JP2600639C - - Google Patents

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JP2600639C
JP2600639C JP2600639C JP 2600639 C JP2600639 C JP 2600639C JP 2600639 C JP2600639 C JP 2600639C
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【発明の詳細な説明】 【発明の技術分野】本発明は、カメラ、例えば主光学系の繰り出しに連動して副
光学系を撮影光軸上に挿入して焦点距離を変換可能な撮影レンズを有する二焦点
式カメラ、特に主光学系の直後に絞り兼用シヤツタが設けられた二焦点式カメラ
に関する。 【発明の背景】撮影レンズの主光学系を前方へ繰り出し、その主光学系の後方の
光軸上に副レンズを挿入して焦点距離を変えることができるいわゆる二焦点式カ
メラは、例えば特開昭52−76919号、特開昭54−33027号、特開昭58−202431号な
どの公開特許公報により公知である。これらの従来公知の二焦点式カメラの公開
特許公報では露光を制御するシヤツタにつていは何等の言及なされていないが、
そのシヤツタについての提案が特開昭59−19926号公報によつて既に開示されて
いる。 しかしながら、この公知のシヤツタを具備した二焦点式カメラにおいては、主
光学系の周囲にはフオーカシングのための繰り出し機構が設けられ、その主光学
系の直後にシヤツタ駆動機構と絞り兼用シヤツタ羽根とが設けられ、さらに絞り
兼用シヤツタ羽根の後方に副光学系が挿入されるように構成され、シヤツタ駆動
機構の構造が極めて複雑で組立て作業に長い時間と経験とを必要とする。また、
主光学系、シヤツタ装置を囲む外筒は、光軸外の退避位置に在る副光学系のレン
ズ枠をも囲むように四角筒状に形成 されているため、その内部に無駄なスペースが生じ、しかも、その外筒とをカメ
ラ本体との間を光密に遮閉するため、外筒の外側をさらに四角筒のカバーで覆わ
ねばならない欠点が有つた。また、この特開昭59−19926号公報を含む従来公知
の二焦点式カメラにおいては、主光学系を保護するレンズバリアについて何等の
考慮もなされていない。 【発明の目的】本発明は、上記従来の二焦点式カメラの欠点を解決し、焦点距離
変換の際に光軸方向に移動する鏡筒にレンズバリアとシヤツタ駆動部とを内蔵し
、しかもコンパクトで、組立て作業性と操作性の良好な二焦点式カメラを提供す
ることを目的とする。 【発明の概要】本発明は、光学系(6)と、該光学系を保持し光軸方向に進退可能
であり少なくとも収納位置に繰込可能な鏡胴部(6、14、16)と、該鏡胴部が進退
可能な開口部を有するカメラカバー(2)とを含み、前記光学系の前面を少なくと
も2枚の開閉部材によって開閉自在な保護部材(28、29)を、前記鏡胴部(6、14、1
6)の最前面よりも後方に位置するように前記鏡胴部(6、14、16)内に配設させる
と共に、前記鏡胴部(6、14、16)が前記収納位置にあるときには前記カメラカバ
ー(2)の最前面よりも後方に位置するように配設させ、前記光学系(6)を露呈させ
る鏡胴開口(14A)は、その開口形状が左右方向よりも上下方向に短いほぼ矩形形
状をなし、前記保護部材(28、29)は前記鏡胴開口(14A)を前記上下方向に沿って
前記開閉することを技術的要点とするものである。 【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面に基づいて詳しく説明する。図1
および図2は本発明の実施例を示す断面図で、図1はレンズバリアが閉じた収納状
態、図2は主光学系の光軸上に副光学系が挿入された望遠状態を示し、図3は図1
に示す実施例の構成の一部をなす副レンズホルダの拡大断面図、図3、図4、図5
はそれぞれ図1のA−A、B−B、C−C断面図である。図1および図2において
、カメラ本体1は外装ケース2にて覆われ、カメラ本体1の上部1Aには図示されな
い投光レンズと受光レンズとを含む距離検出装置やフアインダー光学系などが設
けられている。撮影レンズの主光学系3の前面には、後で詳しく述べられるレン
ズバリア28、29が開閉可能に設けられ、その主光学系3の後方には副光学系4が撮
影光軸上に挿脱可能に設けられている。また、外装カバー2の上面には、撮影レ
ンズの焦点距離切替えとレンズバリア28、29の開 閉のために操作される焦点距離選択部材5が摺動可能に設けられている。この焦
点距離選択部材5は図7に示すように指標5Aを有し、その指標5Aが外装カバーの
