JP2595449B2 - プラスチックカード等のオーバーコート装置 - Google Patents

プラスチックカード等のオーバーコート装置

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JP2595449B2
JP2595449B2 JP5200220A JP20022093A JP2595449B2 JP 2595449 B2 JP2595449 B2 JP 2595449B2 JP 5200220 A JP5200220 A JP 5200220A JP 20022093 A JP20022093 A JP 20022093A JP 2595449 B2 JP2595449 B2 JP 2595449B2
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film
overcoat
thermal head
moving
thermal
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俊夫 清水
利夫 柳瀬
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株式会社エヌ・ティ・ティ・テレカ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IDカード、プリペイ
ドカード、預金カード等のプラスチックカードや、比較
的硬質のプラスチックシート等の表面を保護するため、
プラスチックフィルム等によるオーバーコート(保護
膜)を施すオーバーコート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなプラスチックカードの印刷
表面を保護するため、その表面に、軟質のプラスチック
フィルムを熱融着させてオーバーコートすることが行わ
れている。従来のオーバーコート方法は、一般に、オー
バーコートフィルムをカード全面に熱ローラ等でベタに
熱融着(全面密着)させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、次のような
問題点があった。 フィルム全体の平均的密着性を維持することを主眼
としているため、カードの変形(歪みや曲がりなど)に
対してオーバーコートが剥離し易い。 カード全面に熱を加えてフィルムをベタに熱融着さ
せるため、放熱により常温に戻る際、カードとフィルム
との収縮率の違いから、カードがフィルム側に反ってし
まう。 熱ローラ等でフィルムに全面的に熱を加えて融着さ
せるため、部分的に融着させたり、自由な形状のオーバ
ーコートを形成するようなことができない。 オーバーコート面が光沢面となり、その反射により
カードの印刷表面に視覚上悪影響を与える。
【0004】なお、従来、オーバーコートフィルムを接
着剤で貼着する方法もあるが、これは作業性の問題等か
ら限られた場合しか使用されていない。
【0005】そこで、本発明の目的は、従来の上記のよ
うな問題点に鑑み、オーバーコートの耐剥離性が高く、
かつプラスチックカード等のベース材に歪みや曲がり等
をもたらすこともなく、しかも部分的かつ自由な形状の
オーバーコートを容易に形成することができ、またオー
バーコート面が艶消し面になることにより、ベース材に
高級感を与えることができるとともに、その印刷表面を
見やすくできる、オーバーコート装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に本発明のオーバー
コート装置によるオーバーコート方法の概要を示す。こ
の装置では、多数のサーマルドットエレメントを有する
サーマルヘッド1を使用する。そして、このサーマルヘ
ッド1と、コート対象のベース材(プラスチックカード
等)2との間にオーバーコートフィルム3を介在させ、
このオーバーコートフィルム3をベース材2に押し付け
てベース材2とサーマルヘッド1とを相対移動させなが
ら、そのサーマルドットエレメントをオン・オフ制御
し、オンとしたサーマルドットエレメントによるドット
単位でオーバーコートフィルム3をベース材2に熱融着
させる。
【0007】オーバーコートフィルム3は、巻き取りな
がらサーマルヘッド1に対して移動させる。また、ベー
ス材2を移動テーブル4上に静電吸着させ、ベース材2
