JP2597357B2 - 異形線ロープ - Google Patents

異形線ロープ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、異形線ロープ、特に、強度保持用又は補
強材用の表面が平滑な異形線ロープに関する。
[従来の技術] 異形線で構成される表面が平滑なワイヤロープは、所
謂、ロックドコイルロープとして、ロープウエーのレー
ルロープや斜張橋の支索としてこれまでも使用されて来
たが、これらのロープでは、ロープを形成するワイヤの
外周線が比較的粗い近似計算によって得られたもので十
分であった。
異形線ロープは、異形線ワイヤを多数本組合わせて撚
合するので構造的にも安定しているが、近年、強度保持
又は補強用部材として、更に構造の安定した異形線ロー
プが求められており、そのため、ワイヤ断面の外周線の
精度を一層高める必要が生じている。例えば、通信用ケ
ーブル等がその例である。
即ち、従来から用いられている通信用光ケーブルは、
光学繊維を内臓したアルミパイプのような金属円筒体を
芯としてこれに亜鉛めっき又はアルミめっきをした断面
円形の鋼線即ち円形ワイヤを所定のピッチで撚合して補
強部材を形成するが、この芯とワイヤが線接触をするに
過ぎないから、撚線時にワイヤにより掛けられる圧力の
ために芯が変形又は圧潰する恐れがある。
これを回避するには撚線機のボイス圧を低くすれば良
いが、ボイス圧が低く過ぎると撚りが甘くなり、ロープ
としての構造が不安定になってしまう。加えて、ワイヤ
同士がヘリックスを描きながら線接触をするために互い
にずれやすく、このことも芯の圧潰を招くことになる。
他方、金属円筒体の芯の代りに、ワイヤ断面をいわゆ
るTワイヤとかZワイヤのワイヤ断面にした異形線ワイ
ヤを組合わせて円筒状の撚合体を形成し、これに上記同
様にめっきしたワイヤ断面円形の鋼ワイヤを撚合し、円
筒撚合体に光学繊維を挿入した構造のものもある。
然し、この異形ワイヤを用いたロープでは通信用光ケ
ーブルのように小径(例えば、10mmφ)のものではワイ
ヤ断面の寸法が小さい多数本の異形ワイヤを鋼線で正確
に成形することが困難である。このため成形が容易なア
ルミニウム線のような非鉄金属線を用いると、必要な強
度を得るために撚合層を複数にしなければならず、最も
内側の撚合体に変形が生じる恐れがある。
更には、異形ワイヤのワイヤ断面は、ロープ断面で理
想とされる断面に同じになっていないために、特に本数
が少なくなるとヘリックス角やワイヤのねじれにより隣
接する異形ワイヤと面接触をしなくなって構造的に不安
定になり、ロープに力が作用すると異形ワイヤ同士にず
れを生じてしまうと言う問題があった。
[発明が解決しようとする問題点] この発明の目的は、ロープを形成したときに本数の多
少に関わらず隣接するものの側面同士の全面積が実質的
に面接触し合うワイヤ断面形状を有する異形線ロープを
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 断面形状が同一の複数本の鋼製の異形ワイヤを形成
し、これら異形ワイヤを、通信用の光ケーブルが内蔵さ
れた円筒体の外周に所定のピッチで撚り合わせて、その
各異形ワイヤが同一円周上で互いに隣接し、かつその互
いに隣接するワイヤの側面同士の全面積が実質的に面接
触するように配置させたものである。
各異形ワイヤの断面の外周線は、ξη直交座標に於い
て次式を満足する曲線である。
ξ=r cosΦ (±の符号はφに同じ) 但し、前記異形線ロープの軸線をZ軸とし、任意のロ
ープ断面上に互いに直交する座標軸X軸及びY軸を採っ
て形成される右手系XYZ直角座標に於いて、 r:原点からXY平面上の前記ロープ断面上の任意の点まで
の動径の長さ; Φ:前記動径の、X軸から反時計方向へ測った角度; P:前記ワイヤのピッチ; A=P/(2πr); λ=1+A2; Φ=(A2φ)/λ とする。
この発明の異形線ロープ於いては、ワイヤの、異形線
ロープのロープ断面に対応する断面形状が従来のTワイ
ヤ、Zワイヤ等の断面形状よりも更に精密に構成出来
る。
異形線ロープ用ワイヤは、ワイヤ断面が同一形状であ
り、円周方向にN個(整数個)並ぶ大きさにしても良
い。
[作用] 以上の通り成形して形成したワイヤを撚線機に掛けて
ピッチPになるように撚り上げると、隣接するワイヤが
互いに全体に亙って実質的に面接触し製造時及び使用時
に相互のずれが生じない異形線ロープが形成される。
