JP2595837Y2 - 立体網状集合体 - Google Patents
立体網状集合体Info
- Publication number
- JP2595837Y2 JP2595837Y2 JP1992085517U JP8551792U JP2595837Y2 JP 2595837 Y2 JP2595837 Y2 JP 2595837Y2 JP 1992085517 U JP1992085517 U JP 1992085517U JP 8551792 U JP8551792 U JP 8551792U JP 2595837 Y2 JP2595837 Y2 JP 2595837Y2
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- Japan
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- aggregate
- shape
- groove
- filaments
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、汚水処理槽内に充填し
て汚水処理に寄与する微生物等を付着増殖せしめる汚水
処理用濾過材等に使用する立体網状集合体に関する。
て汚水処理に寄与する微生物等を付着増殖せしめる汚水
処理用濾過材等に使用する立体網状集合体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の線条を立体的な網状
となし、これをマット状、棒状、パイプ状として汚水処
理用濾過材等として使用するようにしたものは、例えば
特公平２−６５９３号公報などによって公知である。然
しながら、これらの立体網状集合体の形状は方向性を有
するので、例えば汚水の三次元的な流れに対しては効果
が不十分であった。これに対し、特開平４−２０２８３
７号公報等に示されたボール状構造体は、汚れの三次元
的な流れに対して効果が期待されるが、このボール状構
造体は、捲縮性繊維の束状材を結束してから張力を加え
て切断し、更に熱処理を行いながら転動させることによ
りボール状になすという工程によって製造されるので、
製造工程が複雑でコスト高になるという不満がある。
となし、これをマット状、棒状、パイプ状として汚水処
理用濾過材等として使用するようにしたものは、例えば
特公平２−６５９３号公報などによって公知である。然
しながら、これらの立体網状集合体の形状は方向性を有
するので、例えば汚水の三次元的な流れに対しては効果
が不十分であった。これに対し、特開平４−２０２８３
７号公報等に示されたボール状構造体は、汚れの三次元
的な流れに対して効果が期待されるが、このボール状構
造体は、捲縮性繊維の束状材を結束してから張力を加え
て切断し、更に熱処理を行いながら転動させることによ
りボール状になすという工程によって製造されるので、
製造工程が複雑でコスト高になるという不満がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、どの
方向にも一様な網状構造を有して、例えば汚水処理用濾
過材として使用した場合などに汚水処理効果が良好な略
球状を呈して、しかも、製造が容易で安価で供給するこ
とが可能な立体網状集合体の提供を目的とする。
方向にも一様な網状構造を有して、例えば汚水処理用濾
過材として使用した場合などに汚水処理効果が良好な略
球状を呈して、しかも、製造が容易で安価で供給するこ
とが可能な立体網状集合体の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の立体網状集合体は、ポリプロピレン等熱可
塑性合成樹脂を溶融して多数のノズルから押し出して多
数本の線条を形成し、この線条が未だ固化しない状態で
押出速度よりも遅い速度で引き取ることにより各線条を
曲がりくねらせて溶融状態のまま互いに接着させつつ網
状に集合せしめ、断面略半円形の溝部を有して全体が円
弧状に曲った金型のその溝部に上記の網状集合物を挿入
してその溝部に沿って送りながら冷却することによりそ
の網状集合物を円弧状に曲げ且つ断面を略半円形の形状
になして固化し、その網状集合物を適宜な長さに切断し
てその両端面を合わせて一体的に接合することにより製
造されて全体形状が略球状を呈することを特徴とするも
のである。
に、本考案の立体網状集合体は、ポリプロピレン等熱可
塑性合成樹脂を溶融して多数のノズルから押し出して多
数本の線条を形成し、この線条が未だ固化しない状態で
押出速度よりも遅い速度で引き取ることにより各線条を
曲がりくねらせて溶融状態のまま互いに接着させつつ網
状に集合せしめ、断面略半円形の溝部を有して全体が円
弧状に曲った金型のその溝部に上記の網状集合物を挿入
してその溝部に沿って送りながら冷却することによりそ
の網状集合物を円弧状に曲げ且つ断面を略半円形の形状
になして固化し、その網状集合物を適宜な長さに切断し
てその両端面を合わせて一体的に接合することにより製
造されて全体形状が略球状を呈することを特徴とするも
のである。
【０００５】
【作用】全体の形状が球状を呈することによって、どの
方向にも一様な網状構造が存在するので、汚水が三次元
的に流動してもそれに対処できる。
方向にも一様な網状構造が存在するので、汚水が三次元
的に流動してもそれに対処できる。
【０００６】
【実施例】図は本考案の一実施例を示したものである。
この球状立体網状集合体１は勿論全体が球状を呈し、中
心部に空洞２を有している。球状立体網状集合体１はポ
リプロピレン等合成樹脂製の線条３の多数本を立体網状
に集合せしめた構造となっている。
この球状立体網状集合体１は勿論全体が球状を呈し、中
心部に空洞２を有している。球状立体網状集合体１はポ
リプロピレン等合成樹脂製の線条３の多数本を立体網状
に集合せしめた構造となっている。
【０００７】この球状立体網状集合体１は、図３に示す
ように、まず断面が略半円形を呈する略カマボコ形の適
宜な長さの棒状の網状集合物４を円弧状に曲げたものを
形成して、次にその両端面を合わせて熱融着等により一
体的に接合することによって完成するものである。尚、
両端面を接合する手段は、熱融着の他に連結金具等を用
いてもよい。
ように、まず断面が略半円形を呈する略カマボコ形の適
宜な長さの棒状の網状集合物４を円弧状に曲げたものを
形成して、次にその両端面を合わせて熱融着等により一
体的に接合することによって完成するものである。尚、
両端面を接合する手段は、熱融着の他に連結金具等を用
いてもよい。
【０００８】又、上記の円弧状に曲がった断面が略半円
形の網状集合物４を形成する方法の一例は次の通りであ
る。まずポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を溶融して
多数のノズルから押し出して多数本の線条を形成し、こ
の線条が未だ固化しない状態で押出速度よりも遅い速度
で引き取ることにより各線条を曲がりくねらせて溶融状
態のまま互いに接着させつつ網状に集合せしめ、次に断
面略半円形の溝部を有して全体が円弧状に曲った金型、
即ち、恰も樋を円弧状に曲げた形状の金型の溝部に上記
の網状集合物を挿入してその溝部に沿って送りながら冷
却することによりその網状集合物を円弧状に曲げ且つ断
面を略半円形の形状になして固化し、しかる後にその網
状集合物を適宜な長さに切断すれば図３に示すような円
弧状に曲がって且つ断面が略半円形の網状集合物４が得
られる。
形の網状集合物４を形成する方法の一例は次の通りであ
る。まずポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を溶融して
多数のノズルから押し出して多数本の線条を形成し、こ
の線条が未だ固化しない状態で押出速度よりも遅い速度
で引き取ることにより各線条を曲がりくねらせて溶融状
態のまま互いに接着させつつ網状に集合せしめ、次に断
面略半円形の溝部を有して全体が円弧状に曲った金型、
即ち、恰も樋を円弧状に曲げた形状の金型の溝部に上記
の網状集合物を挿入してその溝部に沿って送りながら冷
却することによりその網状集合物を円弧状に曲げ且つ断
面を略半円形の形状になして固化し、しかる後にその網
状集合物を適宜な長さに切断すれば図３に示すような円
弧状に曲がって且つ断面が略半円形の網状集合物４が得
られる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は上記のように、多数本の合成樹
脂製線条を曲がりくねらせて互いの接触点を接着しつつ
内部に空隙を有するように網状に集合せしめて全体形状
を略球状となしたことを特徴とするので、どの方向にも
一様な網状構造を有して、例えば汚水処理用濾過材等と
して使用する場合に、汚水等の三次元的流れにも対応で
きるので汚水処理効果等が格段に向上するという効果が
ある。そして、本考案の略球状の立体網状体は、特に、
ポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を溶融して多数のノ
ズルから押し出して多数本の線条を形成し、この線条が
未だ固化しない状態で押出速度よりも遅い速度で引き取
ることにより各線条を曲がりくねらせて溶融状態のまま
互いに接着させつつ網状に集合せしめ、断面略半円形の
溝部を有して全体が円弧状に曲った金型のその溝部に上
記の網状集合物を挿入してその溝部に沿って送りながら
冷却することによりその網状集合物を円弧状に曲げ且つ
断面を略半円形の形状になして固化し、その網状集合物
を適宜な長さに切断してその両端面を合わせて一体的に
接合することにより製造されるの で、製造が容易であ
り、特に網状集合物を略球状にする工程が簡単なので、
コストを抑えて安価で供給できるという著効がある。
脂製線条を曲がりくねらせて互いの接触点を接着しつつ
内部に空隙を有するように網状に集合せしめて全体形状
を略球状となしたことを特徴とするので、どの方向にも
一様な網状構造を有して、例えば汚水処理用濾過材等と
して使用する場合に、汚水等の三次元的流れにも対応で
きるので汚水処理効果等が格段に向上するという効果が
ある。そして、本考案の略球状の立体網状体は、特に、
ポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を溶融して多数のノ
ズルから押し出して多数本の線条を形成し、この線条が
