JP2601630Y2 - ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体 - Google Patents
ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体Info
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- JP2601630Y2 JP2601630Y2 JP1993076862U JP7686293U JP2601630Y2 JP 2601630 Y2 JP2601630 Y2 JP 2601630Y2 JP 1993076862 U JP1993076862 U JP 1993076862U JP 7686293 U JP7686293 U JP 7686293U JP 2601630 Y2 JP2601630 Y2 JP 2601630Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、正しいスイングをした
時にクラブヘッドが描く面に設定されたスイング軌道ガ
イド環状体に沿ってゴルフスイングの練習をすることが
できるゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環
状体の改良に関するものである。
時にクラブヘッドが描く面に設定されたスイング軌道ガ
イド環状体に沿ってゴルフスイングの練習をすることが
できるゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環
状体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アドレスした時に肩とクラブヘッドを結
んだ線を半径とし、スイングをした時にクラブヘッドが
描く面をスイングプレーンといい、初心者がこのスイン
グプレーンに沿ったスイング円弧を描くようにゴルフス
イングを習得するゴルフスイング練習機は、例えば、実
開昭55−51279号公報等に記載されている。
んだ線を半径とし、スイングをした時にクラブヘッドが
描く面をスイングプレーンといい、初心者がこのスイン
グプレーンに沿ったスイング円弧を描くようにゴルフス
イングを習得するゴルフスイング練習機は、例えば、実
開昭55−51279号公報等に記載されている。
【0003】また、断面ほぼ円形で一平面上の合成樹脂
製スイング軌道円環の内側面に沿い密接させてボルトナ
ットで数カ所においてスイング軌道円環を補強支持する
ための金属製パイプ環を取り付けたゴルフスイング指導
器は、例えば、実開昭49−67772号公報に記載さ
れている。
製スイング軌道円環の内側面に沿い密接させてボルトナ
ットで数カ所においてスイング軌道円環を補強支持する
ための金属製パイプ環を取り付けたゴルフスイング指導
器は、例えば、実開昭49−67772号公報に記載さ
れている。
【0004】また、プレーヤーが中に入り、ゴルフクラ
ブを円周に沿って振るための輪を、4等分された円周部
分をパイプ金具と、止め金具を用いて組み立てることが
できるゴルフ練習器具は、例えば実開昭63−1107
0号公報に記載されている。
ブを円周に沿って振るための輪を、4等分された円周部
分をパイプ金具と、止め金具を用いて組み立てることが
できるゴルフ練習器具は、例えば実開昭63−1107
0号公報に記載されている。
【0005】そしてまた、クラブシャフトの先端をスラ
イドさせてスイングの練習をするようにしたガイドレー
ルを上下左右の4つの円弧に分割して背部に前方に突出
しないように添えた連結金具で組み立てるようにしたゴ
ルフスイング練習器は、例えば実公平4−11745号
公報に記載されている。
イドさせてスイングの練習をするようにしたガイドレー
ルを上下左右の4つの円弧に分割して背部に前方に突出
しないように添えた連結金具で組み立てるようにしたゴ
ルフスイング練習器は、例えば実公平4−11745号
公報に記載されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、実開昭55−51279号公報に記載されているゴ
ルフスイング練習機は、ソールされたクラブに当接する
ことができる大きさの円心リングを、スイングプレーン
を描けるように、角度及び高さを調節自在に支台に枢着
したものであり、円心リングはフォロースイング時にス
イングプレーンに沿うようにクラブが振れていないとき
