JP2596175Y2 - 引込用開閉器 - Google Patents
引込用開閉器Info
- Publication number
- JP2596175Y2 JP2596175Y2 JP1992083072U JP8307292U JP2596175Y2 JP 2596175 Y2 JP2596175 Y2 JP 2596175Y2 JP 1992083072 U JP1992083072 U JP 1992083072U JP 8307292 U JP8307292 U JP 8307292U JP 2596175 Y2 JP2596175 Y2 JP 2596175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer box
- handhole
- switch body
- switch
- bottom frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般車道に隣接した歩
道などの路上に設置される引込用開閉器の改良に関する
ものである。
道などの路上に設置される引込用開閉器の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、路上設置配電箱において、道路管
理者等から、景観上及び安全上等の理由から、現在のコ
ンパクト性を維持しながら背の高さを低くするようにと
の要請が強くなってきているが、従来の引込用開閉器
は、開閉器本体がケーブルを接続するチャンネルベース
上に取り付けられているため、ケーブル接続作業等を考
慮すると、ある程度の背の高さを確保する必要がある。
理者等から、景観上及び安全上等の理由から、現在のコ
ンパクト性を維持しながら背の高さを低くするようにと
の要請が強くなってきているが、従来の引込用開閉器
は、開閉器本体がケーブルを接続するチャンネルベース
上に取り付けられているため、ケーブル接続作業等を考
慮すると、ある程度の背の高さを確保する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、現在の構
造のままで単に背を低くすると、ケーブルの接続作業性
をはじめ、保守・管理等の作業性が悪化し、作業者の確
保の面から問題があり、また、全体を地中に埋設する
と、ハンドホールが大きくなり、埋設スペースの確保が
困難で、掘削工事費の増大や保守・管理の作業性の悪化
が生じ、防錆,防水対策の強化や温度上昇に対する配慮
等も必要であり、実現化はほとんど不可能なのが実情で
ある。
造のままで単に背を低くすると、ケーブルの接続作業性
をはじめ、保守・管理等の作業性が悪化し、作業者の確
保の面から問題があり、また、全体を地中に埋設する
と、ハンドホールが大きくなり、埋設スペースの確保が
困難で、掘削工事費の増大や保守・管理の作業性の悪化
が生じ、防錆,防水対策の強化や温度上昇に対する配慮
等も必要であり、実現化はほとんど不可能なのが実情で
ある。
【0004】そこで本考案は、上記実情に鑑み、ケーブ
ルの接続作業や保守作業が容易で、ハンドホールを含め
てのコンパクト性を図りながら、背の高さを低くするこ
とができる構造の引込用開閉器を提供することを目的と
している。
ルの接続作業や保守作業が容易で、ハンドホールを含め
てのコンパクト性を図りながら、背の高さを低くするこ
とができる構造の引込用開閉器を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の引込用開閉器は、地中に埋設されたハンド
ホール上に、少なくとも前面に開閉蓋を有する外箱を設
け、該外箱の底部枠に、前面側上部にケーブル端末を横
並びに設けた開閉器本体の上部を固定し、開閉器本体下
部を前記ハンドホール内に吊持するとともに、開閉器本
体外周及びケーブルヘッドと、外箱底部枠内周との間を
塞ぐパッキングを設け、且つ前記外箱の前面側に前記ハ
ンドホールの天板を開閉可能に設けるとともに、該天板
の外箱側を外箱底部枠と一体化して外箱内部で固定した
ことを特徴としている。
め、本考案の引込用開閉器は、地中に埋設されたハンド
ホール上に、少なくとも前面に開閉蓋を有する外箱を設
け、該外箱の底部枠に、前面側上部にケーブル端末を横
並びに設けた開閉器本体の上部を固定し、開閉器本体下
部を前記ハンドホール内に吊持するとともに、開閉器本
体外周及びケーブルヘッドと、外箱底部枠内周との間を
塞ぐパッキングを設け、且つ前記外箱の前面側に前記ハ
ンドホールの天板を開閉可能に設けるとともに、該天板
の外箱側を外箱底部枠と一体化して外箱内部で固定した
ことを特徴としている。
【0006】
【作 用】上記構成の引込用開閉器は、開閉器本体の下
部をハンドホール内に吊り下げるようにしたので、開閉
器本体を収納する外箱の背を低くすることができ、ケー
ブル端末を開閉器本体の上部前面側に横並びに設けたの
で、外箱の蓋を開ければケーブルの接続作業を行うこと
ができる。
部をハンドホール内に吊り下げるようにしたので、開閉
