JPH0145166Y2 - - Google Patents

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JPH0145166Y2
JPH0145166Y2 JP1984181433U JP18143384U JPH0145166Y2 JP H0145166 Y2 JPH0145166 Y2 JP H0145166Y2 JP 1984181433 U JP1984181433 U JP 1984181433U JP 18143384 U JP18143384 U JP 18143384U JP H0145166 Y2 JPH0145166 Y2 JP H0145166Y2
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JP
Japan
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cord
wire
handset
telephone
elastic
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JP1984181433U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般電話の他無線電話、OA通信機
器、ニユーメデイア通信機器等における電話機に
関する。
〔従来の技術〕
一般に電話機は、電話機本体と送受器とが螺旋
状の伸縮コードにより配線連結されている。この
伸縮コードは伸び率が約2倍程度であつて、収縮
状態(電話機の未使用時)における電話機本体と
送受器との外表面間の直線長さが大体40cm〜50cm
に設定されており、従つて、最大で80cm〜1m位
まで伸びることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の電話機では、電話を切つた状
態即ち送受器を電話機本体の受け台に置いた未使
用時の状態において、長い伸縮コードが電話機の
周囲にまつわりつき、机上の書類や各種用具の邪
魔になると共に湯飲みコツプや筆立等を倒してし
まうといつた不都合があつた。
従つて、本考案では、電話機の未使用状態にお
ける伸縮コードの露出長さを極力短縮して上記の
ような問題を解決し、それでいて送受器を取つた
使用状態に不都合が生じない電話機を提供するこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために、本考案に
係る電話機は、電話機本体と送受器とを配線連結
する螺旋状の伸縮コードが、その過半部を該伸縮
コード自体の弾発力にて上記送受器の内部に引込
み収納される電話機であつて;伸縮変形自在な弾
性材質の線状の芯部材と、該芯部材にコイル状に
巻設される導線と、該導線及び芯部材の外周を被
覆する伸縮変形自在な弾性材質の絶縁体と、から
伸縮自在な線心を形成し、かつ、該線心を伸縮変
形自在な弾性材質の外装にて被覆すると共に、該
外装にて被覆された線心をコイル状に巻設して、
上記螺旋状の伸縮コードを構成したものである。
〔作用〕
この電話機の未使用状態では伸縮コードの過半
部が送受器の内部に収縮状態で収納されるため、
露出長さが大幅に短縮される。そして、送受器を
取つた使用時には伸縮コードが自身の弾発力に抗
して送受器から引出されるが、線心は伸縮自在で
あるので、略直線状に伸びた状態からでもさらに
伸びることができる。また、逆に、送受器を本体
上に置くと伸縮コードは自身の弾発力により送受
器の内部に引込まれる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、図中1は電
話機本体、2は送受器であり、両端部が下向きに
開口した筒状の把持部3と、該把持部の開口部
4,5を施蓋するキヤツプ6,7と、該キヤツプ
6,7の内側に夫々配設された送話器8及び受話
器9とからなる。10は把持部3の送話器8側の
外側壁3a中央に貫設された透窓である。11は
電話機本体1と送受器2とを配線し連結する螺旋
型の伸縮コードであり、第2図に示す如く4本の
線心12…を有し、一端側が電話機本体1の左側
壁部1aを貫通して本体1内の所定箇所に配線さ
れると共に、他端側は送受器2の把持部3の透窓
10から内部空間Sを通つて該把持部の受話器9
側の外側壁3bに固定具13にて固定される。そ
して、各線心12…が送話器8と受話器9に夫々
配線される。なお、14,14は送話器8に配線
される2本の線心12,12を把持部3の内壁に
固定する固定具である。
この伸縮コード11は、第3図に示す伸縮自在
な直線状の線心12四本を横巻状又は撚り状に形
成して、その外周に伸縮変形自在な弾性材からな
る外装18を押出成型にて形成し、さらに必要長
さにわたつて密着状に横巻きしてコイルバネ状に
形成してなる。
線心12は、第3図と第4図と第5図に示す如
く、伸縮変形自在な弾性材質からなる線状の芯部
材15と、該芯部材15にコイル状に巻設される
導線16と、芯部材15同様伸縮変形自在な弾性
材質からなると共に巻設された上記導線16の外
部を被覆する絶縁体17とから構成される。そし
て、導線16は第4図に示す如く横断面円形の線
材を薄肉の帯状(いわゆる帯状箔)に圧延したも
のが用いられ、収縮状態の芯部材15に密着コイ
ル状に巻設されている。芯部材15及び絶縁体1
7の弾性材質としては、ブチルゴム、ネオプレン
ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、
ポリウレタンゴム、シリコンゴム等の種々の復元
性ポリマーがあり、その内特にコポリマー及びブ
レンドタイプのものが伸縮性の劣化が小さく、好
ましい。なお、導線16は要求される電気容量に
応じてその断面積又は素線数を増減可能であると
共に、帯状に圧延しない横断面円形のものでも良
い。また、絶縁体17は押出成型にて形成され
る。しかして、このようにしてなる線心12は、
それを構成する芯部材15と導線16と絶縁体1
7が一体状として均一に伸縮し、伸びた状態では
導線16は第6図に示すような状態となる。
次に、上記外装18に用いる弾性材には、線心
12の芯部材15及び絶縁体17と同様の種々の
上記復元性ポリマーがあるが、特に耐環境性(耐
熱性、耐冷性、耐摩耗性、耐屈曲性等)が要求さ
れるためにその目的に合致した材料を選択して使
用される。
このようにしてなる伸縮コード11は、コイル
状による伸縮に加えて直線状にも伸縮自在な構造
であるため、略直線状に伸びた状態からでもさら
に伸びることができ、大きな伸び率(10倍以上)
を有する。この伸び率は伸縮性を有しない電線を
螺旋状に形成しただけの普通タイプのもの(伸び
率約2倍)よりも格段に大きい。また、伸縮疲労
度(復元力減衰率)及び耐老化性が良好であると
共に、線心12中の導線16がコイル状であるか
ら伸び縮みしても電気抵抗、電気容量に変化を生
じることがない。
しかして、この伸縮コード11の螺旋状部の長
さは収縮状態で約30cmとされる。即ち、送受器2
を電話機本体1の受け台上に置いた未使用状態に
おいて、伸縮コード11は約20cmの長さ分が略直
線状に送受器2の内部に収納され、約10cmの長さ
分が露出する。この露出長さは本体1と送受器2
との間におけるコード11の必要最小寸法であ
る。いま、送受器2を取つた場合、この約10cmの
伸縮コード11は約1mまで伸びることができ、
また、送受器2を本体1の受け台に置いた場合に
は自身の弾発力により収縮して送受器2内にすべ
り込む。
なお、伸縮コード11の出入口である透窓10
部は、伸縮コード11が円滑に伸縮できるような
形状とされる。例えば、透窓10の周面部を比較
的厚くしたり、また角張らない滑らかな形状とす
るのが好ましい。また、送話器8及び受話器9は
伸縮コード11が引掛からないような形状及び取
付構造とされる。その他、送受器2の内壁部も伸
縮コード11に対する引掛り物等がないように配
慮が必要である。
なお、説明中の各寸法は一具体例にすぎないこ
とは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
伸縮コード11はその螺旋状部が略直線状に伸
びた状態らさらに伸びることができ、伸縮性を有
しない電線を螺旋状に形成したものより大幅に伸
び率が向上し、電話機の未使用時における伸縮コ
ード11の露出長さが従来よりも大幅に短縮さ
れ、該伸縮コード11が机上で邪魔になることが
なくなつた。また、伸縮コード11に手や物品が
引掛かる確率が極減し、コツプや筆立等を倒して
しまうような不都合を防止できる。そして、使用
時には、伸縮コード11が伸び従来の同様の要領
で送話器2を使用でき、しかも、使用後、送話器
2を本体1上に置くと伸縮コード11は送受器の
内部に引込まれ、その操作性は優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面正面
図、第2図は伸縮コードの斜視断面図、第3図は
線心の斜視断面図、第4図は同要部縦断面図、第
5図は同横断面図、第6図は伸び状態を示す線心
の要部縦断面図である。 1……電話機本体、2……送受器、11……伸
縮コード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電話機本体1と送話器2とを配線連結する螺旋
    状の伸縮コード11が、その過半部を該伸縮コー
    ド自体の弾発力にて上記送話器2の内部に引込み
    収納される電話機であつて、 伸縮変形自在な弾性材質の線状の芯部材15
    と、該芯部材15にコイル状に巻設される導線1
    6と、該導線16及び芯部材15の外周を被覆す
    る伸縮変形自在な弾性材質の絶縁体17と、から
    伸縮自在な線心12…を形成し、かつ、該線心1
    2…を伸縮変形自在な弾性材質の外装18にて被
    覆すると共に、該外装18にて被覆された線心1
    2…をコイル状に巻設して、上記螺旋状の伸縮コ
    ード11を構成したことを特徴とする電話機。
JP1984181433U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0145166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984181433U JPH0145166Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JPS6195148U JPS6195148U (ja) 1986-06-19
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JPS60121362U (ja) * 1984-01-25 1985-08-16 松下電工株式会社 通話装置

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