に、円心リングが振り抜くクラブによって揺動するもの
ではないので、フォロースイング時に設定されたスイン
グプレーンに沿うようにクラブが振れていないときに、
練習者に抵抗感を与えるとともに、円心リングは分割組
立接合自在にしたものではなく、またゴルフクラブが摺
接滑走する部分に合成樹脂製クラブ保護部材が設けられ
たものでもないので、円心リングの運搬、格納、保管等
が不便であると共に、スイング練習時に振り抜くクラブ
を傷つけることがあるという欠点を有するものである。
ば、実開昭55−51279号公報に記載されているゴ
ルフスイング練習機は、ソールされたクラブに当接する
ことができる大きさの円心リングを、スイングプレーン
を描けるように、角度及び高さを調節自在に支台に枢着
したものであり、円心リングはフォロースイング時にス
イングプレーンに沿うようにクラブが振れていないとき
に、円心リングが振り抜くクラブによって揺動するもの
ではないので、フォロースイング時に設定されたスイン
グプレーンに沿うようにクラブが振れていないときに、
練習者に抵抗感を与えるとともに、円心リングは分割組
立接合自在にしたものではなく、またゴルフクラブが摺
接滑走する部分に合成樹脂製クラブ保護部材が設けられ
たものでもないので、円心リングの運搬、格納、保管等
が不便であると共に、スイング練習時に振り抜くクラブ
を傷つけることがあるという欠点を有するものである。
【0007】また、例えば、実開昭49−67772号
公報に記載されているゴルフスイング指導器は、合成樹
脂製スイング軌道円環及びスイング軌道円環を補強支持
するための金属製パイプ環を分解組立接合自在にしたも
のでないために、ゴルフ練習装置のスイング軌道円環及
び補強支持パイプを運搬、格納、保管等するときに不便
であるという問題を有するものである。
公報に記載されているゴルフスイング指導器は、合成樹
脂製スイング軌道円環及びスイング軌道円環を補強支持
するための金属製パイプ環を分解組立接合自在にしたも
のでないために、ゴルフ練習装置のスイング軌道円環及
び補強支持パイプを運搬、格納、保管等するときに不便
であるという問題を有するものである。
【0008】また、例えば実開昭63−11070号公
報に記載されているゴルフ練習器具は、輪の継ぎ手部に
僅かの段差ができスイングするときに摺動するゴルフク
ラブがその段差に引っかかりスムースにゴルフクラブを
振り切ることができないというものである。
報に記載されているゴルフ練習器具は、輪の継ぎ手部に
僅かの段差ができスイングするときに摺動するゴルフク
ラブがその段差に引っかかりスムースにゴルフクラブを
振り切ることができないというものである。
【0009】そしてまた、例えば実公平4−11745
号公報に記載されているゴルフスイング練習器は、上記
例えば実開昭63−11070号公報に記載されている
ゴルフ練習器具と同様、ガイドレールの分割組立接合部
分の継ぎ目部に僅かの段差ができスイングするときに摺
動するゴルフクラブがその段差に引っかかりスムースに
ゴルフクラブを振り切ることができないという同じ問題
を有するものである。
号公報に記載されているゴルフスイング練習器は、上記
例えば実開昭63−11070号公報に記載されている
ゴルフ練習器具と同様、ガイドレールの分割組立接合部
分の継ぎ目部に僅かの段差ができスイングするときに摺
動するゴルフクラブがその段差に引っかかりスムースに
ゴルフクラブを振り切ることができないという同じ問題
を有するものである。
【0010】本出願人は、先にゴルフスイング練習装置
に係る発明に関して特願平5−153900号として特
許出願をした。本考案は、特願平5−153900号出
願に係る発明におけるクラブ滑走保護部材を取付固定し
たスイング軌道ガイド環状体を分割組立接合自在にし、
スイング軌道ガイド環状体の運搬、格納、保管に便利に
すると共に、上記した各事情を加味して分割組立接合自
在にすることによって生ずる技術的問題を解決しようと
いうものである。
に係る発明に関して特願平5−153900号として特
許出願をした。本考案は、特願平5−153900号出
願に係る発明におけるクラブ滑走保護部材を取付固定し
たスイング軌道ガイド環状体を分割組立接合自在にし、
スイング軌道ガイド環状体の運搬、格納、保管に便利に
すると共に、上記した各事情を加味して分割組立接合自
在にすることによって生ずる技術的問題を解決しようと
いうものである。
【0011】本考案は、スイング練習者に抵抗感を与え
