JP2596732Y2 - ベネシャンブラインド - Google Patents
ベネシャンブラインドInfo
- Publication number
- JP2596732Y2 JP2596732Y2 JP1993016719U JP1671993U JP2596732Y2 JP 2596732 Y2 JP2596732 Y2 JP 2596732Y2 JP 1993016719 U JP1993016719 U JP 1993016719U JP 1671993 U JP1671993 U JP 1671993U JP 2596732 Y2 JP2596732 Y2 JP 2596732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat
- slats
- ladder
- cord
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blinds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は単位スラットを長手方向
に複数個連結してなるベネシャンブラインドの改良に関
するものである。
に複数個連結してなるベネシャンブラインドの改良に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】比較的短い長さで両端近くに昇降ひもを
通す孔を有する単位スラットを、互いに隣合う単位スラ
ットの端にある孔が整列するように端を重ね合わせて一
つのスラットに構成することは、実開昭５４−９５１４
７号によって公知である。この公知ブラインドは、単位
ひも相互の間隔が短く、１つの昇降ひもに対して１つの
ラダーコードを設けているから、各スラットの前後方向
のずれが規制されてブラインド上昇時のスラットたたみ
性が向上する。
通す孔を有する単位スラットを、互いに隣合う単位スラ
ットの端にある孔が整列するように端を重ね合わせて一
つのスラットに構成することは、実開昭５４−９５１４
７号によって公知である。この公知ブラインドは、単位
ひも相互の間隔が短く、１つの昇降ひもに対して１つの
ラダーコードを設けているから、各スラットの前後方向
のずれが規制されてブラインド上昇時のスラットたたみ
性が向上する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記公知ブラ
インドはブラインド下降時に各スラットの姿勢が乱れて
外観が不良になりやすいという問題あった。本考案はこ
の問題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、複数個の単位スラットを長手方向に連
結してなる一つのスラットの姿勢の乱れを防止して外観
を直線性を向上させることにある。
インドはブラインド下降時に各スラットの姿勢が乱れて
外観が不良になりやすいという問題あった。本考案はこ
の問題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、複数個の単位スラットを長手方向に連
結してなる一つのスラットの姿勢の乱れを防止して外観
を直線性を向上させることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案が採用する手段は、各単位スラットの両端部
に設けた貫通孔を通る昇降コードの内側にそれぞれのラ
ダーコードを配置したことにある。すなわち、隣合う単
位スラットの端にある貫通孔を重合して一つのスラット
に構成したとき、重合した貫通孔を通る１本の昇降コー
ドに対し、その両側に２本のラダーコードを配置する。
め、本考案が採用する手段は、各単位スラットの両端部
に設けた貫通孔を通る昇降コードの内側にそれぞれのラ
ダーコードを配置したことにある。すなわち、隣合う単
位スラットの端にある貫通孔を重合して一つのスラット
に構成したとき、重合した貫通孔を通る１本の昇降コー
ドに対し、その両側に２本のラダーコードを配置する。
【０００５】
【作用】ブラインドを下降したとき、ヘッドボックスか
らボトムレールに至るラダーコードは緊張する。各列の
スラットは両側の昇降コードよりも内側に配置した２本
のラダーコードによって姿勢を規制されるので、姿勢の
乱れは少なくスラット全体としての外観は良好になる。
らボトムレールに至るラダーコードは緊張する。各列の
スラットは両側の昇降コードよりも内側に配置した２本
のラダーコードによって姿勢を規制されるので、姿勢の
乱れは少なくスラット全体としての外観は良好になる。
【０００６】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。図１及び図２に示すように、２本以上の単位スラッ
ト10ａ、10ｂ、10ｃを長手方向に並べ、隣合う単位スラ
ットの端部の貫通孔11を重合して一つのスラット10を形