をこの移動テーブル4と共に定位置のサーマルヘッド1
に対して移動させる。
【0008】さて、本発明によるオーバーコート装置
は、図3の例示に従って説明すると、多数のサーマルド
ットエレメントを有するサーマルヘッド19と、コート
対象のベース材を静電吸着する移動テーブル20と、巻
かれたオーバーコートフィルム38とインクフィルムと
を交換して装填可能で、サーマルヘッド19と移動テー
ブル20との間にオーバーコートフィルム又はインクフ
ィルム38を案内して巻き取りながら移送するフィルム
巻取機構21と、オーバーコートフィルム又はインクフ
ィルム38をサーマルヘッド19により移動テーブル2
0上のベース材に押し付けるため、サーマルヘッド19
を移動テーブル20側に加圧するヘッド加圧機構22
と、移動テーブル20をガイドレール23に沿って移動
させるテーブル移動機構24と、画像読取部と、この画
像読取部で読み取った画像データを記憶する記憶部と、
この記憶部に記憶された画像データに基づいてサーマル
ヘッド19のサーマルドットエレメントを制御するヘッ
ド制御部とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明によると、オーバーコートフィルムは、
多数のサーマルドットエレメントを有するサーマルヘッ
ドのドット単位で、図2に示すようにプラスチックカー
ド等のベース材に熱融着される。従って、オーバーコー
トされたフィルムは、巨視的には、多数の点状の融着部
分の平面的な集まりでベース材表面に付着されるが、微
視的には、点状の各融着部分が分断してそれぞれ独立し
ているため、ベース材の変形に伴い一部の点状融着部分
がたとえ剥離したとしても、それが他の点状融着部分に
波及することはなく、全体としての耐剥離性は高い。ま
た、収縮も点状の融着部分ごとに分断して起こるため、
ベース材に歪みや曲がりを生じさせない。
【0010】また、オーバーコートフィルムは、サーマ
ルヘッドのサーマルドットエレメントをオンしたところ
だけベース材に熱融着されるため、任意の部分に自由な
形状のオーバーコートを形成することができ、例えばベ
ース材の印刷表面の文字の部分だけにオーバーコートを
施すようなことも容易である。オーバーコートフィルム
の融着部分は多数の点の平面的な集まりになるため、オ
ーバーコート面は艷消し面のような態様となる。
【0011】以上のようにして行うオーバーコートは、
画像読取部で読み取った画像をインクフィルムを使用し
てベース材に事前に印刷しておくことにより、その印刷
画像と合致させることができる。このような画像読取と
印刷とオーバーコートとを一台の装置で同じような操作
をもって行えるので、経済的であるとともに、便利であ
る。
【0012】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。この装置は、大別して図3に示す印刷・オ
ーバーコート部Aと図4に示す画像読取部Bとから成
り、原稿の画像を画像読取部Bで読み取って記憶部に記
憶した後、その記憶画像を印刷・オーバーコート部Aで
カード表面にカラー印刷し、その印刷面を同印刷・オー
バーコート部Aで自由にオーバーコートできるようにな
っている。
【0013】画像読取部Bは、イメージスキャナのよう
な構造になっており、透明ガラス台(原稿台)10上に
原稿を載せて原稿押さえ11で上側から押さえ、読取ボ
タン(図示せず)を押すと、移動台12が水平なレール
13に沿って摺動する。これが摺動すると、移動台12
上の蛍光ランプ14からの光が移動しながら原稿面へ下
から照射され、更に反射ミラー15を反射してCCDイ
メージセンサ16へ入光することにより、原稿面の走査
読み取りが行われる。その読み取った画像データは記憶
部に記憶され、印刷・オーバーコート部Aの動作に従い
適時読み出される。なお、この記憶部には、パーソナル
コンピュータ等により外部から画像データを記憶させる
こともできる。
【0014】印刷・オーバーコート部Aには、多数枚の
プラスチックカードを出し入れ自在に重ねて収容できる
カードケース18と、1個のサーマルヘッド19と、カ
ードケース18から一枚のプラスチックカードを引き出
すように静電吸着して水平移動させる移動テーブル20
と、サーマルヘッド19と移動テーブル20との間にオ
ーバーコートフィルム又はインクフィルムを案内して巻
