JP2556434B2 - ゴルフのスイング練習装置 - Google Patents

ゴルフのスイング練習装置

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JP2556434B2
JP2556434B2 JP5153901A JP15390193A JP2556434B2 JP 2556434 B2 JP2556434 B2 JP 2556434B2 JP 5153901 A JP5153901 A JP 5153901A JP 15390193 A JP15390193 A JP 15390193A JP 2556434 B2 JP2556434 B2 JP 2556434B2
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golf
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幸夫 吉下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アドレス時の頭部位置
がスイング時に動かないようにして、クラブヘッドが描
く面に設定されたスイング軌道ガイド環状体に沿ってゴ
ルフのスイング練習をすることができるゴルフのスイン
グ練習装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アドレス時の頭部位置をスイング時に動
かさないこと、及びアドレスした時に肩とクラブヘッド
を結んだ線を半径とし、スイングをした時にクラブヘッ
ドが描く面つまりスイングプレーンに沿ってクラブが振
れていることが、ゴルフスイングの基本であることは、
ゴルファーによく知られていることである。
【0003】特開昭50ー72735号公報には、「ス
ポンジの額当て5をもった額当受軸4をギヤー3により
連結管2に取り付け、前記連結管2を主軸1に蝶ネジ6
によりネジ付し、該主軸1を基台7の基軸8にテーパー
により嵌着し、基台7の正面にマット9とボール10を
載せたボール受杆11を設け、前記基台7の背面に二ま
た状の脚12を固着した打球姿勢矯正機。」が記載され
ている。
【0004】初心者がスイングプレーンに沿ったスイン
グ円弧を描くようにゴルフスイングを習得する練習装置
は、例えば、特開昭60ー111672号公報或いは実
開昭55ー51279号公報に記載されている。
【0005】特開昭60ー111672号公報に記載さ
れているものは、スイングプレーンに沿ってクラブヘッ
ドを正しく走らせる要領を習得できるように、後上方へ
傾斜するリング状のリヤガイドを複数本の支柱によっ
て、傾斜角及び高さを調整できるように基盤上に支持し
たゴルフスイング練習器であり、実開昭55ー5127
9号公報に記載されているものは、径が、少なくともソ
ールされたクラブに当接することができる大きさの円心
リングを、スイングプレーンを描けるように、角度及び
高さを調節自在に支台に枢着したゴルフスイング練習機
である。
【0006】また、ゴルフスイングの面とほぼ一致する
傾斜した支持体がバック及びフォアスイングを通してク
ラブヘッドをガイドする手段を有するゴルフスイング練
習用装置は、例えば、特公昭47ー47743号公報に
記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開昭5
0ー72735号公報に記載されているものは、スポン
ジの額当て5をもった額当受軸4をギヤー3により連結
管2に取り付けたものであるので、スイング練習者がバ
ックスイングからフォロースイングまでを振る時に、ス
ポンジの額当て5やそれを支持する額当受軸4或いは連
結管2に対して、邪魔になるような感じを持ち、つまり
それらの存在感、抵抗感を持ち、スムースにスイングプ
レーンに沿うようにゴルフクラブを振ることができない
という問題を有している。
【0008】また、上記特開昭60ー111672号公
報や実開昭55ー51279号公報に記載されているゴ
ルフスイング練習装置は、スイングプレーンに沿ったス
イング円弧を描くようにゴルフスイングを習得する練習
装置ではあるが、例えば、前記特開昭60ー11167
2号公報に記載されているものは、リング状のリヤガイ
ドとC字状のフロントガイドとによってスイングプレー
ンに沿った隙間を構成し、この隙間にクラブシャフトを
入れて、クラブヘッドをスイングプレーン上にガイドさ
せながらスイングの練習をさせるようにしたもので、バ
ックスイングからフォロースイングまでをスイングプレ
ーンに沿うように設定されたスイング軌道に沿ってクラ
ブを自由に振ることによりゴルフスイングの練習をする
ことができるというものではない。
【0009】また、実開昭55ー51279号公報に記
載されているゴルフスイング練習機は、ソールされたク
ラブに当接することができる大きさの円心リングがスイ
ングプレーンを描くように角度及び高さを調節自在に支
台に枢着されているものであはあるが、円心リングはフ
ォロースイング時にスイングプレーンに沿うようにクラ
ブが振れていないときに、円心リングが振り抜くクラブ
によって揺動するものではないので、フォロースイング
時にスイングプレーンに沿うようにクラブが振れていな
いときに、練習者に強いショック或いは抵抗感を与える
という問題を有するものである。
【0010】また、上記特公昭47ー47743号公報
に記載されているものもゴルフスイングの面とほぼ一致
する傾斜した支持体がバック及びフォアスイングを通し
てクラブヘッドをガイドする手段を有するゴルフスイン
グ練習用装置であり、前記特開昭60ー111672号
公報に記載されているものと同様に、バックスイングか
らフォロースイングまでをスイングプレーンに沿うよう
に設定されたスイング軌道ガイド環状体に沿ってクラブ
を自由に振ることができないばかりか、フォアスイング
軌道部材及びバックスイング軌道部材は支持部材に固定
されており、スイング時にスイングプレーンに沿うよう
にクラブが振れていないときに、ソフトでスムースなゴ
ルフスイングの練習をすることができないというもので
ある。
【0011】また、上記上記特開昭60ー111672
号公報や実開昭55ー51279号公報或いは実開昭5
5ー51279号公報に記載されているものは、ゴルフ
スイング時にスイング練習者に頭部の動きを感知させる
装置を有しておらず、ゴルフスイング練習者にとってス
イングの基本の一つであるゴルフスイング時にスイング
練習者に頭部の動きを感知させることができないもので
ある。
【0012】また、上記特開昭50ー72735号公報
に記載されているものは、スポンジの額当て5をもった
額当受軸4をギヤー3により連結管2に取り付けた打球
姿勢矯正機に過ぎず、バックスイング時には搖動せず、
フォロースイング時には揺動可能であるスイング軌道環
状体が第1支持基枠部に取り付けられた上部支持部材の
上部回動部材と下部基枠部の下部回動部材に取り付けら
れているものではない。
【0013】本発明は、ゴルフスイングの基本の一つで
あるそのゴルフスイング時に、スイング練習者の頭部の
動きを感知させる装置の存在感を持つことなく、抵抗感
なく、自分の頭部の動きを感知することができるととも
に、スイングプレーンに沿うようにゴルフクラブを振る
ことができ、ソフトでスムースなゴルフスイングの練習
をすることができるゴルフのスイング練習装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るゴルフのスイング練習装置において
は、バックスイング時には搖動せず、フォロースイング
時には揺動可能であるスイング軌道環状体が第1支持基
枠部に取り付けられた上部支持部材の上部回動部材と下
部基枠部の下部回動部材に取り付けられており、吹き出
す空気によりスイング練習者に頭部の動きを感知させる
装置が第2支持基枠部に取り付けられている。
【0015】本発明は上記のものにおいて、吹き出す空
気によりスイング練習者に頭部の動きを感知させる装置
は、その設定位置が調節可能に第2支持基枠部に取り付
けられている。
【0016】また、本発明は上記のものにおいて、吹き
出す空気によりスイング練習者に頭部の動きを感知させ
る装置は、送風ファンまたは送風ファンに連通する送風
管にヒーターを有し温風が吹き出すものである。
【0017】
【作用】スイング練習者は、頭部の動きを感知させる装
置の位置をアドレス時の頭部位置に来るように設定し、
スイング軌道ガイド環状体をボールの飛ぶ方向に設定す
ると共に、スイング軌道ガイド環状体の傾斜角度を自分
の身長、使用するクラブの長さを考慮して設定しスイン
グ軌道ガイド環状体の中に入る。
【0018】ボールは、下部基枠部内の下部横材の前方
で且つスイング軌道ガイド環状体の下部のやや前方に置
かれており、スイング練習者はアドレス時に自分の頭部
の額部に設定された頭部の動きを感知させる装置からの
風を感じる位置において、クラブの下方部がスイング軌
道ガイド環状体の外面に設けられたクラブ滑走保護部材
