JP2597642Y2 - 横ずれ防止つばを有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リング - Google Patents
横ずれ防止つばを有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リングInfo
- Publication number
- JP2597642Y2 JP2597642Y2 JP1993039196U JP3919693U JP2597642Y2 JP 2597642 Y2 JP2597642 Y2 JP 2597642Y2 JP 1993039196 U JP1993039196 U JP 1993039196U JP 3919693 U JP3919693 U JP 3919693U JP 2597642 Y2 JP2597642 Y2 JP 2597642Y2
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- Japan
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- resin ring
- wheel
- shutter
- resin
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、シャッタ−カ−テンを
ｎ角形状に巻取るシャッタ−に関するものであり、詳し
くは、巻取りシャッタ−のホイ−ルに設けられたｎ個の
当接部を樹脂リングで形成した場合における該樹脂リン
グの改良に関するものである。
ｎ角形状に巻取るシャッタ−に関するものであり、詳し
くは、巻取りシャッタ−のホイ−ルに設けられたｎ個の
当接部を樹脂リングで形成した場合における該樹脂リン
グの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数のスラットを一連状に連結して構成
されるシャッタ−カ−テンを、ｎ角形状の巻層に整然と
巻き取る、いわゆる多角形巻取シャッタ−においては、
シャッタ−カ−テンを支持するための、ｎ個の当接部を
巻取りシャフトのホイ−ルに設ける必要がある。図４は
シャッタ−カ−テンを六角形状に巻き取る場合の従来例
を示す図であり、６個の当接部１ａ、１ｂ、．．．１ｆ
がホイ−ル２の外周に図示しないボルトでそれぞれ取付
けられている。これに対して、本出願人は、組立て作業
を簡易化し、かつ取付けの精度を増すことを目的とし
て、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して一体成形した巻
取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リングを創案した。し
かし、より一層取付け精度を上げるには樹脂リングをホ
イ−ルに取り付ける際に、樹脂リングがホイ−ルに対し
て横ずれを起こすことを防止する必要がある。また、ホ
イ−ルは巻取りシャフトに先付けされているので、先付
けされたホイ−ルに対して樹脂リングを取り付ける際
に、取付け作業に支障を及ぼさないような横ずれ防止措
置を採用する必要がある。
されるシャッタ−カ−テンを、ｎ角形状の巻層に整然と
巻き取る、いわゆる多角形巻取シャッタ−においては、
シャッタ−カ−テンを支持するための、ｎ個の当接部を
巻取りシャフトのホイ−ルに設ける必要がある。図４は
シャッタ−カ−テンを六角形状に巻き取る場合の従来例
を示す図であり、６個の当接部１ａ、１ｂ、．．．１ｆ
がホイ−ル２の外周に図示しないボルトでそれぞれ取付
けられている。これに対して、本出願人は、組立て作業
を簡易化し、かつ取付けの精度を増すことを目的とし
て、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して一体成形した巻
取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リングを創案した。し
かし、より一層取付け精度を上げるには樹脂リングをホ
イ−ルに取り付ける際に、樹脂リングがホイ−ルに対し
て横ずれを起こすことを防止する必要がある。また、ホ
イ−ルは巻取りシャフトに先付けされているので、先付
けされたホイ−ルに対して樹脂リングを取り付ける際
に、取付け作業に支障を及ぼさないような横ずれ防止措
置を採用する必要がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記問題に
鑑み、これを改善することを課題として創案されたもの
であって、取付け精度を高めることができ、かつ樹脂リ
ングの取付けに支障を来たさないような横ずれ防止つば
を有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リングを提
供することを目的とする。
鑑み、これを改善することを課題として創案されたもの
であって、取付け精度を高めることができ、かつ樹脂リ
ングの取付けに支障を来たさないような横ずれ防止つば
を有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リングを提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本考案が採用した技術手段は、複数枚のスラットを
一連状に連結して構成されるシャッタ−カ−テンを巻取
りシャフトのホイ−ルに設けられたｎ個の当接部に当接
支持させてｎ角形状に巻取る巻取りシャッタ−におい
て、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して一体成形した樹