き取りながら移送するフィルム巻取機構21と、サーマ
ルヘッド19を移動テーブル20に向かって加圧するヘ
ッド加圧機構22と、移動テーブル20をガイドレール
(シャフト)23に沿って水平移動させるテーブル移動
機構24とが設けられている。
【0015】カードケース18はこの装置の手前側に設
けられ、シャッタ25により下面開口を開閉される。カ
ードケース18の下側にはカード有無センサ26が設け
られており、カードケース18内にカードが有るか否か
がこのセンサ26により検出される。
【0016】サーマルヘッド19は、多数のサーマルド
ットエレメントを図3の紙面に向かって前後方向に配列
しており、ヘッド制御部(図示せず)により各サーマル
ドットエレメント毎にオン・オフ制御される。ヘッド加
圧機構22は、サーマルヘッド19によってフィルムを
移動テーブル20の上面に強く押し付けるため、サーマ
ルヘッド19を下方へ加圧するとともに、ロータリソレ
ノイド等(図示せず)で回転されるサーマルヘッド上下
カム27によってサーマルヘッド19を上下2位置、つ
まりフィルムを移動テーブル20に押し付けることがで
きる下方の押し付け位置と、上方の退避位置とに切り換
え移動できるようになっている。サーマルヘッド19へ
の加圧力はヘッド圧調整ネジ28により調整できる。
【0017】テーブル移動機構24は、複数本のガイド
レール23と1本のスクリューシャフト29とをそれぞ
れ水平に軸受けし、これらガイドレール23にスライダ
30を摺動可能に装着し、このスライダ30の上側に移
動テーブル20を固定し、またスクリューシャフト29
をテーブル移動モータ31により正転・逆転させること
ができるようにしたものである。スライダ30は、図示
しないスタート位置センサの検出によるスタート位置と
エンド位置センサの検出によるエンド位置との間を、テ
ーブル移動モータ31の正転・逆転により図3において
左右に往復摺動される。このスライダ30がスタート位
置にあるとき、移動テーブル20はカードケース18の
下側に位置する。この移動テーブル20は、その上面に
プラスチックカードを静電吸着できるようにコンバータ
32から高電圧を印加される。
【0018】フィルム巻取機構21は、オーバーコート
フィルムとインクフィルムとを交換して着脱自在に支持
することができるフィルム支持軸33と、フィルム案内
ローラ34と、フィルム繰出ローラ35と、フィルム巻
取ボビン36とをそれぞれ軸受けし、このフィルム巻取
ボビン34及びフィルム繰出ローラ35にフィルム駆動
モータ37からの回転を図示しないベルト等を介して伝
達する構造になっている。巻かれているオーバーコート
フィルム又はインクフィルム38は、フィルム支持軸3
3からフィルム案内ローラ34に案内されてフィルム繰
出ローラ35により繰り出され、フィルム巻取ボビン3
6に巻き取られる。
【0019】印刷・オーバーコート部Aは印刷モードと
オーバーコートモードとを選択できるようになってお
り、フィルム支持軸33にカラー又はモノクロ(黒色)
のインクフィルムを装填して印刷モードとすると、記憶
部に記憶されている画像(画像読取部Bで読み取った画
像又は外部から入力した画像)がプラスチックフィルム
表面に次のように一枚ずつ自動的に印刷される。
【0020】すなわち、シャッタ25が開放すると、カ
ードケース18中の最下位の一枚のプラスチックカード
がスタート位置にある移動テーブル20に静電吸着さ
れ、このまま移動テーブル20によって定位置のサーマ
ルヘッド19の下側へ水平移動される。インクフィルム
は、サーマルヘッド19によりプラスチックカード表面
に強く押し付けられながらフィルム巻取ボビン36に巻
き取られる。これと同時に、記憶部に記憶の画像データ
が読み出され、サーマルヘッド19の多数のサーマルド
ットエレメントが、読み出された画像データに従いヘッ
ド制御部によりオン・オフされ、プラスチックカード表
面に、インクフィルムがドット単位で熱融着した画像が
印刷される。移動テーブル20がエンド位置まで移動し
てそれによる静電吸着が解放されると、印刷されたプラ
スチックフィルムはカード回収箱39内に落下して回収
される。
【0021】また、上記のように印刷されたプラスチッ
クカードをカードケース18中に再び入れ、フィルム支
持軸33にオーバーコートフィルム(例えば、PETフ
