JP2598884Y2 - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JP2598884Y2
JP2598884Y2 JP5117192U JP5117192U JP2598884Y2 JP 2598884 Y2 JP2598884 Y2 JP 2598884Y2 JP 5117192 U JP5117192 U JP 5117192U JP 5117192 U JP5117192 U JP 5117192U JP 2598884 Y2 JP2598884 Y2 JP 2598884Y2
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JP
Japan
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cooling
motor
air
fan
condenser
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5117192U
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English (en)
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JPH0615745U (ja
Inventor
広 小野
豊作 佐藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はモータを冷却するファン
ブロアと、凝縮機を冷却する冷却ファンとを内蔵する
心分離機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠心分離機は、所定の試料をロータに内
蔵して高速回転することで試料に遠心力を与え、この遠
心力によって試料を分離するものであるが、特にロータ
が空気中で回転するものにおいては、ロータと周囲空気
との摩擦により、ロータ自身の温度が上昇してしまう。
ロータ自身の温度が上昇すると、ロータに内蔵されてい
る試料の温度も上昇してしまうが、試料によっては高温
にしてはいけないものがあるため、ロータ自身の温度を
上昇させないよう、通常冷却装置が内蔵されている。
【0003】冷却装置は凝縮機を有しており、この凝縮
機を冷却するために冷却ファンが設けられている。この
冷却ファンにより遠心分離機の機外の空気を凝縮機に当
てて凝縮機を冷却している。また、ロータに回転力を付
与するモータも、その特性上高温になるのであり、モー
タとロータは繋がっていることから、モータからロー
に熱が伝達することが考えられる。これを防ぐため、モ
ータの温度上昇を抑えるためのファンブロアが設けられ
ている。このファンブロアにより遠心分離機の機外の空
気をモータに当ててモータを冷却している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】遠心分離機は全体がフ
レームで囲まれており、遠心分離機の設置面積を極力小
さくするとの要望から、モータ ファンブロア 凝縮機
冷却ファンは比較的近接した位置に配置される。これら
のものが近接した位置に配置されてしまうと、ファンブ
ロアや冷却ファンの位置を工夫したとしても、例えば凝
縮機を冷却して温度が上がった空気が次いでモータを冷
却しようとしたり、またこの逆が生じたりしてしまう。
【0005】凝縮機又はモータを冷却した空気は外気よ
りも温度が上昇した空気となっているため、外気から直
接冷却した場合に比較して冷却効果を低下させると共に
駆動モータ又は凝縮機の温度上昇を招くという問題があ
った。
【0006】本考案の目的は、モータ及び凝縮機の両方
を外気により冷却し、冷却効果を低下させない遠心分離
機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ファンブロ
アの冷却風を吸入する吸入穴と、冷却ファンの冷却風を
吸入する吸入穴とを夫々独立して設け、更にファンブロ
アの冷却風と冷却ファンの冷却風が互いに交錯しないよ
う夫々独立した冷却風路とすることにより達成される。
【0008】
【作用】上記のように構成された遠心分離機では、凝縮
機及びモータの冷却風路が夫々独立したものとなってい
るため、凝縮機を冷却した冷却風がモータを冷却した
り、その逆にモータを冷却した冷却風が凝縮機を冷却し
たりすることがなく、凝縮 機とモータの夫々が独立して
遠心分離機の機外の空気によって冷却されるので、冷却
効果を低下させない遠心分離機とすることができる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
図1において、モータ3はモータ防音箱4により囲まれ
ており、モータ防音箱4の下側にはファンブロア5から
の空気の取り入れ口が設けられている。ファンブロア5
はブロア吸気ダクト6を介して、遠心分離機の底面に設
けた第1の吸気穴11と連通している。また、このよう
に構成されてファンブロア5により第1の吸気穴から吸
入された外気はモータ3を冷却し、その後、モータ防音
箱4と連通しているモータ冷却風排気ダクト7を経て機
外に排出される。即ち、モータ3の冷却風は、第1の吸
気穴11・ブロア吸気ダクト6・ファンブロア5・モー
タ防音箱4・モータ冷却風排気ダクト7の順に閉ざされ
た空間内を流れる。
【0010】一方、凝縮機2はモータ3に対して図中左
側に配され、また冷却ファン8はモータ3に対して図中
右側に配されている。冷却ファン8は図中左から右方向
に空気を流すよう回転している。冷却ファン8が回転し
ても、前記した第1の吸気穴11・ブロア吸気ダクト6
・ファンブロア5・モータ防音箱4・モータ冷却風排気
ダクト7は閉ざされた空間であるため、これらの中の空
気の流れ(以下モータ冷却風の流れという)に影響を与
えることはない。冷却ファン8は、モータ冷却風の流れ
の周囲を通って、第2の吸入穴10から空気を吸引し、
凝縮機2を冷却する。冷却ファン8で吸引した空気は、
冷却ファン8の図中右側に配したダクト9の上方から排
出する。前記凝縮機2を冷却して温度上昇した空気はダ
クト9の上面開口から上方に排出されるので、再び吸気
穴10、11より吸気されることがない。
【0011】上記のように構成された遠心分離機では、
ファンブロア5の冷却風を吸入する第1の吸入穴11
と、冷却ファン8の冷却風を吸入する第2の吸入穴10
とを夫々独立して設け、更にファンブロア5の冷却風と
冷却ファン8の冷却風が互いに 交錯しないよう夫々独立
した冷却風路としているので、凝縮機2を冷却した冷却
風がモータ3を冷却したり、その逆にモータ3を冷却し
た冷却風が凝縮機2を冷却したりすることがなく、凝縮
機2とモータ3の夫々が独立して遠心分離機の機外の空
気によって冷却されるので、冷却効果を低下させない遠
心分離機とすることができる。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、ファンブロアの冷却風
を吸入する第1の吸入穴と、冷却ファンの冷却風を吸入
する第2の吸入穴とを夫々独立して設け、更にファンブ
ロアの冷却風と冷却ファンの冷却風が互いに交錯しない
よう夫々独立した冷却風路としているので、凝縮機を冷
却した冷却風がモータを冷却したり、その逆にモータを
冷却した冷却風が凝縮機を冷却したりすることがなく、
凝縮機とモータの夫々が独立して遠心分離機の機外の空
気によって冷却されるので、冷却効果を低下させない遠
心分離機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になる遠心分離機の一実施例を示す一
部断面側面図。
【符号の説明】
1はフレーム、2は凝縮機、3は駆動モータ、4はモー
タ防音箱、5はファンブロア、6はブロア吸気ダクト、
7はモータ冷却風排気ダクト、8はファン、9はダク
ト、10は第1の吸気穴、11は第2の吸気穴である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を内蔵して回転するロータと、該ロ
    ータに回転力を付与するモータと、該モータを冷却する
    ファンブロアと、該ロータを冷却するための凝縮機と、
    該凝縮機を冷却するための冷却ファンとを内蔵する遠心
    分離機において、前記ファンブロアの冷却風を吸入する
    第1の吸入穴と、前記冷却ファンの冷却風を吸入する第
    2の吸入穴とを夫々独立して設け、更に前記ファンブロ
    アの冷却風と前記冷却ファンの冷却風が互いに交錯しな
    いよう夫々独立した冷却風路としたことを特徴とする遠
    心分離機。
JP5117192U 1992-07-21 1992-07-21 遠心分離機 Expired - Lifetime JP2598884Y2 (ja)

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JPH0615745U JPH0615745U (ja) 1994-03-01
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JPH0615745U (ja) 1994-03-01

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