JP2600590B2 - 高能率符号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置

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JP2600590B2
JP2600590B2 JP5290197A JP29019793A JP2600590B2 JP 2600590 B2 JP2600590 B2 JP 2600590B2 JP 5290197 A JP5290197 A JP 5290197A JP 29019793 A JP29019793 A JP 29019793A JP 2600590 B2 JP2600590 B2 JP 2600590B2
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渉 吉川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高能率符号化装置に関
し、特にモノクロあるいはカラーのテレビジョン信号の
動画像高能率符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、第一に、図2に示
すように、符号化部4と可変長符号化部7との間に可変
長符号化データバッファ6を設け、符号化データ5を緩
衝する方法がある。第二に、図3に示すように、符号化
部4と可変長符号化部7との間に符号化データバッファ
6を設け、符号化データ5を緩衝すると共に、単位時間
あたりに符号化データバッファ6に書き込まれる符号化
データ5を計数し、この計数値を表す書き込み信号18
をバッファ蓄積量(即ち、バッファ9内のデータの蓄積
量)11と共に用いて、制御部16にて量子化ステップ
17を求める方法がある。第三に、図4に示すように、
符号化部4と可変長符号化部7との間に符号化データバ
ッファ6を設け、符号化データ5を緩衝すると共に符号
化データバッファ6の蓄積量を監視し、符号化データバ
ッファ蓄積量19をバッファ蓄積量11と共に用いて量
子化ステップ17を求める方法がある。上記第一、第
二、及び第三の方法とも、バッファ蓄積量11や書き込
み信号18の符号化データバッファ書き込み回数や符号
化データバッファ蓄積量19のいずれも多くなれば、量
子化ステップ17を荒くし、発生情報量を低減し、少な
くなれば量子化ステップ17を細かくし、発生情報量を
増加させ、バッファ9からの出力データを一定速度に保
つ。なお、上記第一乃至第三の方法は、本願出願人が平
成5年6月21日に出願した特願平5−148830号
に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法は
次のような欠点がある。
【0004】第一の方法は、可変長符号化速度より速く
符号化データ5が連続して発生した場合、その間処理し
きれない符号化データ5は符号化データバッファ6に蓄
積され、可変長符号化されず、本来発生するはずの符号
量より少ない符号しか発生しないため、バッファ蓄積量
11も本来増加するはずの蓄積量より少なくなる。従っ
てバッファ蓄積量11を用いて量子化ステップ17を求
める際、本来求められるべき量子化ステップ17と食い
違う。
【0005】第二の方法は符号化データバッファ6の単
位時間あたりの書き込み回数を計数し、計数値を表す書
き込み信号18と平均可変長符号長から単位時間あたり
の平均発生情報量を計算し、これを量子化ステップ計算
に用いる事で、第一の方法の問題点である実際の発生情
報量と量子化ステップの食い違いを少なくしているが、
平均可変長符号長はあくまでも平均値であり実際に発生
している情報量と必ずしも一致しないため本来求められ
るべき量子化ステップと食い違う。
【0006】第三の方法は符号化データバッファの蓄積
量を検出しこれと平均可変長符号長から現在可変長符号
化待ちの符号化データがどの程度の情報を発生するかを
計算しこれを量子化ステップ計算に用いる事で第一の方
法の問題点である実際の発生情報量と量子化ステップ1
7の食い違いを少なくしているが、これでも平均可変長
符号長はあくまでも平均値であり実際に発生している情
報量と必ずしも一致しないため本来求められるべき量子
化ステップと食い違うことにはかわりない。
【0007】従って本発明の課題は、量子化ステップ制
御をより最適にできる高能率符号化装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固定速
度で連続に入力される入力データを量子化ステップによ
り量子化し、量子化データを生成する量子化部と、前記
量子化データをランレングス符号化し、ランレングス符
号化データを発生する主符号化部と、前記ランレングス
符号化データを緩衝する符号化データバッファと、この
符号化データバッファの出力データを可変長符号化し、
可変長符号化データを発生する可変長符号化部と、前記
可変長符号化データを緩衝する出力バッファと、この出
力バッファからデータが一定速度で出力されるように、
前記出力バッファ内のデータの蓄積量を使用して前記量
子化ステップを求め、前記量子化部に与える制御部と
を、有する高能率符号化装置において、前記主符号化部
の出力する前記ランレングス符号化データから可変長符
号長を求める可変長符号長生成部と、この可変長符号長
生成部に接続され、単位時間あたりの可変長符号長を積
算した積算値を出力する積算部とを備え、前記制御部
は、前記出力バッファからデータが一定速度で出力され
るように、前記出力バッファ内のデータの蓄積量と前記
積算値とを使用して前記量子化ステップを求め、前記量
子化部に与えることを特徴とする高能率符号化装置が得
られる。
【0009】
【0010】即ち、本発明による高能率符号化装置は、
前記主符号化部の出力する前記符号化データから即時に
