JP2595988B2 - 電話器 - Google Patents

電話器

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JP2595988B2
JP2595988B2 JP62230452A JP23045287A JP2595988B2 JP 2595988 B2 JP2595988 B2 JP 2595988B2 JP 62230452 A JP62230452 A JP 62230452A JP 23045287 A JP23045287 A JP 23045287A JP 2595988 B2 JP2595988 B2 JP 2595988B2
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telephone
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cord
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handset
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守 佐塚
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンパクトで外観上、使用上、すぐれた電
話器に関する。
(従来の技術) 電話器は、電話器本体、送受話器および電話器の屋内
配線等の末端部を備えた基体からなり、各各の器および
基体の間の接続に直線コード、またはカールコードが用
いられている。また近年、電話器本体と送受話器とを兼
ねそなえたものも使用されている。いずれの場合も、接
続コードが器および/または基体から外に出ており、外
観上みっともなく、邪魔になる。また使用時において
も、他の機器にひっかかり種々トラブルをひき起こすこ
とになる。これらの解決のために、コードレスの電話器
も開発されているが、高価である等の欠点を有してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の電話器における接続コードが器および/または
基体から外に出ていることが、外観上みっともなく、使
用時のトルブルをひき起こす。
(問題点を解決するための手段) 電話器の接続コードが電話器本体、送受話器、電話器
基体のいずれからか、外にはみ出していることによる外
観上のみっともなさ、使用時のトラブルをなくすため検
討し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、電話器のカールコードがその全長
の少なくとも50%上の長さが、電話器本体、送受話器、
電話器取付けの基体から選ばれた一種以上の器および/
または基体中に収容されており、かつ該カールコードが
自重によるカール部の垂直方向の伸び〔L0〕が15%以下
であり、50g荷重時の垂直方向の自重伸びカール部長さ
に対するカール部の伸び〔L50〕が200%以上であること
を特徴とする電話器である。
図により本発明を説明すると、第3図は従来の電話器
の一例を示したものである。カールコード(4)は外部
にはみ出した状態である。
第1図と第2図は、本発明の一例を示したものであ
り、図中1は送受話器(1aは受話部、1bは送話部)、2
は電話器本体、3はカールコードの収容部、4はカール
コード、5は電話器取付の基体、6は接続部を示す。第
1図においてはカールコードのカール部長さの70%以上
が電話器本体の底部に設けられた中空部に収容されてい
るものであり、第2図は同じように、カールコードが送
受話器内に収容されているものであり、本発明の例示で
ある。これらの以外に基体(5)の中空部にカールコー
ドを収容し、電話器が電話器本体と送受話器を一体にし
たものと基体のみからなる電話器とする例もあげられ
る。
本発明においては、上記例示のようにカールコードを
収容するだけでなく、該カールコードが次の用件を備え
たものでなくてはならない。その要件とは第4図に示し
たように〜のカール部の伸びのない状態でのカール部
長さをl0とし、〜の該カールコードの(他の部分のは
ずした状態での)垂直方向での荷重O(W0)のときの自
重伸びがあるときのカール部長さをl1とし、〜の〜
におけるW0の代りに50gの荷重(W1=W50)をかけたとき
の伸び状態でのカール部長さをl50(lW1=l50)とした
とき、〔L0〕={(l1−l0)/l0}×100(%)が15
(%)以下であり、かつ〔L50〕={(l50−l1)/l1
×100(%)が200(%)以上であることである。
