JP2595729B2 - 誘電体共振器制御発振器 - Google Patents
誘電体共振器制御発振器Info
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- JP2595729B2 JP2595729B2 JP27223189A JP27223189A JP2595729B2 JP 2595729 B2 JP2595729 B2 JP 2595729B2 JP 27223189 A JP27223189 A JP 27223189A JP 27223189 A JP27223189 A JP 27223189A JP 2595729 B2 JP2595729 B2 JP 2595729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric resonator
- cavity
- isolation
- adjusting screw
- frequency
- Prior art date
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、発振周波数を誘電体共振器によって制御す
る誘電体共振器制御発振器に関する。
る誘電体共振器制御発振器に関する。
（従来の技術） 従来、この種の誘電体共振器制御発振器は２つの出力
端子を有したものがあり、キャビティの中空部内には誘
電体共振器が設けられ、キャビティには誘電体共振器に
臨んで共振周波数調整用ビスが螺合されている。この共
振周波数調整用ビスを螺合して、共振周波数を制御する
ようにしている。ここで、２つの出力端子間のアイソレ
ーションの周波数特性は、キャビティの形状及び寸法が
決まると一義的に決まるという性質をもつ。
端子を有したものがあり、キャビティの中空部内には誘
電体共振器が設けられ、キャビティには誘電体共振器に
臨んで共振周波数調整用ビスが螺合されている。この共
振周波数調整用ビスを螺合して、共振周波数を制御する
ようにしている。ここで、２つの出力端子間のアイソレ
ーションの周波数特性は、キャビティの形状及び寸法が
決まると一義的に決まるという性質をもつ。
（発明が解決しようとする課題） ここで、従来の誘電体共振器制御発振器をたとえば受
信機の局部発振源と利用する場合を考える。
信機の局部発振源と利用する場合を考える。
位相同期方式を採用する局部発振器はその構造上、基
準信号の出力端子への漏れこみいわゆるリファレンスリ
ークがさけられない。このリファレンスリークを含めた
不要発振いわゆるスプリアスが大きいと、特に衛星通信
系では受信信号が微弱であるので、通信が困難になる。
したがって、局部発振器に用いられる誘電体共振器制御
発振器は、上述したスプリアスを、受信信号帯域及び影
像帯域において十分に抑圧する必要がある。
準信号の出力端子への漏れこみいわゆるリファレンスリ
ークがさけられない。このリファレンスリークを含めた
不要発振いわゆるスプリアスが大きいと、特に衛星通信
系では受信信号が微弱であるので、通信が困難になる。
したがって、局部発振器に用いられる誘電体共振器制御
発振器は、上述したスプリアスを、受信信号帯域及び影
像帯域において十分に抑圧する必要がある。
ところで、誘電体共振器制御発振器の２つの出力端子
間のアイソレーションの周波数特性は、上述したように
主としてキャビティの形状及び寸法に依存する。一方、
誘電体共振器制御発振器の発振周波数は誘電体共振器の
共振周波数に主として依存する。したがって、１種類の
形状及び寸法のキャビティを有する誘電体共振器制御発
振器を、異なる局部発振周波数の局部発振器として共用
させる場合においては、発振周波数は誘電体共振器の共
振周波数を変えれば対応することができるが、２つの出
力端子間のアイソレーションの周波数特性を異なる局部
発振周波数に対応させることができないという欠点があ
る。
間のアイソレーションの周波数特性は、上述したように
主としてキャビティの形状及び寸法に依存する。一方、
誘電体共振器制御発振器の発振周波数は誘電体共振器の
共振周波数に主として依存する。したがって、１種類の
形状及び寸法のキャビティを有する誘電体共振器制御発
振器を、異なる局部発振周波数の局部発振器として共用
させる場合においては、発振周波数は誘電体共振器の共
振周波数を変えれば対応することができるが、２つの出
力端子間のアイソレーションの周波数特性を異なる局部
発振周波数に対応させることができないという欠点があ
る。
本発明は上記欠点を解消することを課題とするもので
あって、１種類の形状及び寸法のキャビティであって
も、２つの出力端子間のアイソレーションの周波数特性
を異なる局部発振周波数に対応させて変化させることが
できる誘電体共振器制御発振器を提供することを目的と
する。
あって、１種類の形状及び寸法のキャビティであって
も、２つの出力端子間のアイソレーションの周波数特性
を異なる局部発振周波数に対応させて変化させることが
できる誘電体共振器制御発振器を提供することを目的と
する。
（課題を解決するための手段） 上記課題は、キャビティの中空部内に誘導体共振器が
