JPS63289382A - ガス流量制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス器具の操作性を簡単にするとともに部品点
数を削減可能なガス栓装置に関するものである。

従来の技術 現在家庭用ガスコンロにおいて一つのコンロに２つのバ
ーナを有する器具では一つのバーナに対し一つのガス栓
が設けられ２つのガス栓装置を使用する方法が多く採用
されている。

以下図面を参照しながら従来のガス器具栓装置の一例に
ついて説明する。

第５図は従来の２つのバーナを有するガス栓装置を示す
ものであり２１は外バーナ、２２は内バーナであり、そ
れぞれのバーナ２１．２２にはその上部のガス通路１の
弁座部１ａと栓２の弁部２ｂ及び栓２に設けられたバイ
パス通路１２より流量制御されるガスコック２３．２４
よりガスを供給される方法が用いられている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では２つのバーナへのガ
ス流量を調節するためには、２つのガス栓装置の栓をそ
れぞれ動かさなくてはならなく、火力調節の使い勝手が
悪く、しかもガス栓装置が３１、−２ ２つ必要なため部品点数が増加するという問題点があっ
た。

本発明はこのような問題点を解決するものであり使い勝
手の向上と部品点数の削減を可能にするガス栓装置であ
る。

問題点を解決するための手段 本発明のガス流量制御装置は１個のガス入口と２個のガ
ス出口を有し、前記ガス出口間のガス通路部に径の異な
る複数のテーパ面を形成したガス流量制御本体と、この
ガス流量制御本体の前記ガス通路内に設け、先端にテー
パ部を形成し、かつ軸方向の外周面に外径の異なる複数
の溝を設け、この溝間と、溝とテーパ部間に開口した先
端より軸方向に通じるバイパス路を設け、カス通路内を
軸方向に一定の範囲で動く棒状の栓と、前記複数の溝に
設け、前記柱の移動により前記テーパ面との間で複数の
ガスシールを行うことにより流路を規制する複数のリン
グ状部材を備えている。

作　　用 この構成により２ケ所のガス出口の流量を、ガス通路内
に設けられた栓を規制された範囲内で動かすことで同時
に調節することが可能である。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図〜第４図を参照し
ながら説明する。

第３図はガス栓装煮及びバーナの関係を表している。ガ
スはパイプ２３よりガス栓装置２１に供給され、点消火
ボタン２５によりメインシャフト２４を押し込みガス流
量制御部１ヘガスを供給する。ノズル８．９より放出さ
れるガス量は、リニアレバー２８をＬ軸２８ａを中心に
回転させ、栓２を規制された範囲で上下させることによ
り制御し内外のバーナ３０．３１に供給する。図中２２
は安全弁、２６はりニアピン、２９はリニアレバーであ
る。

第１図はガス流量制御部１の縦断面図である。

この流量制御部１はガス流量制御本体１ａと棒状の栓２
からなる。ガス流量制御本体１ａは１個のガス人口１２
と、並設した２個のガス出口１３．１４と、そしてガス
人口１２とガス出口１３．５　・、　　′ １４間を連通ずるガス通路部１ｄからなる。そしてガス
通路部１ｄはガス出口１３．１４の間の通路においてガ
ス出口１４側より順に径の大きくなるテーパ面１ｃ、１
ｂを有する。また、栓２はガス通路１ｄ内に一定の範囲
で軸方向へ移動可能に設けである。そして、この栓２は
先端に弁をなすテーパ部１０を設け、かつこれより軸方
向の外周面に外径の異なる複数の溝２ａ１２ｂを設ける
とともに溝２ａと２ｂの間および溝２ａとテーパ部１０
の間にそれぞれ開口６．７（小孔ともいう）した先端よ
り軸方向に通じるバイパス路２ｃを形成している。さら
に、溝２ａ１２ｂにはテーパ面１ｃ１　ｌｂに当接して
シールする０リングよりなるリング状部材３．４を設け
ている。１１は栓２のテーパ部１０が当接する主弁座で
ある。８．９は各ガス出口１３．１４に設けたノズルで
、第４図の外バーす３１と同バーナ３０に通じる。１５
はシール用のＯリングからなるバッキングである。

上記実施例において、栓２が第１図および第２図ａのよ
うに最上昇している時、カス人口１２よ６′・−・ り流入したカスはガス流路部１ｄを通り、各ガス出口１
３．１４より流出する。

また栓２が下ってゆくにしたがい、まず０１Ｊング３が
テーパ面１ｃに、次に□　ＩＪソングがテーパ面１ｂに
接触し、その後テーパ面１ｂ、１ｃにそってガス通路部
１ｄ内に入り込み隙間のシールを行うことにより、ガス
はバイパス路２Ｃを流れ小孔６、及び７によりそれぞれ
のガス出口１３．１４の最小流量を決定する。

第２図は栓２の位置と流量の関係図でありａではガス出
口１３を通過するガス量はノズル８、またガス出口１４
はノズル９の径により決定される。

ｂではガス出口１３は小孔６により、カス出口１４はノ
ズル９の径により決定される。Ｃではカス出口１３は０
リング４により閉止され、ガス出口１４は栓２の先端の
テーパ部１０と主弁座１１の隙間により決定される。ｄ
ではガス出口１４は小孔７により流量決定される。

第４図に、栓２の位置が第２図ａ、ｂ、ｃ、ｄの場合の
各ノズル８．９の流量を示す。

発明の効果 以上のように本発明は二つのバーナに供給するガス量を
一つのレバー操作により調節可能なため、操作性に優れ
しかも部品点数も削減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるガス流量制御装置の
断面図、第２図ａ　−ｄは本発明の一実施例における流
量制御部の栓の位置と流路の関係を示した断面図、第３
図は同装置を実施した親子バーナの構成図、第４図は栓
２と流量の関係グラフ、第５図は従来の装置を実施した
親子バーナの構成図である。 １ａ・・・・ガス流量制御本体、１ｂ、１ｃ・・・・テ
ーパ面、１ｄ・・・・・・ガス通路、２・・・・栓、３
．４・・・・・リング状部材、６．７・・・小孔、１０
・・・・・テーパ部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名／（
Ｌ−嵐量制＃木俸 Ｉｂ、／ｃ−テーパ面面 ／ｃＬ−力゛ス路 ２Ｃ−）くイムバス降 第２図 ｃｏ−）（ｂ） （ｃ）　　　　　　　　　　　　　　（ｄ）第４図 （Ｌ　　ｂ　　Ｃｄ 稔イ立置 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １個のガス入口と２個のガス出口を有し、前記ガス出口
   間のガス通路部に径の異なる複数のテーパ面を形成した
   ガス流量制御本体と、このガス流量制御本体の前記ガス
   通路内に設け、先端に弁をなすテーパ部を形成し、かつ
   軸方向の外周面に外径の異なる複数の溝を設け、この溝
   間および溝とテーパ部間に開口し、テーパ部先端より軸
   方向に通じるバイパス路を設け、ガス通路内を軸方向に
   一定の範囲で動く栓と、前記複数の溝に設け、前記栓の
   移動により前記テーパ面との間で複数のガスシールを行
   うことにより流路を規制する複数のリング状部材を備え
   たガス流量制御装置。