JP2598260Y2 - 圧電共振子 - Google Patents

圧電共振子

Info

Publication number
JP2598260Y2
JP2598260Y2 JP1991025777U JP2577791U JP2598260Y2 JP 2598260 Y2 JP2598260 Y2 JP 2598260Y2 JP 1991025777 U JP1991025777 U JP 1991025777U JP 2577791 U JP2577791 U JP 2577791U JP 2598260 Y2 JP2598260 Y2 JP 2598260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
piezoelectric substrate
input
output terminal
common electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991025777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04114224U (ja
Inventor
智明 二口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1991025777U priority Critical patent/JP2598260Y2/ja
Publication of JPH04114224U publication Critical patent/JPH04114224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598260Y2 publication Critical patent/JP2598260Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、圧電フィルタやトラ
ップなどの中継容量部を備えた多素子タイプの圧電共振
子に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5はそれぞれ従来の圧電共振
子の一方の主面と他方の主面を示す平面図であり、図6
はその等価回路を示している。これらの図に示された従
来の圧電共振子においては、圧電基板21の一方の主面
の左右両側に振動電極22,23が形成されており、下
部中央には振動電極22,23の間を中継する中継容量
を形成するための中継容量電極24が形成されている。
さらに、振動電極22,23からは、圧電基板21の下
部両端側に入出力端子取付部25,26が延設されてい
る。一方、圧電基板21の他方の主面(裏面)には、上
記振動電極22,23と対向する位置に共通電極27,
28が形成され、さらに、圧電基板21を介して上記中
継容量電極24と対向する下部中央には対向容量電極2
9が形成されており、共通電極27,28と対向容量電
極29はまっすぐな帯状のリード部30,31により電
気的に接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の圧
電共振子においては、入出力端子取付部25,26は、
入出力用端子(図示せず)の取付強度を向上させるため
にできるだけ、大きく形成されており、かつ、リード部
30,31は、最短距離で共通電極27,28と対向容
量電極29を接続するようにまっすぐに形成されている
ため、入出力端子取付部25,26とリード部30,3
1との間の距離(圧電基板21を介しての距離)は小さ
く、両者の間には比較的大きなストレー容量Cが形成さ
れ、共振特性を劣化させるという問題点がある。
【0004】また、はんだ付けにより対向容量電極29
にアース端子32を取り付ける場合に、対向容量電極2
9からリード部30,31にはんだが流れ込むことによ
り、アース端子32と対向容量電極29と間の接続不良
や断線が生じるという問題点があり、さらに、圧電共振
子を基板(図示せず)に実装する際の熱により、対向容
量電極29から振動電極27,28にはんだが流れ込
み、共振特性を劣化させるという問題点がある。
【0005】この考案は、上記問題点を解決するもので
あり、入出力端子取付部とリード部との間にストレー容
量が形成されることを防止して共振特性を向上させ、か
つ、対向容量電極からのはんだ流れを抑制することによ
り共振特性の劣化を防止することが可能な圧電共振子を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案の圧電共振子は、矩形板状の圧電基板と、
前記圧電基板の一方の主面に形成された、複数の振動電
極と、該振動電極間の中継容量部を形成する中継容量電
極と、一対の入出力端子取付部と、前記圧電基板の他方
の主面に形成された、前記振動電極と対向する共通電極
と、前記中継容量電極と対向する対向容量電極と、前記
共通電極と前記対向容量電極を接続するリード部とを備
え、かつ、前記複数の振動電極のそれぞれが、所定の間
隔をおいて対向する一対の電極から構成され、前記一対
入出力端子取付部が、前記圧電基板の一辺側の両端部
に引き出された構成を有する圧電共振子において、前記
共通電極と前記対向容量電極を接続するリード部の形状
を、前記共通電極と前記対向容量電極とを直線状のリー
ド部で接続する場合に比べて、前記圧電基板を介して前
