JP2602521Y2 - 收納具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 収納体と被覆体と別利用できる収納具である。

〔従来技術〕

各行動にも用途各用具、用品等多種が必要である。室
内清掃や洗車作業には、ブラシ、ハタキ、帚、雑巾、ワ
ックス、工具類他等で、化粧身装、旅行、スポーツ、事
務、ショッピング等各行動の用途品は多品で、大小形態
で、それらの各品の収納状態、保管が良く、全体品が一
目瞭然に区分化、取り出し易く藏い易い等が夫々行動、
作業手順に影響する。

市販の行動関連品収納具は多くは箱型容器体で、内部
を上下、左右、細分区分等しているが、下位のモノを取
り出すに上位の函も動かし取り出すや、区分空間がモノ
と合わない不適当やムダ、箱型体と内部使途品を使用場
所、使用時点迄持ち歩く制約、重量、扱い難い等の用途
によった問題点などもあり、用途に向いた取り扱い易い
外観良い収納具がなかった。

〔考案が解決しようとする課題〕

用途関連用品、用具の一括の収納、各品の形機状に適
った収納、取り出し藏い入れし易い、全品が一目瞭然や
区分整理化、使用場所へ持ち運び易い、軽量で取り扱い
易く外装体にする。

〔解決するための手段〕

少くとも底面材（２）と提げ手（６）を有する支持枠
体（５）に棚（７）掛け具（８）BOX体（９）を取り付
け該支持枠体（５）を、提げ手挿通孔（11）及び開閉扉
（13）を有する。箱状の被せ蓋の被覆体（12）で被覆す
るとした。

〔作用〕

底面材（２）と提げ手（６）を繋ぐ構成体の支持枠体
（５）は、底面材（２）から提げ手（６）迄を収納空間
にでき、当空間に収納品全品を納め持ち運び移動ができ
る。棚（７）は収納品を載置、掛け具（８）は掛け付け
られ、BOX体（９）は容れられる等で各品の形態、材状
に適った収納が上下位に、左右隣接等にでき、該支持枠
体（５）を、提げ手挿通孔（11）、開閉扉（13）の有る
箱状の被せ蓋の被覆体（12）で被覆するにより該支持枠
体（５）の各品収納状態を隠して全体形外形を整え外装
体にもでき、開閉扉（13）は被覆体（12）で被覆したま
ま内部品を取り出し、藏い入れもでき、又被覆体（12）
無しで支持枠体（５）単独でも持ち運びでき使用場所で
収納品の使用が支障なくできる。

〔実施例〕

第１実施例を、第１図、第２図に示すように、ある面
大の底面材（２）上に枠を設けて収納空間とする。

該底面材（２）面中央位に枠棒材の格子目組板材の上
端に提げ手（６）を設けて支持枠体（５）とし立付け、
該支持枠体（５）に上下に横仕切材の棚（７）、掛け具
（８）を取り付け、底面材（２）上に同大の枠棒枠（1
0）を設ける、BOX体（９）を置く等で、上面（４）に提
げ手挿通孔（11）のある底面が開口面の開閉扉（13）の
有る箱状の被せ蓋の被覆体（12）を載置被覆するとして
いる。

第２実施例、第３図、第４図に示すように、底面材
（２）を小丈のBOX型にした同左右対に∩形枠、同各枠
を繋ぐ枠棒材に提げ手（６）を付した枠棒枠（10）の支
持枠体（５）に掛け具（８）を取り付けた、被覆体（1
2）を外提げ手（14）の有る外面に掛け枠（８′）、収
納部（19）を設けた箱体（15）の、前後面を嵌組仕様
（16）の溝を摺動で開閉自在とする蓋扉（17）を止掛仕
様（18）で止付等で、なお同箱体（15）下部に抽出（2
0）を設けて、箱底（15′）に脚材を走行具（21）のキ
ャスターを付している。