脂リングとし、該樹脂リングの内周面には樹脂リングの
一側端面の一部を内側に向かって延設してなる２つのつ
ばが対向して周設してあることを特徴とするものであ
る。
め、本考案が採用した技術手段は、複数枚のスラットを
一連状に連結して構成されるシャッタ−カ−テンを巻取
りシャフトのホイ−ルに設けられたｎ個の当接部に当接
支持させてｎ角形状に巻取る巻取りシャッタ−におい
て、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して一体成形した樹
脂リングとし、該樹脂リングの内周面には樹脂リングの
一側端面の一部を内側に向かって延設してなる２つのつ
ばが対向して周設してあることを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【作用】したがって、本考案によれば、樹脂リングの内
周面につばが設けられているので樹脂リングをホイ−ル
に取り付ける際の横ずれが防止される。さらに、樹脂リ
ングの内周面にはつばのない部分があるので、巻取りシ
ャフトに複数のホイ−ルが先付けされている場合であっ
ても、すべてのホイ−ルに樹脂リングを取り付けること
ができる。
周面につばが設けられているので樹脂リングをホイ−ル
に取り付ける際の横ずれが防止される。さらに、樹脂リ
ングの内周面にはつばのない部分があるので、巻取りシ
ャフトに複数のホイ−ルが先付けされている場合であっ
ても、すべてのホイ−ルに樹脂リングを取り付けること
ができる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳
細に説明する。図１は巻取りシャッタ−の樹脂リング１
および該樹脂リングの内周面に設けられた横ずれ防止つ
ば１ｇ、１ｇを示す側面図であり、樹脂リング１は、６
個の突出した当接部１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ、１ｅ、１
ｆを樹脂で一体成形してリング状に形成されている。樹
脂リング１の内周面には、樹脂リング１の一側端面の一
部を内側に向けて延設してなる２つのつば１ｇ、１ｇが
対向して周設されている。
細に説明する。図１は巻取りシャッタ−の樹脂リング１
および該樹脂リングの内周面に設けられた横ずれ防止つ
ば１ｇ、１ｇを示す側面図であり、樹脂リング１は、６
個の突出した当接部１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ、１ｅ、１
ｆを樹脂で一体成形してリング状に形成されている。樹
脂リング１の内周面には、樹脂リング１の一側端面の一
部を内側に向けて延設してなる２つのつば１ｇ、１ｇが
対向して周設されている。
【０００７】本考案にかかる樹脂リング１の取付けにつ
いて図２、図３によって説明する。ホイ−ル２は巻取り
シャフト３に先付けされており、本実施例においては３
つのホイ−ル２ａ、２ｂ、２ｃが取付けられている。い
ま、樹脂リング１をホイ−ル２ｂに取り付けるとする
と、樹脂リング１を斜めにしてつば１ｇ、１ｇのない部
分で手前のホイ−ル２ａを通過させることにより、中間
に位置するホイ−ル２ｂに樹脂リング１を取り付けるこ
とができる。同様にして、ホイ−ル２ａ、ホイ−ル２ｂ
を通過させホイ−ル２ｃに樹脂リング１を取り付けるこ
ともできる。樹脂リング１はボルト５によってホイ−ル
２に取付けられるが、この時、樹脂リング１の内周面に
はつば１ｇ、１ｇが設けられているので、樹脂リング１
がホイ−ル２に対して横ずれすることがない。
いて図２、図３によって説明する。ホイ−ル２は巻取り
シャフト３に先付けされており、本実施例においては３
つのホイ−ル２ａ、２ｂ、２ｃが取付けられている。い
ま、樹脂リング１をホイ−ル２ｂに取り付けるとする
と、樹脂リング１を斜めにしてつば１ｇ、１ｇのない部
分で手前のホイ−ル２ａを通過させることにより、中間
に位置するホイ−ル２ｂに樹脂リング１を取り付けるこ
とができる。同様にして、ホイ−ル２ａ、ホイ−ル２ｂ
を通過させホイ−ル２ｃに樹脂リング１を取り付けるこ
ともできる。樹脂リング１はボルト５によってホイ−ル
２に取付けられるが、この時、樹脂リング１の内周面に
はつば１ｇ、１ｇが設けられているので、樹脂リング１
がホイ−ル２に対して横ずれすることがない。
【０００８】図示しないシャッタ−カ−テンは、開閉機
６により巻取りシャフト３に対し、ホイ−ル２に外嵌さ
れた樹脂リング１の当接部１ａ、１ｂ、．．．によって
六角形状に巻き取られる。実施例においては、当接部１
ａ、１ｂ、．．．の突出寸法は巻始め側に位置する当接
部１ａから漸次、図示しないシャッタ−カ−テンの１巻
目と２巻目の巻径差を６等分した寸法毎に大きくなるよ
う設定されている。これによって、各巻層を形成する図
示しない６枚のスラットは、同一の高さ寸法とすること
が可能となり、各巻層の巻き終わりスラットを各巻層間
の巻径の変化を吸収するよう特殊寸法とすることが不要
となる。また、当接部１ｅ、１ｆの突起の頂部は直線状
に一体的に樹脂で連結され平面を形成しており、これに
よって、突出した当接部１ａ、１ｂ、．．．からなる樹
脂リング１の外周の一部に平らな基準面４が設けられる
こととなる。かかる基準面４を利用することにより、各
樹脂リング１同士を平行にホイ−ル２ａ、２ｂ、２ｃに
取り付けることが可能となる。
６により巻取りシャフト３に対し、ホイ−ル２に外嵌さ
れた樹脂リング１の当接部１ａ、１ｂ、．．．によって
六角形状に巻き取られる。実施例においては、当接部１
ａ、１ｂ、．．．の突出寸法は巻始め側に位置する当接
部１ａから漸次、図示しないシャッタ−カ−テンの１巻
目と２巻目の巻径差を６等分した寸法毎に大きくなるよ
