JP2602520Y2 - 収納具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （イ）考案の目的 〔産業上の利用分野〕 用途用品、用具の大小品を一括、使用し易い状態で収
納できる収納具である。

〔従来技術〕

１つの目的、作業などには用品、用具類は大小、形状
さまざまで多品が要る。日曜大工、靴磨き他等も１品の
見失いも作業に支障を来す。

一般に用途関連の収納具は箱型体か数段の抽出し型等
で箱体では大小多形状のモノが入るものの雑然化、抽出
し型では内部奥の方のモノは見え難く取り出し難く、各
抽出しの開け閉めの必要では一目瞭然でなく、又最近は
用具類の嵌込型のケースが有るが作業中には取出し藏い
入れし難く組込外のモノは収納できず、収納空間がルー
ズな収納具の１つに網目材のBOX型体で棚状が有るが外
壁面材が無く内部が見える等で、特定用途の一式諸品を
取り出し藏い入れし使用し易く保管の良い収納具が見当
らなかった。

〔考案が解決しようとする課題〕

目的用途の用具、用品類の一括収納の専用、大小形大
品混在、収納品の全体が見え易く、個室化を少くして立
体収納に、個々のモノに適った収納方法の仕様、各方か
らモノを取り出し易く、一時置きでき用途向の付帯仕様
を付す等。

（ロ）考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 方形の底面材（２）と上面材（３）とを支柱（４）で
結合した収納具（１）の、該収納具の４側面の内、隣り
合う２面は固定壁面で、他の隣り合う２面が支柱（４）
に開閉自在に取付けられた側壁面材（５）の扉戸（６）
にした。又は４側面を全部を扉戸（６）にした等の、内
部収納空間を横仕切材（７）、縦仕切材（16）等により
区切り、最下位の横仕切材（７）と、底面材（２）との
間に抽出（９）を引出し可能に設け、開閉する側壁面材
（５）の内面、収納内部空間等に掛け具（10）、ポケッ
ト（13）、他等の収納仕様、提げ手（14）を設ける等と
した。

〔作用〕

方形の底面材（２）と上面材（３）とを支柱（４）で
結合した柱状体の収納具（１）は、２面の側壁面材
（５）の扉戸（６）、又は４側壁面材（５）の扉戸
（６）等は、開放時開口面を大きくでき、内部を面大的
に見せられるや、どの側面からも内部が見られる等で又
モノの出し入れをし易くでき、横仕切材（７）は上下区
分で棚等を、縦仕切材（16）は左右区分等で内部収納空
間を細分、仕切りできモノを載置き、隣接置き、抽出
（９）は個別、小物類収納等ができ、同内部および扉戸
（６）内面等に設ける掛け具（10）ポケット（13）他収
納仕様はモノを掛け付ける、容れる他で、一空間内でモ
ノの横置き縦形収納等の立体収納で一見するができる。

〔実施例〕

第１実施例は、第１図に示すように、やゝ低い椅子程
度の丈の支柱（４）に方形の底面材（２）、上面材
（３）を結合した柱状体の、側壁面材（５）は隣り合う
２面が固定、隣り合う２面が開閉する扉戸（６）にした
収納具（１）の、内部収納空間の半分程巾の上下横仕切
材（７）を内壁板（５）に棚状に取付け、最下位の横仕
切材（７）と底面材（２）間に抽出（９）を設け、同上
位に重なる横仕切材（７）は取手（８）により内壁板
（５′）棚共に外部へと引出可能にする。又は同取手
（８）を設けないで固定化した等の、同内部および扉戸
（６）内面等に掛け具（10）、枠型（11）、BOX体（1
2）、ポケット（13）等の収納仕様を設け、上面材
（３）上に細幣材の提げ手（15）を架け渡しクッション
（15）の挟み入れ載せている。

本例では靴磨きセットの収納具と、同磨き作業用椅子
にできる。

第２実施例は、第２図に示すように、収納具（１）の
４面の側壁面材（５）が開閉する扉戸（６）の内部収納
空間内に２枚の縦仕切材（16）を交叉させ中心を回転軸
（17）で回転可動にする、又は固定する等で、同材（1
6）丈間に横仕切材（７）を棚状に設け、同内部および
扉戸（６）内面等に収納仕様を設ける、掛付板（19）を
付す等で底面材（２）下に走行具（18）キャスターを付
している。

（ハ）考案の効果 ４面の側壁面材（５）のうち２面や、４面の全部が開
閉自在の扉戸（６）は開放時の開口面を大に内部の全部
を、又は各側面何れかの面から等に見るができモノの収
納状態が解り、出し入れがラクにできる。横仕切材
（７）は内部収納空間を上下区分し棚に、縦仕切材（1
6）は左右区分で棚など隣接仕切り等でモノの載置、横
並び置等抽出（９）は小物類要品を藏い容れ等ができ、
収納仕様の掛け具（10）、枠型（11）、BOX体（12）掛
付板（19）は夫々掛付ける、容れる、挟み容れる他でモ
ノの縦形収納になり内部、扉戸（６）共全体は立体収納
に、所定位置や調整置収納等で大小形大品を気ラクにも
置け一目瞭然で整然化にもできこれを靴磨きセット専用
収納具（１）とすれば上面材（３）上のクッション（1
5）で椅子として使用、提げ手（14）で持ち運びもでき
る。なお、同収納具のデザイン化により卓上品、宝飾装
身、化粧品関係、ソーイング他に応用化ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例の、第２図は第２実施例の、以上は
それぞれ実施例の、各斜視図である。 符号 １……収納具、２……底面材、３……上面材 ４……支柱、５……側壁面材、６……扉戸 ７……横仕切材、８……取手、９……抽出 10……掛け具、11……枠型、12……BOX体 13……ポケット、14……提げ手、15……クッション 16……縦仕切材、17……回転軸、18……走行具 19……掛付板

Claims (5)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】方形の底面機と上面材とを支柱で結合した
   収納具であって、該収納具の４側面の内、隣り合う２面
   は固定壁面であり、他の隣り合う２面が支柱に開閉自在
   に取り付けられた側壁面材で構成されており、内部収納
   空間を複数の横仕切材によって区切り、最下位の横仕切
   材と底面材との間に抽出を引出可能に挿入した小物類収
   納具。
2. 【請求項２】方形の底面材と上面材とを支柱で結合した
   収納具であって、該収納具の４側面が、支柱に開閉自在
   に取り付けられた側壁面材で構成されており、内部収納
   空間を、交叉する２枚の縦仕切り材で仕切り、該縦仕切
   材に横仕切材を取り付けた小物類収納具。
3. 【請求項３】開閉する側壁面材の内面に、掛け具又は袋
   体を取り付けた請求項１又は２に記載の小物類収納具。
4. 【請求項４】上面材上にクッション材を載置し椅子型を
   した請求項１に記載の小物類収納具。
5. 【請求項５】上面材に提げ手を設けた請求項４に記載の
   小物類収納具。