JP2596959Y2 - ウェザーストリップのコーナー部構造 - Google Patents
ウェザーストリップのコーナー部構造Info
- Publication number
- JP2596959Y2 JP2596959Y2 JP1991106645U JP10664591U JP2596959Y2 JP 2596959 Y2 JP2596959 Y2 JP 2596959Y2 JP 1991106645 U JP1991106645 U JP 1991106645U JP 10664591 U JP10664591 U JP 10664591U JP 2596959 Y2 JP2596959 Y2 JP 2596959Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- door
- weather strip
- corner
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドア周縁に取付け、そ
の中空シール部・リップをボディ開口縁に弾接させるウ
ェザーストリップのドアコーナーに取付ける部分の構造
の改良に関するものである。
の中空シール部・リップをボディ開口縁に弾接させるウ
ェザーストリップのドアコーナーに取付ける部分の構造
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドア周縁に取付けるところのゴム
もしくはゴム様弾性体よりなるウェザーストリップとし
て、リテーナーを介してドア周縁に取付ける基底部、ボ
ディ開口縁に弾接させる車内側中空シール部・車外側リ
ップを一体に結合したものがあり、その直線部には押出
成形品を使用しているが、形状的に複雑なコーナー部
は、通常、型成形品を使っており、そのため全体として
ルーフ部・センターピラー部・センターパーティングシ
ール部分・ドア下部等、形状の異なる複数の部品を接続
して構成していた。
もしくはゴム様弾性体よりなるウェザーストリップとし
て、リテーナーを介してドア周縁に取付ける基底部、ボ
ディ開口縁に弾接させる車内側中空シール部・車外側リ
ップを一体に結合したものがあり、その直線部には押出
成形品を使用しているが、形状的に複雑なコーナー部
は、通常、型成形品を使っており、そのため全体として
ルーフ部・センターピラー部・センターパーティングシ
ール部分・ドア下部等、形状の異なる複数の部品を接続
して構成していた。
【0003】そのため、従来のものは、型成形部分が多
くなり、それだけコストが上がり、しかも見栄えがよく
ないと言う問題点がある。
くなり、それだけコストが上がり、しかも見栄えがよく
ないと言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のものは型成形部分が多く、それだけコスト
が高く、しかも見栄えがよくないことである。
点は、従来のものは型成形部分が多く、それだけコスト
が高く、しかも見栄えがよくないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ドア2の周縁
に沿って取付けるところの主としてゴムもしくはゴム様
弾性体を押出成形品のウェザーストリップのコーナー部
構造であって、コーナー部周縁に沿って取付け可能に折
曲げた状態を仮定して、押出成形品の直線状ウェザース
トリップ3のリップ3cの付け根を長手方向にセンター
ピラー部分1b側に当たる部分の端からルーフ部分1a
に当たる部分のドアコーナー部を僅かに越えた点迄入れ
たスリットS1を有すると共に、リップ3cのドアコー
ナー部に当たる部分にその先端から付け根すなわち前記
スリットS1に向かって、スリットS1に垂直に且つス
リットS1に達しない長さに入れたスリットS2を有
し、さらにスリットS2を境にドアコーナー部に沿う如
く略直角に折曲げた状態で、スリットS1,S2に形成
された開き部分に配置した型成形部材M1,M2を有す
るものである。
に沿って取付けるところの主としてゴムもしくはゴム様
弾性体を押出成形品のウェザーストリップのコーナー部
構造であって、コーナー部周縁に沿って取付け可能に折
曲げた状態を仮定して、押出成形品の直線状ウェザース
トリップ3のリップ3cの付け根を長手方向にセンター
ピラー部分1b側に当たる部分の端からルーフ部分1a
に当たる部分のドアコーナー部を僅かに越えた点迄入れ
たスリットS1を有すると共に、リップ3cのドアコー
ナー部に当たる部分にその先端から付け根すなわち前記
スリットS1に向かって、スリットS1に垂直に且つス
リットS1に達しない長さに入れたスリットS2を有
し、さらにスリットS2を境にドアコーナー部に沿う如
く略直角に折曲げた状態で、スリットS1,S2に形成
された開き部分に配置した型成形部材M1,M2を有す
るものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面によって説明すると、1
は自動車のボディ開口縁、1aはそのルーフ側部分、1
bはセンターピラー部分、3はリヤドア2の周縁に沿っ
て取付けたウェザーストリップであって、コーナー部の
一部を除き、ゴムもしくはゴム様弾性体を押出成形して
製造したもので、ドア2の周縁にリテーナー・クリップ