上面に設けられた記号「OFF」に一致すると、レンズバリア28、29は開成され、
指標5Aが広角記号「W」に合致すると、レンズバリア28、29は開成され且つ主光
学系3のみによつて、撮影可能な短焦点距離状態(以下「広角状態」と称する。)と
なる。また、指標5Aが望遠記号「T」に合致すると、後で詳しく述べられる光学
系移動機構が作動して主光学系3が前方に繰り出され、これに伴つて副光学系4が
その主光学系3の後方に挿入されて、主光学系3と副光学系4とによる長い合成焦
点距離状態(以下「望遠状態」と称する)となる。なお、この焦点距離選択操作部材
5には、主光学系3の光軸方向の移動と副光学系4の光軸に直角方向に変位との駆
動源となる可逆モータMを制御する制御回路に焦点距離切替え信号を送るスイツ
チ装置57が連動している(図7参照)。 主光学系3を保持する主レンズ枠6は、シヤツタ基板7にバヨネツト7Aと小ねじ
8Aとにより固設されている。そのシヤツタ基板7は図6に示す如く、3本の小ねじ
8Bにより、また、後で詳しく述べられるレンズ保護カバー装置を支持するバリ
ア基板9(図1参照)は3本の突出足9Aを介して小ねじ8Cによりそれぞれ台板10に
固定されている。この台板10とシヤツタ基板7との間にはステツプモータ11によ
つて駆動される絞り兼用シヤツタ羽根12が設けられている。さらに、台板10の裏
面には、可逆モータMによつて駆動される後述の光学系駆動装置(図8参照)が設
けられ、その光学系移動機構は、台板10を光軸に沿つて移動させ、さらに副光学
系4を支持する副光学系ホルダ13を光軸に直交する方向に変位させるように構成
されている。 その副光学系ホルダ13は、図3な示すように、副光学系4を保持する副レンズ枠
13Aと、この副レンズ枠13Aに螺合する内枠筒13Bと、内枠筒13Bを支持する外
枠13Cと、副レンズ枠13Aの鍔部と内枠筒13Bとの間に設けられた圧縮ばね13D
とから構成されている。副レンズ枠13Aは内枠筒13に螺合しているので、強い圧
縮ばね13Dの付勢力に抗して副レンズ枠13Aを回転させることにより、図2に示
すように副光学系4が主光学系3の光軸に一致して挿入されたときに、両光学系3
、4の間隔を調整することができ、これにより合成焦点距離を容易に所定の値に
設定することが可能となる。 台板10に固定されたバリア基板9の前面には前環14が設けられ、この前環14は
バリア基板9に植設された2本の支柱15A、15B(図5参照)によつて支持されてい
る。バリ ア基板9と前環14の外周とを覆う外筒16の一端は図6に示す如く小ねじ17によつて
台板10に固設され、他端は図1に示す如く前環14に嵌合している。また、バリア
基板9と外筒16との間には黒色軟質のパツキン18Aが設けられ、外筒16の外周は
カメラ本体1の前端に設けられた二重の遮光部材18Bによつて光密的にシールさ
れている。前環14は、バリア基板9と共にレンズ保護カバー装置を支持する前側
基板を構成している。その前環14の中央に設けられた鏡筒開口14Aは、図5中で
破線にて示す如く、光軸を中心とするX−X軸方向(フイルム開口1Bの長辺方向
)に長くY−Y軸方向(フイルム開口1Bの短辺方向)にやや短い矩形の四隅を光軸
を中心として円弧状に角を落としたほぼ六角形に形成されている。 前環14の裏側にはリングギヤ19が回転可能に支持され、そのリングギヤ19には
図5に示すように、互いに180°離れた位置に第1セグメントギヤ部19Aと第2セグ
メントギヤ部19Bとが光軸を中心として対称的に形成されている。さらに第1セ
グメントギヤ部19Aの近傍のリングギヤ外周に、その一対のセグメントギヤ部19
A、19Bの歯型外周よりやや小さい歯型外周を有する第3セグメントギヤ部19C
が形成されている。第1セグメントギヤ部19Aと噛み合う第1ピニオンギヤ20は第
1回動レバー21と一体に形成され、その歯列の一方の側面にはフランジ部20Aが
一体に形成されている。また、第2セグメントギヤ部19Bと噛み合う第2ピニオン
ギヤ22は第2回動レバー23と一体に形成され、その歯列の一方の側面にはフラン
ジ部22Aが一体に形成されている。その第1回動レバー21は第1ピニオンギヤ20と
、また第2回動レバー23は第2ピニオンギヤ22とそれぞれ一体にプラスチツク成形
を可能にするように基部21A、23Aがそれぞれ鍵型に形成されている。また、そ
れぞれ一体に形成された第1ピニオンギヤ20、第1回動レバー21は第2ピニオンギ
ヤ22、第2回動レバー23とは、それぞれ支軸24、25を介してバリア基板9と前環14
との間に回転可能に支持され、さらにリングギヤ19は、フランジ部20A、22Aに
