JP2599573Y2 - オイルフイルタ - Google Patents
オイルフイルタInfo
- Publication number
- JP2599573Y2 JP2599573Y2 JP1993020565U JP2056593U JP2599573Y2 JP 2599573 Y2 JP2599573 Y2 JP 2599573Y2 JP 1993020565 U JP1993020565 U JP 1993020565U JP 2056593 U JP2056593 U JP 2056593U JP 2599573 Y2 JP2599573 Y2 JP 2599573Y2
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- JP
- Japan
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- bracket
- outer case
- groove
- center shaft
- center
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は産業車両や建設車両等
のエンジンの潤滑油を浄化するオイルフイルタの改良に
関する。
のエンジンの潤滑油を浄化するオイルフイルタの改良に
関する。
【０００２】
【従来の技術】産業車両や建設車両等の大型車両におい
てエンジンの潤滑油を浄化するために広く用いられてい
るオイルフイルタを示せば図４のとおりであり、外ケー
ス１とその内部に収容されるろ過エレメントｅ及びこれ
らを固定するためのブラケット３とからなっていて、外
ケース１は下端開放のもので逆さコップ状をなし、上端
中心部にはセンターシヤフトの挿通孔を備えた第１のカ
ラー状パッキング１ａが装着されている。
てエンジンの潤滑油を浄化するために広く用いられてい
るオイルフイルタを示せば図４のとおりであり、外ケー
ス１とその内部に収容されるろ過エレメントｅ及びこれ
らを固定するためのブラケット３とからなっていて、外
ケース１は下端開放のもので逆さコップ状をなし、上端
中心部にはセンターシヤフトの挿通孔を備えた第１のカ
ラー状パッキング１ａが装着されている。
【０００３】ろ過エレメントｅは一連のろ紙又は不織布
を菊花形筒状に形成したろ材２の内外にメタルラス等の
多孔筒２ａが嵌挿（但し、外側のものは省略するときも
ある）され、上下端にはみぞ形環状の端板２ｂ，２ｃが
被着され、上端板２ｂの中心部にはシヤフト挿通孔を備
えた第２のカラー状パッキング２ｄが装着され、下端板
２ｃの下面には環状のパッキング２ｅが取付けられてい
る。
を菊花形筒状に形成したろ材２の内外にメタルラス等の
多孔筒２ａが嵌挿（但し、外側のものは省略するときも
ある）され、上下端にはみぞ形環状の端板２ｂ，２ｃが
被着され、上端板２ｂの中心部にはシヤフト挿通孔を備
えた第２のカラー状パッキング２ｄが装着され、下端板
２ｃの下面には環状のパッキング２ｅが取付けられてい
る。
【０００４】ブラケット３は肉厚な皿状をなすと共に下
側にエンジンブロックＢに対する取付け脚部３ｄを備え
ており、中心部には内面に雌ねじを有する筒状のボス３
ａが上方に伸びて立設され、その周りにはエンジンブロ
ックＢの出口通路Ｂ1 とろ過エレメントｅの周囲部に連
通するようになされた第１の環状みぞ３ｂ及びエンジン
ブロックＢの戻り通路Ｂ2 とエレメントｅの内側に連通
するようになされた第２の環状みぞ３ｃが同心状に形成
されている。
側にエンジンブロックＢに対する取付け脚部３ｄを備え
ており、中心部には内面に雌ねじを有する筒状のボス３
ａが上方に伸びて立設され、その周りにはエンジンブロ
ックＢの出口通路Ｂ1 とろ過エレメントｅの周囲部に連
通するようになされた第１の環状みぞ３ｂ及びエンジン
ブロックＢの戻り通路Ｂ2 とエレメントｅの内側に連通
するようになされた第２の環状みぞ３ｃが同心状に形成
されている。
【０００５】そして、ブラケット３が脚部３ｄを介しボ
ルト６によってエンジンブロックＢに固定される一方、
外ケース１内にはろ過エレメントｅが収容され、外ケー
ス１のカラー状パッキング１ａとろ過エレメントｅのカ
