JP2596245B2 - Nポイントデバイダ表示装置 - Google Patents

Nポイントデバイダ表示装置

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JP2596245B2
JP2596245B2 JP6772291A JP6772291A JP2596245B2 JP 2596245 B2 JP2596245 B2 JP 2596245B2 JP 6772291 A JP6772291 A JP 6772291A JP 6772291 A JP6772291 A JP 6772291A JP 2596245 B2 JP2596245 B2 JP 2596245B2
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point
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秀樹 雨宮
功 梅津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば地図上の2点を
結ぶ線分を10等分して表示するテンポイントデバイダ
表示装置に係わり、詳細には特に大縮尺の地図における
地球の曲率が距離や方位角の測定や目標速度の推定に影
響を及ぼす場合での、地球面上でのN等分される間隔を
算出して表示するNポイントデバイダ表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地図上で2点間の距離を測定したり方位
角を求める場合、従来では小縮尺の地図を用い、指定し
た2点間を直線で結んで、その長さや傾きから測距や測
角を行っていた。また、船や飛行機等の目標の速度の推
定を行う場合には、この直線上に配列されたテンポイン
トデバイダを用いて行っていた。
【0001】
【発明の解決しようとする課題】このように従来の測距
あるいは測角の手法あるいは目標の速度の推定は、地図
面と地球球面との投影による差異をなんら考慮せず、単
に地図上の2点間を直線で結び、その直線の長さや傾き
を基にして算出を行っていた。ところが、2点間の距離
が長くなり、用いる地図の縮尺がこれに伴って大きくな
ると、2点間を結んでなる直線は、実際の地球面上での
最短航路から次第に掛け離れてくる。したがって、特に
大縮尺の地図においては、測距や測角あるいは目標の速
度の推定を正確に行うことが困難になるという問題があ
った。
【0002】そこで本発明の目的は、地図面と地球球面
との投影による差異を配慮したNポイントデバイダ表示
装置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、ディジタル化された地図を各地点の経緯度情報の集
合データとして蓄積する記憶手段と、記憶手段に蓄積さ
れたこれらの経緯度情報を読み出す読出手段と、情報を
可視的に表示するCRT等の表示手段と、読出手段によ
って読み出された経緯度情報を地図の所定の投影法に基
づいて変換し表示手段にその投影法の地図として表示す
る地図表示制御手段と、表示手段に表示された地図上の
2点を指示する指示手段と、指示手段によって指示され
た2点間の地球球面上での最短距離を算出する最短距離
算出手段と、最短距離算出手段によって算出された最短
距離をN等分した座標を算出する座標算出手段と、この
N等分した座標を線分で結んで前記表示手段に表示する
線分表示制御手段とを10ポイントデバイダ等のNポイ
ントデバイダ表示装置に具備させる。
【0004】すなわち請求項1記載の発明では、地図の
海岸線等の各点の経緯度情報を読み出して図法に従った
座標変換を行い、これを表示手段に表示する一方、指定
された2点間の地球球面上での最短距離を求めてN分割
した各点を結んだ線分を地図上に表示することにして、
前記した目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、ディジタル化さ
れた地図を各地点の経緯度情報の集合データとして蓄積
する記憶手段と、記憶手段に蓄積されたこれらの経緯度
情報を読み出す読出手段と、情報を可視的に表示する表
示手段と、読出手段によって読み出された経緯度情報を
地図の所定の投影法に基づいて変換し表示手段にその投
