JP2600516Y2 - 電気・光複合コネクタ - Google Patents

電気・光複合コネクタ

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JP2600516Y2 JP1993059037U JP5903793U JP2600516Y2 JP 2600516 Y2 JP2600516 Y2 JP 2600516Y2 JP 1993059037 U JP1993059037 U JP 1993059037U JP 5903793 U JP5903793 U JP 5903793U JP 2600516 Y2 JP2600516 Y2 JP 2600516Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は交流電力と通信用信号
を同時に伝送する電気・光複合コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】水中において電力や信号の送受を有線で
行う場合、機器とケーブルを接続する水中コネクタを必
要とする。
【0003】例えば、有索式無人潜水機(Remotely Ope
rated Vehicle)、無索式自律型無人潜水機(Autonomous
Underwater Vehicle) 、または有人潜水船(Manned Subm
ersible)などが、水中で海底基地や海中設置機器との間
で電力や信号の送受を行う際には水中コネクタが必要に
なる。
【0004】この水中コネクタとして、従来より陸上で
通常用いられているピン/ソケット形式のコネクタを用
いると、着脱時に導通部(ピン/ソケット)が水中に露
出されるので、絶縁不良を起こす恐れがある。また、
錆、汚れなどによる導通の不安定のような問題もある。
また、導通部の結合を得るためには、極めて精密な動き
のできる位置決め並びに結合機構が必要であり、水中、
特に作業者が直接作業できないような深度においては容
易なものではない。
【0005】そこで、水中コネクタとして使用できるコ
ネクタの先行技術として、交流電力と通信用信号を同時
に伝送するのに、一対の電磁誘導型コネクタアセンブリ
で実現した電気コネクタが本出願人によって提案されて
いる。(特開平2−31405号公報参照)この電気コ
ネクタは、図6に示されるように、一対のコネクタアセ
ンブリA′,B′からなり、各コネクタアセンブリ
A′,B′は、有底円筒状をなすハウジング1a,1b
を有し、このハウジング1a,1bの中に電力用のコア
2a,2bと通信用のコア3a,3bをそれぞれ同心円
状に配し、各コア2a,2b,3a,3bにコイル4
a,4b,5a,5bを装着したもので、両方のコネク
タアセンブリA′,B′が結合、すなわちコネクタが結
合して各コア2a,2b,3a,3bの端面が面接触し
て電磁誘導によって交流電力または交流信号を伝送する
ものである。
【0006】上記構成の電気コネクタでは、電力用、通
信用とも、通常のピン/ソケット差し込み型でなく、コ
ア相互の面接触による電磁誘導方式を採用しているの
で、水中での接続作業時に高精度の位置決めや精密機構
が不要で容易に接続でき、また、接続作業による外傷な
どの恐れが少ないので長寿命であるなどの特徴がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記するよ
うに電磁誘導型の電気コネクタを用いると、交流電力と
交流信号の同時伝送が可能であるが、ハウジング内にお
いて電力用のコアと通信用のコアが接近しているため
に、電力伝送側からの漏洩磁束によって信号伝送側への
ノイズの影響が懸念される。
【0008】また、電磁誘導型の電気コネクタを用いて
交流信号の送受を行う場合、光線式の光コネクタを用い
て信号の送受を行う場合に比べて通信速度の点で劣る面
がある。さらに、電力伝送に電磁誘導型の電気コネクタ
を用い、信号伝送に光線式の光コネクタを用いるとなる
と、各々別個のコネクタを設けることになるので、重
量、スペースの点で不利になる。
【0009】この考案は上述の点に鑑みなされたもので
あって、電力伝送用の電磁誘導型コネクタと通信用の光