記入出力端子取付部と対向する領域からリード部までの
距離が大きくなるように、前記共通電極から前記対向容
量電極に至る途中で曲折した非直線形状とし、前記リー
ド部を、前記各振動電極を構成する一対の電極間の中心
線付近において、前記共通電極に接続するとともに、
記圧電基板を介して前記入出力端子取付部と対向する領
域から前記共通電極の近傍の前記リード部までの最短距
離(L)を、前記圧電基板を介して前記入出力端子取付
部と対向する領域から前記対向容量電極までの最短距離
(L1)より長く、かつ、前記圧電基板を介して前記入
出力端子取付部と対向する領域から前記共通電極までの
最短距離(L2)より長くしたことを特徴としている
【0007】また、この考案の圧電共振子は、 矩形板状
の圧電基板と、 前記圧電基板の一方の主面に形成され
た、複数の振動電極と、該振動電極間の中継容量部を形
成する中継容量電極と、一対の入出力端子取付部と、
記圧電基板の他方の主面に形成された、前記振動電極と
対向する共通電極と、前記中継容量電極と対向する対向
容量電極と、前記共通電極と前記対向容量電極を接続す
るリード部と を備え、かつ、 前記複数の振動電極のそれ
ぞれが、所定の間隔をおいて対向する一対の電極から構
成され、前記一対の入出力端子取付部が、前記圧電基板
の一辺側の両端部に引き出された構成を有する圧電共振
子において、 前記共通電極と前記対向容量電極を接続す
るリード部の形状を、前記共通電極と前記対向容量電極
とを直線状のリード部で接続する場合に比べて、前記圧
電基板を介して前記入出力端子取付部と対向する領域か
らリード部までの距離が大きくなるように、前記共通電
極から前記対向容量電極に至る途中で曲折した非直線形
状とし、前記リード部を、前記各振動電極を構成する一
対の電極間の中心線よりも前記圧電基板の前記入出力端
子取付部が引き出された一辺と対向する他辺側におい
て、前記共通電極に接続するとともに、 前記圧電基板を
介して前記入出力端子取付部と対向する領域から前記共
通電極の近傍の前記リード部までの最短距離(L)を、
前記圧電基板を介して前記入出力端子取付部と対向する
領域から前記対向容量電極までの最短距離(L1)より
長く、かつ、前記圧電基板を介して前記入出力端子取付
部と対向する領域から前記共通電極までの最短距離(L
2)より長くしたこと を特徴としている。
【0008】
【作用】リード部の形状を、共通電極から対向容量電極
に至る途中で曲折した非直線形状とするとともに、リー
ド部を、各振動電極を構成する一対の電極間の中心線付
近において、共通電極に接続するとともに、圧電基板を
介して入出力端子取付部と対向する領域から共通電極の
近傍のリード部までの最短距離(L)を、対向容 量電極
までの最短距離(L1)より長く(L>L1)、かつ、
共通電極までの最短距離(L2)より長く(L>L2)
することにより、圧電基板を介して入出力端子取付部と
対向する領域からリード部までの距離が、共通電極と対
向容量電極とを直線状のリード部で接続する場合に比べ
確実に大きくなり、入出力端子取付部とリード部との
間に大きなストレー容量が形成されることを抑制、防止
して、圧電共振子の特性を向上させることができるよう
になる。
【0009】また、リード部が非直線形状で曲折してい
るとともに、共通電極と対向容量電極とを接続するリー
ド部の距離が長いため、アース端子をはんだ付けする工
程で、はんだがリード部に流れ込みにくく、接続不良や
断線を防止することが可能になる。さらに、基板への実
装工程において加熱された場合にも、はんだが対向容量
電極から振動電極にまで流れ込むことがなく、はんだの
流れ込みによって生じる質量ダンピングを防止して良好
な共振特性を確保することができる。
【0010】また、請求項2の圧電共振子のように、リ
ード部の形状を、共通電極から対向容量電極に至る途中
で曲折した非直線形状とするとともに、リード部を、各
振動電極を構成する一対の電極間の中心線よりも圧電基
板の入出力端子取付部が引き出された一辺と対向する他
辺側において共通電極に接続するようにした場合、より
確実に、圧電基板を介して入出力端子取付部と対向する
領域から共通電極の近傍のリード部までの最短距離
(L)を、対向容量電極までの最短距離(L1)より長
く(L>L1)、かつ、共通電極までの最短距離(L
2)より長く(L>L2)することが可能になり、本願
考案をより実効あらしめることが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。図1及び図2はそれぞれこの考案の一実施例にか
かる圧電共振子の一方の主面と他方の主面を示す平面図
である。図1及び図2に示すように、この実施例の圧電
共振子において、圧電基板1の一方の主面の左右両側に
は振動電極2,3が形成されており、下部中央には振動
電極2,3間の中継容量を形成するための中継容量電極
4が形成されている。なお、この圧電共振子において
は、各振動電極2,3はそれぞれ、所定の間隔をおいて
対向する一対の電極2a,2b及び3a,3bから形成
されている。さらに、振動電極2,3からは、圧電基板
1の下部両端側に入出力端子(図示せず)をはんだ付け
などの方法で接続するための入出力端子取付部5,6が
延設されている。なお、入出力端子取付部5,6は、圧
電基板1の一辺側(図1では下辺1a側)に引き出され
