JP2600677B2 - ガス流量制御装置 - Google Patents
ガス流量制御装置Info
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- JP2600677B2 JP2600677B2 JP62124250A JP12425087A JP2600677B2 JP 2600677 B2 JP2600677 B2 JP 2600677B2 JP 62124250 A JP62124250 A JP 62124250A JP 12425087 A JP12425087 A JP 12425087A JP 2600677 B2 JP2600677 B2 JP 2600677B2
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- gas
- flow control
- gas flow
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス器具の操作性を簡単にするとともに部品
点数を削減可能なガス栓装置に関するものである。
点数を削減可能なガス栓装置に関するものである。
従来の技術 現在家庭用ガスコンロにおいて一つのコンロに２つの
バーナを有する器具では一つのバーナに対し一つのガス
栓が設けられ２つのガス栓装置を使用する方法が多く採
用されている。
バーナを有する器具では一つのバーナに対し一つのガス
栓が設けられ２つのガス栓装置を使用する方法が多く採
用されている。
以下図面を参照しながら従来のガス器具栓装置の一例
について説明する。
について説明する。
第５図は従来の２つのバーナを有するガス栓装置を示
すものであり21は外バーナ、22は内バーナであり、それ
ぞれのバーナ21、22にはその上部のガス通路１の弁座部
1aと栓２の弁部2b及び栓２に設けられたバイパス通路12
より流量制御されるガスコック23、24よりガスを供給さ
れる方法が用いられている。
すものであり21は外バーナ、22は内バーナであり、それ
ぞれのバーナ21、22にはその上部のガス通路１の弁座部
1aと栓２の弁部2b及び栓２に設けられたバイパス通路12
より流量制御されるガスコック23、24よりガスを供給さ
れる方法が用いられている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では２つのバーナへの
ガス流量を調節するためには、２つのガス栓装置の栓を
それぞれ動かさなくてはならなく、火力調節の使い勝手
が悪く、しかもガス栓装置が２つ必要なため部品点数が
増加するという問題点があった。
ガス流量を調節するためには、２つのガス栓装置の栓を
それぞれ動かさなくてはならなく、火力調節の使い勝手
が悪く、しかもガス栓装置が２つ必要なため部品点数が
増加するという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するものであり使い
勝手の向上と部品点数の削減を可能にするガス栓装置で
ある。
勝手の向上と部品点数の削減を可能にするガス栓装置で
ある。
問題点を解決するための手段 本発明のガス流量制御装置は１個のガス入口と２個の
ガス出口を有し、前記ガス出口間のガス通路部に径の異
なる複数のテーパ面を形成したガス流量制御本体と、こ
のガス流量制御本体の前記ガス通路内に設け、先端にテ
ーパ部を形成し、かつ軸方向の外周面に外径の異なる複
数の溝を設け、この溝間と、溝とテーパ部間に開口した
先端より軸方向に通じるバイパス路を設け、一つのレバ
ー操作によりガス通路内を軸方向に一定の範囲で動く栓
と、前記複数の溝に設け、前記栓の移動により前記各テ
ーパ面との間で複数のガスシールを行うことにより２個
のガス出口からのガス量を調整するとともに、一方の出
口に通じるガス通路を閉止できるリング状部材を備えて
いる。
ガス出口を有し、前記ガス出口間のガス通路部に径の異
なる複数のテーパ面を形成したガス流量制御本体と、こ
のガス流量制御本体の前記ガス通路内に設け、先端にテ
ーパ部を形成し、かつ軸方向の外周面に外径の異なる複
数の溝を設け、この溝間と、溝とテーパ部間に開口した
先端より軸方向に通じるバイパス路を設け、一つのレバ
ー操作によりガス通路内を軸方向に一定の範囲で動く栓
と、前記複数の溝に設け、前記栓の移動により前記各テ
ーパ面との間で複数のガスシールを行うことにより２個
のガス出口からのガス量を調整するとともに、一方の出
口に通じるガス通路を閉止できるリング状部材を備えて
いる。
作用 この構成により２ケ所のガス出口の流量を、ガス通路
内に設けれらた栓を規制された範囲内で動かすことで同
時に調節することが可能である。
内に設けれらた栓を規制された範囲内で動かすことで同
時に調節することが可能である。
実 施 例 以下本発明の一実施例について第１図〜第４図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第３図はガス栓装置及びバーナの関係を表している。
ガスはパイプ23よりガス栓装置21に供給され、点消火ボ
タン25によりメインシャフト24を押し込みガス流量制御
部１へガスを供給する。ノズル８、９より放出されるガ
ス量は、リニアレバー28をＬ軸28aを中心に回転させ、
栓２を規制された範囲で上下させることにより制御し内
外のバーナ30、31に供給する。図中22は安全弁、26はリ