影法の地図として表示する地図表示制御手段と、表示手
段によって表示された地図上で所定の目標が辿った複数
の位置を入力する位置入力手段と、これらの位置を結ん
で地球球面上で最短距離で進行する経路上の複数の位置
の座標を算出する座標算出手段と、この算出された座標
を線分で結んで表示手段に表示する線分表示制御手段と
をNポイントデバイダ表示装置に具備させる。
【0006】すなわち請求項2記載の発明では、地図の
海岸線等の各点の経緯度情報を読み出して図法に従った
座標変換を行い、これを表示手段に表示する一方、飛行
機等の所定の目標が実際に辿った複数の点を地図上に入
力して、これらを基に航路を予測できるような線分を地
図上に表示させることにして、前記した目的を達成す
る。
【0007】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例におけるテンポイ
ントデバイダ表示装置の構成を原理的に表わしたもので
ある。このテンポイントデバイダ表示装置は、地図に関
する情報を蓄積した地図回路11と、テンポイントデバ
イダの作成を行うテンポイントデバイダ作成回路12
と、座標の変換を行う座標変換回路13および地図等の
表示を行う表示回路14から構成されている。
【0009】ここで地図回路11はディジタルマップ蓄
積回路21を備えている。ディジタルマップ蓄積回路2
1は、地図を描画する際に必要な海岸線等の経緯度情報
をディジタルデータとして磁気ディスク等の記憶媒体に
蓄積している。地図回路11には、この他、投影法設定
回路22が備えられている。投影法設定回路22は操作
員が指定する投影法を入力するための回路である。
【0010】一方、テンポイントデバイダ作成回路12
は測定の対象となる起点と終点を設定するための起点・
終点設定回路24を備えている。起点・終点設定回路2
4は、例えばポインティング・デバイスとしてのマウス
で構成することができる。起点・終点設定回路24で起
点と終点からなる2点が設定されると、このデータは2
点間最短距離・方位算出回路25に入力され、ここで2
点間の最短距離と方位が算出されるようになっている。
算出データは距離等分点算出回路26に入力され、ここ
で距離を10等分した点が算出される。この算出結果
は、2点間線分描画回路27と、前記した座標変換回路
13の双方に供給される。
【0011】座標変換回路13には、地図回路11のデ
ィジタルマップ蓄積回路21と投影法設定回路22から
それぞれ必要なデータが供給されており、目的とする地
図を描画するための各点の座標の変換が行われる。座標
変換回路13および2点間線分描画回路27の出力は表
示回路14に送られ、地図および2点間の線分の表示が
行われることになる。
【0012】このような構成のテンポイントデバイダ表
示装置で、今、操作員が投影法設定回路22に対してメ
ルカトル図法の設定を行ったものとする。座標変換回路
13はディジタルマップ蓄積回路21に蓄積された各点
の経緯度情報{LATmap (N),LONmap (N)}
(度)を次の数1のように変換して、メルカトル図法に
おける描画地図情報{LATpro(N),LON
pro (N)}を作成する。
【0013】
【数1】
【0014】そして、この変換された描画地図情報を表
示回路14上に描画する。
【0015】一方、テンポイントデバイダ作成回路12
では、前記したマウスを用いて図示しないカーソルをC
RT上で移動させ、起点と終点をクリックする。起点・
終点設定回路24は、操作員がこのようにして指定した
デバイダの起点および終点を設定する。ここでは、起点
を横浜(35.43N,139.65E)とし、終点を
ロスアンジェルス(34.05N,118.25W)と
する。2点間最短距離・方位算出回路25では、この2
点間の距離DIST(海里)を、次の数2によって求め
る。
【0016】
【数2】DIST=cos -1{sin(RXLAT)・sin(RYLAT)+ cos(RXLAT)・cos(RYLAT)・cos(RYLONG-RXLONG)}×60
【0017】ここで、RXLAT は横浜の緯度(35.43
度)であり、RXLONGは横浜の経度(139.65度)で
ある。また、 RYLATはロスアンジェルスの緯度(34.
