JP2599969Y2 - 容器保持具 - Google Patents

容器保持具

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JP2599969Y2
JP2599969Y2 JP1993055854U JP5585493U JP2599969Y2 JP 2599969 Y2 JP2599969 Y2 JP 2599969Y2 JP 1993055854 U JP1993055854 U JP 1993055854U JP 5585493 U JP5585493 U JP 5585493U JP 2599969 Y2 JP2599969 Y2 JP 2599969Y2
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JP
Japan
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base
container
handrail
horizontal portion
container holder
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Application number
JP1993055854U
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English (en)
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JPH0726336U (ja
Inventor
美智子 吉田
Original Assignee
吉田製薬株式会社
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁面から一定の間隔を
おいて平行に位置する手摺り等に設置される容器保持具
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に市販されている容器の内容物を取
り出す時は、一方の手で容器を持ち、あるいは押えても
う片方の手で容器の内容物を取り出することを行ってい
るが、病人、子供あるいは手の不自由な人は、両手で容
器を扱うことが困難である。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】そこで本考案は、
容器等を簡単に取り付け、保持し、このような体を思う
ように動かすことができない人々にとって、少しでも容
器の扱いを容易にするための容器保持具を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案に係る容器
保持具は、上部に容器を保持する受け台と、壁面に当接
する背面部とを有する基体を備え、該基体の前面に突出
して下面を手摺り等に載置される水平部を形成すると共
に、該水平部の下方に傾斜して前記手摺り等に当接する
傾斜金具を有し、該金具を前後方向に移動して前記基体
に固定する締付けつまみを前記水平部の上部に設けた構
成を特徴とする。
【0005】
【作用】従って、本考案に係る容器保持具は、上端部に
受け台を取り付けた基体の背面部を壁面に当接させ、基
体の前面に突出している水平部の下面を手摺り等に載置
し、手で締付けつまみを前後方向に移動させることで水
平部の下方に傾斜している金具を手摺り等に当接させた
後、更に、手で締付けつまみで締付けることにより金具
と水平部の下面は手摺り等を挾持固定し、受け台は基体
を介して手摺り等に据え付けられる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照に
して説明すると、図1は基体1の上端部に、容器等を保
持する受け台2及びトレイ3を載せるトレイホルダー4
を取り付ける手順を示している。受け台2及びトレイ3
は軽量で丈夫な樹脂で形成されており、トレイホルダー
4はリング状に形成された線材にL字型の掛け具を溶接
したもので、L字型の掛け具の下端部が、受け台2に線
対称に形成された2つの突起物に設けられた穴の何れか
一方に選択的に挿入されて、トレイホルダー4は受け台
2に保持される。受け台2は、その一側に係止溝5を有
する係止部6を形成しており、基体1の上端部に形成さ
れている被係止片7は、その係止溝5に沿って係止部6
に挿入されて着脱自在に係止される。この様にして受け
台2は基体1に固定される。
【0007】また、図3に示されるように、受け台2は
様々な容器やその他のものを保持することができる。受
け台2は円形であることから円柱状の容器8をしっかり
と保持することができる。受け台2は更に、その内壁に
それぞれが対称的に配置されるように4つの溝9を設け
ており、これら溝9により四角柱状の容器10は確実に
保持される。
【0008】更に、基体1は、図1に示されているよう
に、横断面略トの字型の形状であり、壁等の平面に当接
する垂直な背面部11と、その略中央から前方に突設す
る水平部12と、背面部11と水平部12との付け根の