設けられ該誘電体共振器に臨んで共振周波数調整用ビス
が前記キャビティに螺合してあり、２つの出力端子に連
なるマイクロストリップラインが該誘電体共振器に電磁
界的に結合してあり、発振周波数を前記共振周波数調整
用ビスの進退で制御する誘電体共振器制御発振器におい
て、前記発振周波数で発振する電磁波の自由空間での波
長の1/4以上前記共振周波数調整用ビスから離れた位置
のキャビティに、前記２つの出力端子間のアイソレーシ
ョンの周波数特性を変化させるアイソレーション調整用
ビスが１つ又は複数個螺合してあることにより解決でき
る。
設けられ該誘電体共振器に臨んで共振周波数調整用ビス
が前記キャビティに螺合してあり、２つの出力端子に連
なるマイクロストリップラインが該誘電体共振器に電磁
界的に結合してあり、発振周波数を前記共振周波数調整
用ビスの進退で制御する誘電体共振器制御発振器におい
て、前記発振周波数で発振する電磁波の自由空間での波
長の1/4以上前記共振周波数調整用ビスから離れた位置
のキャビティに、前記２つの出力端子間のアイソレーシ
ョンの周波数特性を変化させるアイソレーション調整用
ビスが１つ又は複数個螺合してあることにより解決でき
る。
（作用） 本発明によれば、アイソレーション調整用ビスがキャ
ビティに螺合されることにより、キャビティの中空部内
の電磁場が変化して２つの出力端子間のアイソレーショ
ンの周波数特性が変化する。このようにして局部周波数
に対応させてアイソレーションの周波数特性を変化させ
ることができる。
ビティに螺合されることにより、キャビティの中空部内
の電磁場が変化して２つの出力端子間のアイソレーショ
ンの周波数特性が変化する。このようにして局部周波数
に対応させてアイソレーションの周波数特性を変化させ
ることができる。
なお、共振周波数調整用ビスから離れた位置にアイソ
レーション調整用ビスを螺合しているので、当該調整用
ビスの螺合による発振周波数への影響がほとんどない。
また、アイソレーション調整用ビスの螺合位置はアイソ
レーションの周波数特性の改善効果が高く、しかも共振
周波数調整用ビスから発信周波数の自由区間での波長の
1/4以上離れた適宜の位置に設けられる。
レーション調整用ビスを螺合しているので、当該調整用
ビスの螺合による発振周波数への影響がほとんどない。
また、アイソレーション調整用ビスの螺合位置はアイソ
レーションの周波数特性の改善効果が高く、しかも共振
周波数調整用ビスから発信周波数の自由区間での波長の
1/4以上離れた適宜の位置に設けられる。
（実施例） 以下に図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
する。
第１図に示すように、箱形のキャビティ２内の中空部
には、支持台付誘電体共振器４が設けられており、該支
持台付誘電体共振器４が対向するキャビティ２の壁に
は、発振周波数調整用ビス５が進退自由に螺合されてい
る。支持台付誘電体共振器４は発振回路搭載プリント基
板３に実装されている。キャビティ２の壁の発振周波数
調整用ビス５の螺合位置から離れた位置には複数のアイ
ソレーション調整用ビス１がキャビティ２の中空部にそ
の先端を臨ませて進退自由に螺合されている。なお、ア
イソレーション調整用ビス１の螺合位置は発振周波数に
影響を与えないほど離れており、かつ、予想される信号
帯域のアイソレーションの改善に効果のある所に設定さ
れる。
には、支持台付誘電体共振器４が設けられており、該支
持台付誘電体共振器４が対向するキャビティ２の壁に
は、発振周波数調整用ビス５が進退自由に螺合されてい
る。支持台付誘電体共振器４は発振回路搭載プリント基
板３に実装されている。キャビティ２の壁の発振周波数
調整用ビス５の螺合位置から離れた位置には複数のアイ
ソレーション調整用ビス１がキャビティ２の中空部にそ
の先端を臨ませて進退自由に螺合されている。なお、ア
イソレーション調整用ビス１の螺合位置は発振周波数に
影響を与えないほど離れており、かつ、予想される信号
帯域のアイソレーションの改善に効果のある所に設定さ
れる。
本実施例の作用について説明する。キャビティ２に発
振周波数調整用ビス５の挿入代を変えることにより発振
周波数を所定の周波数に調整する。次に複数のアイソレ
ーション調整用ビス１を適宜選択して各々所定量の挿入
代で螺合する。この結果、キャビティ２内の中空部内の
電磁場が変化して、２つの出力端子間のアイソレーショ
ンの周波数特性を変化させることができる。この際、ア
イソレーション調整用ビス１は、発振周波数調整用ビス
５から離れているので、アイソレーション調整用ビス１
の螺合によっても、発振周波数を大きく変化させること
がない。すなわち、１種類の形状及び寸法のキャビティ
２によって、複数の受信周波数に対応することができ
る。
振周波数調整用ビス５の挿入代を変えることにより発振
周波数を所定の周波数に調整する。次に複数のアイソレ
ーション調整用ビス１を適宜選択して各々所定量の挿入
代で螺合する。この結果、キャビティ２内の中空部内の
電磁場が変化して、２つの出力端子間のアイソレーショ
ンの周波数特性を変化させることができる。この際、ア
イソレーション調整用ビス１は、発振周波数調整用ビス