成する。このスラット10を所定数上下に配列してスラッ
ト列を形成する。
る。図１及び図２に示すように、２本以上の単位スラッ
ト10ａ、10ｂ、10ｃを長手方向に並べ、隣合う単位スラ
ットの端部の貫通孔11を重合して一つのスラット10を形
成する。このスラット10を所定数上下に配列してスラッ
ト列を形成する。
【０００７】ヘッドボックス12の底の各貫通孔に応じた
位置に昇降コード孔25をあけ、その昇降コード孔の上に
昇降コードガイド14を取り付ける。隣合う２個の昇降コ
ード孔26をあける。ヘッドボックス12にその長手方向に
延長する回転軸13を軸受けし、その回転軸のラダーコー
ド孔26の上方の位置にラダーコードドラム16を一体回転
するように取り付ける。ヘッドボックス12から単位スラ
ットの数に１を加えた数の昇降コード15の一端をヘッド
ボックス12の昇降コード孔25から垂下して各スラット10
の貫通孔11に通す。昇降コード15の一端はボトムレール
20に至り、そこに止着する。各昇降コード15の他端は昇
降コードガイド14に案内されてヘッドボックス12に設け
た中空自在継手24に入る。ついで、各昇降コード15の下
端は中空操作棒21を通り、グリップ22から引き出され、
共通のつまみ23に結ばれる。つまみ23を引くとボトムレ
ール20が上昇し、放すとボトムレール20はその位置に停
止し、グリップ22を操作するとボトムレール20は下降す
る。中空操作棒21を回転すると、その回転は中空自在継
手24と図外のギヤを介して回転軸13に伝達され、ラダー
コ 各ラダーコードホルダ16にリング19をスリップ可能
に掛け、そのリングにラダーコード17の前後上端を止着
する。各ラダーコード17の前後下端はボトムレール20に
止着する。
位置に昇降コード孔25をあけ、その昇降コード孔の上に
昇降コードガイド14を取り付ける。隣合う２個の昇降コ
ード孔26をあける。ヘッドボックス12にその長手方向に
延長する回転軸13を軸受けし、その回転軸のラダーコー
ド孔26の上方の位置にラダーコードドラム16を一体回転
するように取り付ける。ヘッドボックス12から単位スラ
ットの数に１を加えた数の昇降コード15の一端をヘッド
ボックス12の昇降コード孔25から垂下して各スラット10
の貫通孔11に通す。昇降コード15の一端はボトムレール
20に至り、そこに止着する。各昇降コード15の他端は昇
降コードガイド14に案内されてヘッドボックス12に設け
た中空自在継手24に入る。ついで、各昇降コード15の下
端は中空操作棒21を通り、グリップ22から引き出され、
共通のつまみ23に結ばれる。つまみ23を引くとボトムレ
ール20が上昇し、放すとボトムレール20はその位置に停
止し、グリップ22を操作するとボトムレール20は下降す
る。中空操作棒21を回転すると、その回転は中空自在継
手24と図外のギヤを介して回転軸13に伝達され、ラダー
コ 各ラダーコードホルダ16にリング19をスリップ可能
に掛け、そのリングにラダーコード17の前後上端を止着
する。各ラダーコード17の前後下端はボトムレール20に
止着する。
【０００８】図３に示すように、スラット10を構成する
単位スラット10ａ、10ｂの貫通孔11はスリット18を介し
て側縁に開口するから、各単位スラットはヘッドボック
スとボトムレールに接続した状態の昇降コード15に貫通
孔11を簡単にはめることも外すこともできる。実施例
は、各ラダーコード17の横糸にスラットを一枚だけ挟持
させるため、単位スラットを支持するラダーコードを隣
合うスラットの重合部分より内側に配置しているが、横
糸が挟持するスラットが二枚でも支障のないラダーコー
ドであれば、隣合うスラットとの重合部分に配置しても
よい。一つのスラット10は２本以上の単位スラット10
ａ、10ｂ、10ｃを長手方向に並べ、隣合う単位スラット
の端部の貫通孔11を重合し、その貫通孔に共通の昇降コ
ード15を通して連結する構成であるが、ブラインドを下
降したとき、各単位スラット10ａ、10ｂ、10ｃは、常に
緊張した２本のラダーコード17によって姿勢を規制され
るから、姿勢が乱れて見苦しくなるおそれはない。
単位スラット10ａ、10ｂの貫通孔11はスリット18を介し
て側縁に開口するから、各単位スラットはヘッドボック
スとボトムレールに接続した状態の昇降コード15に貫通
孔11を簡単にはめることも外すこともできる。実施例
は、各ラダーコード17の横糸にスラットを一枚だけ挟持
させるため、単位スラットを支持するラダーコードを隣
合うスラットの重合部分より内側に配置しているが、横
糸が挟持するスラットが二枚でも支障のないラダーコー
ドであれば、隣合うスラットとの重合部分に配置しても
よい。一つのスラット10は２本以上の単位スラット10
ａ、10ｂ、10ｃを長手方向に並べ、隣合う単位スラット
の端部の貫通孔11を重合し、その貫通孔に共通の昇降コ
ード15を通して連結する構成であるが、ブラインドを下