ラー状パッキング２ｄとの間にはエレメントを抑止する
ためのコイルばね５が配設され、外ケース１の上方から
下端部周面に雄ねじを有するボルト状のセンターシヤフ
ト４が第１，第２のカラー状パッキング１ａ，２ｄの挿
通孔を貫通して差し込まれ、先端の雄ねじがブラケット
ボス３ａの雌ねじにねじ込まれて、外ケース１ともども
ろ過エレメントｅがブラケット３上に取付けられ、使用
によりエレメントｅが目詰まりした際には、センターシ
ヤフト４をねじ戻してブラケット３から外し、外ケース
１内のエレメントｅを新しいものと交換する。
ルト６によってエンジンブロックＢに固定される一方、
外ケース１内にはろ過エレメントｅが収容され、外ケー
ス１のカラー状パッキング１ａとろ過エレメントｅのカ
ラー状パッキング２ｄとの間にはエレメントを抑止する
ためのコイルばね５が配設され、外ケース１の上方から
下端部周面に雄ねじを有するボルト状のセンターシヤフ
ト４が第１，第２のカラー状パッキング１ａ，２ｄの挿
通孔を貫通して差し込まれ、先端の雄ねじがブラケット
ボス３ａの雌ねじにねじ込まれて、外ケース１ともども
ろ過エレメントｅがブラケット３上に取付けられ、使用
によりエレメントｅが目詰まりした際には、センターシ
ヤフト４をねじ戻してブラケット３から外し、外ケース
１内のエレメントｅを新しいものと交換する。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】とこで、上記従来のオ
イルフイルタではろ過エレメントの交換に当たっては、
スパナ等の工具によりセンターシヤフトを何回も回転さ
せつつねじ戻して、ブラケットから外ケース及びろ過エ
レメントを取外し、外ケース内の古いろ過エレメントを
センターシヤフトから引抜いた上で新しいものをセンタ
ーシヤフトに挿通し、その後、再び工具によりセンター
シヤフトを何回も回転させてブラケットのボスにねじ込
んで取付けねばならず、手数と時間がかかる上に工具を
必要としている。
イルフイルタではろ過エレメントの交換に当たっては、
スパナ等の工具によりセンターシヤフトを何回も回転さ
せつつねじ戻して、ブラケットから外ケース及びろ過エ
レメントを取外し、外ケース内の古いろ過エレメントを
センターシヤフトから引抜いた上で新しいものをセンタ
ーシヤフトに挿通し、その後、再び工具によりセンター
シヤフトを何回も回転させてブラケットのボスにねじ込
んで取付けねばならず、手数と時間がかかる上に工具を
必要としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとにこの考
案は、下端の開放された外ケースと、その内部に収容さ
れる円筒状のろ過エレメント及びエンジンブロックに固
定されるブラケットからなり、ブラケットは中心部に筒
状のボスを有すると共にその周りにろ過エレメントの周
囲部に通じる第１環状みぞと内側に通じる第２環状みぞ
を備え、外ケースとろ過エレメントにはセンターシヤフ
トを挿通してブラケット上に着脱可能に取付けるオイル
フイルタとして、センターシヤフトの上端には外ケース
及びエレメント緊締用のハンドルを上下に回動可能に取
付けると共に下端部周面には下端に至る縦みぞとその上
端につながる横みぞからなる係合みぞを複数設け、ブラ
ケットの中心部ボスの上端部内には、上端にセンターシ
ヤフトの各係合みぞに対応させて内向きの係止片を設け
たスリーブ部材を装着し、センターシヤフトの各係合み
ぞの横みぞにスリーブ部材の各係止片をそれぞれ係止さ
せるようにしたことを特徴としている。
案は、下端の開放された外ケースと、その内部に収容さ
れる円筒状のろ過エレメント及びエンジンブロックに固
定されるブラケットからなり、ブラケットは中心部に筒
状のボスを有すると共にその周りにろ過エレメントの周
囲部に通じる第１環状みぞと内側に通じる第２環状みぞ
を備え、外ケースとろ過エレメントにはセンターシヤフ
トを挿通してブラケット上に着脱可能に取付けるオイル
フイルタとして、センターシヤフトの上端には外ケース
及びエレメント緊締用のハンドルを上下に回動可能に取
付けると共に下端部周面には下端に至る縦みぞとその上
端につながる横みぞからなる係合みぞを複数設け、ブラ