Rにより取付ける基底部3aに、ボディ開口縁1の車内
側当り面及び車外側当り面にそれぞれ弾接する中空シー
ル部3b、並びにリップ3cを一体に結合したものであ
る。ドアコーナー部の構造について説明すると、コーナ
ー部周縁に沿って取付け可能に折曲げた状態を仮定し
て、押出成形品の直線状ウェザーストリップ3のリップ
3cの付け根を長手方向にセンターピラー部分1bに当
たる部分の端からルーフ部分1aに当たる部分のドアコ
ーナー部を僅かに越えた点迄入れたスリットS1を有す
ると共に、リップ3cのドアコーナー部に当たる部分に
その先端から付け根すなわち前記スリットS1に向かっ
て、スリットS1に垂直に且つスリットS1に達しない
長さに入れたスリットS2を有している。さらにこのウ
ェザーストリップ3は、スリットS2を境にドアコーナ
ー部に沿う如く略直角に折曲げた状態で、スリットS
1,S2に形成された開き部分に配置した型成形部材M
1,M2を有している。このウェザーストリップ3のセ
ンターピラー側の基底部3aはリテーナーRにより取付
けてあり、分割されたリップ3cは両面接着テープまた
はクリップでドア2に留めてあり、末端はドア2の下部
に取付けるところの図示されないセンターピラー部分に
接続してある。なお図中、4はフロントドア、5は車内
側、6は車外側である。
は自動車のボディ開口縁、1aはそのルーフ側部分、1
bはセンターピラー部分、3はリヤドア2の周縁に沿っ
て取付けたウェザーストリップであって、コーナー部の
一部を除き、ゴムもしくはゴム様弾性体を押出成形して
製造したもので、ドア2の周縁にリテーナー・クリップ
Rにより取付ける基底部3aに、ボディ開口縁1の車内
側当り面及び車外側当り面にそれぞれ弾接する中空シー
ル部3b、並びにリップ3cを一体に結合したものであ
る。ドアコーナー部の構造について説明すると、コーナ
ー部周縁に沿って取付け可能に折曲げた状態を仮定し
て、押出成形品の直線状ウェザーストリップ3のリップ
3cの付け根を長手方向にセンターピラー部分1bに当
たる部分の端からルーフ部分1aに当たる部分のドアコ
ーナー部を僅かに越えた点迄入れたスリットS1を有す
ると共に、リップ3cのドアコーナー部に当たる部分に
その先端から付け根すなわち前記スリットS1に向かっ
て、スリットS1に垂直に且つスリットS1に達しない
長さに入れたスリットS2を有している。さらにこのウ
ェザーストリップ3は、スリットS2を境にドアコーナ
ー部に沿う如く略直角に折曲げた状態で、スリットS
1,S2に形成された開き部分に配置した型成形部材M
1,M2を有している。このウェザーストリップ3のセ
ンターピラー側の基底部3aはリテーナーRにより取付
けてあり、分割されたリップ3cは両面接着テープまた
はクリップでドア2に留めてあり、末端はドア2の下部
に取付けるところの図示されないセンターピラー部分に
接続してある。なお図中、4はフロントドア、5は車内
側、6は車外側である。
【0007】作用について説明すると、上記構成のウェ
ザーストリップ3は、1本の押出成形品であり、開き部
分に配置した型成形部材M1,M2を有するだけであっ
て、部品点数が少なくなり、構造も単純で、すっきりし
ている。
ザーストリップ3は、1本の押出成形品であり、開き部
分に配置した型成形部材M1,M2を有するだけであっ
て、部品点数が少なくなり、構造も単純で、すっきりし
ている。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
ルーフ断面・センターピラー断面・センターパーティン
グシール面・ドアロアー部断面の計4断面が1断面で可
能となり、外観性も型成形部が小さくでき、見栄えもよ
い。
ルーフ断面・センターピラー断面・センターパーティン
グシール面・ドアロアー部断面の計4断面が1断面で可
能となり、外観性も型成形部が小さくでき、見栄えもよ
い。
【図1】自動車の側面図である。
【図2】図1のA−Aルーフ部分の断面図である。
【図3】本考案の実施例の斜視図である。
【図4】本考案の実施例の裏面を示す斜視図である。
【図5】本考案の実施例の表面を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施例の図5のB−B断面図である。
1 ボディ開口縁 1a ルーフ部分 1b センターピラー部分 2 リヤドア 3 ウェザーストリップ 3a 基底部 3b 中空シール部 3c リップ 4 フロントドア 5 車内側 6 車外側 M1,M2 型成形部材 R リテーナー S1,S2 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア(2)周縁に沿って取付けるところ
の主としてゴムもしくはゴム様弾性体よりなる押出成形
品のウェザーストリップのコーナー部構造であって、コ
ーナー部周縁に沿って取付け可能に折曲げた状態を仮定
して、押出成形品の直線状ウェザーストリップ(3)の
リップ(3c)の付け根を長手方向にセンターピラー部
分(1b)側に当たる部分の端からルーフ部分(1a)
に当たる部分のドアコーナー部を僅かに越えた点迄入れ
たスリット(S1)を有すると共に、リップ(3c)の
ドアコーナー部に当たる部分にその先端から付け根すな
わち前記スリット(S1)に向かって、スリット(S
