JP2596832Y2 - 予防格納ドアミラー - Google Patents

予防格納ドアミラー

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JP2596832Y2
JP2596832Y2 JP1991095431U JP9543191U JP2596832Y2 JP 2596832 Y2 JP2596832 Y2 JP 2596832Y2 JP 1991095431 U JP1991095431 U JP 1991095431U JP 9543191 U JP9543191 U JP 9543191U JP 2596832 Y2 JP2596832 Y2 JP 2596832Y2
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隆司 藁品
吉文 勝見
直人 岩邊
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Murakami Corp
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動格納ミラ−に関し詳
しくは予防格納ドアミラ−に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車用電動格納ミラ−は、運転
者が運転中後方車両の状況を確認するため車の外側に設
けられ、必要に応じて内蔵するモ−タにより格納し運転
中は起立位置に起立させている。前記電動格納ミラ−の
従来の構造は、、図4に示すように車両のドアパネルま
たは三角窓に固着したベ−ス1の張りだし部11に直立
したシャフト2に、回動規制手段兼クラッチ17を構成
するストッパ−プレイト19とボ−ル20とを介してミ
ラ−ボデ−3のフレ−ム4を回動自在に嵌挿し更にスプ
リング16とクラッチギヤ15、ボ−ル14を嵌挿しク
ラッチ受け13により押圧して該クラッチ受け13をシ
ャフト2に固着してある。前記クラッチギヤ15は内蔵
するモ−タ6により減速機構7を介して回動するピニオ
ンギヤ8と噛みあうようにしてあり、車両の運転者が図
5の回路ブロック図示すマニュアルスイッチ5を起立ま
たは格納に操作すれば制御回路10の作動によりモ−タ
6は駆動されミラ−ボデ−3を図3に示すように起立ま
たは格納させている。尚ミラ−ボデ−3の回動部には位
置検出部18が設けられ、ミラ−ボデ−が回動して格納
位置または起立位置に到達すると格納回路と起立回路と
の切り替えを行なうようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記構造であるので、
起立位置に停止されているミラ−ボデ−をモ−タの駆動
力を借りずに外力により格納位置に復帰させる場合はミ
ラ−ボデ−と前記クラッチ17およびクラッチギヤ15
との係合を解除する必要があり、そのためミラ−ボデ−
に大きな力が掛かり場合によってはミラ−ボデ−の破損
を招くことになり運転にも支障をきたすことになる。本
考案は上記事項特に、車両が狭い道で対抗車とすれ違う
ときまたは前方にある障害物がドアミラ−のミラ−ボデ
−と干渉して、ドアミラ−が傷つき最悪の場合は破損し
後方確認が出来なくなる等の問題を解決する予防格納ミ
ラ−を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、車両用のドアミラーを正逆転させて、該
ドアミラーの格納、復帰を切り換える格納用モータと、
手動操作により、前記ドアミラーの格納、復帰を選択す
る手動スイッチと、格納信号入力点及び復帰信号入力点
を有し、前記手動スイッチにて格納が選択された際に
は、格納信号入力点から信号が供給されることにより
記格納用モータを正転させ、前記手動スイッチにて複帰
が選択された際には復帰信号入力点から信号が供給され
ることにより前記格納用モータを逆転させるべく制御す
るモータ制御回路と、を有し、前記ドアミラーの前方に
障害物が近接した際に、このドアミラーを自動的に格納
して衝突を回避するようにした予防格納ドアミラーにお
いて、ドアミラー前面に配置され、当該ドアミラーと前
方に存在する障害物との間の距離を検出し、障害物との
距離が一定値以下となった時にのみ、前記モータ駆動回
の格納信号入力点へドアミラーを格納させるべく信号
を出力する距離測定センサーを有する。
【0005】また、該距離測定センサーと前記モータ駆
動回路の格納信号入力点との間の接続、遮断を手動操作
にて切り換え可能なキャンセルスイッチを具備したこと
が特徴である。
【0006】
【作用】距離測定回路の作動により、ミラ−ボデ−に設
けた距離センサ−の送信素子より超音波または赤外線が
前記ボデ−の前方に向け一定の時間間隔でパルス波状な
いし点滅光の状態でそれぞれで放射される。もしボデ−
の前方に障害物があれば反射波は、障害物との距離に対
応した時間の遅れを以てボデ−に戻され、受信素子を介
して距離測定回路に入力される。障害物までの距離が一
定の値に近ずくと前記距離測定回路よりミラ−ボデ−の
格納信号がキャンセルスイッチを介してモ−タの制御回
路に出力され、ミラボデ−は格納される。
【0007】
【実施例】本考案について実施例に基づき図面により以
下に説明する。図1aは本考案の予防格納ドアミラ−の
作動状況を示す図で、図1bは図1aにおけるB部拡大
図である。図2は距離センサ−に超音波センサ−を使用
したときの回路ブロック図を示す。図において、31a
は送信素子、31bは受信素子で、30は距離測定回
路、32aは送信回路、32bは受信回路、33はコン
トロ−ル回路、34は基準パルス発振回路、35はカウ
ンタ回路、36はキャンセルスイッチ、10は制御回路
である。図に示すように基準パルス発振回路34とコン
トロ−ル回路33とにより送信回路32a送信素子31
aを経て超音波パルス信号が毎秒何回かの割合で送信す
るようしてある。またカウンタ35で、パルス送信後反
