JP2595904Y2 - 車両のヘッドクリアランス測定装置 - Google Patents
車両のヘッドクリアランス測定装置Info
- Publication number
- JP2595904Y2 JP2595904Y2 JP1992020633U JP2063392U JP2595904Y2 JP 2595904 Y2 JP2595904 Y2 JP 2595904Y2 JP 1992020633 U JP1992020633 U JP 1992020633U JP 2063392 U JP2063392 U JP 2063392U JP 2595904 Y2 JP2595904 Y2 JP 2595904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- head clearance
- angle
- measuring
- scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のヘッドクリアラ
ンス測定装置に関するものである。
ンス測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】一般に、車室空間の広さ
を代表する寸法の一つとして、シート座面と天井間の距
離をシート背当てに沿って測定された長さであるヘッド
クリアランスが用いられている。
を代表する寸法の一つとして、シート座面と天井間の距
離をシート背当てに沿って測定された長さであるヘッド
クリアランスが用いられている。
【０００３】このヘッドクリアランスを測定する場合、
従来例えば図３に示すように、重錘付きの糸１１を用い
て天井１２からシート座面１３の所定位置へと垂下させ
て測定した長さと、シート背当て１４の角度とからヘッ
ドクリアランスＬを算出するようにしていたため、測定
作業がめんどうであり、速やかに正確な値を測定できな
いという問題点があった。
従来例えば図３に示すように、重錘付きの糸１１を用い
て天井１２からシート座面１３の所定位置へと垂下させ
て測定した長さと、シート背当て１４の角度とからヘッ
ドクリアランスＬを算出するようにしていたため、測定
作業がめんどうであり、速やかに正確な値を測定できな
いという問題点があった。
【０００４】本考案は上記の問題点に着目し、車両のヘ
ッドクリアランスを直接的に測定できる測定装置を提供
することを目的とする。
ッドクリアランスを直接的に測定できる測定装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、第１の棒状
体に対して伸縮可能に支持さえる第２の棒状体を設け、
前記いずれか一方の棒状体には水準器を介して棒状体の
傾斜角度を付与する角度測定板を回動可能に設けるとと
もに、他方の棒状体を基準として各棒状体の全長を測定
するための目盛りを設ける。
体に対して伸縮可能に支持さえる第２の棒状体を設け、
前記いずれか一方の棒状体には水準器を介して棒状体の
傾斜角度を付与する角度測定板を回動可能に設けるとと
もに、他方の棒状体を基準として各棒状体の全長を測定
するための目盛りを設ける。
【０００６】
【作用】このように構成されており、シート座面と天井
間の距離であるヘッドクリアランスを測定する場合、角
度測定手段を回動してシート背当て等に対応する角度に
各棒状体の軸線を合わせる。そして、水準器を介して角
度測定板を水平位置に保持した状態で、各棒状体をシー
ト座面と天井の間で引き伸ばす。これにより各棒状体の
全長がヘッドクリアランスとなり、棒状体に設けられた
目盛りを読み取ることによりヘッドクリアランスを直接
的に測定する。
間の距離であるヘッドクリアランスを測定する場合、角
度測定手段を回動してシート背当て等に対応する角度に
各棒状体の軸線を合わせる。そして、水準器を介して角
度測定板を水平位置に保持した状態で、各棒状体をシー
ト座面と天井の間で引き伸ばす。これにより各棒状体の
全長がヘッドクリアランスとなり、棒状体に設けられた
目盛りを読み取ることによりヘッドクリアランスを直接
的に測定する。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【０００８】図１に示すように、ヘッドクリアランス装
置１は、筒形の第１の棒状体２を備えるとともに、この
第１の棒状体２の上端から伸縮自在に突出する第２の棒
状体３を備えている。
置１は、筒形の第１の棒状体２を備えるとともに、この
第１の棒状体２の上端から伸縮自在に突出する第２の棒
状体３を備えている。
【０００９】第２の棒状体３には第１の棒状体２を基準
として各棒状体２，３の全長を測定するための目盛り９
が設けられている。すなわち、目盛り９を読み取ること
で、第１の棒状体２の先端２ａから第２の棒状体３の先
端３ａまでの距離を測定できるようになっている。
として各棒状体２，３の全長を測定するための目盛り９
が設けられている。すなわち、目盛り９を読み取ること
で、第１の棒状体２の先端２ａから第２の棒状体３の先
端３ａまでの距離を測定できるようになっている。
【００１０】第１の棒状体２に各棒状体２，３の傾斜角
度を付与する角度測定板４が設けられる。この角度測定
板４は扇形に形成され、その中心部が軸６を介して回動
可能に連結される。角度測定板４の一端には水準器５が
取付けられる。第１の棒状体２にはその中心線上に基準
点８が設けられる一方、角度測定板４には角度測定板４
を水平位置に保持した状態で第１の棒状体２の傾斜角度
を示す目盛り７が設けられる。すなわち、水準器５を介
して角度測定板４を水平位置に保持した状態で、第１の
棒状体２の基準点８に当たる目盛り７を読み取ることに
より第１の棒状体２の傾斜角度を測定できるようになっ
ている。
度を付与する角度測定板４が設けられる。この角度測定
板４は扇形に形成され、その中心部が軸６を介して回動
可能に連結される。角度測定板４の一端には水準器５が
取付けられる。第１の棒状体２にはその中心線上に基準
点８が設けられる一方、角度測定板４には角度測定板４
を水平位置に保持した状態で第１の棒状体２の傾斜角度
を示す目盛り７が設けられる。すなわち、水準器５を介
