JP2595701Y2 - ガス放出防止器 - Google Patents
ガス放出防止器Info
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- JP2595701Y2 JP2595701Y2 JP1993069049U JP6904993U JP2595701Y2 JP 2595701 Y2 JP2595701 Y2 JP 2595701Y2 JP 1993069049 U JP1993069049 U JP 1993069049U JP 6904993 U JP6904993 U JP 6904993U JP 2595701 Y2 JP2595701 Y2 JP 2595701Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、LPガスボンベのバル
ブの出口近傍に取り付けられ、大規模地震や豪雪、台風
による風水害などによってLPガスボンベが大きく揺れ
たり転倒したりするなどの衝撃によってガス供給設備に
破損事故が発生した場合に、そのガス流路を遮断してL
Pガスボンベからのガスの放出を阻止して災害を防止す
るためのガス放出防止器に関するものである。
ブの出口近傍に取り付けられ、大規模地震や豪雪、台風
による風水害などによってLPガスボンベが大きく揺れ
たり転倒したりするなどの衝撃によってガス供給設備に
破損事故が発生した場合に、そのガス流路を遮断してL
Pガスボンベからのガスの放出を阻止して災害を防止す
るためのガス放出防止器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガス放出防止器として、
出願人はすでに図8に示したものを出願している(実願
平3−61823号)。このガス放出防止器は、ガス流
入口2とガス流出口3との間にガス流路4が形成された
本体部1と、このガス流路4の途中に設けられた弁座5
と、この弁座5の上流側でガス流路4内に配置された弁
体6と、この弁体6の上端に形成された空隙部7と、こ
の空隙部7内において弁体6の上面に載置された小球8
とを備える。
出願人はすでに図8に示したものを出願している(実願
平3−61823号)。このガス放出防止器は、ガス流
入口2とガス流出口3との間にガス流路4が形成された
本体部1と、このガス流路4の途中に設けられた弁座5
と、この弁座5の上流側でガス流路4内に配置された弁
体6と、この弁体6の上端に形成された空隙部7と、こ
の空隙部7内において弁体6の上面に載置された小球8
とを備える。
【0003】このような構成からなるガス放出防止器に
あっては、平常時において一時的にガス流速が大きくな
ったりガス流量が増えたりすると、ガス流の吸引力で弁
体6が上がって弁座5に着座しようとするが、空隙部7
内に配置されている小球8に邪魔されて弁体6が上がら
ず、ガス流路4が遮断してしまうようなトラブルを防止
することができる。一方、大規模地震などの衝撃でLP
ガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合には、
弁体6も同時に傾くためにその下部に配置されているス
プリング9の押圧力によって弁体6が上昇するが、この
ときは弁体6の上面に載置されている小球8が空隙部7
に転がり出て弁体6の上昇を邪魔しないことから弁座5
に着座することができ、ガス流路4を遮断してLPガス
ボンベからのガスの放出を阻止することができる。
あっては、平常時において一時的にガス流速が大きくな
ったりガス流量が増えたりすると、ガス流の吸引力で弁
体6が上がって弁座5に着座しようとするが、空隙部7
内に配置されている小球8に邪魔されて弁体6が上がら
ず、ガス流路4が遮断してしまうようなトラブルを防止
することができる。一方、大規模地震などの衝撃でLP
ガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合には、
弁体6も同時に傾くためにその下部に配置されているス
プリング9の押圧力によって弁体6が上昇するが、この
ときは弁体6の上面に載置されている小球8が空隙部7
に転がり出て弁体6の上昇を邪魔しないことから弁座5
に着座することができ、ガス流路4を遮断してLPガス
ボンベからのガスの放出を阻止することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のガス放出防止器にあっては、大規模地震などの衝撃
でLPガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合
にはガス流路4を確実に遮断するものの、仮にLPガス
ボンベが転倒したり大きく傾いたりすることなくガス供
給設備に破損事故が発生した場合には、ガス流路4を遮
断できないおそれがあった。即ち、ガス放出防止器のガ
