JP2599224B2 - トナ−残量検出方法 - Google Patents

トナ−残量検出方法

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JP2599224B2 JP3065136A JP6513691A JP2599224B2 JP 2599224 B2 JP2599224 B2 JP 2599224B2 JP 3065136 A JP3065136 A JP 3065136A JP 6513691 A JP6513691 A JP 6513691A JP 2599224 B2 JP2599224 B2 JP 2599224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナ−残量検出方法に係
わり、特にトナ−貯蔵部またはトナ−撹拌部の筐体外側
にトナ−センサを配置し、トナ−センサ出力電圧により
トナ−エンプティ及びトナ−ニアエンプティを検出する
画像記録装置におけるトナ−残量検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタや複写機においては、
感光ドラム上に光学的に印刷あるいは複写すべき画像に
応じた静電潜象を形成し、しかる後トナ−による現像、
トナ−像の記録紙への転写、定着を行って印刷、あるい
は複写を行う。図7はかかる電子写真プリンタの概略構
成図であり、1は感光ドラム、2は感光ドラム全面を一
様に帯電する帯電器、3は図示しないレ−ザダイオ−ド
から発生するレ−ザビ−ムRBを感光ドラム1の長手方
向(主走査方向)に走査する走査部であり、ポリゴンミ
ラ−3a、fθレンズ3b、ミラ−3c、シリンドリカ
ルレンズ3d等を備えており、レ−ザビ−ムを主走査方
向に走査させながら、該レ−ザビ−ムを画像データに基
づいてオン・オフすることにより感光ドラム1上に静電
潜像を形成する。
【0003】4は静電潜像をトナ−により現像する現像
器、5はトナ−像を記録紙に転写する転写用の帯電器、
6はトナ−を用紙に定着させる定着部、7は用紙搬送路
である。
【0004】現像器4は、図8に示すように、トナ−T
Nを撹拌して摩擦帯電させる撹拌部4aと、トナ−分離
部4bと、トナ−残量を検出するためのトナ−センサ4
cを有している。トナ−撹拌部材4a-1で撹拌され、摩擦
帯電されたトナ−TNはトナ−分離部4bのマグネット
ロ−ル4b-1に供給される。そして、マグネットロ−ル4b
-1の回転によりトナ−TNはその表面を搬送され、ドク
タ−ブレ−ド4b-2にて高さを規制され、マグネットロ−
ルと対峙した感光ドラム1表面を擦る。これにより、マ
グネットロ−ル4b-1に印加されたバイアス電圧と感光ド
ラム1の表面電位との差により、感光ドラム表面の静電
潜像上にトナ−が移動してトナ−像が形成される。
【0005】トナ−センサ4cは図9(a)に示すよう
に、現像器フレ-ム4a-2のトナ−センサ突き当て部4a-3
に突き当てゝ固定され、トナ−残量を検出するようにな
っている。すなわち、現像器中のトナ−量が減少すると
鮮明な印刷が得られなくなるため、トナ−センサ4cに
よりトナ−残量を検出し、トナ−の補給あるいは現像器
の交換を指示するようになっている。
【0006】このトナ−センサ4cは、図9(b)に示すよ
うに差動トランス構成になっており、駆動コイルL1
と、基準コイルL2と、検出コイルL3が同一コアに巻
かれ、駆動コイルL1には500KHzの高周波信号が
印加されている。
【0007】1.5成分の現像剤は磁性体である少量の
キャリアと磁性体であるトナ−の混合物であり、トナ−
が消費されて現像剤がトナ−センサ面より上にあるか下
にあるか、あるいはその近傍にあるかにより磁気抵抗が
変化し、検出コイルL3の出力電圧が図9(c)に示すよ
うにトナ−量に応じて変化する。すなわち、トナ−セン
サ出力電圧はトナ−量が多い場合ある値に安定している
が、トナ−の使用によりトナ−量が減少するとそれに伴
い、ある時点から低下を始め、トナ−がほとんど無くな
った場合トナ−センサ出力電圧は水平になる。
【0008】従って、トナ−多い時と、殆ど無くなった
時のトナ−センサ出力電圧の間に、予めニアエンプティ
検出電圧Enepまたはエンプティ検出電圧Eempあるいは