器本体を収納する外箱の背を低くすることができ、ケー
ブル端末を開閉器本体の上部前面側に横並びに設けたの
で、外箱の蓋を開ければケーブルの接続作業を行うこと
ができる。
【0007】また、開閉器本体外周及びケーブルヘッド
と、外箱底部枠との間にパッキングを設けたので、ハン
ドホール内からの湿気が外箱内に侵入することも防止で
きる。
と、外箱底部枠との間にパッキングを設けたので、ハン
ドホール内からの湿気が外箱内に侵入することも防止で
きる。
【0008】さらに、ハンドホールの天板を外箱底部枠
と一体化して外箱内部で固定することにより、ハンドホ
ールの天板が部外者により開けられることを防止でき、
ケーブルの接続作業時には、外箱の蓋を開いてハンドホ
ールの天板を開けることにより行えるので、土木工事者
が掘削したり埋め戻しを行う必要がなく、電気工事者だ
けで行うことが可能である。
と一体化して外箱内部で固定することにより、ハンドホ
ールの天板が部外者により開けられることを防止でき、
ケーブルの接続作業時には、外箱の蓋を開いてハンドホ
ールの天板を開けることにより行えるので、土木工事者
が掘削したり埋め戻しを行う必要がなく、電気工事者だ
けで行うことが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本考案を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。図1は本考案を手動の引
込用開閉器に適用した一実施例を示す側面方向から見た
断面図、図2は半断面で示す正面図、図3は平面図、図
4は地上部分の側面図、図5はパッキング部分の平面図
であり、図6は本考案を自動開閉器に適用した一実施例
を示す側面方向から見た断面図である。
いて、さらに詳細に説明する。図1は本考案を手動の引
込用開閉器に適用した一実施例を示す側面方向から見た
断面図、図2は半断面で示す正面図、図3は平面図、図
4は地上部分の側面図、図5はパッキング部分の平面図
であり、図6は本考案を自動開閉器に適用した一実施例
を示す側面方向から見た断面図である。
【0010】まず、図1乃至図5において、引込用開閉
器1は、地中に埋設されたハンドホール2と、該ハンド
ホール2の上部に固設される外箱3とにより開閉器本体
11を収納したものであって、ハンドホール2及び外箱
3には、それぞれ作業用の開閉可能な天板21及び開閉
蓋31が設けられている。
器1は、地中に埋設されたハンドホール2と、該ハンド
ホール2の上部に固設される外箱3とにより開閉器本体
11を収納したものであって、ハンドホール2及び外箱
3には、それぞれ作業用の開閉可能な天板21及び開閉
蓋31が設けられている。
【0011】開閉器本体11は、その前面側上部に複数
のケーブル端末12を横並びに設けるとともに、開閉器
本体11の上部に操作ハンドル13の装着部14や該開
閉器本体11内の異常圧力上昇を放圧するための放圧装
置15等、冠水に弱い構成部品を配置している。また、
開閉器本体11の中央部から下部にかけては、固定電極
16や可動電極17等を収納するガス室18が設けられ
ている。なお、開閉器本体11の外壁には、防錆性能を
考慮してステンレススチールに防錆処理を施したものを
使用している。
のケーブル端末12を横並びに設けるとともに、開閉器
本体11の上部に操作ハンドル13の装着部14や該開
閉器本体11内の異常圧力上昇を放圧するための放圧装
置15等、冠水に弱い構成部品を配置している。また、
開閉器本体11の中央部から下部にかけては、固定電極
16や可動電極17等を収納するガス室18が設けられ
ている。なお、開閉器本体11の外壁には、防錆性能を
考慮してステンレススチールに防錆処理を施したものを
使用している。
【0012】外箱3は、その後部及び両側の三方の底部
枠(チャンネルベース)32がハンドホール2の基礎枠
22上に固着されるもので、該底部枠32上に後部及び
両側のパネル33が設けられ、後部パネルの上端部に前
記開閉蓋31の後端部が枢支されている。また、上記三
方の底部枠32の上部内周には、前記開閉器本体11及
びケーブルヘッド12aの外面と外箱3の内周との間の
隙間を塞ぐためのパッキング34が設けられている。
枠(チャンネルベース)32がハンドホール2の基礎枠
22上に固着されるもので、該底部枠32上に後部及び
両側のパネル33が設けられ、後部パネルの上端部に前
記開閉蓋31の後端部が枢支されている。また、上記三
方の底部枠32の上部内周には、前記開閉器本体11及
びケーブルヘッド12aの外面と外箱3の内周との間の
隙間を塞ぐためのパッキング34が設けられている。
【0013】上記パッキング34は、開閉器本体11の
外周に密接する矩形状のパッキング本体34aと、その
前面側に着脱可能に設けられるケーブルヘッド用パッキ
ング34bとから構成されるもので、パッキング本体3
4aとケーブルヘッド用パッキング34bとの間には、
ケーブルヘッド12aの外形に対応する複数の溝部34