ニアピン、29はリニアボタンである。
ガスはパイプ23よりガス栓装置21に供給され、点消火ボ
タン25によりメインシャフト24を押し込みガス流量制御
部１へガスを供給する。ノズル８、９より放出されるガ
ス量は、リニアレバー28をＬ軸28aを中心に回転させ、
栓２を規制された範囲で上下させることにより制御し内
外のバーナ30、31に供給する。図中22は安全弁、26はリ
ニアピン、29はリニアボタンである。
第１図はガス流量制御部１の縦断面図である。この流
量制御部１はガス流量制御本体1aと棒状の栓２からな
る。ガス流量制御本体1aは１個のガス入口12と、並設し
た２個のガス出口13、14と、そしてガス入口12とガス出
口13、14間を連通するガス通路部1dからなる。そしてガ
ス通路部1dはガス出口13、14の間の通路においてガス出
口14側より順に径の大きくなるテーパ面1c、1bを有す
る。また、栓２はガス通路1d内に一定の範囲で軸方向へ
移動可能に設けてある。そして、この栓２は先端に弁を
なすテーパ部10を設け、かつこれより軸方向の外周面に
外径の異なる複数の溝2a、2bを設けるとともに溝2aと2b
の間および溝2aとテーパ部10の間にそれぞれ開口６、７
（小孔ともいう）した先端より軸方向に通じるバイパス
路2cを形成している。さらに、溝2a、2bにはテーパ面1
c、1bに当接してシールするＯリングよりなるリング状
部材３、４を設けている。11は栓２のテーパ部10が当接
する主弁座である。８、９は各ガス出口13、14に設けた
ノズルで、第４図の外バーナ31と同バーナ30に通じる。
15はシール用のＯリングからなるパッキングである。
量制御部１はガス流量制御本体1aと棒状の栓２からな
る。ガス流量制御本体1aは１個のガス入口12と、並設し
た２個のガス出口13、14と、そしてガス入口12とガス出
口13、14間を連通するガス通路部1dからなる。そしてガ
ス通路部1dはガス出口13、14の間の通路においてガス出
口14側より順に径の大きくなるテーパ面1c、1bを有す
る。また、栓２はガス通路1d内に一定の範囲で軸方向へ
移動可能に設けてある。そして、この栓２は先端に弁を
なすテーパ部10を設け、かつこれより軸方向の外周面に
外径の異なる複数の溝2a、2bを設けるとともに溝2aと2b
の間および溝2aとテーパ部10の間にそれぞれ開口６、７
（小孔ともいう）した先端より軸方向に通じるバイパス
路2cを形成している。さらに、溝2a、2bにはテーパ面1
c、1bに当接してシールするＯリングよりなるリング状
部材３、４を設けている。11は栓２のテーパ部10が当接
する主弁座である。８、９は各ガス出口13、14に設けた
ノズルで、第４図の外バーナ31と同バーナ30に通じる。
15はシール用のＯリングからなるパッキングである。
上記実施例において、栓２が第１図および第２図ａの
ように最上昇している時、ガス入口12より流入したガス
はガス流路部1dを通り、各ガス出口13、14より流出す
る。
ように最上昇している時、ガス入口12より流入したガス
はガス流路部1dを通り、各ガス出口13、14より流出す
る。
また栓２が下ってゆくにしたがい、まずＯリング３が
テーパ面1cに、次にＯリング４がテーパ面1bに接触し、
その後テーパ面1b、1cにそってガス通路部1d内に入り込
み隙間のシールを行うことにより、ガスはバイパス路2c
を流れ小孔６、及び７によりそれぞれのガス出口13、14
の最小流量を決定する。
テーパ面1cに、次にＯリング４がテーパ面1bに接触し、
その後テーパ面1b、1cにそってガス通路部1d内に入り込
み隙間のシールを行うことにより、ガスはバイパス路2c
を流れ小孔６、及び７によりそれぞれのガス出口13、14
の最小流量を決定する。
第２図は栓２の位置と流量の関係図でありａではガス
出口13を通過するガス量はノズル８、またガス出口14は
ノズル９の径により決定される。ｂではガス出口13は小
孔６により、ガス出口14はノズル９の径により決定され
る。ｃではガス出口13はＯリング４により閉止され、ガ
ス出口14は栓２の先端のテーパ部10と主弁座11の隙間に
より決定される。ｄではガス出口14は小孔７により流量
決定される。
出口13を通過するガス量はノズル８、またガス出口14は
ノズル９の径により決定される。ｂではガス出口13は小
孔６により、ガス出口14はノズル９の径により決定され
る。ｃではガス出口13はＯリング４により閉止され、ガ
ス出口14は栓２の先端のテーパ部10と主弁座11の隙間に
より決定される。ｄではガス出口14は小孔７により流量
決定される。
第４図に、栓２の位置が第２図ａ、ｂ、ｃ、ｄの場合
の各ノズル８、９の流量を示す。
の各ノズル８、９の流量を示す。
発明の効果 以上のように本発明は二つのバーナに供給するガス量
を一つのレバー操作により調節可能なため、操作性に優
れしかも部品点数も削減することができる。さらに片側
のバーナへのガス通路を閉止した状態で他方のバーナへ
のガス量を調節することができ、トータルでみた場合、
流量調節範囲を広くすることができる。
を一つのレバー操作により調節可能なため、操作性に優
れしかも部品点数も削減することができる。さらに片側
のバーナへのガス通路を閉止した状態で他方のバーナへ
のガス量を調節することができ、トータルでみた場合、
流量調節範囲を広くすることができる。
第１図は本発明の一実施例におけるガス流量制御装置の
