JP2598779Y2 - 掛吊具 - Google Patents

掛吊具

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JP2598779Y2
JP2598779Y2 JP1993069008U JP6900893U JP2598779Y2 JP 2598779 Y2 JP2598779 Y2 JP 2598779Y2 JP 1993069008 U JP1993069008 U JP 1993069008U JP 6900893 U JP6900893 U JP 6900893U JP 2598779 Y2 JP2598779 Y2 JP 2598779Y2
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Inventor
要宗 千田
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株式会社シモオカ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、衣服用のハンガー等
を掛け吊るす掛吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部屋の壁面にフックを取付け、そのフッ
クに衣服用のハンガーを掛け吊るすことは従来から普通
に行われているが、従来のフックは壁面より常に突出す
る状態であるため、障害物となり、衝突により怪我する
危険がある。また、部屋の装飾効果を低下させる問題が
ある。
【0003】
【考案の課題】この考案の課題は、ハンガーの掛け吊り
用フックを起伏自在とし、不使用時にはフックを壁面に
沿う折畳み状態に保持できるようにして衝突による怪我
の防止を図り、部屋の装飾品として使用することができ
るようにした掛吊具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、壁面に取付けられる取付ベ
ースと、その取付ベースの表面に取付けられた本体ベー
スと、その本体ベースに下部が回動自在に支持され、本
体ベースの表面に重なる状態から前側に向けて伏倒可能
とされたフックと、そのフックを伏倒方向に押圧する弾
性部材とから成り、前記本体ベースは収納空間を上部に
有し、その収納空間の頂壁に窓を形成し、上記収納空間
内に組込まれて上下方向にスライド自在に支持され、弾
性部材により上方に偏向されたロック部材の上部に前面
がテーパ面とされた係合片を設け、フックの上記窓と対
向する位置にロック部材の上昇時に上記係合片が係合す
る係合凹部を形成し、前記フックと本体ベースとに釦挿
通孔を設け、その釦挿通孔にスライド自在に組込まれた
押釦の上部にその押釦の押し込みによって前記係合片の
テーパ面を押圧する押圧片を形成した構成としている。
【0005】
【作用】上記のように構成すれば、フックを起こして本
体ベースの表面に重ねると、係合片がフックの係合凹部
に係合し、その係合によってフックは本体ベースの表面
に重なる状態に保持される。
【0006】また、押釦を押し込むと、押圧片が係合片
のテーパ面を押すため、ロック部材が下方向に移動して
係合片が係合凹部から外れ、弾性部材の弾力によりフッ
クが伏倒して本体ベースの前面側に張り出す状態に保持
される。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0008】図1乃至図3に示すように、この考案に係
る掛吊具は、取付ベース1、本体ベース10およびフッ
ク20を有する。
【0009】取付ベース1は表面の両側部に一対の側壁
2が設けられ、その側壁2には円弧状表面3が形成され
ている。
【0010】また、一対の側壁2間に上下一対の突出部
4と、その突出部4間にねじ筒5とが設けられ、上記突
出部4にねじ挿入孔6が形成されている。
【0011】上記取付ベース1は、ねじ挿入孔6に挿通
するねじの締付けによって壁面に取付けられる。なお、
ねじによる取付けに代えて、取付ベース1を壁面に接着
してもよい。
【0012】前記本体ベース10は、上記側壁2の円弧
状表面3に沿う円弧状壁11を有し、その円弧状壁11
の背面両側に上記側壁2間に挿入可能な間隔をおいて一
対の側板12が設けられ、各側板12の上下部に前記突
出部4が嵌合可能な切欠部13が形成されている。
【0013】また、本体ベース10の円弧状壁11には
釦挿通孔14と、ビス挿入孔15と、開口部16とが上
下に設けられており、釦挿通孔14は、円弧状壁11の
背部に形成された収納空間17と連通している。収納空
間17の頂壁には窓18が設けられている。
【0014】本体ベース10は、一対の側板12が取付
ベース1の側壁2間に納まり、その側板12に設けられ
た切欠部13が突出部4に嵌合するようにして取付ベー
ス1の表面に重ねられ、ビス挿入孔15からねじ筒5に
ねじ込むビス19の締付けによって取付ベース1に固定
される。
【0015】前記フック20は、本体ベース11の円弧
状壁11に沿う曲面状とされ、その下部には背面側に突
出する突出部21が設けられている。
【0016】突出部21は本体ベース10に形成された
前記開口部16に挿入され、軸22を介して一対の側壁
12に回動自在に支持されている。
【0017】軸22にはキックばねから成る弾性部材2
3が支持され、その弾性部材23はフック20が倒れる
方向に押圧している。
【0018】フック20には釦挿通孔24が設けられ、
その釦挿通孔24はフック20を本体ベース10に重ね
合わせた際に、その本体ベース10形成された前記釦挿
通孔14と同軸上に保持される。
【0019】また、フック20には、本体ベース10の
窓14と対向する部分に係合凹部25が設けられてい
る。
【0020】前記本体ベース10の収納空間17は、本
体ベース10の背面で開口し、その開口部は板状のカバ
ー30で閉鎖されている。カバー30にはガイド孔31
が設けられている。
【0021】上記収納空間17には板状のロック部材3