よつてスラスト方向(図1中で右方)の移動を阻止されている。第1回動レバー21と
第2回動レバー23の自由端には、それぞれピン軸26、27を介して第1バリア28と第
2バリア29とが自由に回転できるように保持されている。この第1バリア28と第2
バリア29とは、外周が外筒16の内周半径にほぼ等しい半径の円弧部28a、29aに形
成され、レンズバリア28、29が開成されたときは、それぞれ円弧部28a、29aが外
筒16の内周面に接し、その際、円弧部28a、29aと反対側の直線状の玄部(開口端
縁部)28b、29bは、 フイルム開口1Bの長辺方向(X−X軸方向)に平行になるように構成されている
。この玄部28b、29bは、レンズバリア28、29が閉成されたときは、図5に示すよ
うに光軸上で互いに接し、その際第1バリア28の下端28cは支柱15Aに当接し、ま
た、第2バリア29の右端上縁29cはバリア基板9に植設された制限ピン30に当接し
て、玄部28b、29bの方向が開成時と同じX−X軸方向になるように構成されてい
る。 さらに、前環14には図4に示すように露出計受光窓35が設けられ、その露出計
受光窓35の後方(図4中で右方)には受光素子36が設けられている。また、その受
光窓35は、防塵用の透明プラスチツク板37にて密封されている。受光素子36は、
バリア基板9とシヤツタ基板7との間に設けられたシヤツタ制御回路基板38上に設
けられた受光素子ホルダ39内に図4に示す如く収容されている。このシヤツタ制
御回路基板38はシヤツタ基板7上に適当な間隙をもつて固設され、そのシヤツタ
制御回路基板38上には、受光素子ホルダ39の他に、主レンズ枠6を囲んでそのま
わりに、絞り兼用シヤツタ羽根12を駆動する後述のステツプモータ11や、これを
制御するためのトランジスタT r1 、T r2 、後述の測光用IC95、コンデンサ
C1、C2などの制御回路装置が設けられている。 一方、リングギヤ19の第3セグメントギヤ部19Cと噛み合う第3ピニオンギヤ40
は、図4に示す如く連動軸41に支持され且つフランジ部40Aと一体に形成されて
いる。このフランジ部40Aは、第1ピニオンギヤ20のフランジ部20Aおよび第2ピ
ニオンギヤ22のフランジ部22Aと共にリングギヤ19にスラスト方向(図4中で右方
)の動きを阻止するように構成されている。第3ピニオンギヤ40を支持する連動軸
41は、台板10の裏面に固設されたブラケツト44に回転可能に支持されると共に、
その一端は図4に示すように前環14に回転可能に支持されている。また、連動軸4
1の他端は、ブラケツト44を貫通してその裏側て図4および図7に示す如くカム部
材42を一体に支持している。そのカム部材42は、台板10の移動方向に対して傾斜
したカム面42Aを有し、ねじりコイルばね43により図7中で反時計方向に回動す
るように付勢され、その回動は、レンズバリア28、29が開いて外筒16の内面に当
接したときおよびレンズバリア28、29が閉じて互いに接触したときに制限される
。 カム部材42を回転させる摺動板50は、カメラ本体1に植設された案内ピン51に
案内されて図7中で上下に摺動可能に設けられている。その摺動板50の一端には
、台板10 が図1に示す如く繰り込まれたときに、カム部材42のカム面42Aと係合可能な係
合突起52が図7に示すように折り曲げて形成されていろ。摺動板50は、引張コイ
ルばね53により図7中で上方へ付勢された連動板54およびこの連動板54に植設さ
れた摺動ピン55と係合するカム板56を介して焦点距離選択操作部材5に連動して
いる。そのカム板56には、図7に示す如くカム面56Aを挟んで上下に段差を有す
る上縁56Bと下縁56Cとが形成され、焦点距離選択操作部材5の指標5Aが望遠記
号「T」および広角記号「W」を指示する場合には、下縁56Cが摺動ピン55と係合し
、摺動板50の係合突起52はカム部材42のカム面42Aの光軸に沿う軌道の外に置か
れるが、指標5Aが記号「OFF」を示すように焦点距離選択操作部材5を図7中で
右下方へ移動すると、摺動ピン55が引張コイルばね53の付勢力によりカム面56A
に沿つて上方へ移動して上縁56Bに係合する。この摺動ピン55の上方への移動に
より摺動板50の係合突起52は、上方へ移動してカム部材42のカム面52Aに係合し
、カム部材42と共に連動軸41をねじりコイルばね43の付勢力に抗して図7中で時
計方向に回動させるように構成されている。 一方、台板10および副レンズホルダ13を駆動変位させる可逆モータMは、焦点
距離選択操作部材5に連動するスイツチ装置57およびカメラ本体1に設けられた自