断面図、第２図ａ〜ｄは本発明の一実施例における流量
制御部の栓の位置と流路の関係を示した断面図、第３図
は同装置を実施した親子バーナの構成図、第４図は栓２
と流量の関係グラフ、第５図は従来の装置を実施した親
子バーナの構成図である。 1a……ガス流量制御本体、1b、1c……テーパ面、1d……
ガス通路、２……栓、３、４……リング状部材、６、７
……小孔、10……テーパ部。
断面図、第２図ａ〜ｄは本発明の一実施例における流量
制御部の栓の位置と流路の関係を示した断面図、第３図
は同装置を実施した親子バーナの構成図、第４図は栓２
と流量の関係グラフ、第５図は従来の装置を実施した親
子バーナの構成図である。 1a……ガス流量制御本体、1b、1c……テーパ面、1d……
ガス通路、２……栓、３、４……リング状部材、６、７
……小孔、10……テーパ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸口 弘幸 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−122219（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−169169（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−175864（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】１個のガス入口と２個のガス出口を有し、
前記ガス出口間のガス通路部に径の異なる複数のテーパ
面を形成したガス流量制御本体と、このガス流量制御本
体の前記ガス通路内に設け、先端に弁をなすテーパ部を
形成し、かつ軸方向の外周面に外径の異なる複数の溝を
設け、この溝間および溝とテーパ部間に開口し、テーパ
部先端より軸方向に通じるバイパス路を設け、一つのレ
バー操作によりガス通路内を軸方向に一定の範囲で動く
栓と、前記複数の溝に設け、前記栓の移動により前記テ
ーパ面との間で複数のガスシールを行うことにより２個
のガス出口からのガス量を調整するとともに、一方の出
口に通じるガス通路を閉止できるリング状部材を備えた
ガス流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62124250A JP2600677B2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | ガス流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62124250A JP2600677B2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | ガス流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63289382A JPS63289382A (ja) | 1988-11-25 |
| JP2600677B2 true JP2600677B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=14880685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62124250A Expired - Fee Related JP2600677B2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | ガス流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600677B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100504470B1 (ko) * | 2002-07-24 | 2005-08-01 | 엘지전자 주식회사 | 가스오븐렌지의 가스절약형 가스밸브 |
| KR101956818B1 (ko) * | 2016-08-23 | 2019-03-11 | 윤진웅 | 가스렌지용 이중 화력조절장치 |
| WO2019164030A1 (ko) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 윤진웅 | 가스렌지용 이중 화력조절장치 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57122219A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-30 | Toshiba Corp | Control valve for combustion |
| JPH044058Y2 (ja) * | 1985-04-09 | 1992-02-06 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP62124250A patent/JP2600677B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63289382A (ja) | 1988-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |