JP2602088Y2 - 電気コネクタ装置 - Google Patents

電気コネクタ装置

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JP2602088Y2
JP2602088Y2 JP1997001294U JP129497U JP2602088Y2 JP 2602088 Y2 JP2602088 Y2 JP 2602088Y2 JP 1997001294 U JP1997001294 U JP 1997001294U JP 129497 U JP129497 U JP 129497U JP 2602088 Y2 JP2602088 Y2 JP 2602088Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気コネクタ装置に係
り、更に詳しくは一方の電気コネクタの内の一種の非操
作式ロック部を有するハウジングと、他種の操作式ロッ
ク部を有するハウジングを交換的に装着した時、どちら
のハウジングのロック部に対しても係合できるロック受
部を2つ有する電気コネクタのウエハに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り端子が装着されたハウジング
を有する一方の電気コネクタと、上記一方の電気コネク
タの端子に接続する為の他方の端子が装着されたハウジ
ングを有する他方の電気コネクタの組み合わせであっ
て、上記他方の電気コネクタのハウジングに対して上記
一方の電気コネクタの異なる2種類のハウジングを選択
的に装着し、ロック保持するようにした電気コネクタ装
置が提案されている。例えば実開昭57−101487
号を上げることができる。
【0003】この場合、上記従来技術に於ては一方の電
気コネクタの一種がロック受部をもち、他種が操作式の
ロック部を有し、他方の電気コネクタのハウジングに上
記一種の電気コネクタのロック受部に係合する為の操作
式のロック部と他種の電気コネクタの操作式ロック部を
受け止める為のロック受部を有している。
【0004】つまり、一方の一種、他種の電気コネクタ
に対し選択的にロックできる他方の電気コネクタに着目
する時、他方の電気コネクタのハウジングには操作式の
ロック部と相手電気コネクタの操作式ロック部を受け止
める為のロック受部が形成されているものであって、1
つのロック部と1つのロック受部を有するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、他方の電気コネクタは、一方の一種、他種双方の電
気コネクタに対し選択的に装着でき、ロック保持出来る
ものの、一方の電気コネクタの2種類が共にハウジング
の上面から突出しているようなロック部を有する電気コ
ネクタであると、それらに対しては双方を選択的に装着
し、且つロック保持することはできない。従って一方の
電気コネクタの2種類が共にロック部を有する電気コネ
クタであって、そのロック部が操作式、非操作式ロック
部である場合については、全くそれらを他方の電気コネ
クタに選択的に装着且つロック保持できない。
【0006】
【目的】従って本考案の目的とする所は、一方の電気コ
ネクタA、Bの内の非操作式ロック部を有するハウジン
グをもつ電気コネクタAと操作式ロック部を有するハウ
ジングをもつ他種の電気コネクタの双方を交換的に装着
でき、而も上述2つのタイプのロック部の双方に係合で
きるウエハをもつ他方の電気コネクタを提供するにあ
り、これにより種々の事情により一方の電気コネクタの
ハウジングのロック手段を非操作式から操作式へ、ある
いはその逆へ切換えた時に、単に一方の電気コネクタの
み交換し、ウエハを有する他方の電気コネクタ自体は何
等交換せずに済む手段を提供するにある。加えて非操作
式ロック手段をもつハウジングより成る一種の電気コネ
クタと、操作式ロック手段をもつハウジングより成る他
種の電気コネクタに共用できるウエハとすることによ
り、製作面でも他方の電気コネクタのウエハ自体の金型
が単一で済み、製造コストの低下化を図り得る手段を提
供するにある。そして、特に一方の電気コネクタの一種
及び他種の双方が選択的に他方の電気コネクタのウエハ
のロック受部にロックにかかる時ロックしやすく、而も
ロック保持がしっかりと確保される電気コネクタ装置を