cが設けられている。また、ケーブルヘッド用パッキン
グ34bは、その前面側に設けられる押え板35により
パッキング本体34a前面側両端部に設けられた固定部
34eにボルトなどで着脱可能に取付けられるもので、
ケーブル端末12の着脱作業は、ケーブルヘッド用パッ
キング34bを取外すことにより行うことができる。
外周に密接する矩形状のパッキング本体34aと、その
前面側に着脱可能に設けられるケーブルヘッド用パッキ
ング34bとから構成されるもので、パッキング本体3
4aとケーブルヘッド用パッキング34bとの間には、
ケーブルヘッド12aの外形に対応する複数の溝部34
cが設けられている。また、ケーブルヘッド用パッキン
グ34bは、その前面側に設けられる押え板35により
パッキング本体34a前面側両端部に設けられた固定部
34eにボルトなどで着脱可能に取付けられるもので、
ケーブル端末12の着脱作業は、ケーブルヘッド用パッ
キング34bを取外すことにより行うことができる。
【0014】外箱3の前面側の底部枠32aは、前記ハ
ンドホール2の天板21の後端部21aと一体に形成さ
れており、この底部枠32aは、天板21を閉じた状態
で前記三方の底部枠32と組合わされて外箱3の四周枠
を構成するように形成されている。加えて、この底部枠
32aは、前記ケーブルヘッド用パッキング34bを固
定する押え板35を装着した状態では取外せない位置に
設けられており、開閉蓋31を開いて押え板35を取外
した状態でのみハンドホール2の天板21を開くことが
できるように形成されている。
ンドホール2の天板21の後端部21aと一体に形成さ
れており、この底部枠32aは、天板21を閉じた状態
で前記三方の底部枠32と組合わされて外箱3の四周枠
を構成するように形成されている。加えて、この底部枠
32aは、前記ケーブルヘッド用パッキング34bを固
定する押え板35を装着した状態では取外せない位置に
設けられており、開閉蓋31を開いて押え板35を取外
した状態でのみハンドホール2の天板21を開くことが
できるように形成されている。
【0015】底部枠32,32aには、内外に連通する
通気孔36が設けられており、ハンドホール2内の通
気,湿気抜きが図られている。しかも、この通気孔36
の内部には、水返し37が設けられており、雨水がハン
ドホール2内に侵入することを防止している。
通気孔36が設けられており、ハンドホール2内の通
気,湿気抜きが図られている。しかも、この通気孔36
の内部には、水返し37が設けられており、雨水がハン
ドホール2内に侵入することを防止している。
【0016】外箱3の後部には、外箱3内の異常圧力上
昇を背面下部(車道側)に放圧する蝶番スプリング方式
の外箱放圧装置38が設けられ、開閉蓋31には耐爆性
の錠前39が設けられている。ハンドホール2の底部に
はケーブル4を挿通するためのケーブル挿通孔23が穿
設されており、天板21には該天板21の持ち上げを容
易にするための把手24が設けられている。
昇を背面下部(車道側)に放圧する蝶番スプリング方式
の外箱放圧装置38が設けられ、開閉蓋31には耐爆性
の錠前39が設けられている。ハンドホール2の底部に
はケーブル4を挿通するためのケーブル挿通孔23が穿
設されており、天板21には該天板21の持ち上げを容
易にするための把手24が設けられている。
【0017】このように構成した引込用開閉器1は、開
閉器本体11の下部がハンドホール2内に収納され、外
箱3内には、開閉器本体11の前面側上部に横並びに設
けたケーブル端末12や操作ハンドル13の装着部14
を有する上半分を収納するだけで良いので、従来のよう
に開閉器本体の下部にケーブル端末を設けたものに比べ
て、外箱3の高さを半分以下にすることが可能になる。
これにより、外箱3の大きさが小さくなって製作コスト
が低減するだけでなく、外箱3の高さを道路の植込みと
同程度にすることができ、景観を損なうことがない。ま
た、子供及び運転者の視界を遮ることがないので子供の
飛出し事故等の防止も図れる。
閉器本体11の下部がハンドホール2内に収納され、外
箱3内には、開閉器本体11の前面側上部に横並びに設
けたケーブル端末12や操作ハンドル13の装着部14
を有する上半分を収納するだけで良いので、従来のよう
に開閉器本体の下部にケーブル端末を設けたものに比べ
て、外箱3の高さを半分以下にすることが可能になる。
これにより、外箱3の大きさが小さくなって製作コスト
が低減するだけでなく、外箱3の高さを道路の植込みと
同程度にすることができ、景観を損なうことがない。ま
た、子供及び運転者の視界を遮ることがないので子供の
飛出し事故等の防止も図れる。
【0018】特に、ケーブル端末12を開閉器本体11
の前面側上部に横並びに設けたので、ケーブルの接続作
業や保守,点検が容易であり、さらに、開閉器本体11
外周及びケーブルヘッド12aと、外箱底部枠32との
間にパッキング34を設けたので、ハンドホール2内か
らの湿気が外箱3内に侵入することを防止でき、湿気に
よる影響を低減することができる。加えて、底部枠32
