JP2599883Y2 - ペットフード収納容器 - Google Patents

ペットフード収納容器

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JP2599883Y2
JP2599883Y2 JP1993070462U JP7046293U JP2599883Y2 JP 2599883 Y2 JP2599883 Y2 JP 2599883Y2 JP 1993070462 U JP1993070462 U JP 1993070462U JP 7046293 U JP7046293 U JP 7046293U JP 2599883 Y2 JP2599883 Y2 JP 2599883Y2
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大量のペットフードを
収納し、ペットに与えるときに必要な量だけ食器に取り
出すペットフード収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペットフードは例えば10Kg
程度を単位として袋で販売されている。
【0003】この袋単位のペットフードを購入して、通
常その袋のまま、または蓋付きの箱に入れて保管する。
【0004】この蓋付きの箱としては、単なる有底筒状
の箱に蓋を付けたものや、箱の底部にペットフードの給
餌装置を設けたものがある。
【0005】給餌装置を設けたものとしては、実公平4
−36614号公報記載のものがある。この給餌装置
は、タイマにより駆動制御されたモータで餌誘導回転板
が回転され、一定量の餌を取り出す構成となっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
なペットフードの収納方法では次のような問題がある。
【0007】(1) 袋のまま保管する場合、ペットフ
ードの取出し口とする切り口を塞いで確実に固定してお
かないと、倒れて内部のペットフードがこぼれてしまう
ことがある。また、ペットの近くに保管しておくと、ペ
ットがその袋を破ってしまうことがある。
【0008】さらに、内部の見えにくい袋の場合は、内
部に収納されたペットフードの状況が分からりづらい。
このため、多量の湿気を吸収して大きなかたまりとなっ
ていたり、既に悪くなってペットに与えることができな
い状況になっていることがある。ペットフードの残量も
見えにくいため、空になっていることがある。
【0009】(2) 蓋付きの箱への保管では、ほとん
どの場合内部が見えないため、内部に収納されたペット
フードの状況が分からず、前記同様の不都合がある。
【0010】(3) 給餌装置を備えたものでは、装置
が複雑で製造コストが嵩む。さらに、タイマで自動的に
餌が供給されるので便利ではあるが、任意の量を任意の
時間帯に取り出そうとするような場合には逆に煩雑であ
る。
【0011】本考案は以上述べたような問題点に鑑みて
なされたもので、ペットフードの保管が容易でかつ保存
性がよく、安価に製造できるペットフード収納容器を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために第1の考案に係るペットフード収納容器は、ペッ
トフードを収納するペットフード収納部と、このペット
フード収納部を支持する支持台部とからなるペットフー
ド収納容器において、前記ペットフード収納部の下部に
ペットフードを取り出す取出し機構部が一体的に設けら
れ、前記取出し機構部が、前記ペットフード収納部の下
部を下方に向けて絞った傾斜面から構成されると共にそ
の下端部分に取出し口が形成されたホッパと、このホッ
パの取出し口を開閉するシャッタとから構成され、前記
シャッタが、対向して設けられた2枚の扇形板と、各扇
形板の円弧部分に形成されて各扇形板を互いに連結する
円弧板状の閉塞板とから構成されると共に、前記取出し
口の上側を覆ってペットフードの流出量を制限する流量
制限板が設けられ、前記シャッタがその扇型板の中心位
置で前記ホッパに回動可能に支持されて、前記扇形板及
び閉塞板が前記中心位置を中心に回動することで、前記
流量制限板とシャッタとの間に空間を形成しながら、前
記取出し口が開閉されることを特徴とする。
【0013】第2の考案に係るペットフード収納容器
は、第1の考案に係るペットフード収納容器において、
前記支持台部は、その下部に食器を挿入し得る空間が形
成されると共に前記取出し機構部の下端部がこの空間に
はみ出さないように設定され、かつこの支持台部がペッ
トフード収納部内にまたはペットフード収納部が支持台
部内に収納できるように設定されたことを特徴とする。