両方を設定しておき、センサ出力電圧Esとニアエンプ
ティ検出電圧Enep及びエンプティ検出電圧Eempとの大
小を比較することにより、トナ−残量が少なくなったこ
と(トナ−ニアエンプティ)及びトナ−が殆ど無くなっ
たこと(トナ−エンプティ)を検出でき、警報すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナ−セン
サの出力電圧特性は、調整バラツキや感度バラツキによ
り一定の特性を示さない。尚、調整バラツキとはトナ−
センサの、磁気抵抗センス部に可変コアを使用して出力
調整を行った場合のバラツキである。このため、トナ−
センサの出力電圧特性は、(1) 感度バラツキが最大で、
調整バラツキが最大の場合には図10の特性Aとなり、
(2) 感度バラツキが最大で、調整バラツキが最小の場合
には図10の特性Bとなり、(3) 感度バラツキが最小
で、調整バラツキが最大の場合には図10の特性Cとな
り、(4) 感度バラツキが最小で、調整バラツキが最小の
場合には図10の特性Dとなる。
【0010】しかし、トナ−センサの出力電圧特性が感
度や、調整によりばらつくと、トナ−センサ電圧Es
が、ニアエンプティ検出電圧Enep以下となってトナ−
ニアエンプティを警報するトナ−量及びエンプティ検出
電圧Eemp以下となってトナ−エンプティを警報するト
ナ−量が、出力電圧特性A〜Dにより大幅に変化する問
題が生じる。すなわち、同じトナ−量での印字枚数が異
なってしまう問題がある。
【0011】又、トナ−ニアエンプティとトナ−エンプ
ティの両方を検出する場合には、あらゆるトナ−センサ
の出力電圧特性を考慮してニアエンプティ検出電圧Ene
pとエンプティ検出電圧Eempを設定する必要がある。す
なわち、感度及び調整バラツキが共に最小のトナ−セン
サの出力電圧特性Dが示す電圧値E1以下となるように
ニアエンプティ検出電圧Enepを決定し、調整バラツキ
が最大のトナ−センサの出力電圧特性A,Cが示す電圧
値E2以上となるようにエンプティ検出電圧Eempを決定
する必要がある。このため、ニアエンプティ検出電圧E
nepとエンプティ検出電圧Eempが接近し、トナ−ニアエ
ンプティからトナ−エンプティになる迄の時間が短くな
る問題がある。すなわち、トナ−ニアエンプティ警報が
出力されたらオペレ−タは補充又は交換用トナ−を用意
し、トナ−エンプティ警報が出力された時補充又は交換
を行うのであるが、補充又は交換用トナ−の手配が間に
あわず、記録できなくなる危険がある。
【0012】以上から本発明の目的は、トナ−センサに
感度バラツキや調整バラツキがあって出力電圧特性が一
定にならなくても、トナ−ニアエンプティ警報時及びト
ナ−エンプティ警報時におけるトナ−量のバラツキを抑
えることができるトナ−残量検出方法を提供することで
ある。
【0013】本発明の別の目的は、トナ−ニアエンプテ
ィとトナ−エンプティの両方を検出する場合、トナ−ニ
アエンプティからトナ−エンプティになるまでの時間が
短くなるのを防止できるトナ−残量検出方法を提供する
ことである。
【0014】本発明の更に別の目的は、簡単にトナ−ニ
アエンプティ検出電圧とトナ−エンプティ検出電圧を設
定できるトナ−残量検出方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。1は感光ドラム、4は現像器、4aはトナ−
撹拌部、4bはトナ−分離部、4cはトナ−センサ、1
3はトナ−センサ出力電圧をAD変換するAD変換器、
15はトナ−ニアエンプティ検出電圧やトナ−エンプテ
ィ検出電圧Eempを設定すると共に、トナ−残量監視制
御を行う信号処理部である。
【0016】
【作用】トナ−センサ4cの出力電圧特性に基づいてト
ナ−センサ毎にトナ−エンプティ検出電圧Eemp(Eem
p′)を信号処理部15に設定し、信号処理部15はト
ナ−センサ出力電圧Esとトナ−エンプティ検出電圧Ee
mp(Eemp′)の大小に基づいてトナ−エンプティを検
出して警報EALを発する。又、同様に出力電圧特性に
基づいてトナ−センサ毎にトナ−ニアエンプティ検出電
圧Enep(Enep′)を設定し、トナ−センサ出力電圧E
sと該トナ−ニアエンプティ検出電圧Enep(Enep′)