本例の、支持枠体（５）の枠棒枠（10）下端に、又は
底面材（２）下等に走行具（21）を取付けても差し支え
ない。

第３実施例を第５図に示すように、支持枠体（５）を
中央位の機より左右に枠棒材（10′）を支柱にした上下
段の棚（７）に面機や篭のBOX体（９′）を載置し、枠
棒枠（10）で棚（７）、底面材（２）上位に外郭枠を取
り付け、被覆材（22）の袋機を隣り合う２側面において
各棚（７）に対応する開閉部にした分割区分化の蓋扉
（17）の開閉仕様（23）をファスナーにし、鍵型と輪型
の止掛仕様（18）、釦と釦止めの止置仕様（24）等で開
閉、止置している。

本例では、他の実施例を第６図に示すように、底面材
（２）下の四隅に小丈の枠棒材の脚材の下端に走行具
（21）を付し、被覆材（22）のカバー材は底面が開口面
で四隅脚材元端で紐結び止め、又は紐輪止で止掛ける等
としても差し支えない。

〔考案の効果〕

底面材（２）と提げ手（６）を有する支持枠体（５）
は、収納空間を得られ持ち運び可能体に、収納仕様を備
える等ができる。棚（７）は上下段に設けられ空間区分
しモノの載置、BOX体（９）の載置等、掛け具（８）は
モノの吊し掛け、BOX体（９）は容れる等で収納各品の
形態、材状に適わせ区分、整然化、一目瞭然の収納がで
き、この侭持ち運んで用途、作業するにもモノ対直接的
で取扱空間が大のためモノの取り出し即収納もなり、作
業をし易くできる。

支持枠体（５）は、格子目材板では軽量材で又収納仕
様を取り付け易く小物類収納に適し、枠棒枠（10）体で
構成のものでは極めて軽量体で掃除用具、洗車セットな
ど大小他体（ａ）、他品（ｂ）を掛け付ける、置く等が
可でかなり大サイズ品にも適し、同脚材下端又は底面材
（２）下に走行具（21）を付すなどでは使用場所迄単独
体で持ち運び移動し易く作業ができる。

又上下段の棚（７）にBOX体（９）の面材体、篭体等
載置したものではモノの区分収納ができ旅装、ビジネス
品、作業用具、生活用品他応用使用、保管収納ができ
る。

被覆体（12）被覆材（22）の被せ蓋の箱状箱体（1
5）、袋、カバー材等は内部収納体を隠せ、塵埃を防ぎ
外形を整え、外装化等で外見良くでき、小物類なら洗面
セット、卓上品、化粧装身用、清掃、洗車、諸道具、ス
ポーツ、行楽用等他一式用品収納に多利用ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は第１実施例の、 第３図、第４図は第２実施例の、 第５図は第３実施例の、 第６図は第３実施例の、他の実施例の 以上はそれぞれ実施例の各斜視図である。 符号 １……収納具、２……底面材、３……丈 ４……上面、５……支持材体、６……提げ手 ７……棚、８……掛け具、９……BOX体 10……枠棒枠、11……挿げ手挿通孔 12……被覆体、13……開閉扉、14……外提げ手 15……箱体、16……嵌組仕様、17……蓋扉 18……止掛仕様、19……収納部、20……抽出 21……走行具、22……被覆材、23……開閉仕様 24……止置仕様

フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−276504（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−115505（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−54821（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−131633（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−71514（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−65682（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭53−33683（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭49−47284（ＪＰ，Ｙ１)

Claims (4)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】少なくとも底面材と提げ手を有する支持枠
   体に棚或いは掛け具を取り付け、該支持枠体を、提げ手
   挿通孔及び開閉扉を有する、箱状の被せ蓋で被覆した収
   納具。
2. 【請求項２】少なくとも底面材と提げ手を有する支持枠
   体に掛け具を取り付け、該支持枠体を、前後面を摺動蓋
   で開閉自在とした箱体に前後面より収納するようにした
   収納具。
3. 【請求項３】下部に抽出を有する請求項２に記載の収納
   具。
4. 【請求項４】少なくとも底面材と提げ手を有する支持枠
   体に箱を載置する棚を取り付け、該支持枠体を、提げ手
   挿通孔及び隣り合う２側面において各棚に対応する開閉
   部を有する、被覆材に収納した収納具。