提供するにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する
添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は
ハウジング1の上面5上に於て前後方向に沿って形成さ
れた台状の非操作式のロック部6を有する電気コネクタ
の内の一種の電気コネクタAと、ハウジング10の上面
14上に於て支持部17に支持された状態で前後方向に
沿って形成されたロック部形成板18の後部左右側に設
けられたロック体19A、19Bより成る操作式ロック
部15を有する一方の電気コネクタの内の他種の電気コ
ネクタBとが、選択的に装着せしめられ、且つ選択的に
装着された方の電気コネクタA又はBの上記非操作式ロ
ック部6又は操作式ロック部15に対しロックできるロ
ック受部を有する他方の電気コネクタCに於て、上記他
方の電気コネクタCのウエハ23のウエハ本体24上に
は上記一方の電気コネクタA、Bの内の一種の電気コネ
クタAの非操作式ロック部6に係合するロック受部28
と、上記一方の電気コネクタA、Bの内の他種の電気コ
ネクタBの操作式ロック部15に係合する為のロック受
部32の双方が形成され、上記一方の電気コネクタA、
Bの内の一種の電気コネクタAの非操作式ロック部6を
受ける為のロック受部28は、このウエハ本体24のハ
ウジング装着空間26に一方の電気コネクタA、Bの内
の一種の電気コネクタAのハウジング1が装着され、2
つの端子4,25が互いに接続完了した時、非操作式ロ
ック部6が位置する位置に対応してウエハ本体24上に
形成された受溝29より成り、受溝29の前部壁がロッ
ク受面31として形成されていると共に、上記一方の電
気コネクタA、Bの内の他種の電気コネクタBの操作式
ロック部15を受ける為のロック受部32は、このウエ
ハ本体24のハウジング装着空間26に一方の電気コネ
クアタA、Bの内の他種の電気コネクタBのハウジング
10が装着され、2つの端子13,25が互いに接続完
了した時、操作式ロック部15が位置する位置であっ
て、上記受溝29の形成位置外の位置のウエハ本体24
上に形成されたロック受体33A,33Bより成り、ロ
ック受体33A,33Bの後壁がロック受面34A,3
4Bとして形成され、而も上記一方の電気コネクタA、
Bの内の一種の電気コネクタAの非操作式ロック部6を
受け止めるロック受部28の受溝29に連なるようにし
て、上記他方の電気コネクタCのウエハ本体24の上面
27には、上記受溝29の前部壁の中央から上面27の
前端縁にかけてスリット30が形成されていることを特
徴とする電気コネクタ装置である。
【0008】
【作用】上記構成に基くと、他方の電気コネクタCのウ
エハ23に対し、一方の電気コネクタA、Bの内の一種
の電気コネクタAの台状の非操作式ロック部6を有する
ハウジング1を適用する時は、そのハウジング1をウエ
ハ23のハウジング装着空間26に装着すれば、台状の
非操作式ロック部6がウエハ23の受溝29のロック受
部28に係合し、ロックされる。而も受溝29にスリッ
ト30が設けられているので、台状の非操作式ロック部
6がウエハ本体24の上面27の前端縁にかかって、ウ
エハ本体24上を滑り、そして受溝29に入ろうとする
時上面27が弾性変形しやすくロックしやすい。そして
その一種の電気コネクタAのハウジング1を取外し、上
記と同じ他方の電気コネクタCのウエハ23に対し、一
方の電気コネクタA、Bの内の他種の電気コネクタBの
ロック体19A,19Bより成る操作式ロック部15を
有するハウジング10をハウジング装着空間26に装着
すれば、操作式ロック部15のロック体19A,19B
がウエハ23のロック受体33A,33Bのロック受部
32に係合し、ロックされる。この時も、上記の受溝2
9自体及び受溝29のスリット30により、上記ロック
体19A,19Bがロック受体33A,33B上を滑る
時、上面27の弾性変形を促しロックしやすい。
【0009】
【実施例】次に添付図面に従い本考案の好適な実施例を
詳述する。図1、2、3、4は一方の電気コネクタA、
Bを示したもので、共々ロック部を有するものである。
先ず、図1、図2は非操作式ロック部を有するハウジン
グ1を有する一種の電気コネクタAを示したもので、こ
れらの図に於いてハウジング本体2には左右方向に沿っ
て端子装着部3が形成されている。この端子装着部3に
は一点鎖線で示すように端子4が装着されている。そし