にハンドホール2内と外気とを連通させる通気孔36が
設けられているので、ハンドホール2内の湿度上昇も緩
和することができる。
の前面側上部に横並びに設けたので、ケーブルの接続作
業や保守,点検が容易であり、さらに、開閉器本体11
外周及びケーブルヘッド12aと、外箱底部枠32との
間にパッキング34を設けたので、ハンドホール2内か
らの湿気が外箱3内に侵入することを防止でき、湿気に
よる影響を低減することができる。加えて、底部枠32
にハンドホール2内と外気とを連通させる通気孔36が
設けられているので、ハンドホール2内の湿度上昇も緩
和することができる。
【0019】また、ハンドホール2の天板21の後端部
21aを外箱3の前面側の底部枠32aと一体に形成
し、外箱3内で固定するように形成しているので、ケー
ブル端末処理時は、外箱3の開閉蓋31を開いてパッキ
ング押え板35を取り外した後、この天板21を取り外
すことにより、ケーブルを前面に引出すことができるの
で、掘削作業を行うことなく、路上での作業が可能であ
る。しかも、外箱3の開閉蓋31を開かなければハンド
ホール2の天板21を開くことができないので、安全で
もある。
21aを外箱3の前面側の底部枠32aと一体に形成
し、外箱3内で固定するように形成しているので、ケー
ブル端末処理時は、外箱3の開閉蓋31を開いてパッキ
ング押え板35を取り外した後、この天板21を取り外
すことにより、ケーブルを前面に引出すことができるの
で、掘削作業を行うことなく、路上での作業が可能であ
る。しかも、外箱3の開閉蓋31を開かなければハンド
ホール2の天板21を開くことができないので、安全で
もある。
【0020】なお、本実施例において、開閉器本体11
の内部機構は、従来の開閉器本体と同様に構成すること
ができ、操作ハンドル13の動きが適宜なレバー機構を
介して可動電極17に伝達されるように構成されてい
る。また、開閉器本体11としては、可動電極17の開
閉作動を前記実施例のレバー機構に代えてソレノイドで
行う自動開閉器を用いることもでき、開閉器本体の構造
自体は特に限定されるものではない。
の内部機構は、従来の開閉器本体と同様に構成すること
ができ、操作ハンドル13の動きが適宜なレバー機構を
介して可動電極17に伝達されるように構成されてい
る。また、開閉器本体11としては、可動電極17の開
閉作動を前記実施例のレバー機構に代えてソレノイドで
行う自動開閉器を用いることもでき、開閉器本体の構造
自体は特に限定されるものではない。
【0021】図6は本考案を自動開閉器に適用した場合
の一例を示すもので、開閉器本体11としては、可動電
極17の開閉作動を前記実施例のレバー機構に代えてソ
レノイド61で自動的に行い得るようにしたものであ
る。そして、この自動開閉器においては、開閉器本体1
1の底部に電源変圧器62を収納し、また、制御装置6
3を開閉蓋31内に収納して、全体をコンパクトに形成
している。なお、図6の自動開閉器においては、開閉作
動を自動でできるようにした点を除けば、前記実施例と
同様であるので、図1に示した構成要素と同一の構成要
素には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
の一例を示すもので、開閉器本体11としては、可動電
極17の開閉作動を前記実施例のレバー機構に代えてソ
レノイド61で自動的に行い得るようにしたものであ
る。そして、この自動開閉器においては、開閉器本体1
1の底部に電源変圧器62を収納し、また、制御装置6
3を開閉蓋31内に収納して、全体をコンパクトに形成
している。なお、図6の自動開閉器においては、開閉作
動を自動でできるようにした点を除けば、前記実施例と
同様であるので、図1に示した構成要素と同一の構成要
素には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0022】
【考案の効果】本考案の引込用開閉器は、以上説明した
ように、地中に埋設されたハンドホール上に開閉蓋を有
する外箱を設け、該外箱の底部枠に、前面側上部にケー
ブル端末を横並びに設けた開閉器本体の上部を固定し、
開閉器本体下部を前記ハンドホール内に吊持したから、
地上部分の外箱の高さを従来の半分以下にすることがで
き、道路管理者等からの景観上及び安全上の要望に応え
ることができるとともに、外箱製作コストの低減も図れ
る。
ように、地中に埋設されたハンドホール上に開閉蓋を有
する外箱を設け、該外箱の底部枠に、前面側上部にケー
ブル端末を横並びに設けた開閉器本体の上部を固定し、
開閉器本体下部を前記ハンドホール内に吊持したから、
地上部分の外箱の高さを従来の半分以下にすることがで
き、道路管理者等からの景観上及び安全上の要望に応え
ることができるとともに、外箱製作コストの低減も図れ
る。
【0023】また、開閉器本体外周及びケーブルヘッド
と、外箱底部枠内周との間を塞ぐパッキングを設けたこ
とにより、ハンドホール内の湿気が外箱内に侵入して開