1)に垂直に且つスリット(S1)に達しない長さに入
れたスリット(S2)を有し、さらにスリット(S2)
を境にドアコーナー部に沿う如く略直角に折曲げた状態
で、スリット(S1,S2)に形成された開き部分に配
量した型成形部材(M1,M2)を有するウェザースト
リップのコーナー部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106645U JP2596959Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ウェザーストリップのコーナー部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991106645U JP2596959Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ウェザーストリップのコーナー部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546603U JPH0546603U (ja) | 1993-06-22 |
JP2596959Y2 true JP2596959Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=14438863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991106645U Expired - Fee Related JP2596959Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ウェザーストリップのコーナー部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596959Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59174638A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 防黴剤含有ポリオレフイン組成物 |
JPH0688263B2 (ja) * | 1987-05-31 | 1994-11-09 | 西川ゴム工業株式会社 | ウエザ−ストリツプの角部の成形方法 |
JPS6470244A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Kinugawa Rubber Ind | Manufacture of weather strip |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991106645U patent/JP2596959Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546603U (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2596959Y2 (ja) | ウェザーストリップのコーナー部構造 | |
JPS59188718U (ja) | 自動車のフロントピラ−部構造 | |
JPH03276819A (ja) | ドアウエザーストリップの取付構造 | |
JPS6225369Y2 (ja) | ||
JP2554865Y2 (ja) | リヤードア用ウェザーストリップ | |
JPH07115589B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2598007Y2 (ja) | ドリップウエザーストリップ | |
JP2596964Y2 (ja) | ウエザーストリップの型成形部の構造 | |
JPH044887Y2 (ja) | ||
JP2601808Y2 (ja) | ウエザーストリップ | |
JPH0622586Y2 (ja) | サツシユレス自動車のセンターピラーウエザーストリツプ | |
JP2596965Y2 (ja) | ウエザーストリップの型成形部の構造 | |
JP2567935Y2 (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 | |
JP2591751Y2 (ja) | ドリップウエザーストリップ | |
JPH0519230Y2 (ja) | ||
JPH0621791Y2 (ja) | 自動車用内装部材のプロテクタ構造 | |
JP2599335Y2 (ja) | ウエザーストリップ | |
JPS5823693Y2 (ja) | 自動車用固定小窓の取付構造 | |
JPS6084469U (ja) | 自動車のクオータベントルーバプロテクタ | |
JPS60164426U (ja) | 自動車のドア構造 | |
JPH0419350U (ja) | ||
JPH01144219U (ja) | ||
JPH02136713U (ja) | ||
JPH07257293A (ja) | ドリップウエザーストリップ | |
JPH0313211U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |