JP2595747Y2 - 顕微鏡ビデオカメラ装置 - Google Patents

顕微鏡ビデオカメラ装置

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JP2595747Y2
JP2595747Y2 JP1992064821U JP6482192U JP2595747Y2 JP 2595747 Y2 JP2595747 Y2 JP 2595747Y2 JP 1992064821 U JP1992064821 U JP 1992064821U JP 6482192 U JP6482192 U JP 6482192U JP 2595747 Y2 JP2595747 Y2 JP 2595747Y2
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JP
Japan
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video camera
microscope
eyepiece tube
eyepiece
monitor
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JP1992064821U
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JPH0629275U (ja
Inventor
禎 平野
新二 宮武
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Tokyo Electronic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electronic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、顕微鏡で検査する対
象となるものを、顕微鏡の接眼鏡筒部において見るので
は無く、ビデオモニタでも見れるようにした顕微鏡ビデ
オカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡において、検査対象物を観察する
場合、通常は接眼鏡筒部において焦点を合わせながら見
ている。しかし、この方法であると、一人の試験官のみ
が見ることができ、多数のものは見ることができない。
そこで、多数の試験官が同時に見れるように、接眼鏡筒
部にビデオカメラを設置して、撮像信号をビデオモニタ
に映し出すようにしたシステムが考えられている。
【0003】図2は従来の上記システムである。顕微鏡
11には接眼鏡筒部12があり、この部分に顕微鏡11
の焦点位置Aがある。これに対して、ビデオカメラ20
が接眼鏡筒部12に対向して配置される。ビデオカメラ
20は、光学系が除去されており、CCDを用いた固体
撮像素子の撮像面Bが直接、接眼鏡筒部12のレンズ部
に対向するように配置される。したがって、ビデオカメ
ラ20の撮像面Bは、接眼鏡筒部12の焦点位置Aに合
致していないために、顕微鏡11の焦点の調整を行い、
ビデオモニタ上で良好な映像が得られるようにしてい
る。また、次に、ビデオカメラを取り除き一人の人が観
察するときは、再度を焦点調整を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の顕微鏡
ビデオカメラ装置によると、多数の人が拡大像を同時に
ビデオモニタ上で見ることができるという目的は達成で
きる。しかしながら、ビデオカメラにより撮像して観察
する場合と、直接、接眼鏡筒部を通して観察する場合と
で、交互に顕微鏡の焦点調整を行う必要があり、作業が
繁雑である。また、2つの接眼鏡筒部を有する顕微鏡を
使用し、片方の接眼鏡筒部にビデオカメラを配置し、他
方を接眼鏡筒部を利用して直接目視しようとしても、互
いの焦点位置が異なるために、同時に良好な観察像を見
ることは不可能である。
【0005】そこでこの考案では、接眼鏡筒部における
焦点位置とビデオカメラの撮像面の配置位置を一致させ
ることができ、使い勝手を格段と向上させるとができる
顕微鏡ビデオカメラ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、一方の端部
が顕微鏡の接眼鏡筒部に同軸的に取り付け可能であり、
他方がビデオカメラの撮像部を同軸的に収容可能であ
り、かつ前記撮像部の撮像素子の撮像面を前記接眼鏡筒
部の焦点位置に配置できるように構成されたアダプタを
備えるものである。
【0007】
【作用】上記の手段によると、接眼鏡筒部の焦点位置と
撮像面とが一致するために、ビデオカメラを取り除い
て、直接接眼鏡筒部を通して目視する場合にも顕微鏡の
焦点調整を行う必要が無い。また目視しながら調整を行
った後、ビデオカメラを取り付けてビデオモニタに映し
出すようにしても、再度焦点調整を行う必要が無く、使
い勝手が良い。さらに、2つの接眼鏡筒部を有し、両目
で観察できる顕微鏡においても、片方の接眼鏡筒部にビ
デオカメラを装着し、他方の接眼鏡筒部を利用して直接
目視するような場合にも、両者の焦点位置は合致してい
るために、目視の上およびモニタ上で同時に良好な像を
見ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1はこの考案の一実施例である。図1
(A)にはアダプタ100を示し、図1(B)にはビデ
オカメラを示す。また図1(C)には、この装置の使用
状態を示している。アダプタ100は、筒状であって、
一方の端部には、顕微鏡300の接眼鏡筒部301に装
着可能な装着部101を形成されている。この装着部1
01は、例えば接眼鏡筒部301の内部に侵入する部分
10Aと接眼鏡筒部301の外周を囲む部分10Bとを
形成している。そして、侵入する部分10Aは、接眼鏡
筒部302の少なくとも焦点位置Aよりも奥に侵入でき
る長さに設定されている。さらに侵入する部分10Aの
内部中空10Cには、ビデオカメラ200の先端部20
1を挿入することができる。また囲む部分10Bには、
ねじ10Dが設けられ、接眼鏡筒部302の外周を締め
付けることができるようになっている。
【0010】次に、ビデオカメラ200について説明す
る。ビデオカメラ200は、アダプタ100の他方端部
からその先端部201を挿入することができるもので、
先の中空10Cに先端部201を同軸的に配置すること
ができる。この先端部201の内部には、固体撮像素子
が配置され、その撮像面位置は、図に示す位置Bであ
る。さらにこの位置の先端部201の周囲には、中空1
0Cとの固定効果を安定させるために、例えば合成樹脂
によるリング203が取り付けられている。ビデオカメ
ラ200の後端部からは、カメラコントロールユニット
(CCU)と接続されるケーブル204が導出されてい
る。
【0011】図1(C)は両者を組み立て、そして顕微
鏡300の接眼鏡筒部301に装着した状態を示してい
る。アダプタ100は、ビデオカメラ200の先端部2
01を、接眼鏡筒部301の奥の方まで導入することが
でき、ねじ10Dにより同軸的に固定される。このため
に、接眼鏡筒部301の焦点位置Aとビデオカメラ20
0の撮像面の位置Bとが合致させることができる。
【0012】この結果、顕微鏡300の調整を、目視し
て行い、次にテレビカメラ200をアダプタ100を介
して取り付け、その撮像信号をカメラコントロールユニ
ット400に導きビデオモニタ500の画面で見ても焦
点が合っており、良好な観察映像を得ることができる。
【0013】また顕微鏡300に先に、ビデオカメラ2
00をアダプタ100を介して取り付け、観察映像をモ
ニタ500で見ながら、顕微鏡300の焦点を調整した
後、ビデオカメラ200を取り離し、接眼レンズ601
を取り付け被写体を観察しても、焦点調整を行う必要が
ない。さらに、2つの接眼鏡筒部を持つ顕微鏡に対し
て、片方にビデオカメラ200をアダプタ100を介し
て取り付けて使用する場合、モニタ500を見ながら顕
微鏡を調整しても、他方の接眼鏡筒部を直接目視して調
整しても、いずれも焦点が合っており、従来のシステム
に比べて極めて使い勝手が良い。とくに、モニタ500
の前に多数のビューアがいて、一人の説明者が少し離れ
た位置の顕微鏡の側で被写体を交換しながら説明を行う
ような場合(説明者がモニタを十分に見れないような場
合)は、格段と優れた使い勝手の良さを確認できた。
【0014】なおビデオカメラ200において、ナット
205を途中に設けて、軸方向に微調整移動できるよう
にし、アダプタ100に対する先端部201の侵入長を
微調整できるようにしても良い。このようにすると、顕
微鏡300の焦点位置Aと撮像面の位置Bとの微小なず
れを調整することができる。
【0015】
【考案の効果】上記したようにこの考案によれば、接眼
鏡筒部における焦点位置とビデオカメラの撮像面の配置
位置を一致させることができ、使い勝手を格段と向上さ
せるとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す構成説明図。
【図2】従来の顕微鏡カメラ装置の説明図。
【符号の説明】
100…アダプタ、200…ビデオカメラ、300…顕
微鏡。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部が顕微鏡の接眼レンズ部に同
    軸的に取り付け可能であり、他方がビデオカメラの撮像
    部を同軸的に収容可能であり、かつ前記撮像部の撮像素
    子の撮像面を前記接眼レンズ部の焦点位置に配置できる
    ように構成されたアダプタを具備したことを特徴とする
    顕微鏡ビデオカメラ装置。
JP1992064821U 1992-09-17 1992-09-17 顕微鏡ビデオカメラ装置 Expired - Lifetime JP2595747Y2 (ja)

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JPH0629275U JPH0629275U (ja) 1994-04-15
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JP2001264641A (ja) * 2000-03-21 2001-09-26 Olympus Optical Co Ltd 倒立顕微鏡
JP2002062485A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Takashi Yoshimine 検査システム
JP2003005090A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Takashi Yoshimine 撮像システム

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