【0014】第3の考案に係るペットフード収納容器
は、第1又は第2の考案に係るペットフード収納容器に
おいて、ペットフード収納部には蓋体が取り付けられる
と共にこの蓋体がバックルで固定され、蓋体の裏面には
除湿剤が設けられたことを特徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】第1の考案により、取出し機構部を、ホッパ
と、取出し口を開閉するシャッタとから構成したので、
シャッタを開くことで、ホッパにより取出し口に集中し
ているペットフードをこの取出し口から取り出すことが
できる。また、閉塞板と流量制限板とで取出し口の外側
に空間を形成しながら取出し口を開閉する。これによ
り、閉塞板で取出し口を閉めるときは、ペットフードの
流れが空間でせき止められ、ペットフードがつまること
なく取出し口を確実に開閉することができる。
【0018】第2の考案により、取出し機構部の下端部
が支持台部の空間にはみ出さないように設定されている
ため、食器を挿入するときに、この食器が取出し機構部
の下端部にぶつかるのを防止する。また、支持台部をペ
ットフード収納部内に収納して、またはペットフード収
納部を支持台部内に収納して全体をコンパクトに梱包す
ることができるようになり、工場出荷時、移送時、保管
時等のコストを低減することができる。
【0019】第3の考案により、ペットフード収納部に
蓋体が取り付けられると共にこの蓋体がバックルで固定
されるため、ペットフード収納容器を倒してもペットフ
ード収納部内のペットフードが外部に流出することがな
くなる。また、蓋体の裏面に除湿剤が設けたので、ペッ
トフード収納部内のペットフードを乾燥した状態で保管
することができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。
【0023】本実施例に係るペットフード収納容器1
は、図4に示すように、ペットフードを収納するペット
フード収納部2と、このペットフード収納部2とは別の
部材として構成されペットフード収納部2を下側から支
持する支持台部3とから概略構成されている。
【0024】ペットフード収納部2は、上方に開口した
ほぼ四角形状の本体4と、この本体4の上側開口を施蓋
する蓋体5と、本体4の下側部にこの本体4と一体的に
設けられた取出し機構部6とから構成されている。この
ペットフード収納部2は、全体が透明または半透明の合
成樹脂で成形され、内部に収納したペットフードの状況
が分かるようになっている。即ち、ペットフードの残量
や悪くなっていないか等の状況が分かるようになってい
る。
【0025】蓋体5は、図1に示すように、本体4の上
側開口に嵌合し、内部を閉塞する。蓋体5の裏面(下側
面)には除湿剤8が設けられている。この除湿剤8は蓋
体5の裏面に係止する収納篭9に収納されている。この
収納篭9の両端には係止爪10,11が設けられてい
る。蓋体5の裏面には係止爪10,11が係止する係止
部12,13が設けられている。収納篭9は、内部に除
湿剤8を収納して係止爪10,11が係止部12,13
に係止することで、除湿剤8を蓋体5の裏面に取り付け
ている。
【0026】蓋体5周縁部にはバックル14(図4参
照)が取り付けられている。このバックル14は、蓋体
5が本体4に施蓋された状態で、この蓋体5が本体4か
ら外れないように固定するためのものである。これによ
り、ペットがペットフード収納容器1を倒しても内部の
ペットフードが外部にこぼれないようなっている。
【0027】取出し機構部6は、図1から図3に示すよ
うに、本体4の下側部分にこの本体4と一体的に形成さ
れたホッパ15と、このホッパ15の取出し口15Aを
施蓋するシャッタ16とから構成されている。ホッパ1
5は、本体4の下部を下方に向けて絞った傾斜面から構
成され、その下端部分にペットフードを外部に取り出す
取出し口15Aが形成されている。これにより、内部の
ペットフードがその自重で傾斜面を転がって取出し口1
5Aに集中して外部に流出するようになっている。取出
し口15Aの部分は、対向する2枚の側板17,17
と、各側板17,17間に掛け渡され取出し口15Aま
でなだらなかな傾斜面を形成する底面板18と、取出し
口15Aの上側部分を塞ぎ、ペットフードの流出量を制
限する流量制限板19とから構成されている。この流量
制限板19は、底面板18の下端部18Aから内側にず
れた位置に臨むように配設されている。流量制限板19
の下端部19Aは、シャッタ16が閉じられたときにこ
のシャッタ16の上端部16Aよりも下方に位置するよ
うに設定されている。また、シャッタ16を開放したと
きにはこのシャッタ16の上端部16Aが底面壁18と