本発明におけるカールコードとしては、より好ましく
は〔L0〕が10%以下であり、〔L50〕が250%以上のもの
である。
本発明におけるカールコードのコードは、例えば第5
図−と第5図−に示したような断面を有したものか
らなる。ここで7aは電気良導体を示し、7bは絶縁被覆
材、7cは保護被覆材である。本発明においては、7aは軟
銅線その他の金属性の電気良導体であり、これらは0.1m
mφ以下の細線や0.01mm2以下の断面の箔体の集合体が用
いられ、その集合体を作成するときに、弾性体や、合成
繊維、さらに超高強力オレフィン繊維または全芳香族ポ
リアミド繊維等を複合して一体化してもよい。7bとして
は種々の高分子絶縁体が用いられるがポリエステル系の
エラストマーが好ましく、さらに好ましくはポリエステ
ルエステル系のエラストマーが好ましい。7cとしては種
々の高分子物に顔料、着色剤、安定剤等を添加したもの
が用いられるが、成形性、コスト、難燃性、伸縮性を考
慮して、好ましくはポリエステル系のエラストマーおよ
び/またはポリ塩化ビニールからなるものである。
本発明の電話器は、通常の電話、自動車用電話、さら
にファクシミリ、インターホーン等の送受話器にも適用
される。
(実施例) 軟銅線(直径0.05mm)を30本、ポリエチレンテレフタ
レート繊維(2d×24f)3本と共に複合一体化して電気
良導体を得て、この電気良導体にポリエステル系エラス
トマー(東洋紡製S−6001)を溶融押出しにより0.2mm
厚さで絶縁被覆した。この絶縁被覆導体の4本に各々離
形剤を塗布して乾燥した後、保護被覆材として、ポリエ
ステル系エラストマー(東洋紡製のPEL40H)とポリ塩化
ビニールを重量比で28/72でブレンドしたものを溶融押
出しにより被覆して一本の電気コードとした。
得られた4芯のコードの直径は2.6mmφであり、この
コードを8mmφの円柱に巻き、熱処理(130℃×40分)し
てカールコードを得た。比較例として絶縁被覆にポリプ
ロピレン保護被覆にポリ塩化ビニールを用いた以外は実
施例と同じようにしてカールコードを得た。各々のカー
ルコードの評価をした。その結果を表−1に示す。
各々のコードをl0が25cmになるように切りとり、第1
図に示すような電話器にとり付けた。
カールコードの収容部は、長さは20cm、断面円形のも
のであり、その送話部側の開口部は18mmφで、送話部か
ら受話部に向う収容部の長さ20mm長さの部分から開口径
は13mmφとして(18mmの開口部から13mmのしぼった開口
径の部までは直線部にテーパーを付して)受話器側まで
続いている貫通孔である。
評価結果からも解るように比較例は強く引張り伸ばし
ても約1mにしか伸びず、さらに伸ばすと電話器本体を引
き寄せてしまった。実施例においては、軽い力で充分に
伸び、使用後、送受話器を元に戻すとカールコードはス
ムースに、収容部に収容された。
(発明の効果) 特定の要件を満たすカールコードを用いて、電話器の
器および/または基体に該カールコードを収容させた電
話器は、見た目にもすぐれた外観であり、使用しないと
きは使用時にも伸縮にすぐれ、他のトラブルをひき起こ
さない電話器となりうることが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体例、第2図は本発明の一具体
例、第3図は従来の電話、第4図はカールコードの状態
図、第5図は本発明のカールコードのコードの断面図の
一例を示したものである。 図中、1は送受話器、1aは受話器、1bは送話部、2は電
話器本体、3はカールコードの収容部、4はカールコー
ド、5は電話器取付等の基体、6は接続部、7aは電気良
導体、7bは絶縁被覆材、7cは保護被覆材、8はカールコ
ードの垂直伸びを評価するときの固定支持具を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話器のカールコードが、その全長の少な
    くとも50%以上の長さが、電話器本体、送受話器、電話
    器取付けの基体から選ばれた一種以上の器および/また
    は基体中に収容されており、かつ該カールコードが自重
    によるカール部の垂直方向の伸び〔L0〕が15%以下であ
    り、50g荷重時の垂直方向の自重伸びカール部長さに対
    するカール部の伸び〔L50〕が200%以上であることを特
    徴とする電話器。
JP62230452A 1987-09-14 1987-09-14 電話器 Expired - Lifetime JP2595988B2 (ja)

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