線式光コネクタを一体化した特に水中コネクタとして有
用な電気・光複合コネクタタを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案の第1の考案の要旨とするところは、一対
のコネクタアッセンブリを有し、各コネクタアッセンブ
リは、有底筒状のハウジングと、該ハウジング内に軸線
を一致させ、且つ、端面をハウジング端面に一致させて
配装した断面U状をなす環状コアと、該コア内に装着し
たコイルと、ハウジング中心部に端面をハウジング端面
に略一致させて配装され、光ファイバを接続した光コネ
クタ口体と、該光コネクタ口体内に光ファイバ端に対応
して配装され、対向する光ファイバ端間に光線を伝達す
るための光拡散形のレンズまたは光収束形のレンズを備
えたことを特徴とする電気・光複合コネクタにあり、第
2の考案の要旨とするところは、一対のコネクタアッセ
ンブリを有し、各コネクタアッセンブリは、有底筒状の
ハウジングと、該ハウジング内に軸線を一致させ、且
つ、端面をハウジング端面に一致させて配装した断面U
状をなす環状コアと、該コア内に装着したコイルと、ハ
ウジング中心部に端面をハウジング端面に略一致させて
配装され、光ファイバを接続した光コネクタ口体と、該
光コネクタ口体内に光ファイバ端に対応して配装され、
対向する光ファイバ端間に光線を伝達するための光拡散
形のレンズまたは光収束形のレンズを備えた電気・光複
合コネクタにおいて、各コネクタアセンブリのハウジン
グ外周に結合位置決め機構を設けたことを特徴とする電
気・光複合コネクタにあり、第3の考案の要旨とすると
ころは、一対のコネクタアッセンブリを有し、各コネク
タアッセンブリは、有底筒状のハウジングと、該ハウジ
ング内に軸線を一致させ、且つ、端面をハウジング端面
に一致させて配装した断面U状をなす環状コアと、該コ
ア内に装着したコイルと、ハウジング中心部に端面をハ
ウジング端面に略一致させて配装され、光ファイバを接
続した光コネクタ口体と、該光コネクタ口体内に光ファ
イバ端に対応して配装され、対向する光ファイバ端間に
光線を伝達するための光拡散形のレンズまたは光収束形
のレンズを備え、各コネクタアセンブリのハウジング外
周に結合位置決め機構を設けた電気・光複合コネクタに
おいて、一方のコネクタアセンブリの取付け部材に、コ
ネクタを結合状態に保持する固縛機構を設けたことを特
徴とする電気・光複合コネクタにある。
【0011】
【作用】コネクタが結合して両方のハウジング内のコア
端面が面接触し、電磁誘導によって電源側から負荷側へ
交流電力が効率よく伝送される。一方、光コネクタ口体
同志が結合して対向する光ファイバ端間で光線式に信号
伝達が行われ、電力伝送ラインからの電磁界の影響を受
けることなく、送信側および受信側間に光信号が伝送さ
れ、高速通信ができる。
【0012】また、コネクタが結合するに当たって、結
合位置決め機構により正確な位置決めがなされるので、
水中での無人化接続作業を容易にする。さらに、コネク
タが結合したあと、固縛機構により結合状態が保持され
るので、外部からの圧力などによって結合が外れるよう
なことがない。
【0013】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1はこの考案の第1の考案の実施例を示
す断面図、図2は一方のコネクタアセンブリの正面図で
ある。
【0015】図において、A,Bは一対のコネクタアセ
ンブリを示す。
【0016】両方のコネクタアセンブリA,Bは基本構
成を同じくし、有底円筒状をなすハウジング6a,6b
を有する。
【0017】各ハウジング6a,6bには、断面U字状
にしてコイル装着用溝を形成した環状コア7a,7bを
配装している。コア7a,7bはハウジング6a,6b
と軸線を一致させ、且つ、端面をハウジング6a,6b
端面に一致させている。なお、コア7a,7bは、周方
向に分割された複数のコア片の組み合わせからなり、コ
ア片は磁性材料でその製造時において選択の上製造した
ものである。また、コア7a,7bはハウジング6a,
6bに対して直接的に保持されている。
【0018】各コア7a,7bにはそれぞれにコイル8
a,8bを装着する。このコイル8a,8bは環状に形