５から離れているので、アイソレーション調整用ビス１
の螺合によっても、発振周波数を大きく変化させること
がない。すなわち、１種類の形状及び寸法のキャビティ
２によって、複数の受信周波数に対応することができ
る。
（発明の効果） 以上に説明したように、本発明の誘電体共振器制御発
振器を使用すれば、１種類の形状及び寸法のキャビティ
であっても、２つの出力端子間のアイソレーションの周
波数特性を異なる局部発振周波数に対応させて変化させ
ることができる。
振器を使用すれば、１種類の形状及び寸法のキャビティ
であっても、２つの出力端子間のアイソレーションの周
波数特性を異なる局部発振周波数に対応させて変化させ
ることができる。
第１図は本発明の一実施例の誘電体共振器制御発振器を
示す断面図である。 １……アイソレーション調整用ビス、２……キャビテ
ィ、３……発振回路搭載プリント基板、４……支持台付
誘電体共振器、５……発振周波数調整用ビス。
示す断面図である。 １……アイソレーション調整用ビス、２……キャビテ
ィ、３……発振回路搭載プリント基板、４……支持台付
誘電体共振器、５……発振周波数調整用ビス。
Claims (1)
- 【請求項１】キャビティの中空部内に誘導体共振器が設
けられ該誘電体共振器に臨んで共振周波数調整用ビスが
前記キャビティに螺合してあり、２つの出力端子に連な
るマイクロストリップラインが該誘電体共振器に電磁界
的に結合してあり、発振周波数を前記共振周波数調整用
ビスの進退で制御する誘電体共振器制御発振器におい
て、前記発振周波数で発振する電磁波の自由空間での波
長の1/4以上前記共振周波数調整用ビスから離れた位置
のキャビティに、前記２つの出力端子間のアイソレーシ
ョンの周波数特性を変化させるアイソレーション調整用
ビスが１つ又は複数個螺合してあることを特徴とする誘
電体共振器制御発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27223189A JP2595729B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 誘電体共振器制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27223189A JP2595729B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 誘電体共振器制御発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03133201A JPH03133201A (ja) | 1991-06-06 |
| JP2595729B2 true JP2595729B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17510949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27223189A Expired - Lifetime JP2595729B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 誘電体共振器制御発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595729B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130107091A (ko) * | 2012-03-21 | 2013-10-01 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로웨이브 가스버너 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3625197B2 (ja) * | 2001-01-18 | 2005-03-02 | 東京エレクトロン株式会社 | プラズマ装置およびプラズマ生成方法 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP27223189A patent/JP2595729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130107091A (ko) * | 2012-03-21 | 2013-10-01 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로웨이브 가스버너 |
| KR101967646B1 (ko) | 2012-03-21 | 2019-04-10 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로웨이브 가스버너 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03133201A (ja) | 1991-06-06 |
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