ケットの中心部ボスの上端部内には、上端にセンターシ
ヤフトの各係合みぞに対応させて内向きの係止片を設け
たスリーブ部材を装着し、センターシヤフトの各係合み
ぞの横みぞにスリーブ部材の各係止片をそれぞれ係止さ
せるようにしたことを特徴としている。
【０００８】
【実施例】図１ないし図３はこの考案に係るオイルフイ
ルタの一例を示すものであり、外ケース１１と内部に収
容されるろ過エレメントＥとこれらを取付けるブラケッ
ト１３からなり、外ケース１１は下端が開放されて逆さ
コップ状をなし、上端中心部にはボルト挿通孔を備えた
第１のカラー状パッキング１１ａが装着されており、ろ
過エレメントＥは一連のろ紙又は不織布を菊花形筒状に
形成したろ材１２の内外にメタルラス等の多孔筒１２ａ
が嵌挿（外側のものは用いないときもある）されて円筒
状をなし、上下端にはみぞ形環状の端板１２ｂ，１２ｃ
が被着され、上端板１２ｂの中心部にはボルト挿通孔を
備えた第２のカラー状パッキング１２ｄが装着され、下
端板１２ｃの下面には環状のパッキング１２ｅが取付け
られている。
ルタの一例を示すものであり、外ケース１１と内部に収
容されるろ過エレメントＥとこれらを取付けるブラケッ
ト１３からなり、外ケース１１は下端が開放されて逆さ
コップ状をなし、上端中心部にはボルト挿通孔を備えた
第１のカラー状パッキング１１ａが装着されており、ろ
過エレメントＥは一連のろ紙又は不織布を菊花形筒状に
形成したろ材１２の内外にメタルラス等の多孔筒１２ａ
が嵌挿（外側のものは用いないときもある）されて円筒
状をなし、上下端にはみぞ形環状の端板１２ｂ，１２ｃ
が被着され、上端板１２ｂの中心部にはボルト挿通孔を
備えた第２のカラー状パッキング１２ｄが装着され、下
端板１２ｃの下面には環状のパッキング１２ｅが取付け
られている。
【０００９】ブラケット１３は肉厚な皿状をなすと共に
下側にエンジンブロックＢに対する取付け用の脚部１３
ｄを備えており、中心部にはセンターシヤフト１４固定
用の筒状のボス１３ａが上方に伸びて立設され、その周
りにはエンジンブロックＢの取出し通路Ｂ1 とろ過エレ
メントＥの周囲部に連通するようになされた第１の環状
みぞ１３ｂ並びにエンジンブロックＢの戻り通路Ｂ2 と
エレメントＥの内側に連通するようになされた第２の環
状みぞ１３ｃが同心状に形成されている。しかし、上記
のような構成は前記従来のものと変りない。
下側にエンジンブロックＢに対する取付け用の脚部１３
ｄを備えており、中心部にはセンターシヤフト１４固定
用の筒状のボス１３ａが上方に伸びて立設され、その周
りにはエンジンブロックＢの取出し通路Ｂ1 とろ過エレ
メントＥの周囲部に連通するようになされた第１の環状
みぞ１３ｂ並びにエンジンブロックＢの戻り通路Ｂ2 と
エレメントＥの内側に連通するようになされた第２の環
状みぞ１３ｃが同心状に形成されている。しかし、上記
のような構成は前記従来のものと変りない。
【００１０】そして、ブラケット１３が脚部１３ｄを介
しボルト１６によりエンジンブロックＢに固定され、か
つ外ケース１１内にろ過エレメントＥを収容する際には
外ケース上端の第１カラー状パッキング１１ａとエレメ
ント上端の第２カラー状パッキング１２ｄとの間にはエ
レメント抑止用のコイルばね１５が配設され、外ケース
１１及びろ過エレメントＥがセンターシヤフトによりブ
ラケット１３上に取付けられる点の構成は前記従来のも
のと変りない。
しボルト１６によりエンジンブロックＢに固定され、か
つ外ケース１１内にろ過エレメントＥを収容する際には
外ケース上端の第１カラー状パッキング１１ａとエレメ
ント上端の第２カラー状パッキング１２ｄとの間にはエ
レメント抑止用のコイルばね１５が配設され、外ケース
１１及びろ過エレメントＥがセンターシヤフトによりブ
ラケット１３上に取付けられる点の構成は前記従来のも
のと変りない。
【００１１】ところで、この考案では、図３に見られる
ようにセンターシヤフト１４の上端には、シヤフト１４
を挟むように平面Ｕ字状で両側杆の先端に下面が孤状に
なった下向きの突部１７ａを備えて側面Ｌ字形をなすハ
ンドル１７が突部１７ｂの上側に偏心した点１７ｂ，即
ち突部１７ａの最下面からの距離ａの方が先端面からの
