JP2595460B2 - 断熱部材 - Google Patents
断熱部材Info
- Publication number
- JP2595460B2 JP2595460B2 JP6037675A JP3767594A JP2595460B2 JP 2595460 B2 JP2595460 B2 JP 2595460B2 JP 6037675 A JP6037675 A JP 6037675A JP 3767594 A JP3767594 A JP 3767594A JP 2595460 B2 JP2595460 B2 JP 2595460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- heat
- insulating material
- packaging bag
- insulating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/242—Slab shaped vacuum insulation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/10—Insulation, e.g. vacuum or aerogel insulation
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築業界で断熱
用として用いられる断熱部材に関するものである。
用として用いられる断熱部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グラスウールやロックウールなど
の断熱用素材は、例えば建築現場で施工の際に、ガラス
繊維などの細片が飛散し衣服に付着して作業者の皮膚を
刺激したり、作業者が吸引して健康障害の原因となるな
ど、その取扱い上に問題があり、作業効率を悪化させて
いる。また、物流に関しても見掛け密度が小さいために
積載効率が悪く、運搬費用や保管費用が掛かり、雨水な
どにより濡れや汚れが原因となって断熱効果の低下や寸
法の縮減などの問題が生じている。
の断熱用素材は、例えば建築現場で施工の際に、ガラス
繊維などの細片が飛散し衣服に付着して作業者の皮膚を
刺激したり、作業者が吸引して健康障害の原因となるな
ど、その取扱い上に問題があり、作業効率を悪化させて
いる。また、物流に関しても見掛け密度が小さいために
積載効率が悪く、運搬費用や保管費用が掛かり、雨水な
どにより濡れや汚れが原因となって断熱効果の低下や寸
法の縮減などの問題が生じている。
【0003】しかし、製造工程や物流上においてガラス
繊維の微粉末を完全に除去することは困難であり、作業
者の吸引防止のための防塵マスクなどの装着も煩わし
く、運搬や保管に関しても包装費用も掛かり良好な対策
がなされていないのが現状である。
繊維の微粉末を完全に除去することは困難であり、作業
者の吸引防止のための防塵マスクなどの装着も煩わし
く、運搬や保管に関しても包装費用も掛かり良好な対策
がなされていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明と比較的に類似
の技術として、例えば蒲団用保管袋では合成樹脂袋に蒲
団を収容し内部を排気することにより、蒲団の体積を縮
減した状態で密封して保管する方法が行われており、ま
た食器洗い用スポンジの場合では、ポリウレタンなどの
スポンジを圧縮した状態でポリエチレンフィルムなどに
より真空包装し、運搬、保管、販売を行う方法が行われ
ている。
の技術として、例えば蒲団用保管袋では合成樹脂袋に蒲
団を収容し内部を排気することにより、蒲団の体積を縮
減した状態で密封して保管する方法が行われており、ま
た食器洗い用スポンジの場合では、ポリウレタンなどの
スポンジを圧縮した状態でポリエチレンフィルムなどに
より真空包装し、運搬、保管、販売を行う方法が行われ
ている。
【0005】しかし、これらに用いられる包装材料は使
用時には全く無関係であり、別途に保管したり破棄して
おり、収納物の復元形状も収納物自体の独自の形状で使
用される。
用時には全く無関係であり、別途に保管したり破棄して
おり、収納物の復元形状も収納物自体の独自の形状で使
用される。
【0006】本発明の目的は、減圧包装を利用し、簡便
で安全に運搬、保管ができ、取扱いが容易な断熱部材を
提供することにある。
で安全に運搬、保管ができ、取扱いが容易な断熱部材を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る断熱部材は、使用時に外装材の一部を穿
孔して内部に空気を吸入し、前記外装材の形状に沿って
内部の断熱用素材を膨張させる断熱部材であって、所定
形状の袋状に形成し気密性を有するフィルム材から成る
前記外装材内に、減圧により収縮しその解放により復元
可能な前記断熱用素材を充填し、前記外装材の内部を排