の大小に基づいてトナ−ニアエンプティを検出して警報
NALを発する。
【0017】このようにトナ−センサ毎にトナ−エンプ
ティ検出電圧Eemp(Eemp′)を設定するから、トナ−
センサの出力電圧特性がA〜Dに示すように一定になら
なくても、トナ−エンプティ警報時におけるトナ−量の
バラツキを抑えることができ、同様にトナ−ニアエンプ
ティ警報時のトナ−量のバラツキを減少できる。又、ト
ナ−エンプティ検出電圧Eemp(Eemp′)とトナ−ニア
エンプティ検出電圧Enep(Enep′)の差を従来に比べ
て大きくでき、トナ−ニアエンプティからトナ−エンプ
ティになるまでの時間を長くできる。
【0018】更に、トナ−撹拌部4aを取り外した状態
でトナ−センサ4cの出力電圧を測定し、その電圧値に
第1の特定値S1を加算した値をトナ−エンプティ検出
電圧Eemp(Eemp′)とし、前記電圧値に第2の特定値
2(>S1)を加算した値をトナ−ニアエンプティ検出
電圧Enep(Enep′)とするようにすれば、自動的に各
検出電圧を設定することができる。
【0019】又、トナ−センサ出力電圧を表示器に表示
するようにすれば、手動でも簡単にキ−ボ−ド等から各
検出電圧を設定できる。すなわち、トナ−センサが故障
して交換した場合でも新トナ−センサに応じた各検出電
圧を容易に再設定することができる。
【0020】
【実施例】全体の構成 図2は本発明に係わる現像器の実施例構成図であり、図
1と同一部分には同一符号を付している。
【0021】1は感光ドラム、4は現像器、11は撹拌
部材を回転するプロセスモ−タ、12はプロセスモ−タ
の回転速度を検出して一定速度になったとき速度一定信
号CVEを出力する速度検出部、13はトナ−センサ出
力をAD変換するAD変換器、14はトナ−センサ出力
電圧をデジタル表示するLCD表示器、15はトナ−エ
ンプティ検出電圧Eempやトナ−ニアエンプティ検出電
圧Enepを設定すると共に、トナ−残量監視制御を行う
信号処理部、16はプリンタの操作部である。
【0022】現像器4において、4aは撹拌部であり、
プロセスモ−タ11により回転する撹拌部材4a-1でトナ
−容器4a-2内のトナ−TNを撹拌するもの、4bはトナ
−分離部でありトナ−TNを感光ドラム1に導くマグネ
ットロ−ル4b-1と高さ規制用のドクタ−ブレ−ド4b-2を
有するもの、4cはトナ−残量に応じた電圧Esを出力
するトナ−センサである。
【0023】信号処理部15はマイコン構成になってお
り、プロセッサ15a、各種データを記憶するデータメ
モリ15b、プログラムメモリ(図示せず)等を備えて
いる。尚、データメモリ15bにおけるEempはトナ−
エンプティ検出電圧、Enepはトナ−ニアエンプティ検
出電圧、S1はトナ−エンプティ検出電圧を自動設定す
るための第1の特定値、S2はトナ−ニアエンプティ検
出電圧を自動設定するための第2の特定値である。
【0024】検出電圧の設定制御 図3はトナ−エンプティ検出電圧Eempとトナ−ニアエ
ンプティ検出電圧Enepを自動設定する制御の流れ図で
ある。
【0025】検出電圧の設定に際して、まずカ−トリッ
ジ構成のトナ−撹拌部ユニットをプリンタ本体から取り
外す。
【0026】図4はプリンタ本体からドラムユニット
1′と、トナ−撹拌部を含む現像器ユニット4′を取り
外した場合の斜視図であり、トナ−センサ4cの先端部
が露出している。トナ−センサ4cの近辺に金属部品が
無い場合は、トナ−がほとんど無くなった時のセンサ出
力電圧とトナ−撹拌部ユニット4′を取り外した時のセ
ンサ出力電圧はほぼ等しい。
【0027】ついで、操作部16よりトナ−エンプティ
及びトナ−ニアエンプティ検出電圧の設定を指示すると
(ステップ101)、信号処理部15のプロセッサ15
aはトナ−センサ4cの出力電圧EsをAD変換器13
を介して読み取る(ステップ102)。
【0028】しかる後、プロセッサ15aはデータメモ
リ15bに予め記憶されている第1、第2の特定値
1,S2を用いて次式 Es+S1→Eemp Es+S2→Enep によりトナ-エンプティ検出電圧Eempとトナ-ニアエン
プティ検出電圧Enepを演算し、データメモリ15bに
記憶すれば検出電圧設定処理が終了する(ステップ10
3)。
【0029】図5はトナ−エンプティ検出電圧とトナ-