ス流路4内に過大流のガスが流れることで弁体6が上昇
しようとしても、前記小球8が定位置にあるために弁体
6の上昇が妨げられ、弁体6が弁座5に着座できずにガ
ス流路4を遮断できないことがあるからである。
来のガス放出防止器にあっては、大規模地震などの衝撃
でLPガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合
にはガス流路4を確実に遮断するものの、仮にLPガス
ボンベが転倒したり大きく傾いたりすることなくガス供
給設備に破損事故が発生した場合には、ガス流路4を遮
断できないおそれがあった。即ち、ガス放出防止器のガ
ス流路4内に過大流のガスが流れることで弁体6が上昇
しようとしても、前記小球8が定位置にあるために弁体
6の上昇が妨げられ、弁体6が弁座5に着座できずにガ
ス流路4を遮断できないことがあるからである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、大規
模地震や豪雪、台風による風水害などによってLPガス
ボンベが大きく揺れたり転倒した場合のみならず、転倒
などしない場合であっても衝撃によってガス供給設備に
破損事故が発生した場合にそのガス流路を遮断してLP
ガスボンベからのガスの放出を阻止して災害を防止する
と共に、平常時にはガス流の変化などによって弁体が作
動してガス流路を遮断するといったトラブルを確実に防
止することのできるガス放出防止器を目的としている。
模地震や豪雪、台風による風水害などによってLPガス
ボンベが大きく揺れたり転倒した場合のみならず、転倒
などしない場合であっても衝撃によってガス供給設備に
破損事故が発生した場合にそのガス流路を遮断してLP
ガスボンベからのガスの放出を阻止して災害を防止する
と共に、平常時にはガス流の変化などによって弁体が作
動してガス流路を遮断するといったトラブルを確実に防
止することのできるガス放出防止器を目的としている。
【0006】即ち、本考案に係るガス放出防止器の特徴
は、ガス流入口とガス流出口との間にガス流路が形成さ
れた本体部と、この本体部のガス流路の途中に設けられ
た弁座と、この弁座の上流側でガス流路内に配置された
遮断弁と、この遮断弁の中心が前記ガス流路の中心軸か
ら外れた位置で該遮断弁を載置すると共にガス流路内の
ガス圧力に応じて前記遮断弁をガス流路から退避させる
方向に移動する退避機構とを備えたことにある。
は、ガス流入口とガス流出口との間にガス流路が形成さ
れた本体部と、この本体部のガス流路の途中に設けられ
た弁座と、この弁座の上流側でガス流路内に配置された
遮断弁と、この遮断弁の中心が前記ガス流路の中心軸か
ら外れた位置で該遮断弁を載置すると共にガス流路内の
ガス圧力に応じて前記遮断弁をガス流路から退避させる
方向に移動する退避機構とを備えたことにある。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、衝撃などによってガス供
給設備に破損事故が発生してガス流路内を大量のガスが
一時に流れると、退避機構に位置していた遮断弁が上記
過大流によって吸引され瞬時にガス流路に飛び出して弁
座に密着するためにガス流路が遮断される。また、LP
ガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合でも遮
断弁が退避機構から転がり出てガス流路内を流れるガス
流によって弁座に着座することになる。
給設備に破損事故が発生してガス流路内を大量のガスが
一時に流れると、退避機構に位置していた遮断弁が上記
過大流によって吸引され瞬時にガス流路に飛び出して弁
座に密着するためにガス流路が遮断される。また、LP
ガスボンベが転倒したり大きく傾いたりした場合でも遮
断弁が退避機構から転がり出てガス流路内を流れるガス
流によって弁座に着座することになる。
【0008】一方、ガス流路内のガス圧力の大きさに応
じて遮断弁がガス流路から退避するので、平常時のガス
使用であればガス流路内のガス流速が大きくなったりガ
ス流量が多くなっても退避位置にある遮断弁がガス流路
に飛び出して弁座に着座してしまうといったトラブルを
防止することができる。
じて遮断弁がガス流路から退避するので、平常時のガス
使用であればガス流路内のガス流速が大きくなったりガ
ス流量が多くなっても退避位置にある遮断弁がガス流路
に飛び出して弁座に着座してしまうといったトラブルを
防止することができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に基づいて本考案に係るガス放
出防止器の実施例を詳細に説明する。このガス放出防止
器は、図1乃至図3に示したように、略タマゴ形のボデ
ィ11と、このボディ11のガス流入側に連結された管
体12とで本体部10が構成され、この本体部10の両
