JP2601989Y2 - 宝石粒の支持シート - Google Patents
宝石粒の支持シートInfo
- Publication number
- JP2601989Y2 JP2601989Y2 JP1993020483U JP2048393U JP2601989Y2 JP 2601989 Y2 JP2601989 Y2 JP 2601989Y2 JP 1993020483 U JP1993020483 U JP 1993020483U JP 2048393 U JP2048393 U JP 2048393U JP 2601989 Y2 JP2601989 Y2 JP 2601989Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support sheet
- jewelry
- grain
- sheet
- grains
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は装飾用の宝石を接着剤
で接着し、被装飾物を装飾する場合において、支持シー
トから一個宛て切離して、被装飾物に接着して装飾する
装飾用の宝石粒の支持シートに関する。
で接着し、被装飾物を装飾する場合において、支持シー
トから一個宛て切離して、被装飾物に接着して装飾する
装飾用の宝石粒の支持シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、宝石で装飾を施す場合には、装飾
される部材側に、宝石の外形に合せた凹入部を形成し、
該凹入部に宝石を、接着剤等の固定手段を介して装入固
定するようにしていた（例えば実開平３−４５７７６
号、実開平３−１１８０２０号公報等）。
される部材側に、宝石の外形に合せた凹入部を形成し、
該凹入部に宝石を、接着剤等の固定手段を介して装入固
定するようにしていた（例えば実開平３−４５７７６
号、実開平３−１１８０２０号公報等）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記のように、宝石で
装飾を施す場合には装飾される部材側を加工する必要が
あったので、装飾の為の工数を要し、簡単な装飾ができ
ない問題点があった。即ち簡易に装飾できる手段が望ま
れていた。また、装飾される部材を加工することから、
装飾される部材側が肉厚部材などに限定され、紙製品の
ような薄い部材の装飾は難しい問題点もあった。
装飾を施す場合には装飾される部材側を加工する必要が
あったので、装飾の為の工数を要し、簡単な装飾ができ
ない問題点があった。即ち簡易に装飾できる手段が望ま
れていた。また、装飾される部材を加工することから、
装飾される部材側が肉厚部材などに限定され、紙製品の
ような薄い部材の装飾は難しい問題点もあった。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】この考案は前記のような問
題点に鑑みてなされたもので、宝石による装飾が簡単に
できると共に、宝石粒の支持シートが、宝石粒を内包し
て環状の切離しスコアを備えているので、支持シートか
ら一個宛て宝石粒を切離して、被装飾物に接着すること
により、装飾される部材側の素材を制限しない装飾手段
を提供することを目的としている。
題点に鑑みてなされたもので、宝石による装飾が簡単に
できると共に、宝石粒の支持シートが、宝石粒を内包し
て環状の切離しスコアを備えているので、支持シートか
ら一個宛て宝石粒を切離して、被装飾物に接着すること
により、装飾される部材側の素材を制限しない装飾手段
を提供することを目的としている。
【０００５】斯かる目的を達成するこの考案は、宝石粒
を接着剤で接着し、被装飾物を装飾する場合において、
宝石粒の支持シート表面に凹部と、該凹部に一粒の宝石
粒が接着固定してあり、裏面に一個宛て切離して他に接
着する為の接着剤層及び前記宝石粒を内包して環状の切
離しスコアとを備えたことを特徴とする宝石粒の支持シ
ートである。
を接着剤で接着し、被装飾物を装飾する場合において、
宝石粒の支持シート表面に凹部と、該凹部に一粒の宝石
粒が接着固定してあり、裏面に一個宛て切離して他に接
着する為の接着剤層及び前記宝石粒を内包して環状の切
離しスコアとを備えたことを特徴とする宝石粒の支持シ
ートである。
【０００６】宝石粒の支持シートは、裏面に接着剤層を
介して台紙を被着してある。
介して台紙を被着してある。
【０００７】また、この考案は、台紙の表面に接着剤付
の支持シートを層着し、該支持シートに宝石粒が所定間
隔で接着固定されていることを特徴とした請求項１又は
２記載の宝石粒の支持シート。
の支持シートを層着し、該支持シートに宝石粒が所定間
隔で接着固定されていることを特徴とした請求項１又は
２記載の宝石粒の支持シート。
【０００８】支持シートは、紙、合成樹脂等のシートで
構成することができる。合成樹脂シートの場合、透明シ
ートとすることができる。
構成することができる。合成樹脂シートの場合、透明シ