成されてコア7a,7bのコイル装着用溝内に収嵌さ
れ、一方のコイル8aを1次コイルとして電源側の電線
9aに接続し、他方のコイル3bを2次コイルとして負
荷側の電線9bに接続している。
【0019】各ハウジング6a,6bの中心部に光コネ
クタ口体10a,10bを配装し、この光コネクタ口体
10a,10bの端面をハウジング6a,6b端面にほ
ぼ一致させている。
【0020】光コネクタ口体10a,10bには、それ
ぞれ光信号を伝送する各2本の光ファイバ11a,11
b,12a,12bを接続し、送信側と受信側の光ファ
イバ端を対向させ、対向する光ファイバ端間では光線式
に信号伝達を行うようにしている。ここで、発光側の光
ファイバ11a,12b端に対応しては光拡散形のレン
ズ13を、また、受光側の光ファイバ11b,12a端
に対応しては光収束形のレンズ14を配装している。
【0021】なお、光コネクタ口体10a,10bはハ
ウジング6a,6b内中央部に適宜の保持部材を用いて
保持され、ハウジング6a,6b内に形成される空間に
は絶縁油などの液体15を充填し、水中コネクタとして
外部水圧とハウジング6a,6b内圧をバランスさせる
ためにハウジング6a,6b内と外部の均圧機構(ベロ
ーズ形式のものなど)を連結管16を介して連結してい
る。
【0022】上記構成において、コネクタが結合した状
態、すなわち、一対のコネクタアセンブリA,Bが結合
した状態で、コア6a,6b端面が結合し、電源側のコ
イル8aに交流電力が供給されて磁界を発生し、コア7
a,7bにより形成された磁路を介して負荷側のコイル
8bに電圧、電流を誘起して電力が伝送される。こうし
て負荷側へ伝送される交流電力は負荷への電力供給を行
ったり、あるいは整流器を用いて直流に変換したあと、
蓄電池への充電を行ったりされる。
【0023】一方、光コネクタ口体10a,10bが結
合して、送信側制御装置などからの信号は電気/光変換
器(E/O)により光信号に変換され、この光信号は光
ファイバ11a,11b,12a,12bを介し光コネ
クタ口体10a,10bを経て受信側に伝送される。こ
うして受信側に伝送された光信号は、光/電気交換器
(O/E)により電気信号に変換されて受信側制御装置
(受信側機器)へ伝送される。
【0024】然して、光コネクタ口体10a,10bが
結合して、送信側と受信側の光ファイバ端が対向し、信
号伝達する上から発光側の光ファイバ11a,12b端
における光信号による発光は、光拡散形のレンズ13に
より光線の放射角を任意に拡げられたあと、コネクタ外
の媒質(水、海水など)を伝搬して対向する光収束形の
レンズ14に入射し、この光収束形のレンズ14に入射
した光線が受光側の光ファイバ11b,12a端に収束
されて伝送される。
【0025】なお、上記する実施例では双方向送信を考
えて、光コネクタ口体10a,10bに対して各2本の
光ファイバ11a,11b,12a,12bを接続して
2組の通信経路を構成しているが、片方向通信でけで良
い場合は、発光部(又は受光部)を有する単一の通信経
路のものでよい。
【0026】図3はこの考案の第2の考案の実施例を示
す斜視図である。
【0027】この第2の考案は、上記する第1の考案に
おけるコネクタ結合において、無人化結合を確実にする
ために、結合位置決め機構17を設けたものである。
【0028】この結合位置決め機構17として一方のコ
ネクタアセンブリAに対してハウジング6bの端部に誘
導用ラッパ口体18を設けるとともに、ラッパ口体18
端からハウジング外側面に掛けて軸線方向に誘導用キー
溝19を設け、この誘導用キー溝19に嵌合するキー2
0を他方のハウジング6aの外側面に設けたものであ
る。
【0029】この考案のものは、比較的単純な構造であ
りながら、コネクタが結合するに当たって、ラッパ口体
18によってキー付き側のコネクタを誘導するととも
に、コネクタが結合して軸線まわりに角変位がなく位置
決めを確実にするもので、電磁誘導状態が変化すること
はなく、良好な効率で交流電力の伝送を行い、また、信
号伝達も減衰の少ない的確な伝送を実現する。
【0030】図4はこの考案の第3の考案の実施例を示