気して密封したことを特徴とする。
の本発明に係る断熱部材は、使用時に外装材の一部を穿
孔して内部に空気を吸入し、前記外装材の形状に沿って
内部の断熱用素材を膨張させる断熱部材であって、所定
形状の袋状に形成し気密性を有するフィルム材から成る
前記外装材内に、減圧により収縮しその解放により復元
可能な前記断熱用素材を充填し、前記外装材の内部を排
気して密封したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する断熱部材は、断熱用素材を
所定形状のフィルム状包装袋で包装し、断熱用素材を圧
縮しながら包装袋の内部を排気し密封し、施工時に包装
袋の一部を穿孔し、断熱用素材を包装袋の形状に沿って
復元させる。
所定形状のフィルム状包装袋で包装し、断熱用素材を圧
縮しながら包装袋の内部を排気し密封し、施工時に包装
袋の一部を穿孔し、断熱用素材を包装袋の形状に沿って
復元させる。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明に係る断熱部材の構成図を示し、所
定寸法に切断したグラスウールやロックウールなどの繊
維状の断熱用素材1を高密度ポリエチレンなどのフィル
ムで形成した包装袋2内に減圧して密封した状態を示し
ている。
する。図1は本発明に係る断熱部材の構成図を示し、所
定寸法に切断したグラスウールやロックウールなどの繊
維状の断熱用素材1を高密度ポリエチレンなどのフィル
ムで形成した包装袋2内に減圧して密封した状態を示し
ている。
【0010】図2、図3は断熱部材の製造工程を示し、
図2は包装袋2内に収容した断熱用素材1を、排気用の
圧縮ローラ3により圧縮している状態を示し、図3は排
気が終了して、包装袋の口元をヒートシーラ4により熱
融着し密封すると共に、切断している状態を示してい
る。
図2は包装袋2内に収容した断熱用素材1を、排気用の
圧縮ローラ3により圧縮している状態を示し、図3は排
気が終了して、包装袋の口元をヒートシーラ4により熱
融着し密封すると共に、切断している状態を示してい
る。
【0011】製造に際しては、例えば断熱用素材1とし
て厚さ50mmのグラスウールのブロックを所定の寸法
に切断する。次に、包装袋2として厚さ15μmの高密
度ポリエチレンのフィルムを用いて、断熱用素材1より
も大きめの包装袋2を形成し、断熱用素材1をその内部
に収容する。
て厚さ50mmのグラスウールのブロックを所定の寸法
に切断する。次に、包装袋2として厚さ15μmの高密
度ポリエチレンのフィルムを用いて、断熱用素材1より
も大きめの包装袋2を形成し、断熱用素材1をその内部
に収容する。
【0012】次に、包装袋2の密閉部側から、その間隔
を例えば3mmに設定された圧縮ローラ3間を通過させ
て断熱用素材1を圧縮し、同時に包装袋2内の排気を行
う。このとき、製品によっては断熱用素材1の厚さは瞬
間的に若干復元して10mm位となり、結果的に厚さが
約20%に圧縮されたことになる。
を例えば3mmに設定された圧縮ローラ3間を通過させ
て断熱用素材1を圧縮し、同時に包装袋2内の排気を行
う。このとき、製品によっては断熱用素材1の厚さは瞬
間的に若干復元して10mm位となり、結果的に厚さが
約20%に圧縮されたことになる。
【0013】なお、断熱用素材1を圧縮する際には次の
ような点に留意を要する。 (1) 断熱用素材1の見掛け密度によって最適圧縮率を設
定する。 (2) 圧縮直後の瞬間復元量を加味して圧縮率を設定す
る。 (3) 包装袋2の寸法は断熱用素材1が完全に復元した状
態に一致させて設定する。
ような点に留意を要する。 (1) 断熱用素材1の見掛け密度によって最適圧縮率を設
定する。 (2) 圧縮直後の瞬間復元量を加味して圧縮率を設定す
る。 (3) 包装袋2の寸法は断熱用素材1が完全に復元した状
態に一致させて設定する。
【0014】断熱用素材1を包装する包装袋2内部の排
気が完了すると、圧縮ローラ3は停止し、包装袋2の開
放部の口元をヒートシーラ4により熱融着すると共に切
断して製品が完成される。また、この熱融着により次の
包装袋2の底部が融着されることになる。
気が完了すると、圧縮ローラ3は停止し、包装袋2の開
放部の口元をヒートシーラ4により熱融着すると共に切
断して製品が完成される。また、この熱融着により次の
包装袋2の底部が融着されることになる。
【0015】この状態で運搬及び保管が行われることに
より約5倍の収容能力が上昇し、経費削減が可能となる
と共に、運搬時に断熱用素材1を雨水による漏れやごみ
による汚れから防御することもできる。
より約5倍の収容能力が上昇し、経費削減が可能となる
と共に、運搬時に断熱用素材1を雨水による漏れやごみ
による汚れから防御することもできる。
【0016】通常、実際の建築現場にはこの状態のまま
運び込み、施工時に包装袋2の一部を穿孔すると、その
後の経時変化を経て、図4に示すようにその体積が包装