ている。一方、圧電基板1の他方の主面(裏面)には、
振動電極2,3と対向する共通電極7,8が形成され、
さらに、圧電基板1を介して上記中継容量電極4と対向
する位置には対向容量電極9が形成されている。そし
て、共通電極7,8と対向容量電極9は、途中で直角に
曲折した帯状のリード部Rにより電気的に接続されてい
る。なお、この実施例では、リード部Rは、対向容量電
極9と共通電極7,8を接続する線路の各部分(すなわ
ち水平部分10,11及び垂直部分13)から構成され
ている。また、リード部Rは、各振動電極2,3を構成
する一対の電極2a,2b及び3a,3b間の中心線L
付近(すなわち、中心線Lと、圧電基板1の入出力端子
取付部5,6が引き出された一辺(圧電基板1の下辺1
a)と対向する他辺(圧電基板1の上辺1b)により規
定される領域の下端側)において、共通電極7,8に接
続されている。
【0012】また、この圧電共振子においては、図1に
示すように、圧電基板1を介して入出力端子取付部5,
6と対向する領域から共通電極7,8の近傍のリード部
R(11または10)までの最短距離(L)が、圧電基
板1を介して入出力端子取付部5,6と対向する領域か
ら対向容量電極9までの最短距離(L1)より長く(L
>L1)、かつ、圧電基板1を介して入出力端子取付部
5,6と対向する領域から共通電極7,8までの最短距
離(L2)より長く(L>L2)なっている。
【0013】上記のように構成された圧電共振子におい
ては、共通電極7,8と対向容量電極9を接続するリー
ド部Rが途中でL字状(直角)に曲折し(対向容量電極
9から垂直に立上がった後、水平方向に分岐して、共通
電極7,8に至っている)、圧電基板1を介して入出力
端子取付部5,6と対向する領域からの距離が大きくな
るように引き回されているとともに、リード部Rが、各
振動電極2,3を構成する一対の電極2a,2b及び3
a,3b間の中心線L付近で共通電極7,8に接続され
おり、圧電基板1を介して入出力端子取付部5,6と
対向する領域から共通電極7,8の近傍のリード部R
(11または10)までの最短距離(L)が、対向容量
電極9までの最短距離(L1)より長く(L>L1)、
かつ、共通電極7,8までの最短距離(L2)より長く
(L>L2)なっているため、共通電極7,8と対向容
量電極9とを直線状のリード部で接続する場合に比べ
て、圧電基板1を介して入出力端子取付部5,6と対向
する領域からリード部Rまでの距離が確実に大きくな
る。そのため、入出力端子取付部5,6とリード部Rと
の間に大きなストレー容量が形成されることを防止し
て、良好な特性を保持することができる。
【0014】また、リード部RがL字状に曲折してお
り、共通電極7,8と対向容量電極9とを接続するリー
ド部Rの距離が長いため、アース端子12を対向容量電
極9にはんだ付けする工程で、はんだがリード部R(1
0,11,13)に流れ込みにくく、接続不良や断線を
防止することができるとともに、基板(図示せず)への
実装工程などにおいて加熱された場合にも、はんだが対
向容量電極から振動電極に流れ込むことを防止し、はん
だによる質量ダンピングを防止して良好な共振特性を確
保することができる。
【0015】上記実施例においては、リード部RをL字
状に曲折させた場合について説明したが、リード部Rの
形状は、上記実施例の形状に限定されるものではなく、
リード部Rと入出力端子取付部5,6との間の距離を大
きくとることが可能で、かつ、対向容量電極9からはん
だが流れ込みにくい形状であればよい。したがって、図
3に示すように、対向容量電極9からいったん垂直に立
上がり、圧電基板1の上辺附近で曲折して上辺沿いに左
右に分岐し、さらに下方に曲折して共通電極7,8に至
るような形状(コ字状)に構成することも可能である。
なお、図3において、図1及び図2と同一符号を付した
部分は、同一または相当部分を示す。
【0016】このように、リード部を、各振動電極を構
成する一対の電極間の中心線よりも圧電基板の入出力端
子取付部が引き出された一辺と対向する他辺側において
共通電極に接続するようにした場合、より確実に、圧電
基板を介して入出力端子取付部と対向する領域から共通
電極の近傍のリード部までの最短距離(L)を、対向容
量電極までの最短距離(L1)より長く(L>L1)、
かつ、共通電極までの最短距離(L2)より長く(L>
L2)することが可能になり、本願考案をより実効あら
しめることができる。
【0017】また、リード部以外の振動電極や入出力端
子取付部、あるいは共通電極などについても、その形状
や配置は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
形状や配置とすることが可能である。
【0018】
【考案の効果】上述のように、この考案の圧電共振子
は、共通電極と対向容量電極を接続するリード部を非直
線形状とし、リード部を、各振動電極を構成する一対の
電極間の中心線付近あるいは中心線よりも圧電基板の入
出力端子取付部が引き出された一辺と対向する他辺側に
おいて、共通電極に接続するとともに、圧電基板を介し
て入出力端子取付部と対向する領域から共通電極の近傍
のリード部までの最短距離(L)を、対向容量電極まで
の最短距離(L1)より長く(L>L1)、かつ、共通
電極までの最短距離(L2)より長く(L>L2)する
ようにしているので、入出力端子取付部と対向する領域