ず、ゴルフクラブに傷等を生じさせず、ソフトでスムー
スなゴルフスイングの練習ができ、スイング過程にある
ゴルフクラブが滑走時にクラブ滑走保護部材の分割組立
接合部分の継ぎ目部を円滑に摺動でき、構造簡単にして
分割組立接合が自在なので運搬、格納、保管に便利であ
り、容易に且つ確実に分割組立接合ができるゴルフスイ
ング練習装置のスイング軌道ガイド環状体を提供するこ
とを目的とするものである。
ず、ゴルフクラブに傷等を生じさせず、ソフトでスムー
スなゴルフスイングの練習ができ、スイング過程にある
ゴルフクラブが滑走時にクラブ滑走保護部材の分割組立
接合部分の継ぎ目部を円滑に摺動でき、構造簡単にして
分割組立接合が自在なので運搬、格納、保管に便利であ
り、容易に且つ確実に分割組立接合ができるゴルフスイ
ング練習装置のスイング軌道ガイド環状体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案に係るゴルフスイング練習装置のスイング軌
道ガイド環状体は、バックスイング時には搖動しないよ
うにフォロースイング時には搖動自在にかつスイング後
に設定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及び下
部基枠部の下部回動部材に取り付けられている金属製管
体からなるスイング軌道ガイド環状体のスイング時ゴル
フクラブが摺接滑走する部分にクラブ滑走保護部材が取
り付けられており、スイング軌道ガイド環状体及びクラ
ブ滑走保護部材は分割組立接合自在のものである。
めの本考案に係るゴルフスイング練習装置のスイング軌
道ガイド環状体は、バックスイング時には搖動しないよ
うにフォロースイング時には搖動自在にかつスイング後
に設定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及び下
部基枠部の下部回動部材に取り付けられている金属製管
体からなるスイング軌道ガイド環状体のスイング時ゴル
フクラブが摺接滑走する部分にクラブ滑走保護部材が取
り付けられており、スイング軌道ガイド環状体及びクラ
ブ滑走保護部材は分割組立接合自在のものである。
【0013】
【作用】スイング練習者は、スイング軌道ガイド環状体
を飛球線であるボールの飛ぶ方向に設定すると共に、ス
イング軌道ガイド環状体の傾斜角度を自分の身長、使用
するゴルフクラブの長さを考慮して設定し、スイング軌
道ガイド環状体の中に入る。
を飛球線であるボールの飛ぶ方向に設定すると共に、ス
イング軌道ガイド環状体の傾斜角度を自分の身長、使用
するゴルフクラブの長さを考慮して設定し、スイング軌
道ガイド環状体の中に入る。
【0014】ボールは、下部基枠部内の下部横材の前方
で且つスイング軌道ガイド環状体の下部のやや前方に置
かれており、スイング練習者は、ゴルフクラブの下方部
がスイング軌道ガイド環状体の外面に設けられたクラブ
滑走保護部材に沿ってバックスイングからダウンスイン
グ、インパクト、フォロースイングという一連のゴルフ
スイングを通常のスイングのように行うことができる。
で且つスイング軌道ガイド環状体の下部のやや前方に置
かれており、スイング練習者は、ゴルフクラブの下方部
がスイング軌道ガイド環状体の外面に設けられたクラブ
滑走保護部材に沿ってバックスイングからダウンスイン
グ、インパクト、フォロースイングという一連のゴルフ
スイングを通常のスイングのように行うことができる。
【0015】上記一連のゴルフスイングにおいて、スイ
ング軌道ガイド環状体はバックスイング時には搖動しな
いようにフォロースイング時には搖動自在にかつスイン
グ後に設定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及
び下部基枠部の下部回動部材に取り付けられているの
で、フォロースイング時にスイングプレーンに沿うよう
にゴルフクラブが振れていないときには、設定されたス
イング軌道ガイド環状体が振り抜くゴルフクラブによっ
て揺動し、スイング練習者に抵抗感を与えることなく、
ソフトでスムースなゴルフスイングの練習をすることが
できる。
ング軌道ガイド環状体はバックスイング時には搖動しな
いようにフォロースイング時には搖動自在にかつスイン
グ後に設定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及
び下部基枠部の下部回動部材に取り付けられているの
で、フォロースイング時にスイングプレーンに沿うよう