ィルムベースにオーバーコート剤を塗布したもの)を装
填して印刷・オーバーコート部Aをオーバーコートモー
ドとしたときは、印刷済のプラスチックカードが上記と
同様に1枚ずつ移動テーブル20に吸着されてサーマル
ヘッド19の下側へ水平移動される。オーバーコートフ
ィルムは、上記と同様に、サーマルヘッド19によりプ
ラスチックカード表面に強く押し付けられながらフィル
ム巻取ボビン36に巻き取られ、これと同時に、サーマ
ルヘッド19の多数のサーマルドットエレメントがヘッ
ド制御部によりオン・オフされる。これにより、オーバ
ーコートフィルムが図2に示すようにドット単位でプラ
スチックカード表面に熱融着(熱により剥離転写)さ
れ、プラスチックカードの印刷面にオーバーコートが形
成される。
【0022】この場合、記憶部に記憶の画像データを読
み出しながら、そのデータに従いヘッド制御部でサーマ
ルドットエレメントをオン・オフ制御すれば、インクフ
ィルムで画像を印刷したときと全く同じにオーバコート
フィルムが画像データに従って熱融着されるので、印刷
部分についてだけ重ねるようにオーバーコートを施すこ
とができる。また、パーソナルコンピュータ等と接続し
てこれで作成した図形データや文字データ等を入力し、
この図形データや文字データ等に従ってヘッド制御部で
サーマルドットエレメントをオン・オフ制御すれば、任
意の形のオーバーコートや文字・記号等の部分のみにオ
ーバーコートを施すことができる。図5の(A)・
(B)・(C)は、それぞれ左側がパーソナルコンピュ
ータ等からの入力図形、右側がそれに従ったオーバーコ
ート態様を示す。
【0023】一つの実験例によると次のとおりであっ
た。プラスチックカードとして、JIS規格に従った厚
さ0.70〜0.80mmの塩化ビニールカードを使用
し、オーバーコートフィルムとして、厚さ9ミクロンの
PETフィルムにオーバーコート剤を塗布したものを使
用した。また、サーマルヘッド19としては、ドット密
度が主走査方向8ドット/mm、副走査方向8ライン/
mmのものを使用した。そして、サーマルヘッド19の
加圧力5Kg、サーマルドットエレメントの温度180
℃〜220℃の条件で、オーバーコートフィルムをサー
マルヘッド19によりプラスチックカード(塩化ビニー
ルカード)に押し付けながら、このプラスチックカード
を移動テーブル20に静電吸着させたまま移動させたと
ころ、サーマルヘッド19の主走査方向に86mm、副
走査方向に44mmのオーバーコートの場合、約6秒で
それを形成できた。
【0024】このようにして形成されたオーバーコート
は、熱ローラによりベタにオーバーコートした場合に比
べて次のような相違があった。 (1)熱ローラにより全面ベタにオーバーコートした場
合には、放熱時におけるプラスチックフィルムとオーバ
ーコートフィルムとの収縮率の違いからプラスチックカ
ードに歪みや曲がりが生じ、そのためオーバーコートフ
ィルムが剥離することも多かったが、本発明によるとそ
のようなことは無かった。これは、オーバーコートフィ
ルムの熱融着が、ドット単位で小さく無数に分断して行
われるからである。 (2)熱ローラによりベタにオーバーコートする場合に
は、部分的なオーバーコートや自由な形状のオーバーコ
ートは困難であったが、本発明によるとオーバーコート
の形状や大きさについては制約は全くなく、自由にオー
バーコートを形成できた。 (3)熱ローラでベタにオーバーコートした場合には、
オーバーコート面が光沢面となり、プラスチックカード
の印刷面が光の反射で見づらい感があったが、本発明の
場合には艷消し面となって光の反射を抑えられるため、
印刷面が見やすく、また高級感をもたることができた。
【0025】なお、オーバーコートを施すベース材とし
ては、プラスチックカードに限らずカードより大きい比
較的硬質のプラスチックシート等に対しても可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。 オーバーコートの耐剥離性が高い。 プラスチックカード等のベース材に歪みや曲がり等
を生じさせない。 部分的かつ自由な形状のオーバーコートを容易に形
成することができる。 オーバーコート面が艷消し面になるため、ベース材
に高級感を与えることができるとともに、その印刷表面
を見やすくできる。 オーバーコートフィルムを巻き取りながら移動させ