端に設けられたガス流入口13とガス流出口14との間
に真っ直ぐに延びるガス流路15を形成している。ま
た、ボディ11のほぼ中央部には前記ガス流路15の一
部を構成する円筒状の空間部16が形成されており、こ
の空間部16内に鋼製の弁球17が配置されている。ま
た、空間部16の一側にはガス流入口13から続くガス
流路15の出口18が設けられている他、この出口18
の反対側にはガス流出口14に続くガス流路15の入口
19が設けられており、この入口19には前記弁球17
が密着してガス流路15を遮断する弁座20が設けられ
ている。この実施例において、弁座20は耐油、耐ガス
性ゴムからなるOリングによって構成されており、前記
入口19の近傍に設けられた内周溝に嵌合固定されてい
る。なお、上記ガス流路15の直径は空間部16を挟ん
で流入側の方が流出側より約1.5倍と大きく、ガス流
路15の断面比率を左右で異ならしめている。
出防止器の実施例を詳細に説明する。このガス放出防止
器は、図1乃至図3に示したように、略タマゴ形のボデ
ィ11と、このボディ11のガス流入側に連結された管
体12とで本体部10が構成され、この本体部10の両
端に設けられたガス流入口13とガス流出口14との間
に真っ直ぐに延びるガス流路15を形成している。ま
た、ボディ11のほぼ中央部には前記ガス流路15の一
部を構成する円筒状の空間部16が形成されており、こ
の空間部16内に鋼製の弁球17が配置されている。ま
た、空間部16の一側にはガス流入口13から続くガス
流路15の出口18が設けられている他、この出口18
の反対側にはガス流出口14に続くガス流路15の入口
19が設けられており、この入口19には前記弁球17
が密着してガス流路15を遮断する弁座20が設けられ
ている。この実施例において、弁座20は耐油、耐ガス
性ゴムからなるOリングによって構成されており、前記
入口19の近傍に設けられた内周溝に嵌合固定されてい
る。なお、上記ガス流路15の直径は空間部16を挟ん
で流入側の方が流出側より約1.5倍と大きく、ガス流
路15の断面比率を左右で異ならしめている。
【0010】また、前記空間部16の下部には図1及び
図2に示された常態時において、前記弁球17の中心点
P1がガス流路15の中心軸P2から下方に外れた位置
で該弁球17を載置する退避機構25が設けられてい
る。この退避機構25は、前記空間部16の下部に開設
されたボディ11の下部開口11aにOリング26を介
してねじ込み固定されたケーシング27と、このケーシ
ング27にスプリング28を介して装着された可動部2
9とで構成されている。ケーシング27には上側中央部
に凹部30が形成されていると共に、この凹部30の底
面31には下側中央部を貫通する通孔32が設けられて
いる。また、前記凹部30の内周壁には段差部33が設
けられており、凹部30が上側の大径部と下側の小径部
とに分かれている。一方、可動部29は、前記大径部に
対応した直径を有する円板状の載置部34と、この載置
部34から下方に延びる作動軸35とで構成されてい
る。そして、作動軸35は前記ケーシング27の通孔3
2内に挿通されており、その先端部がケーシング27の
下面側で鍔付き螺子36によって止着されている。な
お、載置部34の下面と凹部30の底面31との間にお
いて前記スプリング28が作動軸35に巻装されていて
載置部34を常時上方向に付勢しているが、前記鍔付き
螺子36がケーシング27の下面37に当接すること
で、載置部34の上方向への位置規制がなされる。ま
た、前記ケーシング27の通孔32内において、作動軸
35の外周面には溝条38が設けられており、この溝条
38にOリング39が装着されている他、溝条38をグ
リース溜めとして利用している。
図2に示された常態時において、前記弁球17の中心点
P1がガス流路15の中心軸P2から下方に外れた位置
で該弁球17を載置する退避機構25が設けられてい
る。この退避機構25は、前記空間部16の下部に開設
されたボディ11の下部開口11aにOリング26を介
してねじ込み固定されたケーシング27と、このケーシ
ング27にスプリング28を介して装着された可動部2
9とで構成されている。ケーシング27には上側中央部
に凹部30が形成されていると共に、この凹部30の底
面31には下側中央部を貫通する通孔32が設けられて
いる。また、前記凹部30の内周壁には段差部33が設
けられており、凹部30が上側の大径部と下側の小径部
とに分かれている。一方、可動部29は、前記大径部に
対応した直径を有する円板状の載置部34と、この載置
部34から下方に延びる作動軸35とで構成されてい
る。そして、作動軸35は前記ケーシング27の通孔3
2内に挿通されており、その先端部がケーシング27の
下面側で鍔付き螺子36によって止着されている。な
お、載置部34の下面と凹部30の底面31との間にお