にゴルフクラブが振れていないときには、設定されたス
イング軌道ガイド環状体が振り抜くゴルフクラブによっ
て揺動し、スイング練習者に抵抗感を与えることなく、
ソフトでスムースなゴルフスイングの練習をすることが
できる。
【0016】スイング軌道ガイド環状体の外面のスイン
グ練習者が振るゴルフクラブの摺接する部分に取付固定
されて構成されたクラブ滑走保護部材は、スイング軌道
ガイド環状体と共に上下に分割され継ぎ手部材によって
組立固定されているが、分割組立られる接合部分は、ス
イング軌道ガイド環状体の外周面から複数のビスが、ス
イング軌道ガイド環状体に穿設された孔を貫通してクラ
ブ滑走保護部材内に螺入して両者を固定し、スイング軌
道ガイド環状体の分割組立られる接合部分の両端管状体
内には、接合芯材が嵌挿されており、またクラブ滑走保
護部材の分割組立接合部分の両端には細孔が穿設されて
おり、この細孔内には小径の接合芯材が嵌挿されている
ので、ゴルフクラブが摺接滑走する部分に段差はなく、
したがって摺接滑走するゴルフクラブに違和感を感ずる
ことなくスイング練習者はスムースにしかもゴルフクラ
ブに傷等を生じさせることなくゴルフクラブを振り抜く
ことができる。
グ練習者が振るゴルフクラブの摺接する部分に取付固定
されて構成されたクラブ滑走保護部材は、スイング軌道
ガイド環状体と共に上下に分割され継ぎ手部材によって
組立固定されているが、分割組立られる接合部分は、ス
イング軌道ガイド環状体の外周面から複数のビスが、ス
イング軌道ガイド環状体に穿設された孔を貫通してクラ
ブ滑走保護部材内に螺入して両者を固定し、スイング軌
道ガイド環状体の分割組立られる接合部分の両端管状体
内には、接合芯材が嵌挿されており、またクラブ滑走保
護部材の分割組立接合部分の両端には細孔が穿設されて
おり、この細孔内には小径の接合芯材が嵌挿されている
ので、ゴルフクラブが摺接滑走する部分に段差はなく、
したがって摺接滑走するゴルフクラブに違和感を感ずる
ことなくスイング練習者はスムースにしかもゴルフクラ
ブに傷等を生じさせることなくゴルフクラブを振り抜く
ことができる。
【0017】スイング軌道ガイド環状体は、使用後簡単
に基枠体から取り外し解体することができるとともに、
ゴルフスイング練習を再開するときには、基枠体、支持
部材を組み立てた後簡単に接合し、組み立てることがで
きる。
に基枠体から取り外し解体することができるとともに、
ゴルフスイング練習を再開するときには、基枠体、支持
部材を組み立てた後簡単に接合し、組み立てることがで
きる。
【0018】
【実施例】以下図面を参照して本考案に係るゴルフスイ
ング練習装置のスイング軌道ガイド環体の一実施例を説
明する。図1はゴルフスイング練習装置全体を右方向か
ら見た側面図、図2はゴルフスイング練習装置のスイン
グ軌道環体全体の背面図、図3は図2の分割組立られる
接合部分を拡大して見た図、図4はゴルフスイング練習
装置のスイング軌道環体の分割組立られる接合部分を正
面から拡大して見た図で、図3の反対面を示す図、図5
は図3のA−A線での断面図、図6は図5のB−B線で
の断面図、図7は図5のC−C線での断面図である。
ング練習装置のスイング軌道ガイド環体の一実施例を説
明する。図1はゴルフスイング練習装置全体を右方向か
ら見た側面図、図2はゴルフスイング練習装置のスイン
グ軌道環体全体の背面図、図3は図2の分割組立られる
接合部分を拡大して見た図、図4はゴルフスイング練習
装置のスイング軌道環体の分割組立られる接合部分を正
面から拡大して見た図で、図3の反対面を示す図、図5
は図3のA−A線での断面図、図6は図5のB−B線で
の断面図、図7は図5のC−C線での断面図である。
【0019】図1において、1は基枠体で、この基枠体
1は2本の金属製或いは合成樹脂製のパイプをそれぞれ
折曲して、第1支持基枠部5、5、第2支持基枠部6、
6、下部基枠部4、4を形成し、第1支持基枠部5、
5、第2支持基枠部6、6の各先端部を互いに向き合う
ように折曲して結合して、前後方向から見て上方部が短
い台形状に構成されている。
1は2本の金属製或いは合成樹脂製のパイプをそれぞれ
折曲して、第1支持基枠部5、5、第2支持基枠部6、
6、下部基枠部4、4を形成し、第1支持基枠部5、
5、第2支持基枠部6、6の各先端部を互いに向き合う
ように折曲して結合して、前後方向から見て上方部が短
い台形状に構成されている。
【0020】基枠体1の支持部材2の上端部の上部回動
部材25及び下部基枠部4の下部回動部材30に、スイ