同一になるように設定されている。これにより、シャッ
タ16を閉塞するときに、流量制限板19とシャッタ1
6の内側との間に空間20が形成され、シャッタ16を
完全に閉塞する際にペットフードが挟まらないようにな
っている。また、シャッタ16が開放した状態で、ペッ
トフードが一度に大量に流出するのを防止する。また、
ペットフードがシャッタ16の付近で溜まらないように
なり、古いペットフードが食器に混じることがなくな
る。
【0028】シャッタ16は、図1及び図5に示すよう
に、対向する2枚の扇形板22,22と、各扇形板2
2,22の円弧部分に形成された円弧板状の閉塞板23
と、この閉塞板23の上端部に一体的に形成された操作
レバー24とから構成されている。各扇形板22,22
の内側面には嵌合軸22A,22Aが互いに対向して設
けられている。各側板17,17には各嵌合軸22A,
22Aがそれぞれ嵌合する嵌合穴17A,17Aが設け
られている。シャッタ16はこの嵌合穴17A,17A
に嵌合された嵌合軸22A,22Aを中心に回動して、
取出し口15Aをその外側に空間20を形成しながら開
閉する。
【0029】嵌合軸22A,22Aにはシャッタ16を
上方に付勢するスプリング25,25が取り付けられて
いる。このスプリング25,25の一端はシャッタ16
に係止され、他端は側板17,17に係止されて、シャ
ッタ16が取出し口15Aを閉塞する方向に付勢されて
いる。
【0030】支持台部3は、図1から図4に示すよう
に、全体を裁頭四角錐状に形成され、本体4を支持した
状態で本体4の取出し機構部6が内部に収納されるよう
になっている。支持台部3の上側端部3Aは、外壁上端
を内側に折り曲げ、四角環状面として構成されている。
この上側端部3Aに本体4の下側面4Aが当接すること
で、本体4が支持台部3に載置される。この支持台部3
は着色した合成樹脂で成形されている。これは、透明ま
たは半透明であるペットフード収納部2とのコントラス
トを取ると共に本体4側の取出し機構部6を外部から見
えないようにするためである。
【0031】支持台部3の寸法は、図2に示すように、
ペットフード収納部2の内部に完全に収納できるように
設定されている。これにより、工場出荷時には支持台部
3をペットフード収納部2に収納した状態で梱包して嵩
ばらないようになっている。
【0032】支持台部3の下側部分には断面凸形状の収
納空間31が形成されている。この収納空間31の上側
空間部31Aには取出し機構部6が位置している。この
取出し機構部6の下端部分は、上側空間部31A内に収
まっている。即ち、取出し機構部6の下端部分は、下側
空間部31Bの上端部よりも上方に位置するように設定
され、ペットフードが入る食器33を下側空間部31B
に挿入するときに、この食器33が取出し口15Aにぶ
つかるのを防止するためである。
【0033】以上のように構成されたペットフード収納
容器1は次のようにして使用する。
【0034】まず、バックル14を取り外し、蓋体5を
本体4から外す。本体4内にペットフードを収納する。
このとき、取出し口15Aはスプリング25,25で付
勢されたシャッタ16で塞がれているため、外部に流出
することはない。
【0035】ペットフードを本体4内に所定量だけ収納
すると、本体4に蓋体5を施蓋し、バックル14を取り
付けて蓋体5を本体4に固定する。
【0036】ペットに餌を与えるときは、図6に示すよ
うに、ペットフードの食器33を支持台部3の下側空間
部31Bに挿入し、取出し口15Aの真下位置に置く。
操作レバー24を手で下方に押し下げてシャッタ16を
開く。これにより、ペットフードが取出し口15Aから
外部に流出する。このとき、取出し口15Aでは流量制
限板19によりこの取出し口15Aからの流出量が制限
され、一度に大量のペットフードが流出するのを防止し
ている。そして、所定量のペットフードが食器33に入
ったら、操作レバー24から手を外す。これにより、シ
ャッタ16がスプリング25によって上方に回動され、
取出し口15Aを施蓋する。シャッタ16が上方に回動
するときは、図7に示すように、このシャッタ16の回
動につれてシャッタ16の上端部16Aが上昇し、この
上端部16Aを乗り越えて食器33に落ちるペットフー
ドが次第に少なくなる。そして、上端部16Aが取出し
口15Aの流量制限板19の下端部19Aより上の位置
まで回動すると、ペットフードの流出は完全に停止す
る。さらに、シャッタ16は上方に回動して空間20を
形成しながら、ペットフードがつまることなく取出し口
15Aを完全に塞いでしまう。
【0037】以上のように、ペットフード収納容器1で