いて前記スプリング28が作動軸35に巻装されていて
載置部34を常時上方向に付勢しているが、前記鍔付き
螺子36がケーシング27の下面37に当接すること
で、載置部34の上方向への位置規制がなされる。ま
た、前記ケーシング27の通孔32内において、作動軸
35の外周面には溝条38が設けられており、この溝条
38にOリング39が装着されている他、溝条38をグ
リース溜めとして利用している。
【0011】このような構成からなる退避機構25にあ
っては、ガス流路15内のガス圧力に応じて可動部29
がケーシング27内を上下移動し、図4に示したよう
に、ガス圧力が大きくなるとスプリング28の付勢力に
抗して可動部29が下方向に移動し、載置部34の下面
周縁が段差部33に当接する位置まで下がる。その結
果、この載置部34に載置されている弁球17は載置部
34が凹部30内を下降するのに伴って一緒に下がるた
め、弁球17の中心点P1は前述の常態時より更にガス
流路15の中心軸P2から外れることになり、その分弁
球17はガス流路15から退避することになって、大き
なガス圧力から逃れることができる。一方、ガス圧力が
小さくなるとスプリング28の付勢力が勝って可動部2
9が押し戻され、図1に示したように、鍔付き螺子36
がケーシング27の下面37に当接する位置まで上昇す
る。しかし、この状態にあっても載置部34の上面34
aが凹部30内にあるため、弁球17の中心点P1はガ
ス流路15の中心軸P2から外れた位置に保持されるこ
とになり、ガス流路15内のガス流をまともに受けずに
済む。
っては、ガス流路15内のガス圧力に応じて可動部29
がケーシング27内を上下移動し、図4に示したよう
に、ガス圧力が大きくなるとスプリング28の付勢力に
抗して可動部29が下方向に移動し、載置部34の下面
周縁が段差部33に当接する位置まで下がる。その結
果、この載置部34に載置されている弁球17は載置部
34が凹部30内を下降するのに伴って一緒に下がるた
め、弁球17の中心点P1は前述の常態時より更にガス
流路15の中心軸P2から外れることになり、その分弁
球17はガス流路15から退避することになって、大き
なガス圧力から逃れることができる。一方、ガス圧力が
小さくなるとスプリング28の付勢力が勝って可動部2
9が押し戻され、図1に示したように、鍔付き螺子36
がケーシング27の下面37に当接する位置まで上昇す
る。しかし、この状態にあっても載置部34の上面34
aが凹部30内にあるため、弁球17の中心点P1はガ
ス流路15の中心軸P2から外れた位置に保持されるこ
とになり、ガス流路15内のガス流をまともに受けずに
済む。
【0012】一方、この実施例において前記退避機構2
5と対向する空間部16の上部側には弁球17のリセッ
ト機構45が設けられている。リセット機構45は、図
1乃至図3にも示したように、前記空間部16の上部に
開設されたボディ11の上部開口11bにOリング46
を介してねじ込み固定されたケーシング47と、このケ
ーシング47の中心部を上下方向に貫通する通孔48
と、この通孔48に挿通されたリセット軸49と、この
リセット軸49と前記通孔48内において螺子止めされ
且つ前記ケーシング47の下面から突出する膨出部50
が下端に形成されたリセット棒51と、前記リセット軸
49の上端に固定されたキャップ52と、このキャップ
52の下面とケーシング47の上面との間でリセット軸
49に巻装されたスプリング53とで構成されている。
5と対向する空間部16の上部側には弁球17のリセッ
ト機構45が設けられている。リセット機構45は、図
1乃至図3にも示したように、前記空間部16の上部に
開設されたボディ11の上部開口11bにOリング46
を介してねじ込み固定されたケーシング47と、このケ
ーシング47の中心部を上下方向に貫通する通孔48
と、この通孔48に挿通されたリセット軸49と、この
リセット軸49と前記通孔48内において螺子止めされ
且つ前記ケーシング47の下面から突出する膨出部50
が下端に形成されたリセット棒51と、前記リセット軸
49の上端に固定されたキャップ52と、このキャップ
52の下面とケーシング47の上面との間でリセット軸
49に巻装されたスプリング53とで構成されている。
【0013】そして、このスプリング53の作用によっ
て常時はキャップ52を押し上げ、リセット棒51の膨
出部50をケーシング47の通孔48の周縁に当接保持
させることで、弁座20に弁球17が吸着されるのを妨
げないようにする一方、ガス放出防止器を復帰させると
きには図6に示したように、キャップ52を手で押し下
げるとリセット軸49およびリセット棒51がスプリン
グ53に抗して押し下げられ、リセット棒51の膨出部
50で弁座20に着座している弁球17を押し離すこと
ができる。なお、上記リセット軸49の外周面にも前述
