JP2598552B2 - ダイヤル高さ制御装置 - Google Patents

ダイヤル高さ制御装置

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JP2598552B2 JP11743390A JP11743390A JP2598552B2 JP 2598552 B2 JP2598552 B2 JP 2598552B2 JP 11743390 A JP11743390 A JP 11743390A JP 11743390 A JP11743390 A JP 11743390A JP 2598552 B2 JP2598552 B2 JP 2598552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、靴下やストッキングを編成する丸
編機におけるサーキュラーカッタを備えたダイヤル及び
鋏台の高さを調整して編地側の糸の端末を度目の変化に
合せて一定の長さに保つようにしたダイヤル高さ制御装
置に関する。
(従来の技術) シングルシリンダ型丸編機において、靴下、ソック
ス、タイツ、ストッキング等を編成する場合、例えば、
ウエスト部からくるぶし部に至る間において、度目を粗
目から密目まで徐々に大きく変化させなければならず、
このために、編成中に度目を変化させる編機シリンダの
高さを徐々に変化させることで、その目的を果たしてい
る。
シングルシリンダ型丸編機では、切り替え糸の端末が
ダイヤルとともに回転するサーキュラーカッタによっ
て、シリンダおよびダイヤルの回転方向に運ばれ、上刃
によって切断されるが、この切り替え糸の端末長さは、
シリンダの高さとは無関係に取り付けられたダイヤルの
高さにより決められている。
この種の丸編機において、サーキュラーカッタを備え
たダイヤルの高さを固定したものは、第11図及び第12図
に示される構成である。
即ち、第11図及び第12図において、丸編機における編
機シリンダ(図示されず)の直上の機枠の管軸aに、サ
ーキュラーカッタbを備えたダイヤルcが抜け落ちない
ようにして軸装され、管軸aに鋏台dが嵌装されてい
る。又、この鋏台dの外周部に吸込み口gが給糸装置の
糸道eから給糸される糸fを切断して吸引するように設
けられている。さらに、サーキュラーカッタbの回転通
路上に位置する鋏台dに固定刃hが図示されないばねで
押圧するように設けられている。
したがって、上述した丸編機におけるサーキュラーカ
ッタを備えたダイヤルc及び鋏台dの高さを固定したも
のは、糸が非給糸の状態になると、サーキュラーカッタ
bによって固定刃hへ案内されて切断され、編地から切
断された糸の端末のは、空気流によって吸込み口gを通
り、屑受けタンクへ吸込まれる。又、給糸装置の糸道e
側の糸の端部は、次の給糸で針に食い込み易い状態とな
るように吸込み口gに吸込まれて保持される。
又、本出願人が先に出願した靴下編機におけるサーキ
ュラーカッタ速度可変駆動装置は、歯車駆動の外にプー
リ駆動によってクラッチを介してサーキュラーカッタの
速度を加減することにより糸の切断端末を長くしたり短
くしたりするものである(特公昭55−6745号公報参
照)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、シングルシリンダ型丸編機では、サー
キュラーカッタを備えたダイヤル及び鋏台の高さを調整
して編地側の糸の端末を度目の変化に合せて一定の長さ
に保つようにしていないために、サーキュラーカッタを
備えたダイヤルとシリンダとの間隔に大きな変化が生
じ、即ち、切断される糸の端末は、度目の粗目の部分で
は、シリンダの高さがダイヤルに近接するので短くな
り、度目の密目の部分では、シリンダの高さがダイヤル
に離れるで長くなり、これによって、製品の品質を損ね
る原因となっている。
又、靴下編機におけるサーキュラーカッタ速度可変駆
動装置では、シリンダの回転に対してプーリからのベル
トを介してクラッチで連断してダイヤルの回転を加減す
る手段を採用している関係上、糸の端末を所定の長さを
長くすることができるのみで、シリンダの高さに応じて
編地側の糸の端末を一定に保持することが困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、靴下、ソックス、タイツ、ストッキング等を編成す
るとき、例えば、ウエスト部からくるぶし部に至る間に
おいて、度目を粗目から密目までを徐々に変化させる