[実施例] 以下に、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて
説明する。
この発明に基づく異形線ロープに於いては、これを構
成する各ワイヤはピッチPが同一の無数のヘリックスの
集合であると考えられる。
第1図を参照して、一般に、異形線ロープ1はロープ
中心軸を中心とする同心円上に円周方向に同一形状又は
異なった形状のワイヤ2(本図では同一形状のTワイヤ
として示されている)を相接触させて並べて構成されて
いる。そして、隣接するワイヤ2の側面が完全に面接触
する場合にワイヤ断面(ワイヤが撚り上げられる前のワ
イヤ外周面に直角な断面を言う。以下、同じ。)の互い
に隣りあった外周線3の部分は同一直線または同一曲線
になっていなければならない。通信用光ケーブルの場合
はワイヤ2は光ファイバーケーブル4を挿通したアルミ
パイプ5を囲繞する構造になっている。以下、この外周
線曲線を求めることにする。なお、外周線曲線と言う場
合は直線部分をも含むものとする。
第2図に於いて、Z軸は異形線ロープ1の中心軸上に
採られた軸で、このZ軸とロープ1の任意のロープ断面
上に互いに直交するように採られたX軸及びY軸の2軸
とで右手系XYZ直角座標を形成する。OはXYZ座標の原点
である。
今、同じロープ断面上の任意の一本のワイヤ2の任意
の点をHとし、OHを動径6とし、この動作6の長さをr
とし、X軸上の点H1をOH1=rに選び、X軸からY軸の
方へ反時計方向に測った動径OHまでの角度をφとし、点
H1及び点Hを通る撚り上げ後のワイヤ2のヘリックスを
それぞれ7,8とし、点H1を通りかつヘリックス7,8と直交
する、Z軸を中心軸とする半径rの円筒上のヘリックス
を9とし、ヘリックス8,9の交点をQとし、点Qを通り
Z軸に平行な直線とXY平面との交点をCとし、動径OCの
X軸からY軸の方に反時計方向に測った角度をΦとす
る。
この場合、ヘリックス8,9のQに於ける位置ベクトル
は、それぞれ、次のように表わされる。 =[r cosΦ r sinΦ rA(Φ−φ)] =[r cosΦ r sinΦ rBΦ] ここで、A=P/(2πr)、λ+1=A2、B=P′
/(2πr)(但し、P′はヘリックス9のピッチ)で
ある。
次に、ヘリックス9の接線ベクトルをとし、ヘリッ
クス8の陪法線ベクトルをとすると、 =[−sinΦ/μ cosΦ/μ B/μ] =[AsinΦ/λ −AcosΦ/λ 1/λ] ここで、μ+1=B2
であるから、B=−1/A。
故に、 =[r cosΦ r sinΦ −rΦ/A]。
これより点QのXYZ座標は X=r cosΦ Y=r sinΦ Z=−rΦ/A になる。
そこで、X=ξ、Y2+Z2=ηとすれば、点Qは ξ=r cosΦ (±の符号はφに同じ) 但し、A=P/(2πr)、λ=1+A2で表わされ
る。
更に、Z=−rΦ/A=rA(Φ−φ)から、Φ=(A
2φ)/λになる。
所で、ロープ断面でのワイヤ2の断面がロープ1の中
心軸と同心の円弧部分とロープの中心を通る半径方向に
延びる直線部分とより成るものか、これに別の円弧部分
を加えたものかで形成されると、製造技術上有利であ
る。
直線部分については、φ=k(一定)として、rがr1
からr2(但し、r1<r2)まで変化させる場合、 ξ=r cos k をξη座標にプロットすることになる。
r=c(一定)、即ち、ロープ1の中心軸と同心の円
弧である場合、 ξ=c cosΦ をξη座標にプロットすることになる。
又、両者の間を結ぶ他の円弧部の場合は、第3図に示
すようにこの円弧部の半径をRとし、ロープ1の中心O
からこの円弧部の中心Mまでの距離をr′とし、OMから
反時計方向に測ったOMとOHの成す角をθ、OH=rとした
場合、 (±の符号は円弧が上弦の場合は+、下弦の場合は
−)。
この条件とξ,ηの一般式を組合わせてξη座標にプ
ロットすることになる。
ワイヤ2の形状を全て同じにし、整数個でロープ1を
構成するようにすると製造、組立及び保守点検上有用で
ある。
以上を第4図に示すTワイヤに適用する。この場合、
任意のTワイヤのロープ断面上での直線部はφを一般に
φ及びφ(但し、φ<φ)と、円弧部の半径を
一般にr1及びr2とする事が出来るが、説明及び計算の便
宜を計るため、φ=−φ0=φとする事にする
と、 イ)ロープ断面でφに於ける直線部EFに対応する部分
は ξ=r cosΦ 但し、r1≦r≦r2 Φ=(A2φ)/λ ロ)ロープ断面で−φに於ける直線部GHに対応する部