した退避機構25の作動軸35と同様にOリング54と
グリースを充填するための溝条55が形成されている。
て常時はキャップ52を押し上げ、リセット棒51の膨
出部50をケーシング47の通孔48の周縁に当接保持
させることで、弁座20に弁球17が吸着されるのを妨
げないようにする一方、ガス放出防止器を復帰させると
きには図6に示したように、キャップ52を手で押し下
げるとリセット軸49およびリセット棒51がスプリン
グ53に抗して押し下げられ、リセット棒51の膨出部
50で弁座20に着座している弁球17を押し離すこと
ができる。なお、上記リセット軸49の外周面にも前述
した退避機構25の作動軸35と同様にOリング54と
グリースを充填するための溝条55が形成されている。
【0014】次に、上記構成からなるガス放出防止器の
作用について説明する。このガス放出防止器は、LPガ
スボンベのバルブ近傍において、ほぼ水平状態で取付け
られる。弁球17は、図1に示したように、退避機構2
5の載置部34の上面34aに載置された状態にある。
LPガスボンベから供給されたガスは、ガス放出防止器
のガス流入口13からガス流路15を通って空間部16
に達し、更に弁座20内を通ってガス流出口14からガ
ス供給管(図示せず)に流れていく。この場合に冬季の
使用や寒冷地での使用のように、LPガスボンベ内のガ
ス圧が低くなってしまうような場合には、図1に示した
ように、退避機構25の可動部29はガス圧による影響
は殆ど受けずに常態時とほぼ同じ最も高い位置にある
が、ガス流路15内のガス圧力が次第に大きくなるのに
従って可動部29はガス圧力の影響を受けて次第に押さ
れて凹部30内に沈み込む。特に、真夏での使用時のよ
うにガス流路15内のガス圧力が非常に高くなった時に
は図4に示した最下降位置まで沈み込むことがある。
作用について説明する。このガス放出防止器は、LPガ
スボンベのバルブ近傍において、ほぼ水平状態で取付け
られる。弁球17は、図1に示したように、退避機構2
5の載置部34の上面34aに載置された状態にある。
LPガスボンベから供給されたガスは、ガス放出防止器
のガス流入口13からガス流路15を通って空間部16
に達し、更に弁座20内を通ってガス流出口14からガ
ス供給管(図示せず)に流れていく。この場合に冬季の
使用や寒冷地での使用のように、LPガスボンベ内のガ
ス圧が低くなってしまうような場合には、図1に示した
ように、退避機構25の可動部29はガス圧による影響
は殆ど受けずに常態時とほぼ同じ最も高い位置にある
が、ガス流路15内のガス圧力が次第に大きくなるのに
従って可動部29はガス圧力の影響を受けて次第に押さ
れて凹部30内に沈み込む。特に、真夏での使用時のよ
うにガス流路15内のガス圧力が非常に高くなった時に
は図4に示した最下降位置まで沈み込むことがある。
【0015】このように、本実施例ではガス圧力が低い
時でも弁球17の中心点P1はガス流路15の中心軸P
2から外れた所に位置しているので、ガス流速が大きく
なったとしても弁球17が載置部34から簡単に飛び跳
ねて弁座20に着座してしまうことがない。また、ガス
圧力が大きくなるのに応じて次第に弁球17の中心点P
1がガス流路15の中心軸P2から外れていくと共に、
弁球17の載置位置から弁座20までの距離も次第に長
くなるので、ガス流路15内を流れるガス流量が増えた
としてもそれによって弁球17が載置部34から飛び出
して弁座20に着座してしまうといったことがない。従
って、平常の使用状態では季節や場所を問わずに弁球1
7が誤作動して弁座に着座してしまうといったことがな
い。
時でも弁球17の中心点P1はガス流路15の中心軸P
2から外れた所に位置しているので、ガス流速が大きく
なったとしても弁球17が載置部34から簡単に飛び跳
ねて弁座20に着座してしまうことがない。また、ガス
圧力が大きくなるのに応じて次第に弁球17の中心点P
1がガス流路15の中心軸P2から外れていくと共に、
弁球17の載置位置から弁座20までの距離も次第に長
くなるので、ガス流路15内を流れるガス流量が増えた
としてもそれによって弁球17が載置部34から飛び出
して弁座20に着座してしまうといったことがない。従
って、平常の使用状態では季節や場所を問わずに弁球1
7が誤作動して弁座に着座してしまうといったことがな
い。
【0016】一方、上述のような平常のガス使用状態の
時に、大規模地震や豪雪、台風による風水害などによっ
てLPガスボンベが大きく揺れたり転倒したりするなど
の衝撃によってガス供給設備に破損事故が発生した場合
には、LPガスボンベから多量のガスが放出し、ガス放
出防止器のガス流路15内を過大のガスが流れることに
なる。この時は、退避機構25のケーシング27の凹部
30内で載置部34の上面34aに載置していた弁球1
7が過大流のガスによって載置部34から押し出され、