際、編成中に度目を変化させる編機シリンダの高さを徐
々に変化させながら、サーキュラーカッタを備えたダイ
ヤルの高さを同期的に調整して編地側の糸の端末を度目
の変化に合せて所定の長さに保つことによって、サーキ
ュラーカッタで切断された編地側の糸の端末を度目の変
化に応じて所定の長さに切断して保持し、品質の向上を
図るようにしたダイヤル高さ制御位置を提供することを
目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のダイヤル高さ制御装置は、回転軸およびサー
キュラーカッタを有し編機シリンダの直上の機枠の管軸
に回転軸を内装したダイヤルと、固定刃を備え管軸に昇
降自在に外装された鋏台と、機枠と鋏台との間に配置さ
れ鋏台をダイヤルに押圧するばね手段とを備えた丸編機
において、高さの異なる2つの支持面を有しダイヤルの
回転軸に回動自在に装着された高さ調整リングと、高さ
調整リングの2つの支持面のいずれか一方に係合するよ
うに機枠に枢着された調整腕杆と、高さ調整リングを回
動して調整腕杆を2つの支持面の一方に係合させて高さ
調整リングを2つの高さ位置に保持する係合装置と、二
股部を有し中間位置を調整腕杆の下位の機枠に回動自在
に枢着され高さ調整リングを上昇させる昇降槓杆と、昇
降槓杆に係合して高さ調整リングを上昇位置に上げるた
めの第1作動装置と、昇降槓杆に係合して高さ調整リン
グを徐々に上下動させるための第2作動装置とを有する
ことを特徴とする。
(作 用) 本発明のダイヤル高さ制御装置では、編成中の度目を
徐々に大きく変化し、しかも、各種柄(モチーフ柄)を
編成するに際して、編初めのメークアップ編成時に、第
1作動装置を作動させて昇降槓杆を回動させることで、
高さ調整リングを上昇位置に上げ、係合装置を作動させ
て調整腕杆を高さ調整リングの高い位置の支持面に係合
させることで、サーキュラーカッタを備えたダイヤルを
編機シリンダーに対する上昇位置に維持し、柄を含むレ
ッグ部編成時に、第1作動装置の作動を停止し、係合装
置を作動させることで調整腕杆を高さ調整リングの低い
位置の支持面に係合させて高さ調整リングを下降位置に
下げ、第2作動装置を作動させて昇降槓杆を回動させる
ことで、サーキュラーカッタを備えたダイヤルを編機シ
リンダーの上下動に連動して上下動させ、ダイヤルと編
機シリンダーの間隔を一定に維持し、編地側の糸の端末
を度目の変化に合せて所定の長さに保持し、サーキュラ
ーカッタで切断された編地側の糸の端末を度目の変化に
応じて所定の長さに切断する。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図において符号1は丸編機の機枠を示し、この機
枠1に編機シリンダ2が回転自在かつ上下動自在に嵌装
されている。編機シリンダ2の外周には複数の縦溝2aが
形成され、縦溝2aに編針3が上下方向に摺動自在に嵌装
されている。編機シリンダ2の縦溝2aに設けた編針3
は、図示されないカム機構により上下動する。又、編機
シリンダ2の上部には、シンカトップ4、シンカベット
5およびシンカキャップ6が配設されている。シンカキ
ャップ6にはシンカカム7が配置され、シンカベット5
にはシンカ8が水平方向に摺動自在に配置されている。
シンカベット5に設けたシンカ8は、シンカキャップ6
に設けたシンカカム7により水平方向に摺動する。
一方、上記編機シリンダ2の直上の機枠1にリンク機
構で結合された保持部材1aには管軸1bが垂設され、垂設
され管軸1bにサーキュラーカッタ9を備えたダイヤル10
の回転軸10aが抜け落ちないように内装されている。
又、管軸1bの外面には、固定刃11aを備えた鋏台11が昇
降自在に嵌装されている。鋏台11は、保持部材1aの下面
と鋏台11の段部との間に配置されたコイルばね12により
下方へ付勢され、ダイヤル10の上に載置される。さら
に、鋏台11の外周に、ホーク部を有する止め金具13が設
けられ、この止め金具13保持部材1aから垂設された係止
ピン14に係合して鋏台11が回動しないようにしている。
又、上記ダイヤル10の回転軸10aの上部には高さ調整
リング15が回動自在に配置されている。この高さ調整リ
ング15は、第2図に示されるように、高さ調整リング15
の一側と保持部材1aをコイルばね16により連結され、
又、高さ調整リング15の他側に係合装置の操作ケーブル
17が連結されている。係合装置は、図示されない編成プ
ログラムの編成制御装置(図示せず)により制御され