距離ｂより大きくした点１７ｂにおいて上下に回動可能
に取付けられており、又、センターシヤフト１４の下端
部周面には下端に至る縦みぞ１８ａとその上端において
つながる横みぞ１８ｂとで逆さＬ字形をなした係合みぞ
１８が複数（図では２個）円周方向等間隔に、そして横
みぞ１８ｂが回動方向同じ側（図示の例では反時計方
向）に位置するように穿設されている。
ようにセンターシヤフト１４の上端には、シヤフト１４
を挟むように平面Ｕ字状で両側杆の先端に下面が孤状に
なった下向きの突部１７ａを備えて側面Ｌ字形をなすハ
ンドル１７が突部１７ｂの上側に偏心した点１７ｂ，即
ち突部１７ａの最下面からの距離ａの方が先端面からの
距離ｂより大きくした点１７ｂにおいて上下に回動可能
に取付けられており、又、センターシヤフト１４の下端
部周面には下端に至る縦みぞ１８ａとその上端において
つながる横みぞ１８ｂとで逆さＬ字形をなした係合みぞ
１８が複数（図では２個）円周方向等間隔に、そして横
みぞ１８ｂが回動方向同じ側（図示の例では反時計方
向）に位置するように穿設されている。
【００１２】一方、ブラケット中央の筒状ボス１３ａの
上端部内側には、上端に内向き係止片１９ａをセンター
シヤフト１４の係合みぞ１８と同数、これに対応させて
設けたスリーブ部材１９が圧入されている。
上端部内側には、上端に内向き係止片１９ａをセンター
シヤフト１４の係合みぞ１８と同数、これに対応させて
設けたスリーブ部材１９が圧入されている。
【００１３】そこで、外ケース１１及びろ過エレメント
Ｅの組付けに当たっては、外ケース１１の中にろ過エレ
メントＥを収容した状態において、上記ハンドル１７を
図１のように起立させてセンターシヤフト１４を、外ケ
ース１１上端の第１カラー状パッキング１１ａとろ過エ
レメントＥ上端の第２カラー状パッキング１２ｄを貫通
させてろ過エレメントＥ中に挿入し、外ケース１１及び
ろ過エレメントＥの下端をブラケット１３上に載置する
と共にセンターシヤフト１４の下端部を、そこに設けた
各係合みぞ１８の縦みぞ１８ａをブラケットボス１４ａ
に取付けたスリーブ部材１９の係止片１９ａにそれぞれ
一致させてボス１３ａ中に嵌め込む。
Ｅの組付けに当たっては、外ケース１１の中にろ過エレ
メントＥを収容した状態において、上記ハンドル１７を
図１のように起立させてセンターシヤフト１４を、外ケ
ース１１上端の第１カラー状パッキング１１ａとろ過エ
レメントＥ上端の第２カラー状パッキング１２ｄを貫通
させてろ過エレメントＥ中に挿入し、外ケース１１及び
ろ過エレメントＥの下端をブラケット１３上に載置する
と共にセンターシヤフト１４の下端部を、そこに設けた
各係合みぞ１８の縦みぞ１８ａをブラケットボス１４ａ
に取付けたスリーブ部材１９の係止片１９ａにそれぞれ
一致させてボス１３ａ中に嵌め込む。
【００１４】かくて、各係止片１９ａが縦みぞ１８ａの
上端に突き当たったところで、センターシヤフト１４を
ハンドル１７を介し反時計方向に若干回転させて各係止
片１９ａを各係合みぞ１８の横みぞ１８ｂにそれぞれ係
合させ、その状態で起立させたハンドル１７を実線のよ
うに下方に回転させ、その偏心突部１７ａの弧状下面を
外ケース１１のカラー状パッキング１１ａに圧接させな
がらセンターシヤフト１４を引き上げ気味にして外ケー
ス１１及びろ過エレメントＥをブラケット１３上に緊密
に取付ける。
上端に突き当たったところで、センターシヤフト１４を
ハンドル１７を介し反時計方向に若干回転させて各係止
片１９ａを各係合みぞ１８の横みぞ１８ｂにそれぞれ係
合させ、その状態で起立させたハンドル１７を実線のよ
うに下方に回転させ、その偏心突部１７ａの弧状下面を
外ケース１１のカラー状パッキング１１ａに圧接させな
がらセンターシヤフト１４を引き上げ気味にして外ケー
ス１１及びろ過エレメントＥをブラケット１３上に緊密
に取付ける。
【００１５】使用時には、エンジンブロツクＢの取出し
通路Ｂ1 から汚れたオイルがブラケット１３の第１環状
みぞ１３ｂを通って外ケース１１内のろ過エレメントＥ
の周囲部に入り、ろ過エレメントＥを横切ることにより
浄化されてエレメントの内側に出て、ブラケット１３の
第２環状みぞ１３ｃに入り、そこからエンジンブロック