またガス流によって吸引されるので載置部34から瞬時
に飛び上がり、図5に示したように、即座に弁座20に
密着して、ガス流路15を遮断してLPガスボンベから
のガスの放出を阻止して災害を防止する
時に、大規模地震や豪雪、台風による風水害などによっ
てLPガスボンベが大きく揺れたり転倒したりするなど
の衝撃によってガス供給設備に破損事故が発生した場合
には、LPガスボンベから多量のガスが放出し、ガス放
出防止器のガス流路15内を過大のガスが流れることに
なる。この時は、退避機構25のケーシング27の凹部
30内で載置部34の上面34aに載置していた弁球1
7が過大流のガスによって載置部34から押し出され、
またガス流によって吸引されるので載置部34から瞬時
に飛び上がり、図5に示したように、即座に弁座20に
密着して、ガス流路15を遮断してLPガスボンベから
のガスの放出を阻止して災害を防止する
【0017】 また、上述のようにガス配管やガス器具
などのガス供給設備には破損事故が発生しない場合であ
っても、大規模地震などでLPガスボンベが転倒したり
大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態になってしま
ったような場合には、LPガスボンベと一緒にガス放出
防止器も傾くことで、弁球17が載置部34から転がり
出る。そして、ガス供給設備の末端にあるガス器具など
を使用している場合には、ガス放出防止器のガス流路1
5内を流れるガス流によって弁球17が弁座20に吸引
されて密着し、ガス流路15を遮断することができる。
更に、大規模地震の衝撃震動や直下型地震の上下震動な
どによっても弁球17が可動部29の載置部34から跳
ね上がり、弁座20に吸引されてガス流路15を遮断す
る。この時、退避機構25の可動部29がスプリング2
8の作用によって上下方向に細かく振動するため弁球1
7も載置部34上で跳ね上がり易くなり、弁座20への
吸引がより確実となる。このように、本考案に係るガス
放出防止器はガス供給設備に破損事故が発生してガス流
路15内を過大流のガスが流れる場合だけでなく、上述
したようなトラブルが発生した場合にも効果的に作動す
る。
などのガス供給設備には破損事故が発生しない場合であ
っても、大規模地震などでLPガスボンベが転倒したり
大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態になってしま
ったような場合には、LPガスボンベと一緒にガス放出
防止器も傾くことで、弁球17が載置部34から転がり
出る。そして、ガス供給設備の末端にあるガス器具など
を使用している場合には、ガス放出防止器のガス流路1
5内を流れるガス流によって弁球17が弁座20に吸引
されて密着し、ガス流路15を遮断することができる。
更に、大規模地震の衝撃震動や直下型地震の上下震動な
どによっても弁球17が可動部29の載置部34から跳
ね上がり、弁座20に吸引されてガス流路15を遮断す
る。この時、退避機構25の可動部29がスプリング2
8の作用によって上下方向に細かく振動するため弁球1
7も載置部34上で跳ね上がり易くなり、弁座20への
吸引がより確実となる。このように、本考案に係るガス
放出防止器はガス供給設備に破損事故が発生してガス流
路15内を過大流のガスが流れる場合だけでなく、上述
したようなトラブルが発生した場合にも効果的に作動す
る。
【0018】図7は本考案に係るガス放出防止器の他の
実施例を示したものである。この実施例では弁座20の
後部近傍でガス流路15の内周面に溝条を形成し、この
溝条にマグネットリング60を嵌合固定すると共に、マ
グネットリング60の内表面でガス流路15の内周面を
形成した構造となっている。なお、他の部分は上述の実
施例と同様の構造からなる。
実施例を示したものである。この実施例では弁座20の
後部近傍でガス流路15の内周面に溝条を形成し、この
溝条にマグネットリング60を嵌合固定すると共に、マ
グネットリング60の内表面でガス流路15の内周面を
形成した構造となっている。なお、他の部分は上述の実
施例と同様の構造からなる。
【0019】 従って、この実施例ではLPガスボンベ
が転倒したり大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態
になってしまったような場合に、LPガスボンベと一緒
にガス放出防止器も傾いて弁球17が載置部34から転
がり出るまでは、上記実施例と同様であるが、転がり出
た弁球17は、マグネットリング60の磁気力によって
弁座20に吸着される。また、上述したように大規模地
震の衝撃震動や直下型地震の上下震動などによって弁球
17が載置部34から跳ね上がった場合でもマグネット
リング60の働きによって弁座20に吸引され易くな
る。それ故、この実施例では特にLPガスボンベが転倒