からの距離が確実に大きくなり、入出力端子取付部とリ
ード部との間に大きなストレー容量が形成されることを
防止することができる。その結果、良好な圧電特性を実
現することが可能になる。
【0019】また、リード部が曲折し、かつ、そのため
に共通電極と対向容量電極とを接続するリード部の長さ
が大きくなることから、アース端子をはんだ付けする工
程で、はんだがリード部に流れ込みにくく、接続不良や
断線を防止することができるとともに、基板への実装工
程で圧電共振子が加熱された場合にも、はんだが対向容
量電極から振動電極に流れ込むことがなく、はんだの流
れ込みによる質量ダンピングを防止して良好な共振特性
を確保することができる。
【0020】また、請求項2の圧電共振子のように、リ
ード部の形状を、共通電極から対向容量電極に至る途中
で曲折した非直線形状とするとともに、リード部を、各
振動電極を構成する一対の電極間の中心線よりも圧電基
板の入出力端子取付部が引き出された一辺と対向する他
辺側において共通電極に接続するようにした場合、より
確実に、圧電基板を介して入出力端子取付部と対向する
領域から共通電極の近傍のリード部までの最短距離
(L)を、対向容量電極までの最短距離(L1)より長
く(L>L1)、かつ、共通電極までの最短距離(L
2)より長く(L>L2)することが可能になり、本願
考案をより実効あらしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる圧電共振子の一方
の主面を示す平面図である。
【図2】この考案の一実施例にかかる圧電共振子の他方
の主面を示す平面図である。
【図3】この考案の他の一実施例にかかる圧電共振子を
示す平面図である。
【図4】従来の圧電共振子の一方の主面を示す平面図で
ある。
【図5】従来の圧電共振子の他方の主面を示す平面図で
ある。
【図6】従来の圧電共振子の等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1 圧電基板 2,3 振動電極 4 中継容量電極 5,6 入出力端子取付部 7,8 共通電極 9 対向容量電極 R(10,11,13) リード部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形板状の圧電基板と、 前記圧電基板の一方の主面に形成された、複数の振動電
    極と、該振動電極間の中継容量部を形成する中継容量電
    極と、一対の入出力端子取付部と、 前記圧電基板の他方の主面に形成された、前記振動電極
    と対向する共通電極と、前記中継容量電極と対向する対
    向容量電極と、前記共通電極と前記対向容量電極を接続
    するリード部とを備え、かつ、 前記複数の振動電極のそれぞれが、所定の間隔をおいて
    対向する一対の電極から構成され、前記一対の入出力端
    子取付部が、前記圧電基板の一辺側の両端部に引き出さ
    れた構成を有する圧電共振子において、 前記共通電極と前記対向容量電極を接続するリード部の
    形状を、前記共通電極と前記対向容量電極とを直線状の
    リード部で接続する場合に比べて、前記圧電基板を介し
    て前記入出力端子取付部と対向する領域からリード部ま
    での距離が大きくなるように、前記共通電極から前記対
    向容量電極に至る途中で曲折した非直線形状とし、前記
    リード部を、前記各振動電極を構成する一対の電極間の
    中心線付近において、前記共通電極に接続するととも
    に、 前記圧電基板を介して前記入出力端子取付部と対向する
    領域から前記共通電極の近傍の前記リード部までの最短
    距離(L)を、前記圧電基板を介して前記入出力端子取
    付部と対向する領域から前記対向容量電極までの最短距
    離(L1)より長く、かつ、前記圧電基板を介して前記
    入出力端子取付部と対向する領域から前記共通電極まで
    の最短距離(L2)より長くしたこと を特徴とする圧電
    共振子。
  2. 【請求項2】矩形板状の圧電基板と、 前記圧電基板の一方の主面に形成された、複数の振動電
    極と、該振動電極間の 中継容量部を形成する中継容量電
    極と、一対の入出力端子取付部と、 前記圧電基板の他方の主面に形成された、前記振動電極
    と対向する共通電極と、前記中継容量電極と対向する対
    向容量電極と、前記共通電極と前記対向容量電極を接続
    するリード部と を備え、かつ、 前記複数の振動電極のそれぞれが、所定の間隔をおいて
    対向する一対の電極から構成され、前記一対の入出力端
    子取付部が、前記圧電基板の一辺側の両端部に引き出さ
    れた構成を有する圧電共振子において、 前記共通電極と前記対向容量電極を接続するリード部の
    形状を、前記共通電極と前記対向容量電極とを直線状の
    リード部で接続する場合に比べて、前記圧電基板を介し
    て前記入出力端子取付部と対向する領域からリード部ま
    での距離が大きくなるように、前記共通電極から前記対
    向容量電極に至る途中で曲折した非直線形状とし、前記
    リード部を、前記各振動電極を構成する一対の電極間の
    中心線よりも前記圧電基板の前記入出力端子取付部が引
    き出された一辺と対向する他辺側において、前記共通電