動焦点調調節の距離検出装置58からの信号に基づいて動作するモータ制御回路59
を介して制御される。この場合、焦点調節のためのモータ駆動は、図示されない
レリーズ釦の押圧によつてその動作が開始される。しかし、焦点距離切換えは、
そのレリーズ釦の押圧とは無関係に焦点距離選択操作部材5の操作によるモータ
駆動によつてなされる。その際、台板10は、スイツチ装置57の切換え信号によつ
て、広角状態での至近距離位置を超えて繰り出され、あるいは望遠状態での無限
遠位置を超えて繰り込まれ、その間に副光学系4は光軸上に挿入または光軸上か
ら脱出するように構成される。 図8は、台板10および副レンズホルダ13を駆動する駆動機構を示すために台板1
0を裏側から見た斜視図である。可逆モータMは台板10の裏面上部に固設され、
その回転は減速ギヤヘツド60のベベルギヤ61を介して、他のべベルギヤと一体の
平歯車62に伝達される。この平歯車62と噛み合う駆動歯車63は、台板10に回転可
能に支持され、その中心に設けられた雌リードねじに、カメラ本体1の固定部に
固設され且つ光軸方向に伸びた送りねじ軸64が螺合している。一方、平歯車62の
回転は減速歯車列65を介してカムギヤ66に伝達される。このカムギヤ66の表面に
は正面カム67(図2参照) が設けられ、この正面カム67に副レンズホルダ13の柄部13Eが圧接するように圧
縮コイルばね68によつて付勢されている。焦点距離切替えのための可逆モータM
の回転に応じて正面カム67が回転すると、副レンズホルダ13は正面カム67のカム
形状に応じて光軸に沿つて図1中で右方へ変位し、その後引続いてカムギヤ66の
まわりに図8中で時計方向に回転し、副光学系4が撮影光軸上に移動すると、光軸
に沿つて左方へ変位して副レンズホルダ13の内枠筒13B(図3参照)が台板10の円形
段部10Aに図2に示す如く挿入され、副光学系4が光軸上に固定されるように構成
されている。 図8中で台板10の左側面(図6では右側面)には切欠き溝10Cが設けられ、この切
欠き溝10C内に、カメラ本体1の固定部に固設され且つ光軸方向に長い第1案内軸
70が嵌入され、駆動歯車63が回転しても台板が送りねじ軸64のまわりに回転する
ことが無いように構成されている。また、台板10の裏面に固設されたブラケツト
44には、図8に示すにように軸方向に長く伸びた連動支柱71が突出して設けられ
、この連動支柱71の端面に設けられた貫通孔71aと台板10に設けられた貫通孔10b
(図6参照)とを、カメラ本体1の固定部に固設され且つ光軸方向に伸びた第2案内
軸72が貫通している。その連動支柱71と第2案内軸72とにより、台板10は撮影光
軸に対して垂直に保持され、可逆モータMの回転に応じて、光軸に沿つて前後に
平行移動するように構成されている。また、連動支柱71の側面にはラツク73が設
けられ、そのラツク73に噛み合うピニオン74は、図示されない撮影距離表示装置
、距離検出装置やフアインダー倍率変換機構に連動している。 光軸方向に移動する台板10とカメラ本体1とは、図4および図8に示す如く波形
に折り曲げられたフレキシブルプリント基板75によつて架橋され、このフレキシ
ブルプリント基板75を介して、台板10上の可逆モータM、シヤツタ制御回路基板
38上のステツプモータ11、露出計用受光素子36は、カメラ本体1側の焦点検出回
路装置や露出値演算回路装置等の電気装置に接続されている。 図9は、絞り兼用シヤツタおよびその駆動部の構成を示す斜視図である。絞り
兼用シヤツタ羽根12は2枚の絞り羽根で構成され、それぞれの絞り羽根12A、12
Bは、シヤツタ基板7の裏面に植設された2本のピン80によつて回転可能に支持さ
れている。また、シヤツタ基板7の裏面とわずかな間隙をおいて羽根押え板81が
図1に示すようにシヤツタ基板7上に固設されている。また、それぞれの絞り羽根
12A、12Bに設けられた楕円 孔12Aを貫通する駆動ピン82は、シヤツタ基板7に固設されたピン軸83に回転可
能に支持されたセクターギヤ84のアーム84Aに植設され、駆動ピン82がピン軸83
を中心として図9中で時計方向に回動すると、シヤツタ羽根12は、その回動角度
に応じた絞り径まで開成されるように構成されている。セクターギヤ84に噛み合
うピニオン85は、シヤツタ基板7およびシヤツタ制御回路基板38を貫通する回転
軸87の一端に支持され、その回転軸87の他端にはステツプモータ11のロータ88が
設けられている。 ステツプモータ11は、4極に磁化された永久磁石のロータ88と、コイル89A、8
9Bの巻き付けられた一対のステータ90A、90Bと、これ等を包むモータカバー9