したり大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態になっ
てしまったような場合、又は大規模地震の衝撃震動や直
下型地震の上下震動が発生した場合などに、ガス供給設
備の末端にあるガス器具などが閉じていてガス流路15
内でのガス流が認められない場合でもガス流路15を遮
断することが可能であり、より安全性の高いものとな
る。
が転倒したり大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態
になってしまったような場合に、LPガスボンベと一緒
にガス放出防止器も傾いて弁球17が載置部34から転
がり出るまでは、上記実施例と同様であるが、転がり出
た弁球17は、マグネットリング60の磁気力によって
弁座20に吸着される。また、上述したように大規模地
震の衝撃震動や直下型地震の上下震動などによって弁球
17が載置部34から跳ね上がった場合でもマグネット
リング60の働きによって弁座20に吸引され易くな
る。それ故、この実施例では特にLPガスボンベが転倒
したり大きく傾いてLPガスボンベが宙吊り状態になっ
てしまったような場合、又は大規模地震の衝撃震動や直
下型地震の上下震動が発生した場合などに、ガス供給設
備の末端にあるガス器具などが閉じていてガス流路15
内でのガス流が認められない場合でもガス流路15を遮
断することが可能であり、より安全性の高いものとな
る。
【0020】なお、弁球17が載置されている載置部3
4は常態時にあってもケーシングの凹部30内に位置
し、上面がケーシングの上端より低いので、LPガスボ
ンベの取り替え時のような多少の傾きでは弁球17が載
置部34から飛び出して作動してしまうといったトラブ
ルを回避できる。
4は常態時にあってもケーシングの凹部30内に位置
し、上面がケーシングの上端より低いので、LPガスボ
ンベの取り替え時のような多少の傾きでは弁球17が載
置部34から飛び出して作動してしまうといったトラブ
ルを回避できる。
【0021】作動したガス放出防止器を復帰させる場合
には、LPガスボンベのバルブを締めた後、転倒してい
るLPガスボンベを立て直したりガス供給設備の破損箇
所を修理してから、リセット機構45の上部にあるキャ
ップ52を手で押し下げる。キャップ52の押し下げに
よってリセット軸49およびリセット棒51が一体とな
って下がり、リセット棒51の先端にある膨出部50で
弁座20に密着されている弁球17を押し離す。弁座2
0から離脱された弁球17は再び退避機構25の凹部3
0内に戻され載置部34の上面34aに載置される。そ
して、LPガスボンベのバルブを開けると、再びガス流
路15内にガスが流れてガスの供給が開始される。
には、LPガスボンベのバルブを締めた後、転倒してい
るLPガスボンベを立て直したりガス供給設備の破損箇
所を修理してから、リセット機構45の上部にあるキャ
ップ52を手で押し下げる。キャップ52の押し下げに
よってリセット軸49およびリセット棒51が一体とな
って下がり、リセット棒51の先端にある膨出部50で
弁座20に密着されている弁球17を押し離す。弁座2
0から離脱された弁球17は再び退避機構25の凹部3
0内に戻され載置部34の上面34aに載置される。そ
して、LPガスボンベのバルブを開けると、再びガス流
路15内にガスが流れてガスの供給が開始される。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るガス放
出防止器によれば、大規模地震や豪雪、台風による風水
害などによってLPガスボンベが大きく揺れたり転倒し
たりするなどの衝撃によってガス供給設備に破損事故が
発生した場合に、そのガス流路を遮断してLPガスボン
ベからのガスの放出を阻止して災害を防止することがで
きる。
出防止器によれば、大規模地震や豪雪、台風による風水
害などによってLPガスボンベが大きく揺れたり転倒し
たりするなどの衝撃によってガス供給設備に破損事故が
発生した場合に、そのガス流路を遮断してLPガスボン
ベからのガスの放出を阻止して災害を防止することがで
きる。
【0023】一方、平常時にあっては、例えLPガスボ
ンベ内のガス圧が低くなってガス流路内を流れるガス流
速が大きくなったり、またLPガスボンベ内のガス圧が
高くなってガス流路内を流れるガス流量が増えたとして
も、それによって遮断弁が誤作動してガス流路を遮断す
るようなトラブルを確実に回避することができる、とい
った効果を奏する。
ンベ内のガス圧が低くなってガス流路内を流れるガス流
速が大きくなったり、またLPガスボンベ内のガス圧が
高くなってガス流路内を流れるガス流量が増えたとして
も、それによって遮断弁が誤作動してガス流路を遮断す
るようなトラブルを確実に回避することができる、とい
った効果を奏する。