に沿ってバックスイングからダウンスイング、インパク
ト、フォロースイングという一連のゴルフスイングを通
常のスイングのように自由に振って行う。
【0019】上記一連のゴルフスイングにおいて、スイ
ング軌道ガイド環状体はバックスイング時には搖動しな
いようにフォロースイング時には搖動自在にかつスイン
グ後に設定位置に復帰可能に支持部材の上部回動部材及
び下部基枠部の下部回動部材に取り付けられているの
で、フォロースイング時にスイングプレーンに沿うよう
にクラブが振れていないときには、設定されたスイング
軌道ガイド環状体が振り抜くクラブによって揺動し、ス
イング練習者に抵抗感を与えることなく、ソフトでスム
ースなゴルフスイングの練習をすることができる。
【0020】そして、スイング軌道ガイド環状体はバッ
クスイング時には搖動しないようにかつスイング後に設
定位置に復帰することができるように支持部材の上部回
動部材及び下部基枠の下部回動部材に取り付けられてい
るので、例えばカット打等のためにスイングプレーンに
沿っていないスイングをしたときには、スイング軌道ガ
イド環状体が振り抜くクラブによって揺動するので、ス
イング練習者には抵抗感を与えることなくスイングの悪
癖を矯正し、スイングプレーンに沿った正しいゴルフス
イングを習得させることができる。
【0021】基枠体、支持部材及びスイング軌道ガイド
環状体は、使用後簡単に取り外し解体することができる
と共に、ゴルフスイング練習を再開するときには、基枠
体、支持部材及びスイング軌道ガイド環状体を容易に組
み立てることができる。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係るゴルフのス
イング練習装置の一実施例を説明する。図1はゴルフの
スイング練習装置全体を右方向から見た側面図、図2は
ゴルフのスイング練習装置全体を右後方から見た斜視
図、図3はゴルフのスイング練習装置の要部を後方から
見た拡大図、図4はゴルフのスイング練習装置における
支持部材とスイング軌道ガイド環状体との連結状態を示
す一部断面図、図5はゴルフのスイング練習装置におけ
る下部基枠部とスイング軌道ガイド環状体との関係を示
す要部の斜視図、図6はゴルフのスイング練習装置のに
おけるスイング軌道ガイド環状体とジャッキとの取付状
態を示す斜視図、図7はスイング軌道ガイド環状体の横
断面図、図8は第1支持基枠部の上部を部分断面で示す
側面図、図9は第1支持基枠部の上部を前方から見た部
分断面図、図10は第2支持基枠部の上部を一部断面で
示す側面図、そして図11は第2支持基枠部の上部を後
方から見た部分断面図である。
【0023】図1、図2及び図3において、1は基枠体
で、この基枠体1は2本の金属製或いは合成樹脂製のパ
イプをそれぞれ座標系のY軸方向、X軸方向そして前記
Y軸方向と同じ方向に折曲して、第1支持基枠部5、
5、第2支持基枠部6、6、下部基枠部4、4を形成
し、第1支持基枠部5、5、第2支持基枠部6、6の各
先端部をさらにZ軸方向それも互いに向き合うように折
曲して接合端部を形成し、この各接合端部において互い
に結合して、前後方向から見て上方部が短い台形状に構
成されている。なお、本明細書における「前方」とは、
右打のスイング練習者の身体前方のことをいい、本発明
に係るゴルフスイング練習装置の第1支持基枠部5、5
は基枠体1の後方に位置しており、第2支持基枠部6、
6は基枠体1の前方に位置している。
【0024】第1支持基枠部5、5には支持部材2が着
脱自在かつ取付角度と上部支持点の高さが調節自在に取
り付けられており、支持部材2の上端部には上部回動部
材13を介してスイング軌道ガイド環状体3が揺動自在
に取り付けられている。
【0025】下部基枠部4、4には左右2つの下部支持
材9、9が移動自在に嵌合されており、これらの下部支
持材9、9には下部横材8が固着されている。下部横材
8のほぼ中間部にはジャッキ等の下部支持点の高さ調節
部材15、板状支持体36及び下部回動部材14を介し
てスイング軌道ガイド環状体3が揺動自在に取り付けら
れている。
【0026】スイング軌道ガイド環状体3の上部に設け
た第1フック22には、環状体復帰バネ10が取り外し
自在に掛着されておりこの環状体復帰バネ10の下端は
支持部材2に上下動自在に嵌合した管状支持材17に係
着されている。
【0027】スイング軌道ガイド環状体3の上部には補
強バー12が設けられており、支持部材2の上部に嵌合
された管状支持材16にその下端を固定し、バックスイ
ング時の揺動防止部材11の先端に設けた受止材21が