ング軌道ガイド環状体3がバックスイング時には搖動し
ないように、フォロースイング時には搖動自在にかつス
イング後に設定位置に復帰可能に取り付けられており、
金属製管体からなるスイング軌道ガイド環状体3のスイ
ング時ゴルフクラブが摺接滑走する部分に、クラブ滑走
保護部材8がビス18等の固着部材によって取り付けら
れており、スイング軌道ガイド環状体3及びクラブ滑走
保護部材8は分割組立接合自在であり、分割組立られる
接合部分のスイング軌道ガイド環状体3内には接合芯材
21が、またクラブ滑走保護部材8内には、小径の接合
芯材22がそれぞれ嵌挿されている。なお、本考案の実
施例の説明における「前方」とは、右打ちのスイング練
習者26の身体前方のことをいい、ゴルフスイング練習
装置の第1支持基枠部5、5は基枠体1の後方に位置し
ており、第2支持基枠部6、6は基枠体1の前方に位置
している。
部材25及び下部基枠部4の下部回動部材30に、スイ
ング軌道ガイド環状体3がバックスイング時には搖動し
ないように、フォロースイング時には搖動自在にかつス
イング後に設定位置に復帰可能に取り付けられており、
金属製管体からなるスイング軌道ガイド環状体3のスイ
ング時ゴルフクラブが摺接滑走する部分に、クラブ滑走
保護部材8がビス18等の固着部材によって取り付けら
れており、スイング軌道ガイド環状体3及びクラブ滑走
保護部材8は分割組立接合自在であり、分割組立られる
接合部分のスイング軌道ガイド環状体3内には接合芯材
21が、またクラブ滑走保護部材8内には、小径の接合
芯材22がそれぞれ嵌挿されている。なお、本考案の実
施例の説明における「前方」とは、右打ちのスイング練
習者26の身体前方のことをいい、ゴルフスイング練習
装置の第1支持基枠部5、5は基枠体1の後方に位置し
ており、第2支持基枠部6、6は基枠体1の前方に位置
している。
【0021】第1支持基枠部5には支持部材2が着脱自
在かつ取付角度と上部支持点の高さが調節自在に取り付
けられており、支持部材2の上端部には上部回動部材2
5を介してスイング軌道ガイド環状体3の上部が揺動自
在に取り付けられている。
在かつ取付角度と上部支持点の高さが調節自在に取り付
けられており、支持部材2の上端部には上部回動部材2
5を介してスイング軌道ガイド環状体3の上部が揺動自
在に取り付けられている。
【0022】下部基枠部4、4には左右2つの下部支持
材28、28が移動自在に嵌合されており、これらの下
部支持材28、28には下部横材29が固着されてい
る。下部横材29のほぼ中間部には下部回動部材30を
介してスイング軌道ガイド環状体3の下部が揺動自在に
取り付けられている。
材28、28が移動自在に嵌合されており、これらの下
部支持材28、28には下部横材29が固着されてい
る。下部横材29のほぼ中間部には下部回動部材30を
介してスイング軌道ガイド環状体3の下部が揺動自在に
取り付けられている。
【0023】スイング軌道ガイド環状体3の上部には、
環状体復帰バネ24が取り外し自在に掛着されておりこ
の環状体復帰バネ24の下端は支持部材2に係着されて
いる。27はゴルフクラブである。
環状体復帰バネ24が取り外し自在に掛着されておりこ
の環状体復帰バネ24の下端は支持部材2に係着されて
いる。27はゴルフクラブである。
【0024】図2、図3及び図4に示すようにスイング
軌道ガイド環状体3は横断面円形の鉄、アルミ等の金属
からなる円形の環状体であり、その外面のスイング練習
者26が振るゴルフクラブ27の摺接する部分には、ク
ラブ滑走保護部材8が一体に取り付け固定されている。
軌道ガイド環状体3は横断面円形の鉄、アルミ等の金属
からなる円形の環状体であり、その外面のスイング練習
者26が振るゴルフクラブ27の摺接する部分には、ク
ラブ滑走保護部材8が一体に取り付け固定されている。
【0025】クラブ滑走保護部材8は、合成樹脂を素材
としスイング軌道ガイド環状体3の径よりも小さい径の
中実の横断面ほぼ円形のものであり、スイング軌道ガイ
ド環状体3の外面のスイング時ゴルフクラブ27が摺接
滑走する部分に、ビス18等のネジ部19を有する固着
部材によってスイング軌道ガイド環状体3と一体となる
ように取付け固定されている。
としスイング軌道ガイド環状体3の径よりも小さい径の
中実の横断面ほぼ円形のものであり、スイング軌道ガイ
ド環状体3の外面のスイング時ゴルフクラブ27が摺接
滑走する部分に、ビス18等のネジ部19を有する固着
部材によってスイング軌道ガイド環状体3と一体となる
