JP2600406Y2 - 電気刺激装置 - Google Patents
電気刺激装置Info
- Publication number
- JP2600406Y2 JP2600406Y2 JP1993008917U JP891793U JP2600406Y2 JP 2600406 Y2 JP2600406 Y2 JP 2600406Y2 JP 1993008917 U JP1993008917 U JP 1993008917U JP 891793 U JP891793 U JP 891793U JP 2600406 Y2 JP2600406 Y2 JP 2600406Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- microcomputer
- pulse
- different polarities
- drive pulse
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は電気刺激装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】生体より、脈波等の生体信号を検出し、
この生体信号から、心臓の活動情報に於ける特定区間、
主に拡張期を分析検出し、この期間に電気刺激を導子を
介して生体に加え、これを長時間繰り返す電気刺激装置
により、体内の循環活動を妨害することなく、著しい血
行促進作用、代謝促進作用、並びに痩身作用を得ること
を可能とした。
この生体信号から、心臓の活動情報に於ける特定区間、
主に拡張期を分析検出し、この期間に電気刺激を導子を
介して生体に加え、これを長時間繰り返す電気刺激装置
により、体内の循環活動を妨害することなく、著しい血
行促進作用、代謝促進作用、並びに痩身作用を得ること
を可能とした。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、生体と
装置とのインタフェースである導子の面積にはごく限り
があり、しかも刺激が有効に与えることができる部分は
導子の周辺に集中してしまう等、美容痩身効率を上げる
為に必要な広範囲に及ぶ刺激は未だ充分ではない。
装置とのインタフェースである導子の面積にはごく限り
があり、しかも刺激が有効に与えることができる部分は
導子の周辺に集中してしまう等、美容痩身効率を上げる
為に必要な広範囲に及ぶ刺激は未だ充分ではない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本考案は、複
数の電気刺激出力部と各々に対応した導子を配置し、各
電気刺激が交互に位相差を持って出力させることによ
り、筋肉への刺激の空間的方向を変化させ、しかもより
広範囲に刺激を与えることを実現した。
数の電気刺激出力部と各々に対応した導子を配置し、各
電気刺激が交互に位相差を持って出力させることによ
り、筋肉への刺激の空間的方向を変化させ、しかもより
広範囲に刺激を与えることを実現した。
【０００５】
【０００６】次に図１に示す実施例について説明する。
(１)は、脈波センサであり、光電変換器、圧電変換器等
より形成され、耳たぶ、指先等に装着使用される。(２)
は、拡張期信号検出手段であり、脈波信号を入力し、該
脈波信号から心臓の拡張期を検出し、この期間を示す信
号を出力する拡張期検出手段である。この拡張期を示す
信号の検出方法は、特に限定されないが、例えば電気的
に検出しやすい収縮期をまず検出し、この収縮期を基準
として拡張期を算出する方法が示される。(30)は、マイ
コンであり、内蔵したプログラムに基ずいて少なくとも
５つのドライブパルスを出力する。１つは、昇圧用の数
ＫＨｚ〜数十ＫＨｚの高周波ドライブパルスであり、そ
の他の４つは低周波パルス発生用ドライブパルスであ
る。(201)は、スイッチング素子であり、トランジスタ
ＦＥＴ等によって構成される。（202)は、インダクタで
あり、トランス、コイル等によって構成される。(203)
は、コンデンサであり、昇圧パルスを蓄積する。(204)
(205)は、逆流防 止用ダイオードである。(41)(42)は極
性変換能力を有するスイッチング手段であり、図示の通
り、４つのスイッチング素子(206)(207)(208)(209)で構
成されている。(42)は、その内容を省略したが、(41)と
同じ構成を有するものとする。(411)(412)は導子Ａを構
成し、人体に貼着又は当接使用され、電気刺激用出力を
人体に加える為のインタフェースである。(421)(422)は
導子Ｂを構成し、導子Ａ(411)(412)と同様のものであ
る。これら導子は、主に導電性粘着ゲル（組成例 特願
平２年第６４３０３号）、カーボンシート等の導電性部
材が一例として示されるが特に限定はされない。
(１)は、脈波センサであり、光電変換器、圧電変換器等
より形成され、耳たぶ、指先等に装着使用される。(２)
は、拡張期信号検出手段であり、脈波信号を入力し、該
脈波信号から心臓の拡張期を検出し、この期間を示す信
号を出力する拡張期検出手段である。この拡張期を示す
信号の検出方法は、特に限定されないが、例えば電気的
に検出しやすい収縮期をまず検出し、この収縮期を基準
として拡張期を算出する方法が示される。(30)は、マイ
コンであり、内蔵したプログラムに基ずいて少なくとも