ートとすることができる。
【０００９】
【作用】この考案の宝石粒の支持シートによれば、宝石
粒の支持シートの表面に一粒の宝石粒が固定してあるの
で、切離しスコアを切離して、宝石粒の支持シートを装
飾される側の部材に被着することで、宝石による装飾を
施すことができる。
粒の支持シートの表面に一粒の宝石粒が固定してあるの
で、切離しスコアを切離して、宝石粒の支持シートを装
飾される側の部材に被着することで、宝石による装飾を
施すことができる。
【００１０】装飾に当って、装飾される部材側の加工を
不要とする。また、装飾される部材側は、肉厚部材は勿
論のこと、名刺や葉書のような薄い紙製品など薄い部材
でも、宝石による装飾が可能である。
不要とする。また、装飾される部材側は、肉厚部材は勿
論のこと、名刺や葉書のような薄い紙製品など薄い部材
でも、宝石による装飾が可能である。
【００１１】
【実施例】以下、この考案の実施例を図を参照して説明
する。図１（ａ）が実施例の宝石粒の支持シートであっ
て、紙製の宝石粒の支持シート１に宝石粒２が接着固定
してある。宝石粒２の接着固定は図１（ｂ）、（ｃ）に
示したように宝石粒の支持シート１の表面に圧入凹部３
を形成し、（図（ｂ））、該圧入凹部３内に宝石粒２を
接着剤４を介して固定したものである（図（ｃ））。宝
石粒２はカットおよび研磨が施されたものを使用する。
実施例では、宝石粒の支持シート１に対し、複数個所に
圧入凹部３を形成し、各圧入凹部３に夫々宝石粒２を接
着固定すると共に、各圧入凹部３の周囲には切離しスコ
ア５を環状に設けてある。
する。図１（ａ）が実施例の宝石粒の支持シートであっ
て、紙製の宝石粒の支持シート１に宝石粒２が接着固定
してある。宝石粒２の接着固定は図１（ｂ）、（ｃ）に
示したように宝石粒の支持シート１の表面に圧入凹部３
を形成し、（図（ｂ））、該圧入凹部３内に宝石粒２を
接着剤４を介して固定したものである（図（ｃ））。宝
石粒２はカットおよび研磨が施されたものを使用する。
実施例では、宝石粒の支持シート１に対し、複数個所に
圧入凹部３を形成し、各圧入凹部３に夫々宝石粒２を接
着固定すると共に、各圧入凹部３の周囲には切離しスコ
ア５を環状に設けてある。
【００１２】支持シート１の裏面は、図（ｂ）、（ｃ）
に示したように、接着剤層６が設けてあり、該接着剤層
６を覆うように、宝石粒の支持シート１と同一形状の台
紙７が被着してある。
に示したように、接着剤層６が設けてあり、該接着剤層
６を覆うように、宝石粒の支持シート１と同一形状の台
紙７が被着してある。
【００１３】図２は上記実施例の宝石粒の支持シートを
用いて装飾した名刺８である。名刺８の表面一側に、前
記宝石粒の支持シート１のスコア５で囲まれた部分１ａ
を、切離すようにして台紙７から剥し、裏面の接着剤層
６を介して被着したものである。即ち、前記部分１ａを
宝石粒の支持シート１から切離し、これをそのまま名刺
８に貼るだけで、宝石粒２による装飾が出来る。実施例
では宝石粒の支持シート１の裏面に接着剤層６を設けて
台紙７で覆ったが、接着剤層６を設けることなく、名刺
８に貼る際に前記部分１ａの裏面に接着剤を塗布するよ
うにしても良い。
用いて装飾した名刺８である。名刺８の表面一側に、前
記宝石粒の支持シート１のスコア５で囲まれた部分１ａ
を、切離すようにして台紙７から剥し、裏面の接着剤層
６を介して被着したものである。即ち、前記部分１ａを
宝石粒の支持シート１から切離し、これをそのまま名刺
８に貼るだけで、宝石粒２による装飾が出来る。実施例
では宝石粒の支持シート１の裏面に接着剤層６を設けて
台紙７で覆ったが、接着剤層６を設けることなく、名刺
８に貼る際に前記部分１ａの裏面に接着剤を塗布するよ
うにしても良い。
【００１４】宝石粒２を接着固定した凹部３の周囲は、
宝石粒の支持シート１が圧縮されて硬化するので、宝石
粒２は極めて安定性が良く、脱落のおそれも少なく出来
る。実施例では凹部３を形成した後、宝石粒２を固定し
たが、宝石粒の支持シート１上に宝石粒２を配置して、
宝石粒２を介してか接着固定することもできる。
宝石粒の支持シート１が圧縮されて硬化するので、宝石
粒２は極めて安定性が良く、脱落のおそれも少なく出来
る。実施例では凹部３を形成した後、宝石粒２を固定し
たが、宝石粒の支持シート１上に宝石粒２を配置して、
宝石粒２を介してか接着固定することもできる。
【００１５】装飾の例として、名刺８を装飾した場合を
説明したが、葉書のような薄いものでも同様の装飾が出
来る。また、ハンドバック等の袋物や、箱その他の容器
の外面などでも、宝石粒の支持シートを被着するだけで
装飾することができ、装飾される部材側の加工は一切不
要である。更には、ガラスコップのようなものでも、装
飾の為の加工をすることなく、宝石による装飾が可能で
ある。
説明したが、葉書のような薄いものでも同様の装飾が出
来る。また、ハンドバック等の袋物や、箱その他の容器
の外面などでも、宝石粒の支持シートを被着するだけで