降したとき、各単位スラット10ａ、10ｂ、10ｃは、常に
緊張した２本のラダーコード17によって姿勢を規制され
るから、姿勢が乱れて見苦しくなるおそれはない。
【０００９】
【考案の効果】上記のとおり、本考案のベネシャンブラ
インドは単位スラットを長手方向に連結して一つのスラ
ットに構成するが、従来の１本の昇降コードに１本のラ
ダーコードを設けたものとは異なり、単位スラットが重
合する部分を通る１本の昇降コードに対しては２本のラ
ダーコードを配置し、単位スラットを常に２本のラダー
コードによって規制するから、ブラインド下降時のスラ
ットの姿勢が乱れるおそれはなく、良好な外観を呈する
という優れた効果を奏する。
インドは単位スラットを長手方向に連結して一つのスラ
ットに構成するが、従来の１本の昇降コードに１本のラ
ダーコードを設けたものとは異なり、単位スラットが重
合する部分を通る１本の昇降コードに対しては２本のラ
ダーコードを配置し、単位スラットを常に２本のラダー
コードによって規制するから、ブラインド下降時のスラ
ットの姿勢が乱れるおそれはなく、良好な外観を呈する
という優れた効果を奏する。
【図１】は本考案の一実施例のベネシャンブラインドの
正面図、
正面図、
【図２】は図１のベネシャンブラインドの要部縦断面
図、
図、
【図３】は図２のIII−III線に沿う断面図、
10：スラット、10ａ、10ｂ、10ｃ：単位スラット、11：
貫通孔、12：ヘッドボックス、13：回転軸、14：昇降コ
ードドラム、15：昇降コード、16：ラダーコードドラ
ム、17：ラダーコード、18：スリット、20：ボトムレー
ル
貫通孔、12：ヘッドボックス、13：回転軸、14：昇降コ
ードドラム、15：昇降コード、16：ラダーコードドラ
ム、17：ラダーコード、18：スリット、20：ボトムレー
ル
Claims (3)
- 【請求項１】ヘッドボックス（12）と、前記ヘッドボッ
クスから垂下して下端がボトムレール（20）に止着され
た昇降コード（15）と、前記昇降コードが通る貫通孔
（11）を備えた一列のスラット（10）と、前記ヘッドボ
ックスから垂下して前記スラットを支持するラダーコー
ド（17）とからなるベネシャンブラインドであって、一
つの前記スラットは複数個の両端部に前記貫通孔を備え
た単位スラット（10ａ、10ｂ、10ｃ）を長手方向に連続
してなり、前記単位スラットは隣合う端部の前記貫通孔
が重合するように連結し、重合する前記貫通孔を通る１
本の前記昇降コードに対して２本の前記ラダーコードが
スラット長手方向両側に配置されたことを特徴とするベ
ネシャンブラインド。 - 【請求項２】ラダーコード（17）は単位スラット（10
ａ、10ｂ、10ｃ）が重合しない位置に配置されたことを
特徴とする請求項１に記載のベネシャンブラインド。 - 【請求項３】貫通孔（11）はスリット（18）を介して開
口することを特徴とする請求項１又は２に記載のベネシ
ャンブラインド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993016719U JP2596732Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ベネシャンブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993016719U JP2596732Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ベネシャンブラインド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676597U JPH0676597U (ja) | 1994-10-28 |
| JP2596732Y2 true JP2596732Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11924080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993016719U Expired - Lifetime JP2596732Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | ベネシャンブラインド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596732Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1993016719U patent/JP2596732Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0676597U (ja) | 1994-10-28 |
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