う設定されている。これによって、各巻層を形成する図
示しない６枚のスラットは、同一の高さ寸法とすること
が可能となり、各巻層の巻き終わりスラットを各巻層間
の巻径の変化を吸収するよう特殊寸法とすることが不要
となる。また、当接部１ｅ、１ｆの突起の頂部は直線状
に一体的に樹脂で連結され平面を形成しており、これに
よって、突出した当接部１ａ、１ｂ、．．．からなる樹
脂リング１の外周の一部に平らな基準面４が設けられる
こととなる。かかる基準面４を利用することにより、各
樹脂リング１同士を平行にホイ−ル２ａ、２ｂ、２ｃに
取り付けることが可能となる。
【０００９】
【考案の効果】これを要するに本考案は、複数枚のスラ
ットを一連状に連結して構成されるシャッタ−カ−テン
を巻取りシャフトのホイ−ルに設けられたｎ個の当接部
に当接支持させることによりｎ角形状に巻取る巻取りシ
ャッタ−において、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して
一体成形した樹脂リングとし、該樹脂リングの内周面に
は樹脂リングの一側端面の一部を内側に向かって延設し
てなる２つのつばを対向して周設したから、樹脂リング
をホイ−ルに取り付ける際の横ずれを防止することがで
き、取付け精度を高めることができる。さらには、横ず
れを防止するつばを有するものでありながら、樹脂リン
グの取付けに何等支障を来すものではない。
ットを一連状に連結して構成されるシャッタ−カ−テン
を巻取りシャフトのホイ−ルに設けられたｎ個の当接部
に当接支持させることによりｎ角形状に巻取る巻取りシ
ャッタ−において、上記ｎ個の当接部を樹脂で連結して
一体成形した樹脂リングとし、該樹脂リングの内周面に
は樹脂リングの一側端面の一部を内側に向かって延設し
てなる２つのつばを対向して周設したから、樹脂リング
をホイ−ルに取り付ける際の横ずれを防止することがで
き、取付け精度を高めることができる。さらには、横ず
れを防止するつばを有するものでありながら、樹脂リン
グの取付けに何等支障を来すものではない。
【図１】本考案の横ずれ防止つばを有する樹脂リングを
示す側面図である。
示す側面図である。
【図２】樹脂リングのホイ−ルへの取り付けを説明する
側面図である。
側面図である。
【図３】樹脂リングがホイ−ルに取り付けられた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図４】多角形巻取りシャッタ−の当接部の従来例を示
す図である。
す図である。
１ 樹脂リング １ａ〜１ｆ 当接部 １ｇ 横ずれ防止つば ２ ホイ−ル ３ 巻取りシャフト ４ 基準面 ５ ボルト ６ 開閉機
Claims (1)
- 【請求項１】 複数枚のスラットを一連状に連結して構
成されるシャッタ−カ−テンを巻取りシャフトのホイ−
ルに設けられたｎ個の当接部に当接支持させてｎ角形状
に巻取る巻取りシャッタ−において、上記ｎ個の当接部
を樹脂で連結して一体成形した樹脂リングとし、該樹脂
リングの内周面には樹脂リングの一側端面の一部を内側
に向かって延設してなる２つのつばが対向して周設して
あることを特徴とする横ずれ防止つばを有する巻取りシ
ャッタ−のホイ−ル用樹脂リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039196U JP2597642Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 横ずれ防止つばを有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039196U JP2597642Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 横ずれ防止つばを有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074791U JPH074791U (ja) | 1995-01-24 |
| JP2597642Y2 true JP2597642Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=12546374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993039196U Expired - Lifetime JP2597642Y2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 横ずれ防止つばを有する巻取りシャッタ−のホイ−ル用樹脂リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597642Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3656212B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2005-06-08 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用シャッターの巻取り装置 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP1993039196U patent/JP2597642Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH074791U (ja) | 1995-01-24 |
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