て、このハウジング本体2を形成する上面5には非操作
式ロック部6が形成されている。即ちハウジング本体2
の上面5の中央に、前部、後部間に亘って延びる台部7
が形成され、この台部7上に非操作式ロック部6が突出
して一体形成されている。この非操作式ロック部6は、
前部側に於ける急斜面のロック面8と、後部側に於ける
緩斜面のガイド面9より成り、略台形の形を呈してい
る。
【0010】続いて図3、図4は一方の電気コネクタ
A、Bの内の操作式ロック部を有するハウジング10を
有する他種の電気コネクタBを示したもので、これらの
図に於いてハウジング本体11には左右方向に沿って端
子装着部12が形成されている。この端子装着部12に
は一点鎖線で示すように端子13が装着されている。そ
してこのハウジング本体11を形成する上面14には操
作式ロック部15が形成されている。即ちハウジング本
体11の上面14の中央には、前部、後部間に亘ってや
や幅広の台部16が形成され、この台部16の略中央の
支持部17を介して、その上にロック部形成板18が台
部16に対して水平に支持された状態で形成されてい
る。そしてこのロック部形成板18の後部側の左右各々
には左又は右へ突出した状態でロック体19A,19B
が一体的に形成されている。ロック体19A,19Bの
各々は、その前部側の壁面がロック面20A,20Bと
して形成されている。そしてこのロック部形成板18の
前部には、垂直に立上って形成された操作ノブ21が設
けられ、この操作ノブ21を指でつまんでロック形成板
18のこの前部を上方へ上げれば、後部側のロック体1
9A,19Bが下方へ下がり、操作ノブ21を下方へ押
せば、後部側のロック体19A,19Bが上方へ上がる
もので、支持部17が上記のロック部形成板18の傾動
を可能にする。所で、台部16の上面とロック部形成板
18の下面の間には、ウエハ本体24の上面27が挿入
される為の挿入間隙22が形成されている。
【0011】次に図5、図6に従いウエハ23有する他
方の電気コネクタCを詳述する。即ちウエハ23はウエ
ハ本体24と、横並びに装着された端子25より成り、
端子25の一端はハウジング装着空間26内に延びてい
る。そして、このハウジング装着空間26の大きさは、
一方のハウジング1と他方のハウジング10の双方を交
換的に過不足なく収容できる大きさに定められている。
換言すれば、一つのウエハ23の一つのハウジング装着
空間26に過不足なく収容できるように、一方、他方の
ハウジング1,10の大きさが定められている。さて、
ウエハ本体24の上面27には、一方のハウジング1の
非操作式ロック部6を受ける為のロック受部28と、他
方のハウジング10の操作式ロック部15を受ける為の
ロック受部32とが形成されている。
【0012】先ず非操作式ロック受部28について述べ
ると、非操作式ロック部6をもつハウジング1をウエハ
23のハウジング装着空間26に装着し、端子4と端子
25を完全に接続した状態となる時の非操作式ロック部
6の位置に対応させて、この突出した台形状のロック部
6が嵌合する為の受溝29を上面27に形成する。この
例では非操作式ロック部6はハウジング1の略中央の後
部側に近い方に一つ設けられているので、受溝29も上
面27に一つ形成されている。そして受溝29の前部壁
の中央から上面27の前端縁にかけてスリット30が形
成されている。このスリット30によって二分された上
記の前壁31部分がロック受面として機能するものであ
る。所で、このスリット30が形成されていることによ
り、後述するように一方の電気コネクタA、Bの内の一
種の電気コネクタAの台状の非操作式ロック部6が他方
の電気コネクタCのウエハ本体24の上面27の前端縁
にかかって、ウエハ本体24上を滑り、そして受溝29
に入ろうとする時、上面27が弾性変形しやすくなり、
ロックしやすくなる。そして、一方の電気コネクタA,
Bの内の他種の電気コネクタBのロック体19A,19
Bが他方の電気コネクタのロック受体33A,33B上
を滑る時、上面27の弾性変形を促しロックしやすい。
この場合、上面27に単にスリットが形成されているの
と異なり受溝29に連なるスリット30が形成されてい
るから、受溝29のスペース自体も、上面27が弾性変
形する時に役立つ。そして電気コネクタの小形化に伴い
ウエハの上面27も小面積になるので、上面27上の細