2が組込まれている。このロック部材32は上記カバー
30の内面に沿って上下方向にスライド自在に支持さ
れ、その下方に設けた弾性部材33はロック部材32を
上方に押圧している。
【0022】ロック部材32には前後に貫通する上下方
向に長い長孔34が設けられている。また、ロック部材
32の上部にはフック20に設けられた前記係合凹部2
5と係合可能な係合片35が設けられ、その係合片35
の前面はテーパ面36とされている。
【0023】本体ベース10とフック20のそれぞれに
形成された前記釦挿通孔14、24には押釦37がスラ
イド自在に挿通されている。
【0024】押釦37はロック部材32の長孔34に挿
通される突軸38を先端部に有し、その突軸38の先端
面に形成された小径軸39がカバー30のガイド孔31
にスライド自在に挿入されている。
【0025】また、押釦37には、その押釦37の押し
込み時に、ロック部材32に形成された係合片35のテ
ーパ面36を押圧する押圧片40が設けられている。
【0026】上記の構成から成る掛吊具においては、取
付ベース1をねじ止めによる手段を介して壁面に取付け
る。
【0027】図1は、フック20を本体ベース10の円
弧状壁11に沿わせた折畳み状態を示し、ロック部材3
2の係合片35は係合凹部25に係合してフック20の
倒れを防止している。
【0028】いま、押釦37を押し込むと、押圧片40
がロック部材32の係合片35のテーパ面36を押圧す
るため、ロック部材32が弾性部材33の弾性に抗して
下降し、係合片35が係合凹部25から外れる。
【0029】係合片35と係合凹部25の係合解除によ
って、弾性部材23の弾力によりフック20が外方向に
倒れ、開口部16の底面に対する当接によって、フック
20は図1の鎖線で示すように伏倒状態に保持され、そ
のフック20にハンガー等を掛け吊るすことができる。
【0030】フック20は、不使用の際、上方に揺動さ
せる。そのフック20が本体ベース10の円弧状壁11
にほぼ重なる位置まで回動されると、フック20の背面
上部がロック部材32に形成された係合片35のテーパ
面36を押圧するため、ロック部材32が下方向に移動
する。係合凹部25が係合片35と対向する位置までフ
ック20で回動すると、ロック部材32が上方に移動し
て係合凹部25に係合片35が係合し、フック20は円
弧状壁11に重なる折畳み状態に保持される。
【0031】図4および図5は、取付ベース1の他の例
を示す。この取付ベース1は平板状をなし、その表面の
上下部に上下一対のガイド片7a、7bが長さ方向に所
要の間隔をおいて複数形成されている。
【0032】また、上下一対のガイド片7a、7b間に
一対のねじ挿入孔6とそのねじ挿入孔6間にねじ筒5と
が設けられている。
【0033】上記取付ベース1は、ねじ挿入孔6に挿入
するねじの締付けによって壁面に固定される。
【0034】一方、掛吊具の本体ベース10は、ビス挿
入孔15からねじ筒5にねじ込むビス19の締付けによ
って取付ベース1に固定される。
【0035】上記本体ベース10は、上下部にガイド片
7a、7bの挿入溝51を有する円弧状カバー50によ
って表面が覆われ、その円弧状カバー50の両端にキャ
ップ52が取付けられる。
【0036】上記のような取付ベース1を採用すること
により複数の本体ベース10を左右方向に等間隔に規則
正しく取付けることができる。
【0037】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る掛吊具に
おいては、押釦を押し込む簡単な操作によってフックを
掛吊り状態に保持することができると共に、フックを上
方に起こすと、係合片が係合凹部に係合してフックを本
体ベースの表面に重なる状態に保持されるため、不使用
時のフックが障害物とならず、また、装飾的な効果を発
揮し、部屋の装飾効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る掛吊具の一実施例を示す縦断側
面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】同上の分解斜視図
【図4】同上の取付ベースの他の例を示す正面図
【図5】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 取付ベース 10 本体ベース 14 釦挿通孔 17 収納空間 18 窓 20 フック 23 弾性部材 24 釦挿通孔 25 係合凹部 32 ロック部材 33 弾性部材 35 係合片 36 テーパ面 37 押釦 40 押圧片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 29/00 E05B 3/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取付けられる取付ベースと、その
    取付ベースの表面に取付けられた本体ベースと、その本
    体ベースに下部が回動自在に支持され、本体ベースの表
    面に重なる状態から前側に向けて伏倒可能とされたフッ
    クと、そのフックを伏倒方向に押圧する弾性部材とから
    成り、前記本体ベースは収納空間を上部に有し、その収
    納空間の頂壁に窓を形成し、上記収納空間内に組込まれ
    て上下方向にスライド自在に支持され、弾性部材により
    上方に偏向されたロック部材の上部に前面がテーパ面と
    された係合片を設け、フックの上記窓と対向する位置に
    ロック部材の上昇時に上記係合片が係合する係合凹部を
    形成し、前記フックと本体ベースとに釦挿通孔を設け、
    その釦挿通孔にスライド自在に組込まれた押釦の上部に
    その押釦の押し込みによって前記係合片のテーパ面を押
    圧する押圧片を形成した掛吊具。
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