る。
又、上記高さ調整リング15の裏面15aには、第6図及
び第7図に示されるように、二面取りした切欠き段部15
b,15bが形成されている。これら切欠き段部15bに、後述
する一対の扛上杆43が選択的に当接する。さらに、上記
高さ調整リング15の傍らの上記機枠1へ連結した保持部
材1aには、一対の調整腕杆18a、18bが支軸19で高さ調整
リング15の外周へばね20の弾力で当接するように付勢し
て枢着されている。これら調整腕杆18a、18bの下位の機
枠1と一体の上記保持部材1aの裏面には、第1図に示さ
れるように、昇降槓杆21が支軸22で回動自在に枢着され
ている。さらに又、この昇降槓杆21の二股部21aと高さ
調整リング15の裏面15aとの間には、一対の扛上杆43が
保持部材1aを貫通して介装されている。
上記昇降槓杆21は、第1作動装置により支軸22を中心
にして回動して高さ調整リング15を上方に動かす。第1
作動装置は、第5図に示されるように昇降槓杆21に係合
する中間レバー23と、この中間レバー23を押動する昇降
ロッド24と、この昇降ロッドを昇降させるカムドラム25
を有する。昇降槓杆21の他端部21bに機枠1に支軸23cで
枢着された中間レバー23の一端部23aが押動するように
当接し、この中間レバー23の他端部23bに昇降ロッド24
が編成制御回路の電磁石(図示されず)若しくはカムド
ラム25のカム25aや揺動槓杆26、連杆26a、レバー26bを
介して昇降するように設けられている。
第1図に示されるように、回動軸10aの上部にはスプ
ライン軸10bが形成されており、このスプライン軸10bに
ダイヤルギヤ27がスラスト軸受を介して軸装されてい
る。又、このダイヤルギヤ27には、保持部材1aに軸装さ
れた幅広い中間歯車28、小歯車29及び伝動歯車30が順に
噛合って設けられている。伝動歯車30の伝動軸30aに
は、主動軸32がクラッチ31を介して連結され、主動軸32
は編機シリンダ2の回転と同期してダイヤルギヤ27を伝
動歯車30、小歯車29及び中間歯車28を介して回動させ
る。
又、上記昇降槓杆21は第2作動装置により支軸22を中
心にして回動して高さ調整リング15を上下方向に徐々に
動かす。第2作動装置は、第5図に示されるように昇降
槓杆21に係合する調整レバー34および扛上レバー33と、
扛上レバー33を押動する扛上ピン36と、この扛上ピン36
を編機シリンダ2の上下動に連動して上下動させる手段
とを有する。即ち、支軸23cとシンカキャップ6との間
に位置する機枠1には、扛上レバー33及びこれを調整す
る調整レバー34が共軸をなすピン軸35で枢着され、この
扛上レバー33の係合部33aは中間レバー23の係止部23dに
緩く係合し、扛上レバー33の一端部33bは機枠1を貫通
してシンカキャップ6へ当接した扛上ピン36の頭部に当
接し、調整レバー34の自由端部は、昇降槓杆21の嵌合部
21cに嵌合している。したがって、扛上ピン36は、編機
シリンダ2のシンカキャップ6が上下動することによ
り、これと共に上下動し、サーキュラーカッタ9を備え
たダイヤル10を編機シリンダ2の上下動に連動して上下
動する。
つぎに、本発明の作用について説明する。
靴下編成においては、編機シリンダ2が回転すると、
第1図に示されるように、編機シリンダ2の回転に同期
して主動軸32が回転し、主動軸32が回転すると、主動軸
32の回転力はクラッチ31を介して伝動歯車30に伝えら
れ、伝動歯車30を回転させる。伝動歯車30は、小歯車29
及び中間歯車28を介してダイヤルギヤ27に噛み合ってい
るので、伝動歯車30の回転によりダイヤルギヤ27が回転
する。ダイヤルギヤ27が回転すると、このダイヤルギヤ
27と一体をなすダイヤル10の回転軸10aが回転し、ダイ
ヤル10が編機シリンダ2の回転に同期して回転し、糸道
から供給される糸でメリヤス編成を行なう。
靴下編成における靴下トップ口ゴム部は、主にダブル
ウエルトを編成するため、編機シリンダ2の編針3とダ
イヤル10のトランスファジャックによりメークアップ編
成を行なうが、このとき、シンカ8とトランスファジャ
ックとが干渉しないように、ダイヤル10を所定高さの位
置まで一挙に上昇しなければならない。ダイヤル10を所
定高さの位置まで一挙に上昇させるために、第5図に示
されるように、図示されない編成制御装置の編成プログ
ラムからの指令により第1作動装置のカムドラム25を作
動し、カムドラム25のカム25aにより昇降ロッド24を扛