工場所が限られ、上面27の受溝29に連なる位置した
外の所にスリットを形成することは困難となるが、この
点も解消できる。
【0013】続いて操作式ロック受部32について述べ
ると、操作式ロック部15をもつハウジング10をウエ
ハ23のハウジング装着空間26に装着し、端子13と
端子25を完全に接続した状態となる時の操作式ロック
部15の位置に対応させて、即ちロック部形成板18の
後部に於ける左右各々に突出したロック体19A,19
Bの位置に対応させて、ロック体19A,19Bが係合
する為のロック受体33A,33Bを上面27に突出し
て一体的に形成する。この実施例では操作式ロック部1
5は左右2つのロック体19A,19Bとして示されて
いるので、それに対応させて左右2つのロック受体33
A,33Bより成る例を示してある。そして各ロック受
体33A,33Bの後部壁がロック受面34A,34B
として構成され、前部に向かって緩やかな斜面となる部
分がガイド面35A,35Bとして構成されている。
【0014】次にこのウエハ23を有する他方の電気コ
ネクタCに対して非操作式ロック部6を有するハウジン
グ1をもつ電気コネクタAを装着し、ハウジング1をウ
エハ23に対してロックする状態を図7,図8に従い説
明する。即ちハウジング1の後部側からウエハ23のハ
ウジング装着空間26に当該ハウジング1を装着してい
くと、先ず非操作式ロック部6の緩斜面のガイド面9が
ウエハ23の上面27の前端縁に当り、この部分を若干
押し上げる。この際受溝29に連なるスリット30が形
成されているので、受溝29のスペース及びスリット3
0のスペースが上面27の弾性変形をスムースにし、フ
リクションが生ずるけれども台形状の非操作式ロック部
6はロック受部28の受溝29に向かって進む。即ちハ
ウジング1の挿入が進行される。そして端子4と端子2
5が完全に接続した時、非操作式のロック部6がロック
受部28の受溝29内に嵌合する。この時ロック面8が
ロック受面31に当応するようになり、不測の外力によ
ってハウジング1がウエハ本体24から外れる事が防止
される。逆に、意図的にこのハウジング1をウエハ23
から外すには、ハウジング1を前部側へ引けば、ロック
面8がロック受面31に当り、この部分を若干押し上げ
る。この際スリット30が形成されているのでフリクシ
ョンが生ずるけれども台形状の非操作式ロック部6をロ
ック受部28の受溝29から外すことができる。
【0015】続いて、このウエハ23を有する他方の電
気コネクタCに対して、一方の電気コネクタA、Bの内
の他種の操作式ロック部15を有するハウジング10を
もつ電気コネクタBを装着し、ハウジング10をウエハ
23に対してロックする状態を図9、図10に従い説明
する。即ちハウジング本体1の後部側から、図7、図8
で示した同一のウエハ23のハウジング装着空間26に
対して当該ハウジング本体11を挿入する。挿入を開始
すると、操作式ロック部15の挿入間隙22中にウエハ
本体24の上面27が入ってくる。さて、更に挿入を続
けると、操作式ロック部15のロック部形成板18の後
部の左右のロック体19A,19Bの各々が、ウエハ2
3のロック受部32の左右のロック受体33A,33B
に当るが、ロック受体33A,33Bの前部は斜面のガ
イド面35A,35Bとして形成されているので、ガイ
ド面35A,35Bに案内されて、ロック部形成板18
は支持部17を中心として後部側が次第に持上げられる
ように傾動する。この時、この傾動をより容易とする為
に、操作ノブ21を指先で押下してロック部形成板18
を後部が持上がるように傾けてもよい。且つ上記受溝2
9自体のスペース及びスリット30のスペースにより、
上記ロック体19A,19Bがロック受体33A,33
B上を滑る時上面27の弾性変形を促し、ロックしやす
くする。所で、端子13と端子25とが完全に接続し終
ると、操作式ロック部15のロック部形成板18の左右
のロック体19A,19Bがロック受体33A,33B
を乗り越えるので、ロック体19A,19Bは下方へ下
がって常態に復し、ロック体19A,19Bの各々がロ
ック受体33A,33Bにロックされる。即ちロック体
19A,19Bのロック面20A,20Bがロック受体
33A,33Bのロック受面34A,34Bに面対しロ
ックされる。逆にこの操作式ロック部15を有するハウ
ジング10をウエハ23から取外すには操作ノブ21部
