JP2600028Y2 - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2600028Y2
JP2600028Y2 JP1992047961U JP4796192U JP2600028Y2 JP 2600028 Y2 JP2600028 Y2 JP 2600028Y2 JP 1992047961 U JP1992047961 U JP 1992047961U JP 4796192 U JP4796192 U JP 4796192U JP 2600028 Y2 JP2600028 Y2 JP 2600028Y2
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Japan
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bumper
groove
showcase
plate
opening
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JP1992047961U
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English (en)
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JPH06203U (ja
Inventor
克徳 渡辺
Original Assignee
中野冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は商品陳列用のオープンシ
ョーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】オープンショーケースは主としてスーパ
ーマーケットなどの商品の陳列用に用いられているが、
商品運搬用の台車や利用客が購入商品を運ぶためのショ
ッピングカートがショーケースの商品出入開成部下部の
前板部に取付けられた化粧パネルなどに当たって傷を付
け、外観を損ねることが多かった。
【0003】そこで図4に示す従来の多段式オープンシ
ョーケースのように、ショーケース本体21の前板部2
1aの下部にステンレス製フォーミング材板などよりな
るバンパー25を取付けることにより前板部21aの化
粧パネル27などを保護していた。
【0004】バンパー25は、図5に示すように前縁部
25aにアールが付され、上下端縁が木ねじ26a、2
6bなどによって前板部21aの下部に固定されてい
る。かくすることにより、ショッピングカートなどが当
たってもこのバンパーの前縁部25aがまずこの衝撃を
受け、化粧パネル27には傷が付かないようにしてい
た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このようなショーケー
スのバンパーは一度傷が付いたりへこんだりしてしまう
と修復が困難であり、バンパーのみを取替えるにも手間
や費用を要するものであった。また、バンパーが金属製
のものであるためショッピングカートなどの接触物にも
傷を付けていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために、本考案のオープンショーケースはケース本
体の商品出入用前面開成部の下端に続く下部前板部に、
上下方向の幅が間口は狭く、奥部にかけて広い溝を横幅
一杯に形成した外装板を設け、前記溝内に、後部の上下
方向の幅が大で、後面部を二つ割りに形成し、この後面
部に弾性拡開力が付与され、しかも後部近傍の内面に切
込溝を形成した略くの字状の帯板よりなる合成樹脂製バ
ンパーを、その前縁部を外装板の前面よりも若干突出せ
しめて嵌め込んでなる構造のものとしてある。
【0007】
【作用】バンパーは、後面部に上下方向の拡開力が付与
されているが、この拡開力に抗して後面部の高さを縮め
ることにより外装板の溝に添って指で押さえながら押し
込むことができる。押し込まれたバンパーは弾性により
後面部が拡開して、前方へ抜けないよう溝に取り付けら
れる。また、バンパーの上下の各後部近傍の内面には切
込溝を形成してあるので、バンパーを外装板へ押し込む
際、切込溝でバンパーの後部はくびれ易く、外装板への
バンパーへの装着を手際よく行える。外装板に取付けら
れたバンパーの前縁部は外装板よりもショーケース本体
前面方向へ突出させられているので、接触物はこのバン
パーに当たり、バンパーがこの衝撃を吸収するとともに
外装板を衝撃から保護し、また、バンパーは弾性を有す
る合成樹脂材製であるので、バンパー自体にもカート等
の接触物にも傷が付きにくい。バンパーの取り外しは、
溝内へドライバの先を入れてバンパーの一部を溝から出
し、この溝から出された部分を持って引っ張ることによ
り容易に行える。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係るオープンショーケースの
一具体例を図1〜3に基づいて詳細に説明する。図1、
2はそれぞれショーケース本体の正面図およびII−I
I線断面図であり、図中の符号1はショーケース本体、
2は商品出入用開成部、3は商品陳列用の棚、4は架台
を示している。
【0009】ショーケース本体1の商品出入用前面開成
部2の下端縁に続く下部前板部1aには上部外装板6
a、中部外装板6b、下部外装板6cよりなる外装板が
横幅一杯に設けられている。
【0010】前記中部外装板6bには衝撃吸収用のバン
パー8が取付けられており、その取付状態を図3に拡大
して示す。すなわち、中部外装板6bの前面長手方向に
はバンパー8取付用の蟻溝7が横幅方向一杯に設けられ