ることにより、オーバーコートの形成が容易になる。 ベース材を移動テーブルに静電吸着させて移動テー
ブルと共に移動させることにより、ベース材を移動テー
ブルに確実に保持してムラなくオーバーコートを形成で
きる。 オーバーコートフィルムとインクフィルムとをフィ
ルム巻取機構に交換して装填するだけで、印刷とオーバ
ーコートとを同じように行え、経済的であるとともに、
至便である。 画像読取部で読み取った画像データを記憶部に記憶
し、その記憶データに従ってヘッド制御部によりサーマ
ルヘッドのサーマルドットエレメントを制御するので、
画像読取部で読み取った画像をベース材にドット単位で
印刷できるに加え、その印刷画像に合致したオーバーコ
ートを同様にドット単位で自動的に形成できる。 画像読取と印刷とオーバーコートとを一台の装置で
同じような操作をもって行えるので、経済的であるとと
もに、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーバーコート装置によるオーバーコ
ート方法の概要を示す図である。
【図2】オーバーコートフィルムがサーマルヘッドのド
ット単位で熱融着されることを示す平面図である。
【図3】本発明の一例のオーバーコート装置の印刷・オ
ーバーコート部の断面図である。
【図4】同装置の画像読取部の断面図である。
【図5】バーソナルコンピュータ等からの入力図形に従
ってオーバーコートを形成する例を示す説明図である。
【符号の説明】
1・19 サーマルヘッド 2 プラスチックカード 3 オーバーコートフィルム 4・20 移動テーブル A 印刷・オーバーコート部 B 画像読取部 21 フィルム巻取機構 22 ヘッド加圧機構 23 ガイドレール 24 テーブル移動機構 38 オーバーコートフィルム又はインクフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/10 501 B42D 15/10 501H // B29L 9:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のサーマルドットエレメントを有する
    サーマルヘッドと、コート対象のベース材を静電吸着す
    る移動テーブルと、巻かれたオーバーコートフィルムと
    インクフィルムとを交換して装填可能で、前記サーマル
    ヘッドと移動テーブルとの間にオーバーコートフィルム
    又はインクフィルムを案内して巻き取りながら移送する
    フィルム巻取機構と、オーバーコートフィルム又はイン
    クフィルムをサーマルヘッドにより移動テーブル上のベ
    ース材に押し付けるため、サーマルヘッドを移動テーブ
    ル側に加圧するヘッド加圧機構と、前記移動テーブルを
    ガイドレールに沿って移動させるテーブル移動機構と、
    画像読取部と、この画像読取部で読み取った画像データ
    を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された画像デー
    タに基づいて前記サーマルヘッドのサーマルドットエレ
    メントを制御するヘッド制御部とを備えたことを特徴と
    するプラスチックカード等のオーバーコート装置。
JP5200220A 1993-07-21 1993-07-21 プラスチックカード等のオーバーコート装置 Expired - Lifetime JP2595449B2 (ja)

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JPS644368A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Nippon Telegraph & Telephone Card recording method
JP2608897B2 (ja) * 1987-08-25 1997-05-14 日本電信電話株式会社 カード転写記録装置
JPH03262644A (ja) * 1990-03-13 1991-11-22 Toppan Printing Co Ltd カード印刷装置及びカード印刷方法並びに情報記録カード

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