は、ペットフード収納部2と支持台部3とは別部材とし
て分割されているため、ペットフード収納部2を透明ま
たは半透明に、支持台部3を着色することができるよう
になる。また、支持台部3をペットフード収納部2内に
収納してコンパクトに梱包することができるようにな
り、工場出荷時、移送時、保管時等のコストを低減する
ことができ、この結果製品のコストを低減することがで
きるようになる。
【0038】また、内部に収納したペットフードの状
況、即ちペットフードの残量や悪くなっていないか等の
状況が分かるようになり、ペットフードの管理が容易に
なる。
【0039】また、ペットフード収納容器1を屋外に設
置したときには、特に雨天等において外部の湿度が上昇
したときにも、蓋体5の裏面に設けた除湿剤8によって
内部の湿度を一定に保つことができる。また、ペットフ
ード自体が湿っているときでも、天気のいい日には太陽
光線がペットフードに当たって湿気を蒸発させ、除湿剤
8がそれを吸収してペットフードの乾燥状態を保つこと
ができる。
【0040】ペットフード収納部2の本体4と蓋体5と
はバックル14で固定されているため、ペットがペット
フード収納容器1を倒しても、蓋体5が本体4から外れ
ず、ペットフードが外部に流出することがなくなる。
【0041】ペットフード収納部2では、ペットフード
を上側から入れて下側にある取出し機構部6から取り出
すようにし、さらに取出し口15Aの構造からこの部分
にペットフードが残留することがなくなるので、常に新
しいペットフードをペットに提供することができるよう
になる。
【0042】取出し口15Aに流量制限板19を設け、
下端部19Aよりシャッタ16の上端部16Aが上側に
位置するようにしたので、ペットフードを必要な量だけ
容易に取り出すことができるようになる。さらに、閉塞
板23で取出し口15Aをその外側に空間20を形成し
ながら開閉するので、この取出し口15Aを確実に開閉
することができるようになる。
【0043】取出し口15Aの下端部が下側空間部31
Bの上端部よりも上方に位置するようにしたので、食器
33を下側空間部31Bに挿入したときに、この食器3
3が取出し口15Aにぶつかってこの取出し口15Aの
部分を破損することがなくなる。
【0044】以上により、ペットフード収納容器1に対
する信頼性が大幅に向上する。
【0045】[変形例] 本変形例は、前記実施例のシャッタ16と異なり、シャ
ッタの構造を、図8に示すように、円盤型にしたもので
ある。
【0046】図中の41はペットフード収納部で、この
ペットフード収納部41の下部には底面壁42が設けら
れている。この底面壁42は平板を湾曲させた状態に形
成され、この底面壁42全体を傾斜させて構成されてい
る。これにより、底面壁42に載置されたペットフード
がその自重で一方に転がり落ちるようになっている。こ
の底面壁42の下流側には取出し口43が設けられてい
る。この取出し口43は底面壁42に沿った半円状また
は扇状に形成されている。この取出し口43の半円状等
の中心位置にはねじ穴44が設けられている。
【0047】取出し口43の外側にはシャッタ45が取
り付けられる。このシャッタ45は円盤状の回転蓋とし
て構成され、その一部に扇型の流出口45Aが形成され
ている。このシャッタ45がねじ穴44にねじ46で回
転可能に支持される。なお、47はシャッタ45を回転
可能に支持するスペーサ、48はシャッタ45に係止し
てこのシャッタ45を回転させるつまみである。
【0048】以上の構成により、ペットフードを食器3
3に取り出すときは、つまみ48を掴んでシャッタ45
を回し、流出口45Aを取出し口43に合わせる。これ
により、内外側が開放され、底面壁42の上に載置され
たペットフードがその自重で流出口45Aに移動し、外
部に流出する。食器33に所定量のペットフードが入っ
たら、シャッタ45を逆に回し、流出口45Aを取出し
口43からずらして施蓋する。
【0049】これによっても前記実施例同様の効果を奏
することができる。
【0050】なお、前記実施例では、図2において一点
鎖線で示したように、支持台部3をペットフード収納部
2の本体4内に収納できるようにしたが、これと逆にペ
ットフード収納部2を支持台部3内に収納できるよう
に、各部の寸法を設定してもよい。これによっても前記
実施例同様の作用、効果を奏することができる。
【0051】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案によれ
ば、次の効果を奏することができる。
【0052】(1) 取出し機構部を、ホッパと、取出
し口を開閉するシャッタとから構成したので、シャッタ