して角度測定板４を水平位置に保持した状態で、第１の
棒状体２の基準点８に当たる目盛り７を読み取ることに
より第１の棒状体２の傾斜角度を測定できるようになっ
ている。
【００１１】このように構成されており、図２に示すよ
うに、シート座面１３と天井１２の間の距離であるヘッ
ドクリアランスＬを測定する場合、まず角度測定板７を
回動させて、水準器５を水平位置に保持した状態で各棒
状体２，３がシート背当て１３の傾斜角度等に対応した
所定の角度に傾斜するように設定する。このように角度
測定板７を介して各棒状体２，３の傾斜角度を所定値に
保ったまま、第１の棒状体２の先端２ａをシート座面１
３に当て、この第１の棒状体２から第２の棒状体３を引
き出して、第２の棒状体３の先端３ａを天井１２に当て
る。これにより各棒状体２，３の全長がヘッドクリアラ
ンスＬとなり、第２の棒状体３に設けられた目盛り９を
読み取ることによりヘッドクリアランスＬを測定するこ
とができる。
うに、シート座面１３と天井１２の間の距離であるヘッ
ドクリアランスＬを測定する場合、まず角度測定板７を
回動させて、水準器５を水平位置に保持した状態で各棒
状体２，３がシート背当て１３の傾斜角度等に対応した
所定の角度に傾斜するように設定する。このように角度
測定板７を介して各棒状体２，３の傾斜角度を所定値に
保ったまま、第１の棒状体２の先端２ａをシート座面１
３に当て、この第１の棒状体２から第２の棒状体３を引
き出して、第２の棒状体３の先端３ａを天井１２に当て
る。これにより各棒状体２，３の全長がヘッドクリアラ
ンスＬとなり、第２の棒状体３に設けられた目盛り９を
読み取ることによりヘッドクリアランスＬを測定するこ
とができる。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、車両のヘ
ッドクリアランス測定装置において、第１の棒状体に対
して伸縮可能に支持される第２の棒状体を設け、前記い
ずれか一方の棒状体には水準器を介して棒状体の傾斜角
度を付与する角度測定板を回動可能に設けるとともに、
他方の棒状体を基準として各棒状体の全長を測定するた
めの目盛りを設けたため、棒状体に設けられた目盛りを
読み取ることにより、シート座面と天井間の距離である
ヘッドクリアランスが直接的に測定され、正確な値を容
易に測定できる。
ッドクリアランス測定装置において、第１の棒状体に対
して伸縮可能に支持される第２の棒状体を設け、前記い
ずれか一方の棒状体には水準器を介して棒状体の傾斜角
度を付与する角度測定板を回動可能に設けるとともに、
他方の棒状体を基準として各棒状体の全長を測定するた
めの目盛りを設けたため、棒状体に設けられた目盛りを
読み取ることにより、シート座面と天井間の距離である
ヘッドクリアランスが直接的に測定され、正確な値を容
易に測定できる。
【図１】本考案の実施例を示すヘッドクリアランス測定
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図２】同じく測定状態を示す側面図である。
【図３】従来例の側面状態を示す側面図である。
１ ヘッドクリアランス測定装置 ２ 第１の棒状体 ３ 第２の棒状体 ４ 角度測定板 ５ 水準器 ９ 目盛り
Claims (1)
- 【請求項１】第１の棒状体に対して伸縮可能に支持され
る第２の棒状体を設け、前記いずれか一方の棒状体には
水準器を介して棒状体の傾斜角度を付与する角度測定板
を回動可能に設けるとともに、他方の棒状体を基準とし
て各棒状体の全長を測定するための目盛りを設けたこと
を特徴とする車両のヘッドクリアランス測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992020633U JP2595904Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 車両のヘッドクリアランス測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992020633U JP2595904Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 車両のヘッドクリアランス測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0581602U JPH0581602U (ja) | 1993-11-05 |
| JP2595904Y2 true JP2595904Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12032639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992020633U Expired - Lifetime JP2595904Y2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 車両のヘッドクリアランス測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595904Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016155658A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 三菱電機株式会社 | ガイドレール計測装置とガイドレール計測方法 |
| KR101923186B1 (ko) * | 2016-11-18 | 2018-11-28 | 이경서 | 길이 가변형 수평계 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP1992020633U patent/JP2595904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0581602U (ja) | 1993-11-05 |
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