す一部を欠除した正面図である。
【0031】この第3の考案は、上記する第2の考案に
おける結合位置決め機構17の他に、コネクタの結合状
態を保持する固縛機構21を設けたものである。
【0032】この固縛機構21は、一方のコネクタアセ
ンブリBが取付けられる取付け部材22に設けられる。
固縛機構21の主要構成は、抑え金具23と固縛機構本
体部24からなり、抑え金具23はその基部寄りのとこ
ろを取付け部材22に突設した支持部材25に枢着し、
抑え金具23先端にコネクタ向けに係止部26を設け、
抑え金具23基部と取付け部材22間に、係止部26を
係止方向に付勢するばね27を介装している。固縛機構
本体部24は抑え金具23とコネクタアセンブリBとの
間に配装され、固縛機構本体部24は体内から出没する
ロッド28を有し、ロッド28先端を抑え金具23の中
間側面に臨ませたもので、流体圧または電気的に動作し
てロッド28先端を抑え金具23に摺接させてばね27
に抗して係止部26を離脱方向に押動させるものであ
る。なお、この固縛機構21はコネクタ回り複数個所に
設けられる。
【0033】図5は固縛機構を電気的に自動制御化した
例を示す回路図である。
【0034】図において、電源端子29から電力が供給
される電磁コイル30には、常開リレー接点31aと常
閉リレー接点32aを直列接続している。電源端子29
に対して前記常開リレー接点31aのリレー31とリー
ドスイッチ33を直列接続するとともに、外部からの切
命令で「ON」操作されるスイッチ34と前記常閉リレ
ー接点32aのリレー32を直列接続してこれを前記リ
レー31とリードスイッチ33の回路に並列接続してい
る。
【0035】そして、前記電磁コイル30は図4に示す
固縛機構本体部24に組み込まれ、前記結合位置決め機
構17のキー20の先端部に磁石35を取付け、この磁
石35に対応して誘導用キー溝19の底部近くにリード
スイッチ33を設ける。
【0036】コネクタが結合する前の状態では、電磁コ
イル30は励磁されておらず、この状態ではロッド28
は上方へ突出し、従って、抑え金具23はコネクタから
外れた位置にあるものとしておく。
【0037】コネクタが結合して磁石35が誘導用キー
溝19に差し込まれると、リードスイッチ33が「O
N」となってリレー31の動作により常開リレー接点3
1aを「ON」にし、電磁コイル30を励磁させる。こ
の電磁コイル30の励磁によりロッド28が引っ込み、
ばね27力 (縮み勝手) によって抑え金具23がコネク
タ側に傾倒してコネクタを抑えて固定する。つまり、抑
え金具23の係止部26がコネクタアセンブリAのハウ
ジング6aに係止する。
【0038】固定を外す時は、外部からの切命令により
スイッチ34を「ON」操作すると、リレー32が動作
して常閉リレー接点32aを「OFF」にして励磁コイ
ル30の励磁が切れ、ロッド28が突出して抑え金具2
3をコネクタから外す。
【0039】なお、上記する固縛機構21としては、要
するに、コネクタを結合状態に保持し、また、コネクタ
が離脱した状態から再結合するに際して邪魔しないよう
にするものであればよく、この条件を満たすものであれ
ば、駆動源として電磁コイル30の他にステップモータ
や油圧シリンダなどを用いることができる。
【0040】また、この考案の電気・光複合コネクタ
は、水中コネクタとして使用できるだけでなく、陸上な
どにおいてさまざまな態様で使用される電気・光複合コ
ネクタとしての使用も可能なものである。
【0041】
【考案の効果】上記構成からなるこの考案によれば、次
のような効果を奏する。
【0042】(1) 電力供給は、一対のコネクタアセ
ンブリに配装した電力用コアの端面を結合させて磁気結
合させる電磁誘導方式を採用しているので、水中コネク
タとして強固な結合を要せず、面接触だけで効率のよい
電力伝送を可能とする。従って、作業者が直接に結合お
よび切り離し作業のできない水深が大きい環境下におい
ても容易に使用でき、また、水中での錆の発生を防ぎ、
絶縁低下などの問題がなく、長寿命である。
【0043】(2) 信号伝送は、光通信方式を採用し
ているので、電力伝送ラインからのノイズの混入による
電磁誘導型妨害を避けることができる。しかも、光通信
の有する大容量、高速の通信能力が利用でき、映像や数
値データの高速通信が可能となる。
【0044】(3) 電力伝送用の電磁誘導型電気コネ
クタと信号伝送用の光線式光コネクタの2つのコネクタ
を一体化したので、各々別個のコネクタを設ける場合に
比べてスペース、重量の点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1の考案の実施例を示す断面図
である。
【図2】 一方のコネクタアセンブリの正面図である。
【図3】 この考案の第2の考案の実施例を示す斜視図
である。
【図4】 この考案の第3の考案の実施例を示す一部を
切除した正面図である。
【図5】 固縛機構の動作回路図の実施例である。
【図6】 従来の電気コネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
6a…ハウジング 6b…ハウジング 7a…コア 7b…コア 8a…コイル 8b…コイル 10a…光コネクタ口体 10b…光コネクタ口体 11a…光ファイバ 11b…光ファイバ 12a…光ファイバ 12b…光ファイバ 13…レンズ 14…レンズ A…コネクタアセンブリ B…コネクタアセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/36 G02B 6/38 H01F 38/14

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のコネクタアッセンブリを有し、各
    コネクタアッセンブリは、有底筒状のハウジングと、該
    ハウジング内に軸線を一致させ、且つ、端面をハウジン
    グ端面に一致させて配装した断面U状をなす環状コア
    と、該コア内に装着したコイルと、ハウジング中心部に
    端面をハウジング端面に略一致させて配装され、光ファ
    イバを接続した光コネクタ口体と、該光コネクタ口体内
    に光ファイバ端に対応して配装され、対向する光ファイ
    バ端間に光線を伝達するための光拡散形のレンズまたは
    光収束形のレンズを備えたことを特徴とする電気・光複
    合コネクタ。
  2. 【請求項2】 一対のコネクタアッセンブリを有し、各
    コネクタアッセンブリは、有底筒状のハウジングと、該
    ハウジング内に軸線を一致させ、且つ、端面をハウジン
    グ端面に一致させて配装した断面U状をなす環状コア
    と、該コア内に装着したコイルと、ハウジング中心部に
    端面をハウジング端面に略一致させて配装され、光ファ
    イバを接続した光コネクタ口体と、該光コネクタ口体内
    に光ファイバ端に対応して配装され、対向する光ファイ
    バ端間に光線を伝達するための光拡散形のレンズまたは
    光収束形のレンズを備えた電気・光複合コネクタにおい
    て、各コネクタアセンブリのハウジング外周に結合位置
    決め機構を設けたことを特徴とする電気・光複合コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 一対のコネクタアッセンブリを有し、各
    コネクタアッセンブリは、有底筒状のハウジングと、該
    ハウジング内に軸線を一致させ、且つ、端面をハウジン
    グ端面に一致させて配装した断面U状をなす環状コア
    と、該コア内に装着したコイルと、ハウジング中心部に
    端面をハウジング端面に略一致させて配装され、光ファ
    イバを接続した光コネクタ口体と、該光コネクタ口体内
    に光ファイバ端に対応して配装され、対向する光ファイ
    バ端間に光線を伝達するための光拡散形のレンズまたは
    光収束形のレンズを備え、各コネクタアセンブリのハウ
    ジング外周に結合位置決め機構を設けた電気・光複合コ
    ネクタにおいて、一方のコネクタアセンブリの取付け部
    材に、コネクタを結合状態に保持する固縛機構を設けた
    ことを特徴とする電気・光複合コネクタ。
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