辺りに滑らかに形成されているスロープ部13と、背面
部11の上端に形成された被係止片7とを備え、更に、
スロープ部13に形成された細長い溝状の長穴14を介
して締付けつまみ15と螺合している金具16は、水平
部12の下方にあって、図2のように水平部12との間
に手摺り17を挾んで固定する。なお、締付けつまみ1
5は締付け前は、溝状の長穴14の長手方向に移動可能
である。
【0009】基体1は、金具16と締付けつまみ15を
除き、トレイ3や受け台2と同質の軽くて丈夫な樹脂で
形成されているが、金具16は、図4および図5に示さ
れているように一枚の板状部材をへの字型に曲げて形成
したものである。この金具16は、締付けつまみ15と
螺合して一体化されているため、締付けつまみ15が、
長穴14を移動することで位置を調節することが可能で
あり、締付けつまみ15を締めることにより金具16の
角度を変えることができる。即ち、締付けつまみ15を
締める位置を長穴14のどの位置にするかにより、金具
16をポール状手すり17やプレート状の手すり18に
どのくらい押付けるかが決められ、その押付力により金
具16が変形されて容器保持具の保持される力が加減さ
れる。金具16は、第1図に示すように垂直方向から下
方に向かって前方に傾斜しており、第4図および第5図
では金具16がポール状手すり17やプレート状の手す
り18に押付けられてほぼ垂直方向にその傾斜角度が変
更されている。
【0010】従って、図4および図5のように、据え付
ける対象物が、ポール状の手摺り17であっても、また
プレート状の手摺り18であっても、容器保持具をしっ
かりと固定することができ、基体1の背面部11を壁に
当て、締付けつまみ15の位置を移動して金具16が手
摺り17,18の背面に当たるように調節し、締付けつ
まみ15をしっかり締めることによって、金具16は基
体1の水平部12と共に手摺り17,18を挾み込み、
容器保持具は手摺りと壁の間に図2のように固定され
る。なお、手摺りおよび壁と当接する金具の表面や、基
体の水平部の裏面、および基体に背面部には、当接する
部分を保護するためのラバーが設けられている。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成されている
ので、本考案の保持具を用いることによって様々な容器
を容易に受け台に取り付け、保持することができ、受け
台を基体を介して壁と手摺りとの間の狭い場所にも簡単
に据え付けて固定することが可能になる。この様にし
て、両手を使って容器の内容物を取り出さなくとも、容
器保持具に取り付けられている容器の内容物の取り出し
を行うことが可能になる。従って、お年寄りや、病気で
入院している人、あるいは、何等かの原因で体の自由が
利かない人でも、容器の内容物を容易に取り出すことが
でき、かつ安全な構成であること等、実用的効果大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る受け台の取り付け順序を示す斜視
図。
【図2】本考案に係る受け台を取り付けた斜視図。
【図3】本考案に係る受け台とその受け台に着脱される
容器を示す斜視図。
【図4】本考案により実施された容器保持具の断面図。
【図5】図4に示された実施例の代替実施例を示す容器
保持具の断面図。
【図6】金具が手すりに取付けられる前の状態を示す容
器保持具の断面図。
【符号の説明】
1 基体 2 受け台 3 トレイ 4 トレイホルダー 5 係止溝 6 係止部 7 被係止片 8 円柱状の容器 9 溝 10 四角柱状の容器 11 背面部 12 水平部 13 スロープ部 14 長穴 15 締付けつまみ 16 金具 17 ポール状の手摺り 18 プレート状の手摺り

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に容器を保持する受け台と、壁面に
    当接する背面部とを有する基体を備え、該基体の前面に
    突出して下面を手摺り等に載置される水平部を形成する
    と共に、該水平部の下方に傾斜して前記手摺り等に当接
    する傾斜金具を有し、該金具を前後方向に移動して前記
    基体に固定する締付けつまみを前記水平部の上部に設け
    ていることを特徴とする容器保持具。
JP1993055854U 1993-10-15 1993-10-15 容器保持具 Expired - Lifetime JP2599969Y2 (ja)

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JPH0726336U JPH0726336U (ja) 1995-05-16
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JP6256825B2 (ja) * 2013-08-30 2018-01-10 株式会社石井鐵工所 容器固定ホルダ

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