分は ξ=r cosΦ 但し、r1≦r≦r2 ハ)ロープ断面でr=r1に於ける円弧部EHに対応する部
分は ξ=r1 cosΦ 但し、φ≧φ≧0 ξ=r1 cosΦ 但し、0≧φ≧−φ ニ)ロープ断面でr=r2に於ける円弧部FGに対応する部
分は ξ=r2 cosΦ 但し、φ≧φ≧0 ξ=r2 cosΦ 但し、0≧φ≧−φ なお、φ=π/N(Nは正の整数)になっていると良
い。Nは、異形線ロープとして撚り合わされるときのワ
イヤの数で、例えば第1図に示す異形線ロープとする場
合にはNがn(本)となる。又、製造上及び使用上の理
由からE,F,G,Hの隅部はアール取りされているとよい。
このTワイヤの1例を次表と第5図に示す。なお、こ
のデータはφ=0,r=(r1+r2)/2の交点が原点になる
座標変換をしたξη座標上の数値である。
位 置 ξ(単位mm) η(単位mm) R1 2.500 0.000 R2 2.412 2.339 R3 −0.085 2.146 R4 −2.581 1.942 R5 −2.500 0.000 R6 −2.581 −1.942 R7 −0.085 −2.146 R8 −2.412 2.339 次に、第6図に示すZワイヤに付いて、ξ及びηの式
に次の条件に従うΦ及びrを与えると所望の外周線が得
られる。なお、ここで、φ=−3φ0=3φ0,r0
=(r1+r2)/2と設定する事にする。
イ)円弧部A1について: 3φ≧φ≧−φ r=r1 ロ)直線部A2について: φ=3φ r0−R1≧r≧r1 ハ)小円弧部A3について: 3φ≧φ≧3φ −sin-1[R1/(r0−R1)] 但し、 0≦θ≦sin-1[R1/(r0−R1)]≦π ニ)円弧部A4について: 3φ−sin-1[R1/(r0−R2)]≧φ≧ φ+sin-1[R2/(r0+R0)] r=r0 ホ)小円弧部A5について: φ+sin-1[R2/(r0+R2)] ≧φ≧φ 但し、 0≦θ≦sin-1[R2/(r0+R0)]≦π ヘ)直線部A6について: φ=φ r2≧r≧r0+R2 ト)円弧部A7について: φ≧φ≧−3φ r=r2 チ)直線部A8について: φ=−3φ r2≧r≧r0+R2 リ)小円弧部A9について: −3φ+sin-1[R2/(r0+R2] ≧φ≧−3φ 但し、 0≦θ≦sin-1[R2/(r0+R2)]≦π ヌ)円弧部A10について: −φ−sin-1[R1/(r0−R1)]≧φ ≧−3φ+sin-1[R2/(r0+R2] r=r0 ル)小円弧部A11について: −φ≧φ≧ −φ−sin-1[R1/(r0−R1)] 但し、 0≦θ≦sin-1[R1/(r0−R1)]≦π ヲ)直線部A12について: φ=−φ r0−R1≧r≧r1 以上をξ及びηの式に代入することにより、所望の外
周曲線が得られる。このような外周曲線をもつ異形ワイ
ヤは、その外周曲線に対応する内孔をもつダイスに鋼線
を通すダイス引き加工により成形することができる。そ
してこのように成形した複数本の異形ワイヤをボイスを
通してアルミパイプの外周に所定のピッチで撚り合わせ
ることより、その各異形ワイヤが同一円周上で互いに隣
接し、かつその互いに隣接するワイヤの側面同士の全面
積が実質的に面接触する異形線ロープを得ることができ
る。
なお、φ=π/(3N)になっていると良く、又、T
ワイヤの場合と同様の理由からJ,K,L,Mの隅部もアール
取りされているとよい。
なお、ワイヤの外周線は上述の2例に限定されるもの
ではなく、上記のξ,ηの式を満足する種々のワイヤの
外周線の決定に適用出来るものであるし、隣接するワイ
ヤの接触面にだけ適用してもよい。
[発明の効果] 以上の通り、この発明に基づく異形線ロープはワイヤ
の隣接側面同士が実質的に面接触をするので、ロープ製
作時や使用時にワイヤ間のずれが生じることがないた
め、外部から荷重が加わった場合にもロープの変形が少
なく、安定した構造が保証されると言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に基づく異形線ロープの1実施例の横
断面図、第2図及び第3図はこの発明の原理の説明図、
第4図はこの発明を適用したTワイヤの、ロープ断面で
の断面図、第5図はTワイヤの具体例のξη断面図、第
6図はこの発明を適用したZワイヤの、ロープ断面での
断面図である。 1……異形線ロープ、2……ワイヤ、3……外周線、4
……光ファイバケーブル、5……アルミパイプ、6……
動径、7,8,9……ヘリックス、N……正の整数、O……
