JP2595207Y2 - Ic試験装置用トレイ搬送装置 - Google Patents

Ic試験装置用トレイ搬送装置

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JP2595207Y2
JP2595207Y2 JP1993022606U JP2260693U JP2595207Y2 JP 2595207 Y2 JP2595207 Y2 JP 2595207Y2 JP 1993022606 U JP1993022606 U JP 1993022606U JP 2260693 U JP2260693 U JP 2260693U JP 2595207 Y2 JP2595207 Y2 JP 2595207Y2
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義仁 小林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、IC試験装置用トレ
イ搬送装置に関し、IC落下防止カバーを具備するIC
試験装置用トレイ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC試験装置におけるトレイの搬送経路
を示す図2を参照するに、ICの試験をIC試験装置の
恒温槽20内の高/低温雰囲気において実施する場合、
ハンドラ10内部のローダ部11において、トレイ13
に載置されているICをハンドラ10内の高/低温に耐
える別のテストトレイ14に転送載置し直すことを実施
する。このICが転送載置されたテストトレイ14は、
次いで、恒温槽20に送り込まれ、テスト領域21にお
いてICの高/低温試験が実施される。高/低温試験実
施後、当該ICは今度はアンローダ部12において、今
度はテストトレイ14からトレイ13に転送載置され
る。トレイ13とテストトレイ14との間のIC転送に
は真空ポンプを使用した吸引搬送装置が採用され、IC
を一方のトレイにおいて1個づつ吸引吸着しては他方の
トレイに転送し、ここにおいて解放することにより一方
から他方への転送は終了する。
【0003】ここで、トレイ13がトレイ収容部からロ
ーダ部11まで搬送される様子を図3に示される当該出
願人の提案によるIC試験装置を参照して説明する。図
3において、ローダ部11およびアンローダ部12はト
レイ収容部60と、トレイ収容部60に収容されるトレ
イ13をの如くポジション3のレベル迄押し上げるエ
レベータ50とより成るレーンを複数本例えば10レー
ン具備している。ローダ部11のトレイ収容部60内に
おいては、試験されるべきICが載置されたトレイ13
が積層されている。全レーンはそれ自体互いに同一であ
って、ローダ用レーンとアンローダ用レーンとの間の区
別はなされておらず、単に複数のレーン例えば10レー
ンが具備されているに過ぎない。これらのレーンを必要
に応じて適宜にローダ用として指定し、或はアンローダ
用として割り当て指定して使用する。例えば、レーン1
をこれから試験測定しようとするICを装填するローダ
部11として割り当て、レーン2ないしレーン9の8レ
ーンを試験測定の終了したICを試験結果のカテゴリ毎
に収容するアンローダ部12として割り当てる。レーン
10をローダ使用済みのトレイを収容する空トレイ収容
部40に割り当て、これらレーン数は必要に応じて相対
的に増減する。30はトレイ搬送装置であり、フック3
Fによりトレイ13を把持してこれを搬送する。トレ
イ13にはトレイ搬送装置30のフック30Fが係合す
る係合孔30Hが穿設されている。 図4は、トレイ搬
送装置30がトレイ収容部60内において複数枚積層状
態とされているトレイ13の内から、最上層の1枚だけ
をその係合孔30Hにフック30Fを係合することにより
分離搬送する様子を極めて概念的に示す図である。この
トレイ搬送装置30は、駆動装置によりの如くポジシ
ョン3のレベル或はポジション2のレベルに駆動される
と共に、ポジション2のレベルにおいてはの如く水平
方向に配列される全レーン1ないし10に亘って水平駆
動される。90はトレイセットであり、搬送されたトレ
イ13とテストトレイ14との間のIC受渡しをここに
おいて行う。トレイセット90はの如く駆動装置によ
りポジション3のレベル或はポジション1のレベルに駆
動される。
【0004】ここで、試験測定されるべきICの載置さ
れたトレイ13がトレイ収容部60からローダ部11に
搬送され、ICがトレイ13からテストトレイ14に転
送載置される迄を図3の状態についての説明する。 第1 レーン1のトレイ収容部601に積層されるト
レイ13をエレベータ501により押圧することにより
最上層のトレイをポジション3のレベル迄駆動上昇させ
る。
【0005】 第2 トレイ搬送装置30Lをポジション2のレベル
において水平駆動してレーン1の真上に位置せしめる。 第3 トレイ搬送装置30Lをポジション3のレベル
に迄駆動降下せしめる。 第4 トレイ搬送装置30Lのフック30Fを制御して
レーン1の最上層トレイ13とその下のトレイとの間に
割って入れる。
【0006】 第5 上述の最上層トレイ13を把持するトレイ搬送
装置30Lをポジション3からポジション2のレベルに
上昇せしめる。 第6 ポジション2のレベルに上昇せしめられたトレ
イ13を把持するトレイ搬送装置30Lをポジション2
のレベルにおいて水平駆動してレーン3に移動せしめ
る。次いで、 第7 ローダ部11において、トレイセット90はポ
ジション3のレベルに位置決めされている。
【0007】 第8 レーン3のポジション2のレベルに位置してい
るトレイ搬送装置30Lをポジション3のレベルに降下