５つのドライブパルスを出力する。１つは、昇圧用の数
ＫＨｚ〜数十ＫＨｚの高周波ドライブパルスであり、そ
の他の４つは低周波パルス発生用ドライブパルスであ
る。(201)は、スイッチング素子であり、トランジスタ
ＦＥＴ等によって構成される。（202)は、インダクタで
あり、トランス、コイル等によって構成される。(203)
は、コンデンサであり、昇圧パルスを蓄積する。(204)
(205)は、逆流防 止用ダイオードである。(41)(42)は極
性変換能力を有するスイッチング手段であり、図示の通
り、４つのスイッチング素子(206)(207)(208)(209)で構
成されている。(42)は、その内容を省略したが、(41)と
同じ構成を有するものとする。(411)(412)は導子Ａを構
成し、人体に貼着又は当接使用され、電気刺激用出力を
人体に加える為のインタフェースである。(421)(422)は
導子Ｂを構成し、導子Ａ(411)(412)と同様のものであ
る。これら導子は、主に導電性粘着ゲル（組成例 特願
平２年第６４３０３号）、カーボンシート等の導電性部
材が一例として示されるが特に限定はされない。
【０００８】次に動作を図２を参照して詳細に説明す
る。脈波センサ(１)は、図２(１)で示す脈波信号を耳た
ぶあるいは指先から検出する。この脈波信号は、拡張期
信号出力手段(２)に入力され、図２(２)に示す拡張期パ
ルスを出力する。マイコン(30)は、このパルス信号を入
力し、スイッチング素子(201)に高周波パルスを出力す
る。スイッチング素子(201)は、このパルスに基づきオ
ン、オフを繰り返す。スイッチング素子(201)がオンす
ると、インダクタ(202)に励磁電流が流れる。更にスイ
ッチング素子(202)がオフしようとすると励磁電流が流
れた分エネルギィが蓄積されている為、インダクタ(20
2)はこれをオフさせない方向に、しかもオフという急峻
な変化に比例した昇圧パルスを出力する。この電圧は10
0Ｖ 〜 200Ｖに匹敵する。この励磁電流量は、スイッチ
ング素子(201)がオンする時間に対応し、マイコン(30)
の出力するドライブパルスのパルス間隔又はパルス幅で
示すことができる。 尚、スイッチング素子(201)の性
質によって、パルス間隔、パルス幅、のどちらでオンす
るかで異なってくる。次にマイコン(30)は、スイッチン
グ素子(206)(208)に図２(３)で示す低周波パルスを出力
する。スイッチング素子(206)(208)はオンし、コンデン
サ(203)に蓄積された電気エネルギィを出力端(411)(41
2)に放電する。次にマイコン(30)は、スイッチング素子
(207)(209)に図２(４)で示す低周波パ ルスを出力する。
この時、コンデンサ(203)に充電されたエネルギィは、
出力端(411)(412)に出力されるが、前の放電によって形
成された低周波刺激パルスと極性が逆になっている。ス
イッチング手段(41)が低周波刺激パルスを出力した後、
同じ様にマイコン(30)は、図２(６)図２(７)で示すパル
スをスイッチング手段(42)に出力する。スイッチング手
段(42)を構成するスイッチング素子は、図２(８)で示す
様な双極性パルスを出力する。マイコン(30)から、出力
されるパルス図２(３)(４)と図２(６)(７)は、位相差を
有していることから、低周波刺激パルスも同じ位相差を
有しており、交互に人体を刺激することを可能としてい
る。尚、低周波刺激パルスの出力態様は、様ざまであ
り、特に限定されるものではない。
る。脈波センサ(１)は、図２(１)で示す脈波信号を耳た
ぶあるいは指先から検出する。この脈波信号は、拡張期
信号出力手段(２)に入力され、図２(２)に示す拡張期パ
ルスを出力する。マイコン(30)は、このパルス信号を入
力し、スイッチング素子(201)に高周波パルスを出力す
る。スイッチング素子(201)は、このパルスに基づきオ
ン、オフを繰り返す。スイッチング素子(201)がオンす
ると、インダクタ(202)に励磁電流が流れる。更にスイ
ッチング素子(202)がオフしようとすると励磁電流が流
れた分エネルギィが蓄積されている為、インダクタ(20
2)はこれをオフさせない方向に、しかもオフという急峻
な変化に比例した昇圧パルスを出力する。この電圧は10
0Ｖ 〜 200Ｖに匹敵する。この励磁電流量は、スイッチ
ング素子(201)がオンする時間に対応し、マイコン(30)
の出力するドライブパルスのパルス間隔又はパルス幅で
示すことができる。 尚、スイッチング素子(201)の性
質によって、パルス間隔、パルス幅、のどちらでオンす
るかで異なってくる。次にマイコン(30)は、スイッチン
グ素子(206)(208)に図２(３)で示す低周波パルスを出力
する。スイッチング素子(206)(208)はオンし、コンデン
サ(203)に蓄積された電気エネルギィを出力端(411)(41
2)に放電する。次にマイコン(30)は、スイッチング素子
(207)(209)に図２(４)で示す低周波パ ルスを出力する。
この時、コンデンサ(203)に充電されたエネルギィは、
出力端(411)(412)に出力されるが、前の放電によって形
成された低周波刺激パルスと極性が逆になっている。ス
イッチング手段(41)が低周波刺激パルスを出力した後、