1とから成り、一対のステータ90A、90Bはロータ88を挟んで図6に示す如く左右
対称的に配置されている。また、これを包むモータカバー91は、ほぼ半円形をな
して主レンズ枠6のまわりに配置されている。また、このステツプモータ11は、
図2の示す如くバリア基板9を挟んで、レンズバリアが開成したときの第1バリア2
8と対向するシヤツタ制御回路基板38上の位置に設置され、トランジスタT r1、
T r2、測光用IC95等は、開成されたときの第2バリア29と対向するシヤツタ制
御回路基板38上の位置に配置されている。 図10はステツプモータ11を動作させるための電気系のブロツク図である。ミリ
コンフオトダイオード(SPD)の如き受光素子36にて検出された被写体輝度は測
光用IC95にてデジタル化され演算回路96に送られる。また一方、フイルムパト
ローネに設けられたフイルムの種別やフイルム感度値を示すコードを検出するフ
イルム感度値検出装置97からのデジタル化されたフイルム感度値信号も演算回路
96に送られ記億される。この被写体輝度信号とフイルム感度値信号から、演算回
路において所定のプログラムに基づく絞り値とシヤツタ速度値が算出され、その
算出された露出値は駆動用IC98に送られる。その駆動用IC98からのパルス信
号によりステツプモータ11は制御され、絞り兼用シヤツタが算出された絞り値と
シヤツタ速度値との予め定められた組合せに従つて開閉するプログラムシヤツタ
として作動するように構成されている。この場合、ステツプモータ11のステータ
90A、90Bの磁化方向を交互に変えて磁界を移動させることにより、ロータ88を
正転または送転させることができる。 なお、カメラ本体1のフイルムパトローネ室1Cの側壁には、図4に示すように
、フイルムパトローネの表面に設けられたフイルム感度値等のフイルム情報コー
ドを検知する接触子97Aが突出して設けられている。この接触子97Aによつて検
出された検出信号の うち、フイルム感度値信号はフイルム感度検出装置97によりデジタル化され、カ
メラ本体1側に設けられた演算回路96(図10参照)に送られる。また、ステツプモ
ータ11を制御する駆動用IC98からのパルスの信号はフレキシブルプリント基板
75を介してカメラ本体1側からステツプモータ11に伝達される。さらに、パトロ
ーネ室1Cとフイルム巻取り室1Dおよびフイルムアパーチヤ1Bとは、図1および
図3に示す如く公知の裏蓋99に密閉され、図示されないフイルムパトローネが装
填される際の裏蓋99の閉じ動作により、フイルムパトローネが押圧されたときに
、フイルム情報コード部分に接触子97Aは圧接するように出没可能に設けられて
いる。 次に、上記の如く構成された実施例の動作および作用について説明する。図1
および図5に示す如くレンズバリア28、29が閉じている状態においては、台板10
は繰り込まれ、外筒16はカメラ本体側の外装ケース2内にほぼ収容されている。
この場合、内部にレンズバリア28、29、主光学系3、シヤツタ駆動用ステツプモ
ータ11を内包する外筒16は断面円形に形成されているので、外筒16とカメラ本体
1との間のスキ間からカメラ内部に侵入する光は、カメラ本体1の前端部に設けら
れた二重の遮光部材18Bにより容易且つ完全に遮断され、また、主光学系3と共
に外筒16が図2に示す如く光軸方向に大きく絞り出されてもその光が内部へ侵入
することは無い。 また、図1の如くレンズバリア28、29の閉じ状態においては、焦点距離選択操
作部材5(図7参照)は指標5Aが記号「OFF」と合致する位置(以下「OFF位置」と
称する。)に在り、摺動ピン55は、カム板56の上縁56Bと係合し、摺動板50の係
合突起52は、レンズバリア28、29に連動する連動軸41の一端に固設されたカム部
材42のカム面42Aの基板に図4に示す如く係合している。一方、副光学系4は、図
1および図8に示す如く撮影光軸外の退避位置に置かれている。 図11は、焦点距離選択操作部材5、係合突起52、カム部材42およびレンズバリ
ア28、29の連動関係を示す説明図で、(a)は焦点距離選択操作部材5がOFF位置
に在るときの状態を示し、(b)および(c)は焦点距離選択操作部材5がそれぞれ広
角位置、望遠位置へ移動したときの状態を示す。以下、この図10に従つて、レン
ズバリア28、29の連動機構および撮影レンズ光学系の駆動機構の動作を説明する
。 図11において、焦点距離選択操作部材5がOFF位置に在るときは、(A)に示
すようにレンズバリア28、29は開成されている。この状態から焦点距離選択操作
部材5を広 角位置(記号「W」を示す位置)へ移動すると、カム板56が図7中で左方へ移動する