補強バー12の右端部に係合しているので、スイング練
習者43がバックスイングをしたときにゴルフクラブ4
4がスイング軌道ガイド環状体3に当接してもスイング
軌道ガイド環状体3が揺動することはない。
【0028】第2支持基枠部6には管状支持部材57が
上下動自在かつ取付角度が調節自在に取り付けられてお
り、管状支持部材57の折曲上端部にはスイング練習者
に頭部の動きを感知させる装置56が取り付けられてい
る。
【0029】頭部の動きを感知させる装置56は、送風
ファン58に送風管59が固着されたものであり、送風
管59は固定バンド61で管状支持部材57の折曲上端
部に取り付けられている。
【0030】送風ファン58内または送風ファン58に
連通する送風管59内にヒーター(図示せず)が設けら
れており、送風管59の吹き出し口60から温風を吹き
出すことができるようになされている。65は送風ファ
ン58のモータ(図示せず)及びヒータに給電するため
の電源コードである。
【0031】スイング練習者が左打の場合には環状体復
帰バネ10の先端を第2フック23に掛着し、バックス
イング時の揺動防止部材11の先端に設けた受止材21
が補強バー12の左端部に係合させた後、ゴルフスイン
グ練習装置全体を180度回転させることによって左打
をすることができる。
【0032】スイング軌道ガイド環状体3の上部支持点
の高さは、支持部材2の下方に嵌合され第一支持基枠部
5、5の支持部材2の傾斜角度調節管状継手部材19に
固定された高さ調節管状部材18の管内を支持部材2を
上下動させるとともに、支持部材2の傾斜角度調節管状
継手部材19を回動させて決定することができる。
【0033】図3及び図4において、スイング軌道ガイ
ド環状体3の上部のやや後方外周面に溶接等によって固
定されたコ字状部材29の内部に球状体31の球状滑動
面33を滑動する球状体受部材32を設け、球状体31
及びコ字状部材29に穿設した孔35、35に軸30を
挿通し、軸30の両端をナット37、37で固定し、球
状体31の球状滑動面33と球状体受部材32の球状活
動面とを軸30に対して回動自在で且つ左右に揺動自在
にされている。そして、球状体受部材32の端部は棒状
体部34とされており、この棒状体部34は支持部材2
の上端部の管状内部に挿入固定されている。
【0034】支持部材2の上部に嵌合された管状支持部
材16には第1止めネジ24が、又環状体復帰バネ10
の管状支持材17には第2止めネジ25がそれぞれ設け
られており、これら各止めネジ24、25によって前記
各管状支持部材16、17を支持部材2に固定し、上下
動させ或いは支持部材の周りに回動させることができ
る。
【0035】そして、上部支持点の高さ調節管状部材1
8には第3止めネジ26が設けられており、この第3止
めネジ26の操作により支持部材2を高さ調節管状部材
18に固定し、上下動させ或いは支持部材2を高さ調節
管状部材18から引き抜き、挿入させることができる。
なお、55はボールの飛方向表示部である。
【0036】図5及び図6において、下部横材8の中間
部に溶接等で固定した支持板41にジャッキ15等の下
部支持点の高さ調節部材を溶接等で固定し、その頂部3
8に板状支持体36を固定する。
【0037】スイング軌道ガイド環状体3の下部のやや
後方外周面に溶接等によって固定されたコ字状部材29
の内部に球状体31の球状滑動面33を滑動する球状体
受部材32を設け、球状体31及びコ字状部材29に穿
設した孔35、35に軸30を挿通し、軸30の両端を
ナット37、37で固定し、球状体31の球状滑動面3
3と球状体受部材32の球状活動面とを軸30に対して
回動自在で且つ左右に揺動自在にされている。
【0038】球状体受け部材32の端部は棒状体部34
とされており、この棒状体部34は板状支持体36に穿
設された孔37に挿入されている。42はジャッキ15
の上下動作動用ネジ、40はジャッキ15の上下動作動
部である。
【0039】図6及び図7に示すように、スイング軌道
ガイド環状体3は横断面円形の鉄、アルミ等の金属或い
は合成樹脂、強化プラスチック等からなる円形の環状体
であり、その外面のスイング練習者が振るゴルフクラブ
が滑走する部分には、クラブ滑走保護部材7が取付け固
定されている。
【0040】クラブ滑走保護部材7は、合成樹脂を素材
としスイング軌道ガイド環状体3の径よりも小さい径の
線条部39が取付固着部45と一体に形成されている。
そして、取付固着部45がスイング軌道ガイド環状体3