ように取付け固定されている。
【0026】スイング軌道ガイド環状体3及びクラブ滑
走保護部材8はスイング軌道ガイド環状体3の中心を通
る線上で上部環状体9、下部環状体10及び上部保護部
材11、下部保護部材12にそれぞれ分割されている。
なお、この実施例においては、スイング軌道ガイド環状
体3の中心を通る線上で上下2つに分割されたものにつ
いて説明するが、スイング軌道ガイド環状体3の中心を
通る線上で3分割、4分割等複数分割し、分割部分を以
下に示すこの実施例の構成とすることができる。しか
し、この場合、スイング軌道ガイド環状体3及びクラブ
滑走保護部材8は上下2点で搖動することができるよう
に基枠体1の支持体2及び下部基枠部4に支持されてい
るので、組立体としてスムースにバランス良く搖動でき
るように構成することが必要であることは言うまでもな
い。
走保護部材8はスイング軌道ガイド環状体3の中心を通
る線上で上部環状体9、下部環状体10及び上部保護部
材11、下部保護部材12にそれぞれ分割されている。
なお、この実施例においては、スイング軌道ガイド環状
体3の中心を通る線上で上下2つに分割されたものにつ
いて説明するが、スイング軌道ガイド環状体3の中心を
通る線上で3分割、4分割等複数分割し、分割部分を以
下に示すこの実施例の構成とすることができる。しか
し、この場合、スイング軌道ガイド環状体3及びクラブ
滑走保護部材8は上下2点で搖動することができるよう
に基枠体1の支持体2及び下部基枠部4に支持されてい
るので、組立体としてスムースにバランス良く搖動でき
るように構成することが必要であることは言うまでもな
い。
【0027】スイング軌道ガイド環状体3のクラブ滑走
保護部材8が取付固定されていない外周面の上部環状体
9及び下部環状体10の分割衝合端部にはボルト15及
びナット16により接合固定されるように継ぎ手部材1
3、14が溶接17等によって取付固定されている。
保護部材8が取付固定されていない外周面の上部環状体
9及び下部環状体10の分割衝合端部にはボルト15及
びナット16により接合固定されるように継ぎ手部材1
3、14が溶接17等によって取付固定されている。
【0028】スイング軌道ガイド環状体3の分割組立ら
れる接合部分7、7の管状の環状体3、3内には、接合
芯材21が嵌挿されている。この場合、一方の管状の環
状体3内に嵌挿される接合芯材21の嵌挿部に接着剤を
塗布し接合芯材21の一方を管状の環状体3内に接着固
定してもよい。またクラブ滑走保護部材8の分割組立ら
れる上部保護部材11、下部保護部材12の接合部分7
の両端には細孔23、23が穿設されており、この細孔
23、23内には小径の接合芯材22が嵌挿されてい
る。そしてこの場合も、一方の細孔23内に接着剤を注
入してその細孔23内に嵌挿される小径の接合芯材22
の一方端を細孔23に接着固定してもよい。また、小径
の接合芯材22の一方の端の外径を細孔23の内径より
も僅かに大きくして圧入固定してもよい。
れる接合部分7、7の管状の環状体3、3内には、接合
芯材21が嵌挿されている。この場合、一方の管状の環
状体3内に嵌挿される接合芯材21の嵌挿部に接着剤を
塗布し接合芯材21の一方を管状の環状体3内に接着固
定してもよい。またクラブ滑走保護部材8の分割組立ら
れる上部保護部材11、下部保護部材12の接合部分7
の両端には細孔23、23が穿設されており、この細孔
23、23内には小径の接合芯材22が嵌挿されてい
る。そしてこの場合も、一方の細孔23内に接着剤を注
入してその細孔23内に嵌挿される小径の接合芯材22
の一方端を細孔23に接着固定してもよい。また、小径
の接合芯材22の一方の端の外径を細孔23の内径より
も僅かに大きくして圧入固定してもよい。
【0029】そして、図5及び図7に示すように前記ス
イング軌道ガイド環状体3のクラブ滑走保護部材8が取
付固定されていない外周面から複数のビス18が、スイ
ング軌道ガイド環状体3に穿設された孔20を貫通して
クラブ滑走保護部材8内に螺入して両者を固定してい
る。
イング軌道ガイド環状体3のクラブ滑走保護部材8が取
付固定されていない外周面から複数のビス18が、スイ
ング軌道ガイド環状体3に穿設された孔20を貫通して
クラブ滑走保護部材8内に螺入して両者を固定してい
る。
【0030】スイング軌道ガイド環状体3の外面のスイ
ング練習者26が振るゴルフクラブ27の摺接する部分
に取付固定されて構成されたクラブ滑走保護部材8は、