ので、摺動ピン55はカム面56Aに沿つて下降し下縁56Cに係合する。この摺動ピ
ン55の下降により連動板54は引張コイルばね53の付勢力に抗して下方へ摺動し、
これに連動する摺動板50が図7中で下方へ移動する。従つて、カム部材42のカム
面42Aに圧接している係合突起52が下方へ図11(B)に示す如く退避する。この係
合突起52の下方への変位に応じて、カム部材42は、ねじりコイルばね43(図7参照
)の付勢力により図7中で反時計方向に回動する。このカム部材42の回動は連動軸
41を介して第3ピニオンギヤ40に伝達され、第3ピニオンギヤ40が図7中で反時計
方向(図5中では時計方向)に回動する。 この第3ピニオンギヤ40の回動により、リングギヤ19は光軸を中心として図7中
で時計方向(図5中では反時計方向)に回動する。リングギヤ19のこの回動により
第1ピニオンギヤ20および第2ピニオンギヤ22が共に図7中で反時計方向(図5中で
は時計方向)に回動するので、第1ピニオンギヤ20と一体の第1回動レバー21、第2
ピニオンギヤ22と一体の第2回動レバー23の自由端にそれぞれ回転可能に結合さ
れた第1バリア28と第2バリア29とは、互いに反対方向に変位し、それぞれの外周
の円弧部28a、29a(図5参照)が外筒16の内周面に図2に示す如く当接した位置で停
止する。これにより、レンズバリア28、29は開成され、図11(B)に示す状態とな
る。 一方、焦点距離選択操作部材5がOFF位置から広角(W)位置へ移動すると、
これに連動するスイツチ装置57(図7参照)から撮影レンズを広角状態におく広角
コード信号が可逆モータMを制御するモータ制御回路59に送られる。そこでモー
タ制御回路59は可逆モータMを駆動制御し、台板10と共に主光学系3をわずかに
繰り出し、主光学系3が広角状態での無限遠位置まで変位したときに可逆モータ
Mを停止させる。その際、台板10の広角状態における無限遠位置は、この台板10
と一体に移動する連動支柱71のラツク73(図8参照)と噛み合うピニオン74の回転
に連動する図示されないエンコーダから発信される距離信号によつて決定される
。 次に、広角状態での撮影は、図示されないレリーズ釦を押下することによつて
行われる。このレリーズ釦の押下により、先ず距離検出装置58から被写体に向か
って赤外光が投射されると同時に、モータ制御回路59からの信号により可逆モー
タMが回転する。この可逆モータMの回転は、図8に示すベベルギヤ61、平歯車6
2を介して駆動歯車63 に伝達され、これにより駆動歯車63は反時計方向に回転し、送りねじ軸64のリー
ドに従つて台板10を左方へ繰り出させる。その際、台板10は案内軸70、72に案内
されて光軸に沿つて移動する。さらに、距離検出装置58(図7参照)は、被写体に
投射された投射スポツトの反射光を受光して被写体位置を検出し、その検出信号
をモータ制御回路59に送り、可逆モータをその位置で停止させ、主光学系3の距
離調節が完了する。この距離検出装置58は一般に公知のものと同様であるから、
その構成についての説明は省略する。減速歯車列65を介して回転するカムギヤ66
は、距離調節の際の平歯車62の回転に伴つて図8中で時計方向にわずかに回転す
るが、副レンズホルダ13の腕部13Eが正面カム67の傾斜の無い平坦面に係合して
いるので、副レンズホルダ13は退避位置に不動のまま維持される。 上記の如く、主光学系3の距離調節(焦点調節)のための光軸方向の移動は、台
板10に設けられた駆動歯車63の回転に応じて台板10が光軸方向に移動することに
よつて行われる。そのため、主光学系3のまわりには、通常の撮影レンズの如き
、距離調節用ヘリコイドねじ機構は設けられておらず、主光学系3を保持する主
レンズ枠6の外径は従来公知の二焦点式カメラ用撮影レンズ鏡筒より極めて小径
に形成される。しかし、その周囲を囲む外筒16の内径は、開成状態に在るレンズ
バリア28、29の外周径によつて決定されるので、その外筒16と主レンズ枠6との
間にドーナツツ状の比較的大きくスペースが生じる。このスペース内にステツプ
モータ11、測光用受光素子36や測光用IC95などがそのスペースを有効に利用し
て配置される。 広角状態での自動距離調節が完了すると、次にステツプモータ11が作動を開始
し、絞り兼用シヤツタ12を開閉させる。焦点距離選択操作部材5がOFF位置か
ら広角(W)位置に移動すると、図10中で測光用IC95および演算回路96は直ちに
動作を開始し、被写体輝度に応じた検出信号が受光素子36から測光用IC95に送
られ、ここでその検出信号はデジタルコード化され、演算回路96によりその被写