上させる。この昇降ロッド24が扛上すると、中間レバー
23が支軸23cの周りに左旋し、この中間レバー23に係合
する昇降槓杆21が支軸22を周りに右旋する。この昇降槓
杆21の右旋により、昇降槓杆21が扛上杆43,43を介して
高さ調整リング15を調整腕杆18a、18bの位置よりも上方
へ押し上げる。高さ調整リング15は、ダイヤル10の回転
軸10aに一体となっているので、高さ調整リング15の上
昇によりダイヤル10が所定の高さ位置まで一挙に扛上す
る。この際、図示されない編成制御装置による編成プロ
グラムからの指令に基づき、係合装置のケーブル17のテ
ンションが解除され、高さ調整リング15に連結されたコ
イルばね16の蓄勢弾力により、高さ調整リング15は、第
4図に示されるように第2図に示される位置から左旋
し、第7図に示されるように、各扛上杆43の上部が高さ
調整リング15の二面取りした切欠き段部15bへ相対的に
移動する。これにより、調整腕杆18a、18bが、ばね20の
弾力により二面取りした切欠き段部15bへ介入して係止
する。このようにして、ダイヤル10は所定の高さまで扛
上して係止された状態に保持される。
しかして、シンカ8とトランスファジャックとが干渉
しないように、ダイヤル10の位置を一挙に扛上して保持
し、編機シリンダ2の編針3とダイヤル10のトランスフ
ァジャックによりメークアップ編成が行なわれる。
なお、この動作時、編機シリンダ2のシンカキャップ
6上に配置された扛上ピン36に当接している扛上レバー
33は、調整レバー34に設けた突き当てねじの先端から離
間した状態になり、不干渉の状態に保持される(第3図
参照)。
次に、メークアップ編成後、パンティ部からくるぶし
部に至る編成をする場合、柄部分の編成を含む度目は粗
度目から徐々に密度目になるように編成されるが、この
ためには、編機シリンダー2の高さに対してダイヤル10
の高さを一定に保持することが必要である。
編機シリンダー2の高さに対してダイヤル10の高さを
一定に保持するために、図示されない編成制御装置の編
成プログラムからの指令により、係合装置の操作ケーブ
ル17をコイルばね16の弾力に抗して引っ張ると、高さ調
整リング15は、第4図の位置から第2図の位置に回転軸
10aの周りを右旋(時計方向に回動)し、高さ調整リン
グ15の外周で二面取りした切欠き段部15bに係合してい
た調整腕杆18a、18bが、ばね20の弾力に抗して外方へ押
し出され、これにより、調整腕杆18a、18bが、高さ調整
リング15の二面取りした切欠き段部15bから係合を解除
され、昇降ロッド24は、第3図に示す上昇位置から第1
図に示す下降位置に下げられる。昇降ロッド24が第1図
に示す下降位置に下げられると、この昇降ロッド24に係
合する中間レバー23が自重により右旋し、昇降槓杆21と
の係合を解除する。この際、編機シリンダー2と一体の
シンカキャップ6上の扛上ピン36の上端に当接する扛上
レバー33がピン軸35を中心として調整レバー34と共に下
旋方向に付勢され、調整レバー34の先端が支軸22を中心
にして右旋し、扛上杆43を介して高さ調整リング15およ
び鋏台11を連動させる。
即ち、図示されない編成制御装置の編成プログラムか
らの指令により、編機シリンダ2と共にシンカキャップ
6が徐々に扛上すると、このシンカシャップ6に当接す
る第2作動装置の扛上36を介して扛上レバー33及び調整
レバー34が共に左旋し、これに嵌合している昇降槓杆21
が支軸22の周りに右旋し、この昇降槓杆21が扛上杆43を
介して高さ調整リング15を上方へ押し上げる。この高さ
調整リング15と一体の回転軸10aも回転しながら共に上
昇するから、この回転軸10aのダイヤル10も所定の高さ
まで徐々に扛上する。このとき、シンカ8とトランスフ
ァジャックとが干渉しないように、ダイヤル10全体の位
置を徐々に扛上するから、編機シリンダ2の編針3とダ
イヤル10のトランスファジャックにより柄部分の編成を
含む度目は徐々に粗度目から密度目へ編成される。
回転軸10aのダイヤル10を下降させる時は、上記動作
と反対の動作をコイルばね12の付勢と共働して行なう。
次に、第8図乃至第10図(A)(B)(C)に示され
る本発明の他の実施例は、回転軸10aの上部に円板状の
高さ調整リング37を軸装し、高さ調整リング37の傍らの
上記保持部材1aの一部に調整腕杆38を支軸19で枢着し、
この調整腕杆38の自由端部に高さ調整段部38a、38bを形
