JP2599760Y2 - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JP2599760Y2 JP2599760Y2 JP1993021216U JP2121693U JP2599760Y2 JP 2599760 Y2 JP2599760 Y2 JP 2599760Y2 JP 1993021216 U JP1993021216 U JP 1993021216U JP 2121693 U JP2121693 U JP 2121693U JP 2599760 Y2 JP2599760 Y2 JP 2599760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal case
- electric motor
- bracket
- stator core
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、固定子コイルと電源用
リ−ド線の接続を端子ケ−スで行なう電動機に関するも
のである。
リ−ド線の接続を端子ケ−スで行なう電動機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の電動機の正面図である。
端子ケ−ス４は図面に示すように、固定子鉄心１の外周
部の端面に設けた切り欠き溝２に挿入するとともに、椀
状のブラケット７の切り欠き部８に合致するように端子
ケ−スの外側に段付部９を設けて、固定子鉄心とブラケ
ツトにて端子ケ−スを上下より挟みつけて固定し、この
端子ケ−スより電源用リ−ド線６を取り出す構成となっ
ている。
端子ケ−ス４は図面に示すように、固定子鉄心１の外周
部の端面に設けた切り欠き溝２に挿入するとともに、椀
状のブラケット７の切り欠き部８に合致するように端子
ケ−スの外側に段付部９を設けて、固定子鉄心とブラケ
ツトにて端子ケ−スを上下より挟みつけて固定し、この
端子ケ−スより電源用リ−ド線６を取り出す構成となっ
ている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このように従来のもの
はブラケットに切り欠き部を設け、端子ケ−スには段付
部を設けて互いに合致できるように加工を必要とした。
この考案はかかる従来の課題を解消するためになされた
もので、ブラケットの切り欠き部も端子ケ−スの段付部
もなくして、簡単な構造でコストの低減ができる電動機
を提供することを目的とする。
はブラケットに切り欠き部を設け、端子ケ−スには段付
部を設けて互いに合致できるように加工を必要とした。
この考案はかかる従来の課題を解消するためになされた
もので、ブラケットの切り欠き部も端子ケ−スの段付部
もなくして、簡単な構造でコストの低減ができる電動機
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、この考案に係る電動機の端子ケースはブラケットの
内径寸法と合致するように端子ケースの外径寸法を合わ
せることにより、ブラケットに切り欠き部を、端子ケー
スに段付部を設けることなく固定子鉄心とブラケットと
で挟み付けて端子ケースを固定できる。
に、この考案に係る電動機の端子ケースはブラケットの
内径寸法と合致するように端子ケースの外径寸法を合わ
せることにより、ブラケットに切り欠き部を、端子ケー
スに段付部を設けることなく固定子鉄心とブラケットと
で挟み付けて端子ケースを固定できる。
【０００５】
【作業】前記構成において、端子ケ−スは電気絶縁性を
有する熱可塑性又は熱硬化性樹脂で一体成形され、固定
子コイルと電源用リ−ド線の接続を端子にて行ない、端
子ケ−スに絶縁固定する。なお、端子ケ−スの固定はブ
ラケットと固定子鉄心間に挟みつけて行なう。
有する熱可塑性又は熱硬化性樹脂で一体成形され、固定
子コイルと電源用リ−ド線の接続を端子にて行ない、端
子ケ−スに絶縁固定する。なお、端子ケ−スの固定はブ
ラケットと固定子鉄心間に挟みつけて行なう。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基
づいて具体的に説明する。図１、図２はそれぞれ電動機
の要部側面断面図と要部平面図を示すもので、１は外周
部に切り欠き溝２を設けた固定子鉄心、３はこの固定子
鉄心に巻装された固定子コイル、４は電気絶縁性を有す
る熱可塑性又は熱硬化性樹脂で一体成形されている端子
ケ−スである。この端子ケ−ス４には、端子５を内蔵し
て固定子コイル３と電源用リ−ド線６とを接続するとと
もに、前記固定子鉄心の切り欠き溝２に挿入して固定
し、ブラケット７とで挟みつけて保持固定する。なお、
固定子コイル３に近接して固定子鉄心の切り欠き溝２に
挿入する端子ケ−ス４は図面に示すようにＬ字型形状と
し、固定子コイルと対向する外径はブラケットの内径に
合致する寸法とし互いに嵌合させて、固定子鉄心１とブ
ラケット７間の空隙部に固定する。また、固定子鉄心の
切り欠き溝と端子ケ−スとの嵌合面は、ブラケット内径
に沿った同心上の円周面とすると好都合である。
づいて具体的に説明する。図１、図２はそれぞれ電動機
の要部側面断面図と要部平面図を示すもので、１は外周
部に切り欠き溝２を設けた固定子鉄心、３はこの固定子
鉄心に巻装された固定子コイル、４は電気絶縁性を有す
る熱可塑性又は熱硬化性樹脂で一体成形されている端子
ケ−スである。この端子ケ−ス４には、端子５を内蔵し
て固定子コイル３と電源用リ−ド線６とを接続するとと
もに、前記固定子鉄心の切り欠き溝２に挿入して固定
し、ブラケット７とで挟みつけて保持固定する。なお、
固定子コイル３に近接して固定子鉄心の切り欠き溝２に
挿入する端子ケ−ス４は図面に示すようにＬ字型形状と
し、固定子コイルと対向する外径はブラケットの内径に
合致する寸法とし互いに嵌合させて、固定子鉄心１とブ
ラケット７間の空隙部に固定する。また、固定子鉄心の
切り欠き溝と端子ケ−スとの嵌合面は、ブラケット内径
に沿った同心上の円周面とすると好都合である。
【０００７】
【考案の効果】以上の構成にすると従来例と比較して次
の効果が得られる。端子ケ−スを固定するのにブラケッ
トの切り欠き溝及び端子ケ−スの段付部を設ける必要が
なくなるため、従来のようにそれぞれを別加工する必要
がなく加工工数の低減が図れるとともに、それぞれの加
工が不要になるため、ブラケット及び端子ケ−スの共通
化が図れる電動機を提供できる。
の効果が得られる。端子ケ−スを固定するのにブラケッ
トの切り欠き溝及び端子ケ−スの段付部を設ける必要が
なくなるため、従来のようにそれぞれを別加工する必要
がなく加工工数の低減が図れるとともに、それぞれの加
工が不要になるため、ブラケット及び端子ケ−スの共通
化が図れる電動機を提供できる。
【図１】本考案の一実施例における電動機の要部側面断
面図である。
面図である。
【図２】本考案の一実施例における電動機の要部平面図
である。
である。
【図３】従来例の電動機の正面図である。
１ 固定子鉄心 ２ 切り欠き溝 ３ 固定子コイル ４ 端子ケ−ス ５ 端子 ６ 電源用リ−ド線 ７ ブラケット ８ 切り欠き部 ９ 段付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02K 5/00 - 5/22 H02K 3/50
Claims (1)
- 【請求項１】 外周部に切り欠き溝を設けた固定子鉄心
に、段付部のない電気絶縁性の端子ケースが挿入され、
該端子ケースが、前記固定子鉄心と切り欠き部のない椀
状のブラケットとで挟み付けられて保持固定されてなる
電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993021216U JP2599760Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993021216U JP2599760Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677462U JPH0677462U (ja) | 1994-10-28 |
| JP2599760Y2 true JP2599760Y2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=12048821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993021216U Expired - Lifetime JP2599760Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599760Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP1993021216U patent/JP2599760Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0677462U (ja) | 1994-10-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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