原点、H,H1……点、Q……交点、R1,R2……半径、X,Y,Z
……座標軸、P……ピッチ、r……動径の長さ、ξ,η
……座標軸、θ,φ,Φ……角度。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面形状が同一の複数本の鋼製の異形ワイ
    ヤを形成し、これら異形ワイヤを、通信用の光ケーブル
    が内蔵された円筒体の外周に所定のピッチで撚り合わせ
    て、その各異形ワイヤが同一円周上で互いに隣接し、か
    つその互いに隣接するワイヤの側面同士の全面積が実質
    的に面接触するように配置させたことを特徴とする異形
    線ロープ。
  2. 【請求項2】各異形ワイヤの断面の外周線が、ξη直交
    座標に於いて次式を満足する曲線であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の異形線ロープ。 ξ=r cosΦ η=±r sin2Φ+(Φ2/A2) (±の符号はΦに同じ) 但し、異形線ロープの軸線をZ軸とし、任意のロープ断
    面上に互いに直交する座標軸X軸及びY軸を採って形成
    される右手系XYZ直角座標に於いて、 r:原点からXY平面上の前記ロープ断面上の任意の点まで
    の動径の長さ; Φ:前記動径の、X軸から反時計方向へ測った角度; P:前記ワイヤのピッチ; A=P/(2πr); λ=1+A2 Φ=(A2φ)/λ
  3. 【請求項3】前記外周線が、φをφとφとの2つの
    一定値としかつrを連続的に変化させて形成された曲線
    より成ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    異形線ロープ。
  4. 【請求項4】前記外周線が、rをr1及びr2(但し、r1
    r2)との2つの一定値としφをφ≦φ≦φとして形
    成された曲線より成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載の異形線ロープ。
  5. 【請求項5】前記外周線おいてφ=φ1とr=r1,r
    2における角の部分を滑らかな曲線にしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の異形線ロープ。
  6. 【請求項6】|φ−φ1|=2π/N(但し、Nは正の整
    数)であることを特徴とする特許請求の範囲第3項乃至
    第5項のいずれか1つに記載の異形線ロープ。
  7. 【請求項7】前記ロープ断面の外周線が円弧部分を含む
    場合、 r=r′ cosθ ±R2−r′2 sin2θ (±の符号は、外側に凸のときは+、凹のときは−とす
    る) 但し、 r′:原点から円弧の中心までの距離; R:該円弧の半径; θ:該ロープ断面において該直線から反時計方向へ測っ
    て該直線と前記円弧部分の点を結ぶ直線との成す角で、 |θ|≦sin-1[R/r′−R)]≦π にしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至第6
    項のいずれか1つに記載の異形線ロープ。
  8. 【請求項8】φ=−3φ及びφ=3φ(φ
    0)の場合、−3φ≦φ≦φの範囲内でr=r2であ
    り、−φ≦φ≦3φの範囲内でr=r1であり、−3
    φ≦φ≦−φ及びφ≦φ≦3φの範囲内でr=
    (r1+r2)/2であり、φ=−3φ及びφで(r1
    r2)/2≦r≦r2であり、φ=−φ及び3φでr1≦r
    ≦(r1+r2)/2であることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載の異形線ロープ。
  9. 【請求項9】前記外周線においてφ=−3φ及びφ
    とr=r2及び(r1+r2)/2、並びに、φ=−φ及び
    3φとr=r1及び、(r1+r2)/2における角の部分を
    滑らかな曲線としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載の異形線ロープ。
  10. 【請求項10】φ=π/(3N)(但し、Nは正の整
    数)であることを特徴とする特許請求の範囲第8項又は
    第9項記載の異形線ロープ。
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