の外面と接触する部分は、スイング軌道ガイド環状体3
の外周の湾曲面に合致するようにその内面が湾曲してお
り、さらにクラブ滑走保護部材7をスイング軌道ガイド
環状体3の外周面に接着剤(図示せず)により取り付け
固定する際の接着効果を上げるために、取付固着部45
は幅広に形成されている。
【0041】図8及び図9により支持部材2の上部支持
点である上部回動部材13の高さ及びスイング軌道ガイ
ド環状体3の傾斜角度の調節について説明する。上部支
持点の高さ調節管状部材18に設けられている第3止め
ネジ26を緩め支持部材2を高さ調節管状部材18内を
上下移動させ、支持部材2の上部支持点である上部回動
部材13の高さを調節する。
【0042】また第1支持基枠部5、5の接合端部49
近傍に溶接等で固定された支持部材2の傾斜角度表示部
材20の長孔52と支持部材2が挿通固定されている上
部支持点の高さ調節管状部材18に溶接等により固定さ
れている傾斜角度調節管状継手部材19の一端に溶接等
で固定されている傾斜角度調節受部材51の長孔53と
に挿通されナット54に螺合されている第4止めネジ2
7の操作により第1支持基枠部5、5の接合端部49の
周りに傾斜角度調節管状継手部材19を回動させて支持
部材2の傾斜角度を調節する。
【0043】この支持部材2の傾斜角度は傾斜角度表示
部材20の目盛りと傾斜角度調節受部材51の長孔53
の端部とにより読み取ることができる。
【0044】図10及び図11により頭部の動きを感知
させる装置56の設定位置の調節及び管状支持部材57
の傾斜角度の調節について説明する。その折曲先端部に
頭部の動きを感知させる装置56が取り付けられている
管状支持部材57を高さ調節管状部材63に設けられて
いる第7止めネジ71を緩め、管状支持部材57を高さ
調節管状部材63内を上下移動させることにより、頭部
の動きを感知させる装置56の高さは調節される。
【0045】第2支持基枠部6、6の接合端部49、4
9近傍に溶接等で固定された支持部材57の傾斜角度表
示部材62の長孔52と支持部材57が挿通固定されて
いる高さ調節管状部材63に溶接等により固定されてい
る傾斜角度調節管状継手部材64の一端に溶接等で固定
されている傾斜角度調節受部材51の長孔53とに挿通
されナット54に螺合されている第6止めネジ70の操
作により第2支持基枠部6、6の接合端部49、49の
周りに傾斜角度調節管状継手部材64を回動させて管状
支持部材57の傾斜角度を調節する。
【0046】この管状支持部材57の傾斜角度は傾斜角
度表示部材62の傾斜角度表示目盛り50と傾斜角度調
節受部材51の長孔53の端部とにより読み取ることが
できる。
【0047】図10及び図11に示し、既に説明したよ
うに2本のパイプを折曲してなる基枠体1の第1支持基
枠部5、5の接合端部49、49及び第2支持基枠部
6、6のそれぞれの接合端部49、49を支持部材2の
傾斜角度調節管状継手部材19及び管状支持部材57の
傾斜角度調節管状継手部材64にそれぞれ挿入して基枠
体1を組み立て、第1支持基枠部5、5及び第2支持基
枠部6、6の上部において軸ピン46に回動自在に取り
付けられている連結材28、28を他方の基枠部に設け
られた係止ピン47に係止切欠部48を係止させて第1
支持基枠部5、5及び第2支持基枠部6、6を組み立て
基枠体1を形成する。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るゴルフのスイング練習装置
は、ゴルフスイング時にスイング練習者特に初心者にと
って容易に知ることができいない自分の頭部の動きの有
無を知ることができ、また送風ファンに連通する送風管
の吹き出し口から空気が吹き出す頭部の動きを感知させ
る装置がスイング練習者のアドレス位置及びバックスイ
ングからフォロースイングまでを振る時のゴルフクラブ
のスイング軌道から離れた位置に設定されているので、
スイング練習者は頭部の動きを感知させる装置の存在感
を持つことなく、抵抗感なくスイングプレーンに沿うよ
うにゴルフクラブを振ることができるという効果を有す
るものである。
【0049】また、本発明に係るゴルフのスイング練習
装置は、スイング練習者に頭部の動きを感知させる装置
が送風ファンに連通する送風管の吹き出し口から空気が
吹き出すものであり、頭部の動きを感知させる装置がス
イング練習者のアドレス位置およびバックスイングから
フォロースイングまでを振る時のゴルフクラブのスイン
グ軌道から離れた位置に設定されており、スイング練習
