梁の一部切欠斜視図、図2は連続桁中間支点付
近に発生する引張力によるプレキャスト床版のユニット
間乖離を防止する手段を示す継手部切欠側面図、図3は
本発明継手部の連結状態を示す要部の斜視図、図4は本
発明継手構造の要部拡大断面図である。
【0008】11はプレキャスト床版で、このプレキャ
スト床版11は適当間隔毎に構築された橋脚12間に橋
架せる道路橋の鋼桁13に敷設設置される。そして各プ
レキャスト床版11の両端継手部14下面に増厚したリ
ブ11aを一体形成するとともに、このリブ11aを含
めたプレキャスト床版11の両端面巾方向に、互いに嵌
合関係をもつ凹凸11bを設ける。プレキャスト床版1
1の突き合せ継手部14に目地モルタル20を充填した
上で、隣接するリブ11a同志を緊張材15にて連結
し、継手部14に圧縮力を導入し、強固な連結部を形成
する。この緊張材15はプレキャスト床版11のリブ1
1aの巾方向に適当間隔を介して配設されるもので、図
4に示すように、リブ11aを貫通した孔16に両端に
ねじ部(図示略)を形成したボルト構造のPC鋼棒を挿
入するとともに、両端に当て座17を介してナット18
を夫々螺合し、このナット18の締めつけにより継手部
14の全巾にわたって所要の圧縮力がに導入されるよう
にしたものである。尚、前記緊張材15としてPC鋼棒
を使用した例を示したが、これ以外にPC線材なども使
用可能である。
【0009】図2に示すように、前記鋼桁13を介して
橋脚12の中間支点上にプレキャスト床版11が配設さ
れる場合、支点上の前後複数枚(図では各2枚)のプレ
キャスト床版11のリブ11a部を除いた版部11cを
共通の緊張材19にて連結し、当該プレキャスト床版1
1間の乖離を防止するように構成する。図中21は鋼桁
の中間支点支承部材である。
【0010】道路橋用プレキャスト床版は、輸送上の制
約より通常架橋現場近くの工場において幅1.0〜2.
0mのユニットで製作され、現場へ搬入後、図に示すよ
うに架設を完了した鋼桁13上に橋軸方向に逐次設置さ
れる。施工手順は、各ユニットを鋼桁13上に設置、嵌
合、調整した後、嵌合部の隙間を塞ぐための目地モルタ
ル20等を充填し、逐次、緊張材15により圧縮力を導
入し、連結するものである。床版11には車両荷重の載
荷により上面に圧縮力、下面に引張力が生ずるため、緊
張材15の配置は下方に偏心させ、引張力に有効に働く
ようにしている。なお、本発明の継手構造を有するプレ
キャスト床版11を連続桁橋に使用する場合には、中間
支点付近には図2に示すように、上方に緊張材を配置す
るなど、引張力によるユニット間の乖離を防ぐ対策を講
じることが必要である。
【0011】
【発明の効果】上述のように本発明の構成によれば、次
のような効果が得られる。 (a)プレキャスト床版ユニット間の強固な連結が図れ
るので、円滑な力の伝達及び漏れ防止が可能になる。 (b)緊張力の導入及び緊張材の維持管理が容易にで
き、また床版が損傷した場合には、損傷ユニット部の取
り外し・取り替えが容易にできるので、現場作業は極め
て簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレキャスト床版を鋼桁上に設置した
橋梁の一部切欠斜視図である。
【図2】連続桁中間支点付近に発生する引張力によるプ
レキャストのユニット間乖離を防止する手段を示す一部
切欠側面図である。
【図3】本発明継手部の連結状態を示す要部の斜視図で
ある。
【図4】本発明継手構造の要部拡大断面図である。
【図5】従来の継手構造図である。
【図6】従来の継手構造図である。
【符号の説明】
11 プレキャスト床版 11a リブ 11b 凹凸 11c 版部 12 橋脚 13 鋼桁 14 継手部 15 緊張材 16 孔 17 当て座 18 ナット 19 緊張材 20 目地モルタル 21 中間支点支承部材
フロントページの続き (72)発明者 友田 富雄 千葉県野田市二ツ塚118番地 川崎重工 業株式会社野田工場内 (56)参考文献 特開 平7−268809(JP,A) 実公 平4−21852(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路橋の床版として敷設連結される各プ
    レキャスト床版の両端継手部下面に増厚したリブを一体
    に形成し、この突き合せリブ同志を緊張材にて連結せし
    め、継手部に圧縮力を導入し連結を強固にしたことを特
    徴とする道路橋用プレキャスト床版の継手構造。
  2. 【請求項2】 連続桁の場合、中間支点前後複数枚のプ
    レキャスト床版を共通の緊張材にて連結し、中間支点付
    近のプレキャスト床版間の乖離を防止するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の道路橋用プレキャスト床
    版の継手構造。
  3. 【請求項3】 リブを含めたプレキャスト床版の両端面
    巾方向に、互いに嵌合関係をもつ凹凸を形成したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の道路橋用プレキャスト
    床版の継手構造。
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