Ｂの戻り通路Ｂ2 を通って所要の場所に流れていく。
通路Ｂ1 から汚れたオイルがブラケット１３の第１環状
みぞ１３ｂを通って外ケース１１内のろ過エレメントＥ
の周囲部に入り、ろ過エレメントＥを横切ることにより
浄化されてエレメントの内側に出て、ブラケット１３の
第２環状みぞ１３ｃに入り、そこからエンジンブロック
Ｂの戻り通路Ｂ2 を通って所要の場所に流れていく。
【００１６】そして、ろ過エレメントＥが目詰まりした
際には、ハンドルル１７を点線のように起立させて外ケ
ース１１，ろ過エレメントＥに対する緊締状態を解き、
センターシヤフト１４を前とは逆方向（時計方向）に若
干回転させて、各係合みぞ１８の横みぞ１８ｂからスリ
ーブ部材１９の各係止片１９ａを外して各縦みぞ１８ａ
に揃うようになし、その状態でセンターシヤフト１４の
下端部をボス１３ａから抜き取りつつ外ケース１１及び
ろ過エレメントＥをブラケット１３から取外し、古いろ
過エレメントを新しいものと交換し、センターシヤフト
１４及びハンドル１７を再び上記のように操作してブラ
ケット１３上に固定する。
際には、ハンドルル１７を点線のように起立させて外ケ
ース１１，ろ過エレメントＥに対する緊締状態を解き、
センターシヤフト１４を前とは逆方向（時計方向）に若
干回転させて、各係合みぞ１８の横みぞ１８ｂからスリ
ーブ部材１９の各係止片１９ａを外して各縦みぞ１８ａ
に揃うようになし、その状態でセンターシヤフト１４の
下端部をボス１３ａから抜き取りつつ外ケース１１及び
ろ過エレメントＥをブラケット１３から取外し、古いろ
過エレメントを新しいものと交換し、センターシヤフト
１４及びハンドル１７を再び上記のように操作してブラ
ケット１３上に固定する。
【００１７】
【考案の効果】以上のようにこの考案は、エンジンブロ
ックに固定されるブラケットにセンターシヤフトにより
ろ過エレメントを交換可能に取付けるオイルフイルタと
して、センターシヤフトの上端に外ケース及びエレメン
緊締用のハンドルを取付けると共に下端部周面には下端
に至る縦みぞとその上端につながる横みぞからなる係合
みぞを複数設け、ブラケットの中心ボスの上端部内側に
は上端にセンターシヤフトの各係合みぞに対応させて内
向きの係止片を設けたスリーブ部材を装着し、その各係
止片をセンターボルトの各係合みぞにそれぞれ係止させ
て結合するようにしたので、ろ過エレメントを交換する
に当たり、これまでのように工具によりセンターシヤフ
トを何回も回転させてブラケットのボスにねじ込んだ
り、ねじ戻したりする必要がなく、外ケース及びろ過エ
レメントの取付け、取外し作業をワンタッチ式に簡単に
行うことができ、手数がかからず、シヤフト回転用の工
具も必要としない。
ックに固定されるブラケットにセンターシヤフトにより
ろ過エレメントを交換可能に取付けるオイルフイルタと
して、センターシヤフトの上端に外ケース及びエレメン
緊締用のハンドルを取付けると共に下端部周面には下端
に至る縦みぞとその上端につながる横みぞからなる係合
みぞを複数設け、ブラケットの中心ボスの上端部内側に
は上端にセンターシヤフトの各係合みぞに対応させて内
向きの係止片を設けたスリーブ部材を装着し、その各係
止片をセンターボルトの各係合みぞにそれぞれ係止させ
て結合するようにしたので、ろ過エレメントを交換する
に当たり、これまでのように工具によりセンターシヤフ
トを何回も回転させてブラケットのボスにねじ込んだ
り、ねじ戻したりする必要がなく、外ケース及びろ過エ
レメントの取付け、取外し作業をワンタッチ式に簡単に
行うことができ、手数がかからず、シヤフト回転用の工
具も必要としない。
【図１】この考案に係るオイルフイルタの一部切断側面
図。
図。
【図２】ブラケット部分の平面図。
【図３】センターシヤフトとブラケットのボス部の分離
斜視図。
斜視図。
【図４】従来のオイルフイルタの一部切断側面図。
１１ 外ケース １１ａ カラー状パッキング １２ ろ材 １２ａ 多孔筒 １２ａ カラー状パッキング １３ ブラケット １３ａ ボス １３ｂ 第１環状みぞ １３ｃ 第２環状みぞ １４ センターシヤフト １７ ハンドル １７ａ 突部 １８ 係合みぞ １９ スリーブ部材 １９ａ 係止片 Ｅ ろ過エレメント