スイング軌道ガイド環状体3と共に上下に分割されてお
り、スイング軌道ガイド環状体3の分割組立られる接合
部分7、7に設けられている継ぎ手部材13、14によ
って組立接合されている。そして、分割組立られる接合
部分7は、スイング軌道ガイド環状体3の外周面から複
数のビス18が、スイング軌道ガイド環状体3に穿設さ
れた孔20を貫通してクラブ滑走保護部材8内に螺入し
て両者を固定し、スイング軌道ガイド環状体3の分割組
立られる接合部分7の両端管状体内には、接合芯材21
が嵌挿されており、またクラブ滑走保護部材8の分割組
立られる接合部分7の両端に穿設された細孔23、23
内には小径の接合芯材22が嵌挿されているので、ゴル
フクラブ27が摺接滑走する部分に段差はなく、したが
って摺接滑走するゴルフクラブ27に違和感を感ずるこ
となくスイング練習者26はスムースにしかもゴルフク
ラブ27に傷等を生じさせることなくゴルフクラブ27
を振り抜くことができる。
ング練習者26が振るゴルフクラブ27の摺接する部分
に取付固定されて構成されたクラブ滑走保護部材8は、
スイング軌道ガイド環状体3と共に上下に分割されてお
り、スイング軌道ガイド環状体3の分割組立られる接合
部分7、7に設けられている継ぎ手部材13、14によ
って組立接合されている。そして、分割組立られる接合
部分7は、スイング軌道ガイド環状体3の外周面から複
数のビス18が、スイング軌道ガイド環状体3に穿設さ
れた孔20を貫通してクラブ滑走保護部材8内に螺入し
て両者を固定し、スイング軌道ガイド環状体3の分割組
立られる接合部分7の両端管状体内には、接合芯材21
が嵌挿されており、またクラブ滑走保護部材8の分割組
立られる接合部分7の両端に穿設された細孔23、23
内には小径の接合芯材22が嵌挿されているので、ゴル
フクラブ27が摺接滑走する部分に段差はなく、したが
って摺接滑走するゴルフクラブ27に違和感を感ずるこ
となくスイング練習者26はスムースにしかもゴルフク
ラブ27に傷等を生じさせることなくゴルフクラブ27
を振り抜くことができる。
【0031】
【考案の効果】本考案に係るゴルフスイング練習装置の
スイング軌道ガイド環状体は、振り抜くゴルフクラブに
よって揺動し、スイング練習者に抵抗感を与えることな
く、ソフトでスムースなゴルフスイングの練習をするこ
とができ、容易に且つ確実に分割組立接合ができ、そし
てスイング過程にあるゴルフクラブ滑走時に分割組立ら
れる接合部分の継ぎ目部を円滑に摺動させることがで
き、構造簡単にして運搬、格納、保管に便利であるとい
う効果を有する。
スイング軌道ガイド環状体は、振り抜くゴルフクラブに
よって揺動し、スイング練習者に抵抗感を与えることな
く、ソフトでスムースなゴルフスイングの練習をするこ
とができ、容易に且つ確実に分割組立接合ができ、そし
てスイング過程にあるゴルフクラブ滑走時に分割組立ら
れる接合部分の継ぎ目部を円滑に摺動させることがで
き、構造簡単にして運搬、格納、保管に便利であるとい
う効果を有する。
【0032】本考案に係るゴルフスイング練習装置のス
イング軌道ガイド環状体は、分割組立接合自在のもであ
りながら、クラブ滑走保護部材の分割組み立てられる接
合部分に段差がなく、したがって、スイング練習者は、
摺接滑走するゴルフクラブに違和感を感ずることなくス
ムースにしかもゴルフクラブに傷等を生じさせることな
くゴルフクラブを振り抜くことができるという効果を有
する。
イング軌道ガイド環状体は、分割組立接合自在のもであ
りながら、クラブ滑走保護部材の分割組み立てられる接
合部分に段差がなく、したがって、スイング練習者は、
摺接滑走するゴルフクラブに違和感を感ずることなくス
ムースにしかもゴルフクラブに傷等を生じさせることな
くゴルフクラブを振り抜くことができるという効果を有
する。
【0033】本考案に係るゴルフスイング練習装置のス
イング軌道ガイド環状体は、振られるゴルフクラブは滑
かなクラブ滑走保護部材に沿って滑るように摺接滑走
し、スイング練習者に抵抗感を与えることなく又ゴルフ
クラブに傷を生じさせることなく、スイングの悪癖を矯
正し、スイングプレーンに沿った正しいゴルフスイング
を習得させることができるという効果を有する。
イング軌道ガイド環状体は、振られるゴルフクラブは滑
かなクラブ滑走保護部材に沿って滑るように摺接滑走
し、スイング練習者に抵抗感を与えることなく又ゴルフ
クラブに傷を生じさせることなく、スイングの悪癖を矯
正し、スイングプレーンに沿った正しいゴルフスイング