05度)であり、RYLONGはロスアンジェルスの経度(−
118.25度)である。
【0018】2点間最短距離・方位算出回路25では、
横浜からロスアンジェルスへの起針進路BRG(度)を
次の数3より算出する。
【0019】
【数3】
【0020】これから、2点間の距離DIST=476
7(海里)と、起針進路BRG=55.49(度)とを
算出する。
【0021】距離等分点算出回路26では、テンポイン
トデバイダの分割する各点I(I=1、2、3、……、
9)に対応する経度(LAT(I) )および緯度(LON
G(I) )を次の数4より算出する。
【0022】
【数4】
【0023】この結果、次の表1に示すような結果が得
られる。
【0024】
【表1】
【0025】座標変換回路13は、これらの各地点を表
示回路14上にプロットする。2点間線分描画回路27
は、始点と、表1で求められた9つの点および終点とを
順に結んだ線分によって、テンポイントデバイダ31を
描画する。
【0026】図2は、本実施例のNポイントデバイダ表
示装置を用いて目標速度の推定を行った場合を表わした
ものである。この場合には、まず投影法を指定して表示
回路14を用い所望の地図を表示させる。次にこの地図
上で起点41を指定するとともに、飛行機等の特定の目
標がその後に辿ったそれぞれの位置(×印)42を地図
上でマウス等を用いて指示する。そして、行き先が明ら
かではないこの目標が起点41から最短距離を目指して
進行しているという仮定の下で、点線で示したように各
種のテンポイントデバイダ43、44を表示させてみ
る。そして、実線で示したような最も可能性の高いと思
われるテンポイントデバイダ(最適テンポイントデバイ
ダ)45を表示する。
【0027】そして、この目標の各位置42での時刻間
隔とテンポイントデバイダ45の目盛りとを用いて、各
位置42の間での平均速度の推定を行う。
【0028】以上説明した実施例ではマウスを用いて位
置の入力を行うようにしたので、地図上での細かな位置
指定が直観的にかつ迅速に行われるという利点がある。
もちろん、装置によっては座標データ等をキーボード等
の他の入力手段を用いて入力してもよい。
【0029】
【発明の効果】このように本発明によれば、投影法にし
たがって経緯度情報を座標変換して地図の投影を行うよ
うにしたので、どのような大縮尺の地図であってもこれ
らを正確に表示することができ、したがって、地図上の
2点の地球球面上における最短距離の表示や、目標の辿
った点を基にした目標の軌跡を正確に表示することがで
きる。また、本発明では地図に関するデータを記憶手段
に格納することにしたので、所望の地図を表示手段に簡
単に表示することができる。
【図面の詳細な説明】
【図1】本実施例のテンポイントデバイダ表示装置の原
理的な構成を示すブロック図である。
【図2】通過点を基にして地図上に幾つかのテンポイン
トデバイダを表示した例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 地図回路 12 テンポイントデバイダ作成回路 13 座標変換回路 14 表示回路 24 起点・終点設定回路 25 2点間最短距離・方位算出回路 27 2点間線分描画回路 31、43〜45 テンポイントデバイダ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された地図を各地点の経緯
    度情報の集合データとして蓄積する記憶手段と、記憶手
    段に蓄積されたこれらの経緯度情報を読み出す読出手段
    と、情報を可視的に表示する表示手段と、前記読出手段
    によって読み出された経緯度情報を地図の所定の投影法
    に基づいて変換し前記表示手段にその投影法の地図とし
    て表示する地図表示制御手段と、前記表示手段に表示さ
    れた地図上の2点を指示する指示手段と、指示手段によ
    って指示された2点間の地球球面上での最短距離を算出
    する最短距離算出手段と、前記最短距離算出手段によっ
    て算出された最短距離をN等分した座標を算出する座標
    算出手段と、このN等分した座標を線分で結んで前記表
    示手段に表示する線分表示制御手段とを具備することを
    特徴とするNポイントデバイダ表示装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル化された地図を各地点の経緯
    度情報の集合データとして蓄積する記憶手段と、記憶手
    段に蓄積されたこれらの経緯度情報を読み出す読出手段
    と、情報を可視的に表示する表示手段と、前記読出手段
    によって読み出された経緯度情報を地図の所定の投影法
    に基づいて変換し前記表示手段にその投影法の地図とし
    て表示する地図表示制御手段と、前記表示手段によって
    表示された地図上で所定の目標が辿った複数の位置を入
    力する位置入力手段と、これらの位置を結んで地球球面
    上で最短距離で進行する経路上の複数の位置の座標を算
    出する座標算出手段と、この算出された座標を線分で結
    んで前記表示手段に表示する線分表示制御手段とを具備
    することを特徴とするNポイントデバイダ表示装置。
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JPH04280286A JPH04280286A (ja) 1992-10-06
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