ニアエンプティ検出電圧の説明図である。感度バラツキ
が最大で、調整バラツキが最大の特性A及び感度バラツ
キが最小で、調整バラツキが最大の特性Cの場合には、
トナ−エンプティ検出電圧及びトナ−ニアエンプティ検
出電圧はそれぞれEemp,Enepとなり、感度バラツキが
最大で、調整バラツキが最小の特性B及び感度バラツキ
が最小で、調整バラツキが最小の特性Dの場合には、ト
ナ−エンプティ検出電圧及びトナ−ニアエンプティ検出
電圧はそれぞれEemp′,Enep′となる。
【0030】トナ−残量検出制御 図6は本発明のトナ−残量検出処理の流れ図であり、ト
ナ−サンプリング周期は撹拌周期の整数倍である1.2
秒、サンプリング回数は200回/1.2秒である。
【0031】信号処理部15のプロセッサ15aは、常
時プロセスモ−タ11の回転速度が一定になったか監視
しており(ステップ201)、一定速度信号CVEが回
転速度検出部12から出力され、かつサンプリング時刻
になると、データメモリ15bに記憶されているエンプ
ティカウンタTNEMPC(初期値はゼロ)が0かチェックす
る(ステップ202)。
【0032】初期時には必ずエンプティカウンタは0で
あるから「YES」となり、AD変換器13の出力Aを
ADCR及びTNSBUFとして、データメモリ15bに記憶する
(ステップ203,204)。
【0033】ついで、エンプティカウンタを+1カウン
トアップし(TNEMPC+1)、エンプティカウンタが20
0以上か、すなわちサンプリング平均化周期1.2秒に
なったチェックし(ステップ205,206)、200
以上でなければ最初に戻り、ステップ201以降の処理
を繰り返す。
【0034】一方、ステップ202において、初期時で
なければエンプティカウンタは0でないから、サンプリ
ング時刻にAD変換器13の出力Aを読み取りADCRとす
ると共に、次式 A←A+TNSBUF TNSBUF←A/2 により、トナ−残量を示す値TNSBUFを更新する(ステッ
プ207)。
【0035】ついで、エンプティカウンタの+1歩進す
ると共に200以上になったチェックし(ステップ20
5、206)、200以下であれば以後200以上にな
る迄、ステップ201→207→205→206を繰り
返す。
【0036】そして、エンプティカウンタTNEMPC≧200
となれば、ステップ206において「YES」となる。
TNEMPC≧200となれば、トナ−残量を示す値TNSBUFが設
定されているニアエンプティ検出電圧Enepより小さい
かチェックし(ステップ208)、大きければニアフラ
グSTNR(初期値は0)をクリアすると共にトナ−エンド
フラグSTEND(初期値は0)をクリアし、エンプティカ
ウンタTNEMPCを0にクリアして始めに戻り、ステップ2
01以降の処理を繰り返す(ステップ209〜21
1)。
【0037】記録が行われてトナ−が減少してゆき、ト
ナ−残量を示す値TNSBUFがニアエンプティ検出電圧Ene
pより小さくなると、ステップ208において「YE
S」となり、ニアフラグSTNRを”1”にセットし、トナ
−ニアエンプティの警報NALを出力して装置の表示部
に表示する(ステップ212)。
【0038】ついで、プロセッサはTNSBUFがエンプティ
検出電圧Eempより小さいかチェックし(ステップ21
3)、大きければステップ210以降の処理を繰り返
す。トナ−が補給されることなく、記録が更に行われ
て、トナ−残量を示す値TNSBUFがエンプティ検出電圧E
empより小さくなると、ステップ213において「YE
S」となり、トナ−エンドフラグSTENDを”1”にセッ
トし、トナ−エンプティの警報EALを出力して装置の
表示部に表示する(ステップ214)。
【0039】以後、エンプティカウンタTNEMPCを0にク
リアして(ステップ215)、始めに戻りステップ20
1以降の処理を繰り返す。
【0040】以上では、トナ−が殆ど無い状態における
トナ−センサ出力電圧に基づいてトナ−エンプティ検出
電圧及びトナ−ニアエンプティ検出電圧を設定した場合
であるが、トナ−が満杯の場合におけるトナ−センサ出
力電圧をも考慮してトナ−エンプティ検出電圧及びトナ
−ニアエンプティ検出電圧を決定することもでき、かか
る場合には、警報発生時におけるトナ−量のバラツキを