閉器本体に悪影響を与えることを防止できる。
と、外箱底部枠内周との間を塞ぐパッキングを設けたこ
とにより、ハンドホール内の湿気が外箱内に侵入して開
閉器本体に悪影響を与えることを防止できる。
【0024】さらに、ハンドホールの天板を外箱底部枠
と一体化して外箱内部で固定することにより、ハンドホ
ールの天板が部外者により開けられることを防止できる
とともに、ケーブルの接続作業時には、外箱の蓋を開い
てハンドホールの天板を取り外すことによりケーブルの
接続作業が地上で行えるので、土木工事者が掘削したり
埋め戻しを行う必要がなく、電気工事者だけで行うこと
が可能である。
と一体化して外箱内部で固定することにより、ハンドホ
ールの天板が部外者により開けられることを防止できる
とともに、ケーブルの接続作業時には、外箱の蓋を開い
てハンドホールの天板を取り外すことによりケーブルの
接続作業が地上で行えるので、土木工事者が掘削したり
埋め戻しを行う必要がなく、電気工事者だけで行うこと
が可能である。
【図1】本考案を手動の引込用開閉器に適用した一実施
例を示す側面方向から見た断面図である。
例を示す側面方向から見た断面図である。
【図2】同じく半断面で示す正面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく地上部分の側面図である。
【図5】パッキング部分の平面図である。
【図6】本考案を自動開閉器に適用した一実施例を示す
側面方向から見た断面図である。
側面方向から見た断面図である。
1 引込用開閉器 11 開閉器本体 12 ケーブル端末 13 操作ハンドル 14 操作ハンドルの装着部 15 放圧装置 16 固定電極 17 可動電極 18 ガス室 2 ハンドホール 21 天板 22 基礎枠 23 ケーブル挿通孔 24 把手 3 外箱 31 開閉蓋 32 底部枠 33 パネル 34 パッキング 35 押え板 36 通気孔 37 水返し 38 外箱放圧装置 39 錠前 4 ケーブル 61 ソレノイド 62 電源変圧器 63 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 地中に埋設されたハンドホール上に、少
なくとも前面に開閉蓋を有する外箱を設け、該外箱の底
部枠に、前面側上部にケーブル端末を横並びに設けた開
閉器本体の上部を固定し、開閉器本体下部を前記ハンド
ホール内に吊持するとともに、開閉器本体外周及びケー
ブルヘッドと、外箱底部枠内周との間を塞ぐパッキング
を設け、且つ前記外箱の前面側に前記ハンドホールの天
板を開閉可能に設けるとともに、該天板の外箱側を外箱
底部枠と一体化して外箱内部で固定したことを特徴とす
る引込用開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083072U JP2596175Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 引込用開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083072U JP2596175Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 引込用開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644309U JPH0644309U (ja) | 1994-06-10 |
JP2596175Y2 true JP2596175Y2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=13791979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992083072U Expired - Lifetime JP2596175Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 引込用開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596175Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107734067A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-23 | 安徽帝辰电气技术有限公司 | 一种新型电缆地网综合故障监控系统 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP1992083072U patent/JP2596175Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644309U (ja) | 1994-06-10 |
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