体輝度に応じた絞り値とシヤツタ速度値が演算され、その結果が演算回路内にメ
モリーされる。このメモリーされた値は、被写体の輝度の変化に応じてその都度
自動修正される。 前述の距離検出装置58の距離検出信号(可逆モータ停止信号)を演算回路96が受
信すると、演算結果に基づく絞り値とシヤツタ速度値はパルス化され、次段の駆
動用IC98に送られる。駆動用IC98はステツプモータ11を駆動制御し、演算回
路96の演算結 果に基づく絞り値とシヤツタ速度値との組合わせに従つてステツプモータ11は、
その絞り値に相当する絞り開口に絞り羽根12A、12Bを閉状態から開かせ、その
シヤツタ速度値に相当する遅れ時間の後に絞り羽根12A、12Bを閉状態に復帰さ
せて露光を終了する。 次に、焦点距離の切替えについて説明する。焦点距離選択操作部材5を図11(C
)に示す如く望遠(T)位置へ移動すると、その移動に応じてスイツチ4装置57(図7
参照)から望遠状態信号がモータ制御回路59に送られ、可逆モータMが回転して
、台板10は広角状態における至近距離位置に超えて望遠状態での無限遠位置まで
繰り出される。その際、カムギヤ66は図8中で時計方向に大きく回転し、正面カ
ム67の傾斜カム面で副レンズホルダ13の腕部13Eが圧縮コイルばね68の付勢力に
抗して図8中で右方へ押し上げられると、副レンズホルダ13はカムギヤ66と共に
時計方向に回転し、撮影光軸と副光学系3の光軸が一致すると、正面カム67のカ
ム面に沿つて光軸に沿つて左方へ移動し、図2に示すように主光学系3の後方に所
定の間隔をもつて設置され、主光学系3と副光学系4とが組合され撮影レンズは合
成焦点距離の長い望遠状態となる。なお、台板10の望遠状態における無限遠位置
もピニオンギヤ74(図8)に連動する図示されないエンコーダーからの距離信号に
よつて決定される。 上記の望遠状態への切替え動作において、焦点距離選択操作部材5が図11(B)
に示す如く広角(W)位置から図11(C)に示す望遠(T)位置へ移動する場合には、
係合突起52はカム部材42のカム面42Aから離れ、レンズバリア28、29は既に完成
状態におかれているので、カム部材42は回転すること無く単に図11(C)に示すよ
うに左方へ台板10と共に移動するのみである。しかし、焦点距離選択操作部材5
を図11(A)に示すOFF位置から広角(W)位置を超えて直接望遠(T)位置に変位
させた場合には、カム部材42は回転しつつ左方へ移動するので、レンズバリア28
、29はこれに応じて開成され、図2および図7に示すように全開される。 なお、この望遠状態においては、外筒16が図2に示す如く外装ケース2の前端か
ら長く突出する。しかし、外筒16は円筒状に形成され、カメラ本体1とのすき間
は2重の遮光部材18Bによつてシールされているので、極めて簡単な構造でカメ
ラ本体1の暗箱内は完全な光密状態に維持される。また、この場合、副レンズホ
ルダ13の外枠13Cは図2に示すように光軸中心に一致して置かれ、カメラ本体1に
当接する恐れが無いから広角 状態および図1に示す如き収納状態において、外枠13Cの一部が台板10の下端縁
から下方へはみ出しても差し支え無い。従つて、外筒6の大きさは、レンズバリ
ア28、29が開成されたときの円弧部28a、29aの位置によつて決定される。そのた
め、外筒6の外周半径は、退避位置に在る副レンズホルダ13には無関係に小さく
設定できる。 副光学系4が図2に示す如く主光学系3の光軸上に挿入され、台板10が望遠状態
での無限遠位置に達すると、可逆モータMは停止する。その後、図示されないレ
リーズ釦を押し下げると、広角状態における撮影と同様にして距離調節が行われ
、距離調節完了と同時に演算回路96(図10参照)で計算された絞り値とシヤツタ速
度値に基づいてステツプモータ11が作動し、絞り兼用シヤツタ羽根12が開閉し、
露出が行われる。 焦点距離選択操作部材5を望遠(T)位置から広角(W)位置に切替えると、可逆
モータMは逆転し、台板10は望遠状態での無限遠位置を超えて繰り込まれ、広角
状態での無限遠位置に達したとき可逆モータは停止する。その間に副レンズホル
ダ13は図1に示すように退避位置まで移動し、主光学系3は広角状態での無限遠位
置に復帰する。そこで、焦点距離選択操作部材5をOFF位置まで移動すると、
摺動ピン55(図7参照)はカム板56のカム面50Aを摺動して引張コイルばね53の付
勢力によつて図7中で上方へ移動し、上縁56Bと係合する。この摺動ピン55の上
昇により、これに連動する摺動板50と一体の係合突起52が上方へ移動する。係合
突起52は、上方への移動により、カム部材42のカム面42Aと係合し、図11(A)に