可変長符号長を求める可変長符号長生成部と、単位時間
あたりの可変長符号長を積算した積算値を計算する積算
部と、この積算値とバッファ蓄積量とから量子化ステッ
プを求める制御部を有している。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例である。固定速度
で入力される入力データ1は、量子化部2において、量
子化ステップ17に応じ量子化され量子化データ3に変
換される。
【0013】符号化部4では、量子化データ3をランレ
ングス符号化などを行うが、ここでは量子化データが非
0であった場合それ以前に0が出現した回数(ゼロラン
レングス)を計数し、非0データの値とゼロランレング
スの2数値から符号化を行うことを考える。入力データ
1は、あらかじめ冗長度削減をするなどし、0近傍を中
心とする統計的片寄りをもたせておき、また量子化ステ
ップ17を荒くすることによりさらに0に片寄らせる事
ができ、符号量の削減が可能となる。
【0014】符号化部4では、上述のように、ゼロラン
レングス符号化を行い、符号化データ5を得、符号化デ
ータバッファ6に書き込む。符号化データ5は非0計数
値とゼロラン値とから構成される。
【0015】符号化データバッファ6は、符号化データ
5を一時蓄積し、可変長符号化部7へ送出する。符号化
データ5の発生速度が可変長符号化部7の処理速度より
瞬間的に速くても、符号化データバッファ6により一時
蓄積される事により、可変長符号化処理に破綻をきたす
ことはない。
【0016】可変長符号化部7は、符号化データ5を可
変長符号化し、可変長符号化データ8を生成しバッファ
9に書き込む。
【0017】バッファ9は、可変長符号化データ8を蓄
積し、出力データ10を一定速度で出力する。
【0018】可変長符号長生成部12では、符号化デー
タ5をうけとり、即時に可変長符号長13を出力し、積
算部14に送出する。
【0019】積算部14では、可変長符号長13をある
タイムスロット毎に即時積算し、当該タイムスロットの
正確な発生情報量を即時計算する。
【0020】制御部16では、バッファ9内のデータの
蓄積量、即ちバッファ蓄積量11と積算値15を用いて
量子化ステップ17を計算する。バッファ蓄積量11が
増加している場合は、出力データ10の速度に比較し、
可変長符号化データ8の発生速度が速いことを意味し、
この場合データの発生を少なくするため、量子化ステッ
プ17を荒くする。また積算値15はあらかじめわかっ
ている出力データ10の出力速度に比較し、現状のデー
タ発生量が速いのか遅いのかを即時に知る事ができ、上
述の場合と同様に量子化ステップ17を制御することに
より、発生データ量の制御を行う。
【0021】
【発明の効果】可変長符号化部の処理速度が入力データ
の入力速度と同等以上であれば本発明の構成をとる必要
はないが、例えばNTSCなどの映像高能率符号化装置
などにおいては入力データの入力速度と同等以上の可変
長符号化速度を得る事は困難である。それに比較し、本
発明のように、可変長符号長積算であれば積算器のみで
構成でき比較的高速な回路が実現できる。これにより、
量子化制御を最適にでき、例えば画質改善などに有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による高能率符号化装置のブ
ロック図。
【図2】従来の高能率符号化装置のブロック図。
【図3】従来のもう一つの高能率符号化装置のブロック
図。
【図4】従来例の別の高能率符号化装置のブロック図。
【符号の説明】
1 入力データ 2 量子化部 3 量子化データ 4 符号化部 5 符号化データ 6 符号化データバッファ 7 可変長符号化部 8 可変長符号化データ 9 バッファ 10 出力データ 11 バッファ蓄積量 12 可変長符号長生成部 13 可変長符号長 14 積算部 15 積算値 16 制御部 17 量子化ステップ 18 書き込み信号 19 符号化データバッファ蓄積量

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定速度で連続に入力される入力データ
    を量子化ステップにより量子化し、量子化データを生成
    する量子化部と、前記量子化データをランレングス符号
    化し、ランレングス符号化データを発生する主符号化部
    と、前記ランレングス符号化データを緩衝する符号化デ
    ータバッファと、この符号化データバッファの出力デー
    タを可変長符号化し、可変長符号化データを発生する可
    変長符号化部と、前記可変長符号化データを緩衝する出
    力バッファと、この出力バッファからデータが一定速度
    で出力されるように、前記出力バッファ内のデータの蓄
    積量を使用して前記量子化ステップを求め、前記量子化
    部に与える制御部とを、有する高能率符号化装置におい
    て、 前記主符号化部の出力する前記ランレングス符号化デー
    タから可変長符号長を求める可変長符号長生成部と、こ
    の可変長符号長生成部に接続され、単位時間あたりの可
    変長符号長を積算した積算値を出力する積算部とを備
    え、 前記制御部は、前記出力バッファからデータが一定速度
    で出力されるように、前記出力バッファ内のデータの蓄
    積量と前記積算値とを使用して前記量子化ステップを求
    め、前記量子化部に与えることを特徴とする高能率符号
    化装置。
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JPH07143011A JPH07143011A (ja) 1995-06-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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