JP2597665B2 - 太陽センサ - Google Patents

太陽センサ

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JP2597665B2
JP2597665B2 JP63203739A JP20373988A JP2597665B2 JP 2597665 B2 JP2597665 B2 JP 2597665B2 JP 63203739 A JP63203739 A JP 63203739A JP 20373988 A JP20373988 A JP 20373988A JP 2597665 B2 JP2597665 B2 JP 2597665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば人工衛星等の姿勢、軌道制御に供
するために、太陽とのなす角を検出するのに用いる太陽
センサに関する。
(従来の技術) 一般に、この種の太陽センサとしては、第5図に示す
ように遮蔽部材1のスリット1aに対して1次元固体撮像
素子等の1次元リニアアレイセンタ2を略直交させて配
置し、スリット1aを通過した太陽光を1次元リニアアレ
イセンサ2に照射させて検出する方式が知られている。
この1次元リニアアレイセンサ2は、入射した太陽光に
応じて、例えば第6図に示すような回析像3を得て、こ
の回析像3が図示しない処理回路で1次元リニアアレイ
センサ2の画素位置として求められて太陽光入射角が検
出される。
ところが、上記太陽センサでは、その構成上、検出す
ることのできる太陽光入射角情報が1軸回りの成分で、
2軸回りの成分を検出することが困難なものであった。
このため、従来は、2軸回りの太陽光入射角を検出する
場合、第7図に示すように、上記第5図に示す太陽セン
サを2組略直交させて配置して検出しなければならなか
ったため、その構成が非常に大形となるという問題を有
していた。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、従来の太陽センサでは、2軸回り
の太陽光入射角を検出するように構成すると、大形化す
るという問題を有していた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、太陽
光入射角の2軸回りの成分を検出し得るようにしたうえ
で、可及的に小形化を実現し得る太陽センサを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は略円形状の開口部を有した遮蔽部材と、こ
の遮蔽部材の開口部を通過した太陽光が照射される略平
行に配列された第1及び第2の1次元リニアアレイセン
サと、この第1及び第2の1次元リニアアレイセンサに
照射された太陽光の入射部分の差より太陽光入射角の1
軸成分を求め、かつ、前記第1及び第2の1次元リニア
アレイセンサのいずれか一方より前記太陽光入射角の他
の1軸成分を求める信号処理手段とを備えて太陽センサ
を構成したものである。
(作用) 上記構成によれば、略円形状の開口部を通過した太陽
光の角度情報は、略平行に配設される第1及び第2の1
次元リニアアレイセンサにそれぞれ照射される太陽光の
入射部分の長さ差及びいずれか一方の入射部分により、
太陽光入射角の2軸回りの成分を検出することができ
る。従って、遮蔽部材と略平行に配設された第1及び第
2の1次元リニアアレインサで構成することができるこ
とにより、従来の2組の太陽センサを組合わせたものに
比して可及的に小形化が図れる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る太陽センサを示す
もので、遮蔽部材10には円形状のアパーチャと称する開
口部11が形成される。そして、この遮蔽部材10の開口部
11には1次元固体撮像素子等の第1及び第2の1次元リ
ニアアレイセンサ12,13が、その略中心が開口部11の中
心Oに対応するように配置される。この第1及び第2の
1次元リニアアレイセンサ12,13は相互間が略平行に配
列されており、その各出力端には信号処理部14が接続さ
れる。
上記構成において、遮蔽部材10の開口部11を通過した
太陽光はセンサ光軸Zに対して平行に入射すると、第2
図に示すように円形像Aとなって第1及び第2の1次元
リニアアレイセンサ12,13上に投射され、太陽光の入射
角の変化に対応して図中破線Bで示す如く移動する。こ
の円形像Aは太陽光が周知のように0.5゜の広がりを有
する平行光線であることから、開口部11の周囲で回析さ
れて第3図(a)に示すような略台形状の強度分布とな
り信号処理部14に導かれる。すると、信号処理部は円形
像のピーク値を、例えば1/2程度の強度をしきい値VTH
して(第3図(b)参照)、これを越えた部分を「1」
とし、この「1」の部分を第1及び第2の1次元リニア
アレイセンサ12,13の画素に対応したクロックでカウン
トして(同図(C)参照)、その画素数から第1及び第
2の1次元リニアアレイセンサ12,13に照射された太陽
光の入射部分の長さを求める。そして、その第1及び第
2の1次元リニアアレイセンサ12,13の太陽光の入射部
分によりx軸及びy軸の2軸回り太陽光入射角を検出す
る。
例えば、第1及び第2の1次元リニアアレイセンサ1
2,13の画素数がNで、第4図に示すように、円形像が中
心OからO′だけ移動すると、第1の1次元リニアアレ
イセンサ12の入射部分をC1、中心Oがx軸上のx1までの
距離をL1、中心Oからx2までの距離をL2とし、第2の1
次元リニアアレイセンサ13の入射部分をC2、中心Oがx
軸上のx3までの距離をL3、中心Oからx4までの距離をL4
とすると、 L1=N/2−x1 L2=x2−N/2 L3=N/2−x3 L4=x4−N/2 の式が成立する。これにより、太陽光入射角は、そのx
軸方向の成分Δxが関数として f(L1−L2)あるいはf(L3−L4) の式で求められ、y軸回りの成分Δyが関数として f(C1−C2) の式で求められる。
このように、上記太陽センサは円形状の開口部11を通
過した太陽光を略平行に配列された第1及び第2の1次
元リニアアレイセンサ12,13に照射させ、この第1及び
第2の1次元リニアアレイセンサ12,13に照射された太
陽光の入射部分の差より太陽光入射角のy軸回りの成分
を求め、かつ、第1及び第2の1次元リニアアレイセン
サ12,13のいずれか一方より太陽光入射角のx軸成分を
求めるように構成したことにより、従来の2組の太陽セ
ンサを組合わせたもの(第7図参照)に比して可及的に
小形化が図れる。
なお、この発明は上記実施例では、開口部11を円形に
形成した場合で説明したが、これに限ることなく、楕円
等の略円形状に形成することも可能である。よって、こ
の発明は上記実施例に限ることなく、その他、この発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ること
は勿論のことである。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、太陽光入射
角の2軸回りの成分を検出し得るようにしたうえで、可
及的に小形化を実現し得る太陽センサを提供することが
だきる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る太陽センサを示す構
成図、第2図乃至第4図は第1図の動作を説明するため
に示した図、第5図乃至第7図は従来の太陽センサの問
題点を説明するために示した図である。 10……遮蔽部材、11……開口部、12,13……第1及び第
2の1次元リニアアレイセンサ、14……信号処理部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円形状の開口部を有した遮蔽部材と、こ
    の遮蔽部材の開口部を通過した太陽光が照射される略平
    行に配列された第1及び第2の1次元リニアアレイセン
    サと、この第1及び第2の1次元リニアアレイセンサに
    照射された太陽光の入射部分の差より太陽光入射角の1
    軸成分を求め、かつ、前記第1及び第2の1次元リニア
    アレイセンサのいずれか一方より前記太陽光入射角の他
    の1軸成分を求める信号処理手段とを具備したことを特
    徴とする太陽センサ。
JP63203739A 1988-08-18 1988-08-18 太陽センサ Expired - Lifetime JP2597665B2 (ja)

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