未だ固化しない状態で押出速度よりも遅い速度で引き取
ることにより各線条を曲がりくねらせて溶融状態のまま
互いに接着させつつ網状に集合せしめ、断面略半円形の
溝部を有して全体が円弧状に曲った金型のその溝部に上
記の網状集合物を挿入してその溝部に沿って送りながら
冷却することによりその網状集合物を円弧状に曲げ且つ
断面を略半円形の形状になして固化し、その網状集合物
を適宜な長さに切断してその両端面を合わせて一体的に
接合することにより製造されるの で、製造が容易であ
り、特に網状集合物を略球状にする工程が簡単なので、
コストを抑えて安価で供給できるという著効がある。
【図１】球状立体網状集合体の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】断面が略半円形で円弧状に曲がった網状集合物
の斜視図である。
の斜視図である。
１ 球状立体網状集合体 ２ 空洞 ３ 線条 ４ 網状集合物
Claims (1)
- 【請求項１】 ポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を溶
融して多数のノズルから押し出して多数本の線条を形成
し、この線条が未だ固化しない状態で押出速度よりも遅
い速度で引き取ることにより各線条を曲がりくねらせて
溶融状態のまま互いに接着させつつ網状に集合せしめ、
断面略半円形の溝部を有して全体が円弧状に曲った金型
のその溝部に上記の網状集合物を挿入してその溝部に沿
って送りながら冷却することによりその網状集合物を円
弧状に曲げ且つ断面を略半円形の形状になして固化し、
その網状集合物を適宜な長さに切断してその両端面を合
わせて一体的に接合することにより製造されて全体形状
が略球状を呈することを特徴とする立体網状集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085517U JP2595837Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 立体網状集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085517U JP2595837Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 立体網状集合体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645697U JPH0645697U (ja) | 1994-06-21 |
| JP2595837Y2 true JP2595837Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=13861107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992085517U Expired - Lifetime JP2595837Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 立体網状集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595837Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51133133U (ja) * | 1974-12-27 | 1976-10-27 | ||
| JPS52122560U (ja) * | 1976-03-16 | 1977-09-17 | ||
| JPS5615317A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Welding apparatus |
| JPS5997796U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | 株式会社竹中工務店 | 排水処理槽 |
| JPH0768651B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1995-07-26 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 紡機のリフティング装置 |
| JPH0672349B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1994-09-14 | 呉羽合繊株式会社 | ボール状構造体の製造装置 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP1992085517U patent/JP2595837Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0645697U (ja) | 1994-06-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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