より小さくすることができる。
【0041】又、以上では、トナ−撹拌ユニット内のト
ナ−残量を検出する場合であるが、トナ−貯蔵部内のト
ナ−残量を検出する場合にも適用でき、この場合にはト
ナ−貯蔵部ユニットを取り除き、取り除いた状態でトナ
−センサ出力電圧を測定し、該測定電圧に基づいて各検
出電圧を設定する。
【0042】更に、以上では、自動的にトナ−エンプテ
ィ検出電圧及びトナ−ニアエンプティ検出電圧を設定し
た場合であるが、トナ−撹拌部ユニットを取り外した状
態でトナ−センサ4cの出力電圧をLCD表示器14に
表示し、該表示を見てオペレ−タが操作部16より各検
出電圧Eemp,Enepを設定するように構成することもで
きる。
【0043】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0044】
【発明の効果】以上本発明によれば、トナ−センサ毎に
トナ−エンプティ検出電圧及び又はトナ−ニアエンプテ
ィ検出電圧を設定するから、トナ−センサの出力電圧特
性がバラツキにより一定にならなくても、トナ−エンプ
ティ警報時及びトナ−ニアエンプティ警報時におけるト
ナ−量のバラツキを抑えることができ、しかもトナ−エ
ンプティ検出電圧とトナ−ニアエンプティ検出電圧の差
を従来に比べて大きくでき、トナ−ニアエンプティから
トナ−エンプティになるまでの時間を長くできる。
【0045】又、本発明によれば、トナ−撹拌部ユニッ
トを取り外した状態でトナ−センサの出力電圧を測定
し、その電圧値に第1の特定値S1を加算した値をトナ
−エンプティ検出電圧とし、第2の特定値S2を加算し
た値をトナ−ニアエンプティ検出電圧とするように構成
したから、自動的に、あるいは電圧測定器のみあれば簡
単な操作でトナ−エンプティ検出電圧、トナ−ニアエン
プティ検出電圧を設定することができる。
【0046】更に本発明によれば、トナ−センサ出力電
圧を表示器に表示するように構成したから、電圧測定器
が無くても手動で、簡単にキ−ボ−ドから各検出電圧を
設定できる。すなわち、トナ−センサが故障して交換し
た場合でも新トナ−センサに応じたトナ−エンプティ、
トナ−ニアエンプティ検出電圧を容易に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例構成図である。
【図3】本発明の検出電圧設定制御の流れ図である。
【図4】撹拌部ユニットを取り外した時のプリンタ本体
の斜視図である。
【図5】本発明の検出電圧設定の説明図である。
【図6】トナ−残量検出制御の流れ図である。
【図7】電子写真プリンタの概略構成図である。
【図8】現像器の構成図である。
【図9】トナ−センサの説明図である。
【図10】トナ−センサにバラツキがある場合の出力電
圧特性図である。
【符号の説明】
4・・現像器 4a・・トナ−撹拌部 4c・・トナ−センサ 13・・AD変換器 15・・信号処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナ−貯蔵部またはトナ−撹拌部の筐体
    外側にトナ−センサを配置し、トナ−センサ出力電圧に
    よりトナ−エンプティまたはトナ−ニアエンプティある
    いは両者を検出する画像記録装置におけるトナ−残量検
    出方法において、トナ−貯蔵部又はトナ−撹拌部を取り外した状態でトナ
    −センサの出力電圧を測定し、 測定電圧値に第1の特定値を加算した値をトナ−エンプ
    ティ検出電圧として設定し、または前記測定電圧値に第
    2の特定値を加算した値をトナ−ニアエンプティ検出電
    圧として設定し、あるいは両者を設定し、 トナ−センサ出力電圧とトナ−エンプティ検出電圧の大
    小、またはトナ−センサ出力電圧とトナ−ニアエンプテ
    ィ検出電圧の大小、又は両方の大小に基づいてトナ−エ
    ンプティまたはトナ−ニアエンプティ又は両者を検出す
    ることを特徴とするトナ−残量検出方法。
  2. 【請求項2】 前記測定時のトナ−センサ出力電圧を表
    示器に表示することを特徴とする請求項1記載のトナ−
    残量検出方法
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