射波が受信素子31bに到着するまでの時間をカウント
し、一定値以下に達するとHレベルのディジタル格納信
号をキャンセルスイッチ36を介して制御回路10へ出
力するようにしてある。またキャンセルスイッチ36の
OFFの場合は、前記格納信号をキャンセルしてミラ−
ボデ−はマニュアルスイッチ5によってのみ格納、起立
するようになる。またキャンセルスイッチのONのとき
は、通常のマニュアル操作以外に距離測定回路の出力信
号がプラスされ上記格納動作のみを行ない、マニュアル
スイッチを操作しないかぎり復帰して起立状態には戻ら
ない回路構成にしてある。
【0008】距離センサ−に赤外線を使用する場合も、
光源を一定周波数で変調した点滅信号を送信し、受信信
号をディジタル化している。
【0009】使用に際しては、図1a,図1b車両が狭
い道路を矢印Aの方向に走行中道路脇の電柱等の障害物
40があらわれると、ミラ−ボデ−3の背面より前方に
むけ所定時間を置いて間欠的に送信素子31aより送信
された超音波パルス信号がミラ−ボデ−3の前方にある
障害物40を検知し、その反射波が前記障害物40とミ
ラ−ボデ−3との距離に対応した時間の遅れをともなっ
て受信素子31bに入力し、該距離はカウンタ回路35
でカウントされその値が一定値以下になるとHレベルの
ディジタル格納信号がキャンセルスイッチ36を経由し
て前記制御回路10の入力格納側端子Sに入力される。
かくて、起立位置にあるミラ−ボデ−3は点線の位置に
格納され、該ボデ−の破損等の被害を予防し運転の安全
を確立することが出来る。
【0010】尚前記格納信号が不要のときは前記キャン
セルスイッチ36をOFFにし、距離測定回路30と制
御回路10との縁をたつようにする。
【0011】また前記格納信号により格納されたミラ−
ボデ−の復帰は、安全を確保する意味からもマニュアル
スイッチ5の操作以外は図2に示す回路構成であるので
作動しない。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記構成であるので下記のごと
き効果をもつ。車両の運転中ドアミラ−の前方に障害物
があるときは、事前にこれを検知して前記ミラ−の手前
の一定距離のところで該ミラ−を格納し破損を防止して
運転の安全を確保する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本考案の予防格納ミラ−の作動状況を示す図
である。
【図1b】図1aのB部拡大図である。
【図2】本考案の予防格納ミラ−の距離センサ−に超音
波センサ−を使用した場合の回路ブロック図である。
【図3】従来の電動格納ミラ−の起立、格納位置を示す
概略平面図である。
【図4】図3におけるミラ−ボデ−の回動部の一部断面
図である。
【図5】従来の電動格納ミラ−の回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ベ−ス 2 シャフト 3 ミラ−ボデ− 5 マニュアルスイッチ 10 制御回路 30 距離測定回路 31a 送信素子 31b 受信素子 32a 送信回路 32b 受信回路 33 コントロ−ル回路 34 基準パルス発振回路 35 カウンタ回路 36 キャンセルスイッチ 40 障害物
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−46739(JP,A) 特開 昭61−146653(JP,A) 特開 平3−143743(JP,A) 特開 昭61−125946(JP,A) 実開 昭62−68834(JP,U) 実開 昭61−80139(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用のドアミラーを正逆転させて、該
    ドアミラーの格納、復帰を切り換える格納用モータと、 手動操作により、前記ドアミラーの格納、復帰を選択す
    る手動スイッチと、格納信号入力点及び復帰信号入力点を有し、前記手動ス
    イッチにて格納が選択された際には、格納信号入力点か
    ら信号が供給されることにより 前記格納用モータを正転
    させ、前記手動スイッチにて復帰が選択された際には復
    帰信号入力点から信号が供給されることにより前記格納
    用モータを逆転させるべく制御するモータ制御回路と、 を有し、前記ドアミラーの前方に障害物が近接した際
    に、このドアミラーを自動的に格納して衝突を回避する
    ようにした予防格納ドアミラーにおいて、 ドアミラー前面に配置され、当該ドアミラーと前方に存
    在する障害物との間の距離を検出し、障害物との距離が
    一定値以下となった時にのみ、前記モータ駆動回路の格
    納信号入力点へドアミラーを格納させるべく信号を出力
    する距離測定センサーと、 該距離測定センサーと前記モータ駆動回路の格納信号入
    力点との間の接続、遮断を手動操作にて切り換え可能な
    キャンセルスイッチと、 を具備したことを特徴とする予防格納ドアミラー。
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JPH0537581U JPH0537581U (ja) 1993-05-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146739A (ja) * 1984-08-10 1986-03-07 Nippon Denso Co Ltd 車両用自動可倒式バツクミラ−
JPS6268834U (ja) * 1985-10-22 1987-04-30

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JPH0537581U (ja) 1993-05-21

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