同じ様にマイコン(30)は、図２(６)図２(７)で示すパル
スをスイッチング手段(42)に出力する。スイッチング手
段(42)を構成するスイッチング素子は、図２(８)で示す
様な双極性パルスを出力する。マイコン(30)から、出力
されるパルス図２(３)(４)と図２(６)(７)は、位相差を
有していることから、低周波刺激パルスも同じ位相差を
有しており、交互に人体を刺激することを可能としてい
る。尚、低周波刺激パルスの出力態様は、様ざまであ
り、特に限定されるものではない。
【０００９】
【考案の効果】上述の通り本考案は、広範囲に及ぶ刺激
を与え、且つ、この電気刺激により様々な方向に筋肉が
動くことから、痩身作用を著しく高めることが可能とな
る。
を与え、且つ、この電気刺激により様々な方向に筋肉が
動くことから、痩身作用を著しく高めることが可能とな
る。
【図１】本考案の一実施例を示す図。
【図２】図１で示した実施例の動作を説明する図。
１ 脈波センサ ２ 拡張期信号検出手段30 マイコン 41 電気刺激出力手段Ａ 42 電気刺激出力手段Ｂ 411、412 導子Ａ421、422 導子Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】生体信号を検出する為の検出手段、前記検
出手段で検出された生体信号中より心臓の活動情報に於
ける特定区間を検出するための特定区間検出手段、前記
特定区間信号を入力し、この入力と所定のプログラムに
基づいて当該特定区間に少なくとも４つの出力端からド
ライブパルスを出力するマイクロコンピュータ、 前記
マイクロコンピュータから出力された第１のドライブパ
ルスに対応して一つの刺激パルスを形成し、前記マイク
ロコンピュータから出力された第２のドライブパルスに
対応して一極性が異なる刺激パルスを形成し、これらの
極性の異なる刺激パルスを組み合わせて一対の導子より
出力する電気刺激出力部、前記マイクロコンピュータか
ら出力された第３のドライブパルスに対応して一つの刺
激パルスを形成し、前記マイクロコンピュータから出力
された第４のドライブパルスに対応して一極性が異なる
刺激パルスを形成し、これらの極性の異なる刺激パルス
を組み合わせて他の一対の導子より出力する他の電気刺
激出力部、 よりなる電気刺激装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993008917U JP2600406Y2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電気刺激装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993008917U JP2600406Y2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電気刺激装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661254U JPH0661254U (ja) | 1994-08-30 |
| JP2600406Y2 true JP2600406Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=11706015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993008917U Expired - Lifetime JP2600406Y2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電気刺激装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600406Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5599264A (en) * | 1979-01-23 | 1980-07-29 | Tokyo Electric Co Ltd | Pulse stimulating device |
| JPS55166164A (en) * | 1979-06-14 | 1980-12-25 | Advance Kk | Method of conducting stimulating current by low frequency current stimulator |
| JPS5849159A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-03-23 | 井上 徳造 | 低周波電流交互発振装置 |
| JPH069618B2 (ja) * | 1989-02-01 | 1994-02-09 | 株式会社アドバンス | 電気刺激装置 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP1993008917U patent/JP2600406Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0661254U (ja) | 1994-08-30 |
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