分を下方へ押下し、左右のロック体19A,19Bがロ
ック受体33A,33Bから外れるようにロック部形成
板18を傾け、そのままハウジング10を引出せばよい
ものである。
【0016】このように非操作式ロック部6をもつハウ
ジング1の電気コネクタAも、操作式のロック部15を
もつハウジング10の電気コネクタBも、ウエハ23を
もつ電気コネクタCによれば、これを単一用意するだけ
で、上記2つを装着でき、且つ装着状態をロックでき
る。従って非操作式ロック部をもつハウジングの電気コ
ネクタAの為の嵌合電気コネクタと、操作式のロック部
をもつハウジングの電気コネクタBの為の嵌合電気コネ
クタの2つを用意する必要がないので、ウエハ製造には
単一の金型でよく全体の製造コストの低下に寄与でき
る。
【0017】而して上記の例ではウエハ23の本体24
に非操作式ロック部6を受けるロッ受部28を中央に1
つ形成する例を示したが、非操作式ロック部6を有する
ハウジン1の上記ロック部6が2つある場合には、図1
1〜図14に示すウエハの他例の如くロック受部28を
左右に2つ形成してもよい。
【0018】
【効果】以上詳述した如く本考案によれば、非操作式ロ
ック部を有するハウジングの電気コネクタを、ウエハを
有する電気コネクタに装着した時でも、又操作式ロック
部を有するハウジングをもつ電気コネクタを上記と同一
のウエハを有する電気コネクタに装着した時でも、その
単一の電気コネクタにて上記2つのロック部をもつハウ
ジングの電気コネクタを選択的に嵌合保持できる利点を
有する。従って使用時に於ける種々の要求により非操作
式ロック部を有するハウジングの電気コネクタから、操
作式ロック部を有するハウジングの電気コネクタへと使
用を切換える際、それを容易に実施できる。且つ同一の
ウエハの電気コネクタにて済むので、ウエハ自体の製造
は金型も単一で済むので製造コストの低下化に寄与でき
る。更に、一方の一種の電気コネクタの非操作式ロック
部、又は一方の他種の電気コネクタの操作式ロック部、
あるいは他方の電気コネクタのウエハのロック受部も、
共々本体の上面に形成するものであり、上面は比較的広
い面積をもつので、上記の設計が容易となる。そしてス
リットが形成されていることにより、一方の電気コネク
タの内の一種の電気コネクタの台状の非操作式ロック部
が他方の電気コネクタのウエハ本体の上面の前端縁にか
かって、ウエハ本体上を滑り、そして受溝に入ろうとす
る時、上面が弾性変形しやすくなり、ロックしやすくな
る。そして、一方の電気コネクタの内の他種の電気コネ
クタのロック体が他方の電気コネクタのロック受体上を
滑る時、上面の弾性変形を促しロックしやすい。そし
て、上面に単にスリットが形成されているのと異なり受
溝に連なるスリットが形成されているから、受溝のスペ
ース自体も、上面が弾性変形する時に役立ち、ロックし
やすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】非操作式ロック部を有するハウジングをもつ一
方の一種の電気コネクタの斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿い、且つ装着される端子4
を一点鎖線にて示した断面図である。
【図3】操作式ロック部を有するハウジングをもつ一方
の他種の電気コネクタの斜視図である。
【図4】図3のB−B線に沿い、且つ装着される端子1
3を一点鎖線にて示した断面図である。
【図5】ウエハをもつ他方の電気コネクタの斜視図であ
る。
【図6】図5のC−C線に沿い、且つ装着される端子2
5を一点鎖線にて示した断面図である。
【図7】ウエハをもつ他方の電気コネクタに対し非操作
式ロック部を有するハウジングをもつ一方の一種の電気
コネクタを装着した所を示す斜視図である。
【図8】図7のD−D線に沿い、且つ端子4,25を一
点鎖線にて示した断面図である。
【図9】ウエハをもつ他方の電気コネクタに対し操作式
ロック部を有するハウジングをもつ一方の他種の電気コ
ネクタを装着した所を示す斜視図である。
【図10】図9のE−E線に沿い、且つ端子13,25
を一点鎖線にて示した断面図である。
【図11】ウエハをもつ他方の電気コネクタの他例を示
す平面図である。
【図12】図11のF−F線断面図である。
【図13】図11のG−G線断面図である。
【図14】図11の正面図である。
【符号の説明】
A 一方の一種の非操作式ロック部を有する電気