    極に接続するとともに、 前記圧電基板を介して前記入出力端子取付部と対向する
    領域から前記共通電極の近傍の前記リード部までの最短
    距離(L)を、前記圧電基板を介して前記入出力端子取
    付部と対向する領域から前記対向容量電極までの最短距
    離(L1)より長く、かつ、前記圧電基板を介して前記
    入出力端子取付部と対向する領域から前記共通電極まで
    の最短距離(L2)より長くしたこと を特徴とする圧電
    共振子。
JP1991025777U 1991-03-25 1991-03-25 圧電共振子 Expired - Lifetime JP2598260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025777U JP2598260Y2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 圧電共振子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025777U JP2598260Y2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 圧電共振子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04114224U JPH04114224U (ja) 1992-10-07
JP2598260Y2 true JP2598260Y2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=31910440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991025777U Expired - Lifetime JP2598260Y2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 圧電共振子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598260Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581370B1 (ko) * 1998-09-04 2006-05-24 세이메이 시라토리 교호 흡착막의 제조 방법 및 제조 장치 및 교호 흡착막을가지는 구조체

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104829U (ja) * 1979-01-17 1980-07-22
JPS5683133U (ja) * 1979-11-29 1981-07-04
JP3000418U (ja) * 1994-01-25 1994-08-09 第一精工株式会社 釣用バケツ
JP3002741U (ja) * 1994-04-04 1994-10-04 哲也 西田 スライド機能付き棚受け金具セット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581370B1 (ko) * 1998-09-04 2006-05-24 세이메이 시라토리 교호 흡착막의 제조 방법 및 제조 장치 및 교호 흡착막을가지는 구조체

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04114224U (ja) 1992-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598260Y2 (ja) 圧電共振子
JPH0559955U (ja) 圧電共振器
JPH08335847A (ja) 厚みすべり振動型2重モードフィルタ
US7432632B2 (en) Composite electronic component
JPH0323699Y2 (ja)
JPH04128417U (ja) 圧電共振子
JPS643228Y2 (ja)
JP2738673B2 (ja) セラミツク共振子
JPS59172824A (ja) ラダ−型圧電フイルタ
US7615913B2 (en) Composite electronic component
JP3077551B2 (ja) 圧電共振部品
JP2534049Y2 (ja) 誘電体フィルタ
JPH0220817Y2 (ja)
JPS6318163Y2 (ja)
JPH0448015Y2 (ja)
JP2504980Y2 (ja) 電子部品
JPS6221065Y2 (ja)
JPS59212015A (ja) 圧電濾波器およびその製造方法
JPH0766606A (ja) 表面実装型電子部品
JP2550739Y2 (ja) 誘電体フィルタ
JPH0644180Y2 (ja) ラダー型圧電フィルタ
JPS6123865Y2 (ja)
JPH04135001U (ja) 誘電体共振器装置
JPH04131028U (ja) チツプ状電子部品
JPH0615307U (ja) 誘電体フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971216

EXPY Cancellation because of completion of term