Claims (1)
- 【請求項１】 下端の開放された外ケースと、その内部
に収容される円筒状のろ過エレメント及びエンジンブロ
ックに固定されるブラケットからなり、ブラケットは中
心部に筒状のボスを有すると共にその周りにろ過エレメ
ントの周囲部に通じる第１環状みぞと内側に通じる第２
環状みぞを備え、外ケースとろ過エレメントにはセンタ
ーシヤフトを挿通してブラケット上に着脱可能に取り付
けるオイルフイルタにおいて、センターシヤフトの上端
には外ケース及びエレメント緊締用のハンドルを上下に
回動可能に取付けると共に下端部周面には下端に至る縦
みぞとその上端につながる横みぞからなる係合みぞを複
数設け、ブラケットの中心部ボスの上端部内には、上端
にセンターシヤフトの各係合みぞに対応させて内向きの
係止片を設けたスリーブ部材を装着し、その各係止片を
センターシヤフトの各係合みぞの横みぞにそれぞれ係止
させるようにしてなるオイルフイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020565U JP2599573Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | オイルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993020565U JP2599573Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | オイルフイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673305U JPH0673305U (ja) | 1994-10-18 |
| JP2599573Y2 true JP2599573Y2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12030703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993020565U Expired - Lifetime JP2599573Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | オイルフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599573Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10669913B2 (en) | 2014-10-15 | 2020-06-02 | Yanmar Co., Ltd. | Engine apparatus |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6347549B2 (ja) * | 2014-10-15 | 2018-06-27 | ヤンマー株式会社 | エンジン装置 |
| JP2022048000A (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-25 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フィルタ装置、フィルタ装置の製造方法、フィルタ装置の分解方法、及びフィルタ装置の洗浄構造 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP1993020565U patent/JP2599573Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10669913B2 (en) | 2014-10-15 | 2020-06-02 | Yanmar Co., Ltd. | Engine apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673305U (ja) | 1994-10-18 |
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