コネクタ B 一方の他種の操作式ロック部を有する電気コ
ネクタ C 他方の2つのロック受部を有する電気コネク
タ 1 非操作式ロック部を有するハウジング 2 ハウジング本体 3 端子装着部 4 端子 5 上面 6 非操作式ロック部 7 台部 8 ロック面 9 ガイド面 10 操作式ロック部を有するハウジング 11 ハウジング本体 12 端子装着部 13 端子 14 上面 15 操作式ロック部 16 台部 17 支持部 18 ロック部形成板 19A,19B ロック体 20A,20B ロック面 21 操作ノブ 22 挿入間隙 23 ウエハ 24 ウエハ本体 25 端子 26 ハウジング装着空間 27 上面 28 ハウジング1の非操作式ロック部6を受ける
為のロック受部 29 受溝 30 スリット 31 ロック受面 32 ハウジング10の操作式ロック部15を受け
る為のロック受部 33A,33B ロック受体 34A,34B ロック受面 35A,35B ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−101487(JP,U) 実開 昭52−137097(JP,U) 実開 昭57−119484(JP,U) 実開 平6−15276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/639

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング1の上面5上に於て前後方向
    に沿って形成された台状の非操作式のロック部6を有す
    る電気コネクタの内の一種の電気コネクタAと、ハウジ
    ング10の上面14上に於て支持部17に支持された状
    態で前後方向に沿って形成されたロック部形成板18の
    後部左右側に設けられたロック体19A、19Bより成
    る操作式ロック部15を有する一方の電気コネクタの内
    の他種の電気コネクタBとが、選択的に装着せしめら
    れ、且つ選択的に装着された方の電気コネクタA又はB
    の上記非操作式ロック部6又は操作式ロック部15に対
    しロックできるロック受部を有する他方の電気コネクタ
    Cに於て、上記他方の電気コネクタCのウエハ23のウ
    エハ本体24上には上記一方の電気コネクタA、Bの内
    の一種の電気コネクタAの非操作式ロック部6に係合す
    るロック受部28と、上記一方の電気コネクタA、Bの
    内の他種の電気コネクタBの操作式ロック部15に係合
    する為のロック受部32の双方が形成され、上記一方の
    電気コネクタA、Bの内の一種の電気コネクタAの非操
    作式ロック部6を受ける為のロック受部28は、このウ
    エハ本体24のハウジング装着空間26に一方の電気コ
    ネクタA、Bの内の一種の電気コネクタAのハウジング
    1が装着され、2つの端子4,25が互いに接続完了し
    た時、非操作式ロック部6が位置する位置に対応してウ
    エハ本体24上に形成された受溝29より成り、受溝2
    9の前部壁がロック受面31として形成されていると共
    に、上記一方の電気コネクタA、Bの内の他種の電気コ
    ネクタBの操作式ロック部15を受ける為のロック受部
    32は、このウエハ本体24のハウジング装着空間26
    に一方の電気コネクアタA、Bの内の他種の電気コネク
    タBのハウジング10が装着され、2つの端子13,2
    5が互いに接続完了した時、操作式ロック部15が位置
    する位置であって、上記受溝29の形成位置外の位置の
    ウエハ本体24上に形成されたロック受体33A,33
    Bより成り、ロック受体33A,33Bの後壁がロック
    受面34A,34Bとして形成され、而も上記一方の電
    気コネクタA、Bの内の一種の電気コネクタAの非操作
    式ロック部6を受け止めるロック受部28の受溝29に
    連なるようにして、上記他方の電気コネクタCのウエハ
    本体24の上面27には、上記受溝29の前部壁の中央
    から上面27の前端縁にかけてスリット30が形成され
    ていることを特徴とする電気コネクタ装置。
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