成し、この調整腕杆38の一端部を操作ケーブル17に接続
し、さらに、この調整腕杆38の一部をコイルばね16で繋
ぐことにより、この調整腕杆38の高さ調整段部38a、38b
を上記高さ調整リングへ当接するようにしたものであ
る。
従って、この実施例は、(1)メイクアップ編成の
時、(2)柄部編成の時(編機シリンダの高さ調整)、
(3)柄部編成の時の柄糸の端末を長くする編成時等に
使用できるようにしたものである。
即ち、この実施例は、図示されない編成制御装置によ
り操作ケーブル17のテンションを段階的に解除すること
により、第10図(A)(C)に示されるように、調整腕
杆38の高さ調整段部38a、38bはコイルばね16の蓄勢弾力
により高さ調整リング37の底面へ段階的に介装されて係
止し、回転軸10aと一体のダイヤル10を所望の高さに保
持する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、編機シリンダーの
高さの変化に連動してダイヤル、すなわちサーキュラー
カッタの高さを同期的に変化させる手段と、同期的変化
と切り離して単独で変化させる手段とを併用したこと
で、編地側の糸の端末を度目の変化に合せて所定の長さ
に保持してサーキュラーカッタで切断できるため、編地
側の糸の端末を度目の変化に応じて所定の長さに切断す
ることができるばかりでなく、品質の向上を図ることが
できると共に、既設の装置にも組込むこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のダイヤル高さ制御装置の断面図、第
2図は、同上平面図、第3図及び第4図は、本発明の作
用を説明するための各図、第5図は、本発明のダイヤル
高さ制御装置の斜面図、第6図及び第7図は、本発明の
作用を説明するための各斜面図、第8図乃至第10図は、
本発明の他の実施例を示す各図、第11図及び第12図は、
既に提案されている丸編機におけるサーキュラーカッタ
を備えたダイヤル及び鋏台の高さを固定したもの各図で
ある。 1……機枠、2……編機シリンダ、10……ダイヤル、10
a……回転軸、12……コイルばね、15……高さ調整リン
グ、17……操作ケーブル、18a、18b……調整腕杆、21…
…昇降槓杆、23……中間レバー、24……昇降ロッド、36
……扛上ピン、37……高さ調整リング、38……調整腕
杆、43……扛上杆。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸およびサーキュラーカッタを有し編
    機シリンダの直上の機枠の管軸に回転軸を内装したダイ
    ヤルと、固定刃を備え管軸に昇降自在に外装された鋏台
    と、機枠と鋏台との間に配置され鋏台をダイヤルに押圧
    するばね手段とを備えた丸編機において、高さの異なる
    2つの支持面を有しダイヤルの回転軸に回動自在に装着
    された高さ調整リングと、高さ調整リングの2つの支持
    面のいずれか一方に係合するように機枠に枢着された調
    整腕杆と、高さ調整リングを回動して調整腕杆を2つの
    支持面の一方に係合させて高さ調整リングを2つの高さ
    位置に保持する係合装置と、二股部を有し中間位置を調
    整腕杆の下位の機枠に回動自在に枢着された高さ調整リ
    ングを上昇させる昇降槓杆と、昇降槓杆に係合して高さ
    調整リングを上昇位置に上げるための第1作動装置と、
    昇降槓杆に係合して高さ調整リングを徐々に上下動させ
    るための第2作動装置とを有することを特徴とするダイ
    ヤル高さ制御装置。
  2. 【請求項2】第1作動装置は、昇降槓杆に係合する中間
    レバーと、この中間レバーを押動する昇降ロッドと、こ
    の昇降ロッドを昇降させるカムドラムとを有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のダイヤル高さ制
    御装置。
  3. 【請求項3】第2作動装置は、昇降槓杆に係合する調整
    レバーおよび扛上レバーと、扛上レバーを押動する扛上
    ピンと、この扛上ピンを編機シリンダの上下動に連動し
    て上下動させる手段とを有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のダイヤル高さ制御装置。
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