を習得させることができるという効果を有する。
【0034】本考案に係るゴルフスイング練習装置のス
イング軌道ガイド環状体は、クラブ滑走保護部材が、ゴ
ルフクラブが摺接滑走する部分にスイング軌道ガイド環
状体の径よりも小さい径で中実の合成樹脂製のほぼ円形
のものであるので、ゴルフクラブとの接触面積が小さ
く、したがって滑走するゴルフクラブに対する摩擦抵抗
が小さく、スイング練習者はスムースにゴルフクラブを
振り抜くことができ、スイング練習者にソフトで器具の
使用感を感じさせることなくスイングの悪癖を矯正する
ことができるという効果を有する。
イング軌道ガイド環状体は、クラブ滑走保護部材が、ゴ
ルフクラブが摺接滑走する部分にスイング軌道ガイド環
状体の径よりも小さい径で中実の合成樹脂製のほぼ円形
のものであるので、ゴルフクラブとの接触面積が小さ
く、したがって滑走するゴルフクラブに対する摩擦抵抗
が小さく、スイング練習者はスムースにゴルフクラブを
振り抜くことができ、スイング練習者にソフトで器具の
使用感を感じさせることなくスイングの悪癖を矯正する
ことができるという効果を有する。
【図1】本考案に係るゴルフスイング練習装置の一実施
例の全体を右方向から見た側面図である。
例の全体を右方向から見た側面図である。
【図2】本考案に係るゴルフスイング練習装置のスイン
グ軌道環体全体の背面図である。
グ軌道環体全体の背面図である。
【図3】図2の分割組立られる接合部分を拡大して見た
図である。
図である。
【図4】ゴルフスイング練習装置のスイング軌道環体の
分割組立られる接合部分を正面から拡大して見た図で、
図3の反対面を示すものである。
分割組立られる接合部分を正面から拡大して見た図で、
図3の反対面を示すものである。
【図5】図3のA−A線での断面図である。
【図6】図5のB−B線での断面図である。
【図7】図5のC−C線での断面図である。
1 基枠体 2 支持部材 3 スイング軌道ガイド環状体 4 下部基枠部 7 分割組立られる接合部分 8 クラブ滑走保護部材 21接合芯材 22小径の接合芯材 25上部回動部材 30下部回動部材
Claims (1)
- 【請求項1】 バックスイング時には搖動しないように
フォロースイング時には搖動自在にかつスイング後に設
定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及び下部基
枠部の下部回動部材に取り付けられている金属製管体か
らなるスイング軌道ガイド環状体のスイング時ゴルフク
ラブが摺接滑走する部分にクラブ滑走保護部材が取り付
けられており、スイング軌道ガイド環状体及びクラブ滑
走保護部材は分割組立接合自在であることを特徴とする
ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993076862U JP2601630Y2 (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993076862U JP2601630Y2 (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743345U JPH0743345U (ja) | 1995-08-22 |
JP2601630Y2 true JP2601630Y2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13617466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993076862U Expired - Lifetime JP2601630Y2 (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | ゴルフスイング練習装置のスイング軌道ガイド環状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601630Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-30 JP JP1993076862U patent/JP2601630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743345U (ja) | 1995-08-22 |
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