示すようにカム部材42を回転させてレンズバリア28、29を閉成させる。その間に
、台板10は広角状態での無限遠位置を超えて鏡筒収納位置までわずかに繰り込ま
れてその位置に停止する。 また、焦点距離選択操作部材5を望遠(T)位置から直接OFF位置まで移動す
ると、台板10は鏡筒収納位置まで復帰するが、その復帰の初期に係合突起52は図
11(C)に示す如くカム部材42の光軸方向の動きの軌道L上に挿入(破線52'にて示
す。)されている。そのため、台板10が繰り込まれ、カム部材42が図11(C)中で
右方へ移動すると、カム面52Aが破線(52')位置まで移動した係合突起52と係合
し、さらに右方への移動につれて、カム面42Aが係合突起に押され、カム部材42
は図7中で時計方向に回転する。これにより、レンズバリア28、29は自動的に閉
成される。 上記の実施例においては、絞り兼用シヤツタ羽根12を駆動するシヤツタ駆動装
置としてステツプモータ11を用いたが、ステツプモータに限ること無く、通常の
小型可逆モ ータあるいはマグネツトであつても差支え無い。 以上の如く本発明によれば、光学系の前面を少なくとも2枚の開閉部材によっ
て開閉自在な保護部材(28、29)を、鏡胴部(6、14、16)の最前面よりも後方に位
置するように鏡胴部(6、14、16)内に配設させると共に、鏡胴部(6、14、16)が収
納位置にあるときにはカメラカバー(2)の最前面よりも後方に位置するように配
設させたので、バリア羽根をその開放時鏡筒カバー(14)で隠すことができ、外観
上美麗であり、破損の恐れも少なくなる。さらに、バリア羽根のスペース確保の
ためにレンズ前面から鏡筒カバー前部が出っ張るためフード効果がある。加えて
、少なくとも2枚の開閉部材によって構成されるバリアを鏡胴部内に配設し、か
つ鏡胴部の収納時にはバリアがカメラカバー(2)の前面よりも後方に位置付けら
れるので、鏡胴部の外径をコンパクトにでき、カメラの厚みを薄くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の断面図であり、主光学系が収納位置まで繰り込まれた
状態を示す。 【図2】本発明の実施例の断面図であり、主光学系望遠位置まで繰り出された状
態を示す。 【図3】図1の実施例の副レンズホルダの拡大断面図である。 【図4】図1のA−A断面図である。 【図5】図1のB−B断面図である。 【図6】図1のC−C断面図である。 【図7】図1に示すレンズバリア開閉装置の構成を示す斜視図である。 【図8】図1の台板の裏面に設けられた光学系移動装置部を示す斜視図である。 【図9】図1におけるシヤツタ駆動部の斜視図である。 【図10】図1の実施例の絞り兼用シヤツタの制御回路のブロツク図である。 【図11】図7に示すレンズバリア開閉装置の動作説明図で、(A)、(B)および(C
)は、それぞれ焦点距離選択操作部材がOFF位置、広角位置、望遠位置にある
ときの状態を示す。 【主要部分の符号の説明】 1 カメラ本体 2 外装カバー 3 主光学系 4 副光学系 5 焦点距離選択操作部材 6 主レンズ枠 7 シヤツタ基板 9 バリア基板、 10 台板 11 ステツプモータ(シヤツタ駆動装置) 12 絞り兼用シヤツタ 13 副レンズホルダ 14 前環 16 外筒 28、29 レンズバリア 38 シヤツタ制御回路基板 42 カム部材 52 係合突起 75 フレキシブルプリント基板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】光学系(6)と、該光学系を保持し光軸方向に進退可能であり少なく
    とも収納位置に繰込可能な鏡胴部(6、14、16)と、該鏡胴部が進退可能な開口部
    を有するカメラカバー(2)とを含み、前記光学系の前面を少なくとも2枚の開閉部
    材によって開閉自在な保護部材(28、29)を、前記鏡胴部(6、14、16)の最前面よ
    りも後方に位置するように前記鏡胴部(6、14、16)内に配設させると共に、前記
    鏡胴部(6、14、16)が前記収納位置にあるときには前記カメラカバー(2)の最前面
    よりも後方に位置するように配設させ、前記光学系(6)を露呈させる鏡胴開口(14
    A)は、その開口形状が左右方向よりも上下方向に短いほぼ矩形形状をなし、前
    記保護部材(28、29)は前記鏡胴開口(14A)を前記上下方向に沿って前記開閉する
    ことを特徴とするカメラ。

Family

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