者の頭部の動きを感知させる装置が送風ファンに連通す
る送風管の空気吹き出し口をスイング練習者の正しいア
ドレス時の額付近に空気が吹き出すように調節できるの
で、スイング練習者の身長、ゴルフクラブの種類に適合
するように設定することができ、スイング練習者は自分
の頭部の動きをなくすようにスイングプレーンに沿った
正しいゴルフスイングを習得することができるという効
果を奏するものである。
【0050】また、本発明に係るゴルフのスイング練習
装置は、スイング練習者に頭部の動きを感知させる装置
が送風ファンまたは送風ファンに連通する送風管にヒー
ターを有し温風が送風管の吹き出し口から吹き出すもの
であるので、冬季、早朝或いは夜間等の気温の低い時に
快適にスイングの悪癖を矯正することができるという効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例の全体を右方向から見た側面図である。
【図2】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例の全体を右後方から見た斜視図である。
【図3】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例における要部を後方から見た拡大図である。
【図4】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例における支持部材とスイング軌道ガイド環状体との
連結状態を一部断面で示す拡大図である。
【図5】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例における下部基枠部とスイング軌道ガイド環状体と
の関係を示す要部の斜視図である。
【図6】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例におけるスイング軌道ガイド環状体とジャッキとの
取付状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例におけるスイング軌道ガイド環状体の横断面図であ
る。
【図8】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例における第1支持基枠部の上部を部分断面で示す側
面図である。
【図9】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一実
施例における第1支持基枠部の上部を前方からみた部分
断面図である。
【図10】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一
実施例における第2支持基枠部の上部を部分断面で示す
側面図である。
【図11】本発明に係るゴルフのスイング練習装置の一
実施例における第2支持基枠部の上部を後方からみた部
分断面図である。
【符号の説明】
1 基枠体 2 支持体 3 スイング軌道ガイド環状体 4 下部基枠部 5 第1支持基枠部 6 第2支持基枠部 13上部回動部材 14下部回動部材 56頭部の動きを感知させる装置 58送風ファン 59送風管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックスイング時には搖動せず、フォロ
    ースイング時には揺動可能であるスイング軌道環状体が
    第1支持基枠部に取り付けられた上部支持部材の上部回
    動部材と下部基枠部の下部回動部材に取り付けられてお
    り、吹き出す空気によりスイング練習者に頭部の動きを
    感知させる装置が第2支持基枠部に取り付けられている
    ことを特徴とするゴルフのスイング練習装置。
  2. 【請求項2】 吹き出す空気によりスイング練習者に頭
    部の動きを感知させる装置は、その設定位置が調節可能
    に第2支持基枠部に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のゴルフのスイング練習装置。
  3. 【請求項3】 吹き出す空気により練習者に頭部の動き
    を感知させる装置は、送風ファンまたは送風ファンに連
    通する送風管にヒーターを有し温風が吹き出すものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のゴルフのスイング
    練習装置。
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