装飾することができ、装飾される部材側の加工は一切不
要である。更には、ガラスコップのようなものでも、装
飾の為の加工をすることなく、宝石による装飾が可能で
ある。
【００１６】前記宝石粒の支持シート１は紙製として不
透明のシートとしたが、合成樹脂シートのような透明シ
ートとすることもできる。透明シートとした場合、宝石
粒の支持シート１側から宝石粒２へ光線の入射が可能と
なるので、宝石粒２の輝きを増すのに効果的である。
透明のシートとしたが、合成樹脂シートのような透明シ
ートとすることもできる。透明シートとした場合、宝石
粒の支持シート１側から宝石粒２へ光線の入射が可能と
なるので、宝石粒２の輝きを増すのに効果的である。
【００１７】
【考案の効果】以上説明した通り、この考案によれば、
宝石粒の支持シートを介して宝石粒を支持し裏面に宝石
粒の支持シートから一個宛て宝石粒を切離して、被装飾
物に接着する為の接着剤層及び前記宝石粒を内包して環
状の切離しスコアとを備えているので、宝石粒の支持シ
ートから一個宛て宝石粒を切離して、被装飾物に接着す
ることにより、宝石粒の支持シートが被着できる被着体
であれば、どのような部材も簡単に装飾できる効果があ
る。
宝石粒の支持シートを介して宝石粒を支持し裏面に宝石
粒の支持シートから一個宛て宝石粒を切離して、被装飾
物に接着する為の接着剤層及び前記宝石粒を内包して環
状の切離しスコアとを備えているので、宝石粒の支持シ
ートから一個宛て宝石粒を切離して、被装飾物に接着す
ることにより、宝石粒の支持シートが被着できる被着体
であれば、どのような部材も簡単に装飾できる効果があ
る。
【図１】この考案の実施例で、（ａ）は平面図、（ｂ）
は宝石粒装着前の宝石粒の支持シートの一部拡大断面
図、（ｃ）は宝石装着後の宝石粒の支持シートの一部拡
大断面図である。
は宝石粒装着前の宝石粒の支持シートの一部拡大断面
図、（ｃ）は宝石装着後の宝石粒の支持シートの一部拡
大断面図である。
【図２】この考案の実施例の使用状態の平面図である。
【符号の説明】１ 宝石粒の支持シート ２ 宝石粒 ３ 圧入凹部 ４ 接着剤 ５ 切離しスコア ６ 接着剤層 ７ 台紙 ８ 名刺
Claims (4)
- 【請求項１】 宝石粒を接着剤で接着し、被装飾物を装
飾する場合において、宝石粒の支持シートの表面に凹部
と、該凹部に一粒の宝石粒が接着固定してあり、裏面に
一個宛て切り離して他に接着する為の接着剤層及び前記
宝石粒を内包して環状の切り離しスコアとを備えたこと
を特徴とする宝石粒の支持シート。 - 【請求項２】 支持シートは、裏面に接着剤層を介して
台紙が被着してあることを特徴とする請求項１記載の宝
石粒の支持シート。 - 【請求項３】 台紙の表面に接着剤付の支持シートを層
着し、該支持シートに宝石粒が所定間隔で接着固定され
ていることを特徴とした請求項1又は２記載の宝石粒の
支持シート。 - 【請求項４】 支持シートは、透明とした請求項１乃至
３の何れか１つ記載の宝石粒の支持シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020483U JP2601989Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 宝石粒の支持シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020483U JP2601989Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 宝石粒の支持シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672408U JPH0672408U (ja) | 1994-10-11 |
| JP2601989Y2 true JP2601989Y2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12028382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993020483U Expired - Lifetime JP2601989Y2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 宝石粒の支持シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601989Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP1993020483U patent/JP2601989Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0672408U (ja) | 1994-10-11 |
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