ており、この蟻溝7は前面(外側)から奥部(内側)に
向かって上下方向に広くなるように形成されている。し
かして中部外装板6bは、上下辺部および前記蟻溝7の
奥壁7aが木ねじ9、9等で下部前板部1aに固定され
ている。
【0011】バンパー8は適度の弾性を有する合成樹脂
材よりなり、断面がくの字状の横長のもので、アールを
付された前縁部8aを前方(外側)に向けて外装板の前
面よりも突出させるとともに、後面部は二つ割りになっ
ていて、その弾性拡開力を有する開口端縁8b、8bを
蟻溝7の上下壁部7b、7bへ弾性を利用して当接させ
ることにより中部外装板6bに取り付けられており、図
中の符号8c、8cは開口端縁8b、8bを蟻溝7の奥
壁7aへ容易に装着し、かつ安定よろしく当接させるた
に開口端縁8b、8bの近傍内面に形成した切込溝で
ある。
【0012】なお、図示において符号10はケース本体
の前記商品出入用開成部にエアカーテンを形成するため
の空気送風路11内に設けた冷却器で、冷却器からの冷
却空気は開成部上縁の吹出口12から吹き出されて開成
部にエアカーテンを形成し、その空気は開成部下縁の吸
入口13に吸い込まれ、送風機14により冷却器10へ
送られ、再冷却されて吹出口から吹き出される。また、
図中の符号1bはショーケース本体の側板、5は手摺を
示している。
【0013】このように構成されたバンパー8を中部外
装板6bへ取付ける際には、開口端縁8b、8b付近の
外側面を指で押さえる。
【0014】かくすることにより開口端縁8b、8b間
の縦方向寸法がバンパー8の弾性に抗して小となり、こ
の状態でバンパーを開口端縁側から中部外装板6bの蟻
溝7内へ嵌め込む。
【0015】次にバンパーから指を放すと、バンパー自
身の弾性復元力により開成部8bの縦方向寸法が大とな
って上下の開口端縁8b、8bが蟻溝7の上下壁部7
b、7bへ当接する。
【0016】なお、バンパーを清掃、交換などのために
取外す際は、例えばドライバーを蟻溝へ挿入してバンパ
ーの一部をこじあけるようにして蟻溝から外し、あとは
引っ張るだけで容易にバンパーを取り出せる。
【0017】ショッピングカートなどの接触物がショー
ケース前面にぶつかったばあいには、バンパー8の前縁
部8aがまずこの接触物に触れ、接触時の衝撃を弾性に
よって自ら吸収するとともに、開口端縁8b、8bにこ
の衝撃を分散して逃がし、ショーケース前面の前板部1
aや化粧パネル9などを保護する。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、カートなどの接触物は
バンパーの前縁部に当たるので、ショーケースの化粧パ
ネルに傷が付くのを防止されるとともに、合成樹脂材製
のバンパーを外装板の溝へ嵌合させるものとなっている
ので、バンパーの着脱、交換が可能であり、しかもバン
パーのみの交換ができて交換費用も少なくてすむ。
【0019】また、バンパーは弾性を有する合成樹脂材
製のものであるので、接触物に傷を付けずに衝撃を吸収
し、しかもバンパー自体にも傷が付きにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ショーケース全体を示す正面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】バンパー取付け状態を示す拡大断面図。
【図4】従来のショーケースを示す縦断側面図。
【図5】同上のバンパー部を示す図。
【符号の説明】
1 ショーケース本体 1a 前板部 1b 側板 2 商品出入用開成部 3 棚 4 架台 5 手摺 6a、6b、6c 外装板 7 蟻溝 7a 奥壁 7b 上下壁部 8 バンパー 8a 前縁部 8b 開口端縁 8c 溝 9 木ねじ 10 冷却器 11 空気送風路 12 吹出口 13 吸入口 14 送風機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体の商品出入用前面開成部の下端
    に続く下部前板部に、上下方向の幅が間口は狭く、奥部
    にかけて広い溝を横幅一杯に形成した外装板を設け、前
    記溝内に、後部の上下方向の幅が大で、後面部を二つ割
    りに形成し、この後面部に弾性拡開力が付与され、しか
    も後部近傍の内面に切込溝を形成した略くの字状の帯板
    よりなる合成樹脂製バンパーを、その前縁部を外装板の
    前面よりも若干突出せしめて嵌め込んでなるオープンシ
    ョーケース。
JP1992047961U 1992-06-16 1992-06-16 オープンショーケース Expired - Lifetime JP2600028Y2 (ja)

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JP1992047961U JP2600028Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 オープンショーケース

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Publication Number Publication Date
JPH06203U JPH06203U (ja) 1994-01-11
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JPS5730063U (ja) * 1980-07-30 1982-02-17
JPH0546706Y2 (ja) * 1988-11-19 1993-12-07

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