袋2の形状通りにほぼ完全に復元することにより、断熱
すべき個所が密閉されて十分な断熱効果が発揮される。
運び込み、施工時に包装袋2の一部を穿孔すると、その
後の経時変化を経て、図4に示すようにその体積が包装
袋2の形状通りにほぼ完全に復元することにより、断熱
すべき個所が密閉されて十分な断熱効果が発揮される。
【0017】また、断熱用素材1をブロック状とするこ
となく、包装袋2はシートの状態で断熱用素材1を包覆
し、シートの長手方向を熱融着して筒状としてから横方
向の一端を熱融着して底部を形成し、断熱用素材1の圧
縮を行って包装袋2内の排気を終了させ、他端を熱融着
して切り放すという工程を採用すれば、完全に自動化し
て製造することができる。
となく、包装袋2はシートの状態で断熱用素材1を包覆
し、シートの長手方向を熱融着して筒状としてから横方
向の一端を熱融着して底部を形成し、断熱用素材1の圧
縮を行って包装袋2内の排気を終了させ、他端を熱融着
して切り放すという工程を採用すれば、完全に自動化し
て製造することができる。
【0018】なお、本発明は建築用だけでなく、他の断
熱を必要とする機械等においても用いることができる。
熱を必要とする機械等においても用いることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る断熱部
材は、断熱用素材を圧縮して所定形状のフィルム状の包
装袋内に密封することにより、粉塵の発生を防止し、施
工作業の安全及び能率向上が図れ、運搬や保管に場所を
とらず物流費用が削減される。
材は、断熱用素材を圧縮して所定形状のフィルム状の包
装袋内に密封することにより、粉塵の発生を防止し、施
工作業の安全及び能率向上が図れ、運搬や保管に場所を
とらず物流費用が削減される。
【図1】構成図である。
【図2】製造工程の説明図である。
【図3】ヒートシールの説明図である。
【図4】使用状態の断面図である。
1 断熱用素材 2 包装袋 3 圧縮ローラ 4 ヒートシーラ
Claims (1)
- 【請求項1】 使用時に外装材の一部を穿孔して内部に
空気を吸入し、前記外装材の形状に沿って内部の断熱用
素材を膨張させる断熱部材であって、所定形状の袋状に
形成し気密性を有するフィルム材から成る前記外装材内
に、減圧により収縮しその解放により復元可能な前記断
熱用素材を充填し、前記外装材の内部を排気して密封し
たことを特徴とする断熱部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6037675A JP2595460B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 断熱部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6037675A JP2595460B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 断熱部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07224993A JPH07224993A (ja) | 1995-08-22 |
JP2595460B2 true JP2595460B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=12504205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6037675A Expired - Lifetime JP2595460B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 断熱部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235387A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-08-23 | Mitsui Home Co Ltd | 圧縮断熱部材及び断熱工法並びに外壁パネル及び外壁パネル工法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04337195A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Hitachi Ltd | 真空断熱材 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP6037675A patent/JP2595460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07224993A (ja) | 1995-08-22 |
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