【図1】本考案に係るガス放出防止器のガス低圧時にお
ける断面図である。
ける断面図である。
【図2】上記ガス放出防止器の主要部を示す斜視説明図
である。
である。
【図3】空間部の構造を示す断面斜視図である。
【図4】上記ガス放出防止器のガス高圧時における断面
図である。
図である。
【図5】弁座に弁球が密着した状態を示すガス放出防止
器の断面図である。
器の断面図である。
【図6】リセット時におけるガス放出防止器の断面図で
ある。
ある。
【図7】本考案の他の実施例を示すガス放出防止器の要
部断面図である。
部断面図である。
【図8】従来におけるガス放出防止器の断面図である。
10 本体部 13 ガス流入口 14 ガス流出口 15 ガス流路 17 弁球(遮断弁) 20 弁座 P1 中心点 P2 中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−105662(JP,A) 実開 平1−98979(JP,U) 実開 昭54−173330(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 17/36 F16K 17/34 F17C 13/04 301
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス流入口(13)とガス流出口(1
4)との間にガス流路(15)が形成された本体部(1
0)と、この本体部(10)のガス流路(15)の途中
に設けられた弁座(20)と、この弁座(20)の上流
側でガス流路(15)内に配置された遮断弁(17)
と、この遮断弁(17)の中心点(P1)が前記ガス流
路(15)の中心軸(P2)から外れた位置で該遮断弁
(17)を載置すると共にガス流路(15)内のガス圧
力に応じて前記遮断弁(17)をガス流路(15)から
退避させる方向に移動する退避機構(25)とを備えた
ことを特徴とするガス放出防止器。 - 【請求項2】 上記遮断弁(17)は球体からなり、ガ
ス流路(15)内に過大流のガスが流れた時に、退避機
構(25)の載置位置から飛び出して弁座(20)に密
着することを特徴とする請求項1記載のガス放出防止
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069049U JP2595701Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ガス放出防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069049U JP2595701Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ガス放出防止器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741156U JPH0741156U (ja) | 1995-07-21 |
JP2595701Y2 true JP2595701Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=13391338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069049U Expired - Fee Related JP2595701Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ガス放出防止器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595701Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190591A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Asahi Denso Co Ltd | 燃料タンクのタンクキャップ |
JP3201593U (ja) * | 2015-10-06 | 2015-12-17 | 有限会社 川本技術研究所 | 流出防止弁 |
CN108474491B (zh) * | 2016-01-15 | 2019-09-10 | 白翼志 | 流体遮断安全装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993069049U patent/JP2595701Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741156U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
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