を開くことで、ホッパにより取出し口に集中しているペ
ットフードをこの取出し口から取り出すことができる。
また、閉塞板と流量制限板とで取出し口の外側に空間を
形成しながら取出し口を開閉する。これにより、閉塞板
で取出し口を閉めるときは、ペットフードの流れが空間
でせき止められ、ペットフードがつまることなく取出し
口を確実に開閉することができる。
【0053】(2) 取出し機構部の下端部が支持台部
の空間にはみ出さないように設定されているため、食器
を挿入するときに、この食器が取出し機構部の下端部に
ぶつかるのを防止する。また、支持台部をペットフード
収納部内に収納して、またはペットフード収納部を支持
台部内に収納して全体をコンパクトに梱包することがで
きるようになり、工場出荷時、移送時、保管時等のコス
トを低減することができる。
【0054】(3) ペットフード収納部に蓋体が取り
付けられると共にこの蓋体がバックルで固定されるた
め、ペットフード収納容器を倒してもペットフード収納
部内のペットフードが外部に流出することがなくなる。
また、蓋体の裏面に除湿剤が設けたので、ペットフード
収納部内のペットフードを乾燥した状態で保管すること
ができる。
【0055】
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るペットフード収納容器を示す側
面断面図である。
【図2】本考案に係るペットフード収納容器の一部破断
正面図である。
【図3】本考案に係るペットフード収納容器の裏面図で
ある。
【図4】本考案に係るペットフード収納容器の斜視図で
ある。
【図5】シャッタ部分を示す要部拡大図である。
【図6】ペットフード収納容器のシャッタを開いた状態
を示す使用態様図である。
【図7】ペットフード収納容器のシャッタを閉じた状態
を示す使用態様図である。
【図8】変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ペットフード収納容器、2…ペットフード収納部、
3…支持台部、4…本体、5…蓋体、6…取出し機構
部、8…除湿剤、15…ホッパ、15A…取出し口、1
6…シャッタ、19…流量制限板、20…空間。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 5/00 A47J 47/04

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペットフードを収納するペットフード収
    納部と、このペットフード収納部を支持する支持台部と
    からなるペットフード収納容器において、前記ペットフード収納部の下部にペットフードを取り出
    す取出し機構部が一体的に設けられ、 前記取出し機構部が、前記ペットフード収納部の下部を
    下方に向けて絞った傾斜面から構成されると共にその下
    端部分に取出し口が形成されたホッパと、このホッパの
    取出し口を開閉するシャッタとから構成され、 前記シャッタが、対向して設けられた2枚の扇形板と、
    各扇形板の円弧部分に形成されて各扇形板を互いに連結
    する円弧板状の閉塞板とから構成されると共に、前記取
    出し口の上側を覆ってペットフードの流出量を制限する
    流量制限板が設けられ、 前記シャッタがその扇型板の中心位置で前記ホッパに回
    動可能に支持されて、前記扇形板及び閉塞板が前記中心
    位置を中心に回動することで、前記流量制限板とシャッ
    タとの間に空間を形成しながら、前記取出し口が開閉さ
    れることを特徴とするペットフード収納容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に 記載のペットフード収納容器
    において、 前記支持台部は、その下部に食器を挿入し得る空間が形
    成されると共に前記取出し機構部の下端部がこの空間に
    はみ出さないように設定され、かつこの支持台部がペッ
    トフード収納部内にまたはペットフード収納部が支持台
    部内に収納できるように設定されたことを特徴とするペ
    ットフード収納容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に 記載のペットフード収
    納容器において、 ペットフード収納部には蓋体が取り付けられると共にこ
    の蓋体がバックルで固定され、蓋体の裏面には除湿剤が
    設けられたことを特徴とするペットフード収納容器。
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