せしめる。 第9 トレイ搬送装置30Lのフック30Fを制御して
把持するトレイ13をローダ部11のトレイセット90
上に解放、受け渡す。 第10 把持するトレイ13を解放したトレイ搬送装置
30Lをポジション3のレベルからポジション2のレベ
ルに上昇し、次いで水平駆動してレーン1に復帰させ
る。
【0008】 第11 トレイ13を受け渡されたローダ部11のトレ
イセット90をポジション3のレベルからポジション1
のレベルに上昇せしめ、ここにローダ部11におけるト
レイ13のセットは完了する。ここで、トレイ13に載
置されているICを真空ポンプを使用した吸引搬送装置
によりハンドラ10内の高/低温に耐えるテストトレイ
14に転送載置し、このICが載置されたテストトレイ
14は、次いで、恒温槽20に送り込まれて試験測定が
実施される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】以上の通りのIC試験
装置において、トレイ13はトレイ搬送装置30により
把持されてから上方向に駆動されると共に水平方向にも
駆動され、ローダ部11にまで搬送される。トレイ13
に載置されているICはここにおいて吸引搬送装置によ
りテストトレイ14に転送載置される。この搬送中にお
いて、トレイ13には振動、衝撃その他の力が加えられ
るところから、載置されるICは振動し、躍り上がるこ
ととなってトレイ13上において位置ずれを起こし、或
はトレイ13から落下するに到る場合がある。
【0010】また、ICがトレイ13の枠内からはみ出
して位置ずれを起こすとトレイ間におけるIC転送載置
に際して吸引搬送装置が吸着ミスを起こす可能性があっ
た。この考案は、上述の通りの問題を解消したIC落下
防止カバーを具備するIC試験装置用トレイ搬送装置を
提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】トレイ13固定用フック
30Fを下面に有するIC落下防止カバー100を具備
し、IC落下防止カバー100を下面に有するカバーホ
ルダ102を具備し、カバーホルダ102を鉛直方向に
案内するガイドレール105を具備し、カバーホルダ1
02を鉛直方向に駆動するシリンダ106を具備し、ガ
イドレール105に結合してこれを水平方向に駆動する
移動用モータ107を具備するIC試験装置用トレイ搬
送装置を構成した。
【0012】
【実施例】この考案を図1を参照して説明する。図1は
この考案によるトレイ搬送装置30の断面を示す図であ
る。図1において、100はIC落下防止カバーであ
る。このカバー100には、紙面に垂直な方向において
互いに対向する2側縁に2個づつトレイ固定用フック3
Fが具備され、これら固定用フック30Fを開閉するこ
とによりトレイ13をカバー100下面に接触保持或は
解放する構成を採用している。カバー100は、更に、
トレイ固定用フック30Fが取り付けられる2側縁と直
交する2側縁にトレイガイド用ピン101が取り付けら
れている。このトレイガイド用ピン101は図における
左右方向に取付位置を調整することができる様に取り付
けられ、トレイ13の寸法の変化に対応している。10
2はカバーホルダである。カバー100はカバーホルダ
102の下面にカバー固定用ボルト103により取り付
けられている。
【0013】106はシリンダであり、カバーホルダ1
02を図1についてみるとガイドレール105に沿って
鉛直方向に駆動し、図3についてもの如く鉛直方向に
駆動してこれをポジション3のレベル或はポジション2
のレベルに位置せしめるものである。107は移動用モ
ータであり、ガイドレール105に結合してこれを図1
についてみると紙面に垂直の方向に駆動するものであ
る。そして、図3についてみると、ガイドレール105
をの如くポジション2のレベルにおいてこれを水平方
向に駆動してレーン1ないし10に位置せしめるもので
ある。即ち、移動用モータ107は、回動することによ
り自身も結合するガイドレール105およびカバー10
0と共に図1において紙面に垂直の方向に移動する。
【0014】この考案の上述した通りのトレイ搬送装置
30は、従来の技術の項において説明された当該出願人
の提案によるIC試験装置におけるトレイ搬送装置30
に代えてそのまま全く同様に使用、動作することができ
るものであるので、その動作の説明は繰り返すことはせ
ずに省略する。
【0015】
【考案の効果】以上の通りであって、この考案のトレイ
搬送装置30は、そのカバーホルダ102の下面にカバ
ー固定用ボルト103によりカバー100が取り付けら
れている。このトレイ搬送装置30が、トレイ収容部6
0内において複数枚積層状態とされているトレイ13の
内から最上層の1枚だけをその係合孔30Hにフック3
Fを係合することにより分離搬送しようとするとき、
カバー100の下面に形成されているIC押え用突部1
00Pがそれぞれに対応するICを上からトレイ13に
対して押し付けることになる。従って、トレイ搬送中に
おいて、トレイ13に振動、衝撃が加えられたところ
で、トレイに載置されるICが振動、躍り上がることは
決して起こらず、トレイ13から落下することもない。
そして、従来、トレイ間においてIC転送載置するに際
して吸引搬送装置が吸着ミスを起こすことがしばしば発
生し、その原因はトレイ13に加えられる振動、衝撃に
起因するICのトレイ13の枠内からのはみ出し位置ず
れであるものと類推されていたのであるが、その真の原
因は不明であった。ところが、上述の如くカバー100
の下面にIC押え用突部100Pを形成して対応するI
Cを上からトレイ13に対して押し付ける構成を採用す
ることによりIC転送載置に際する吸引搬送装置による
ICの吸着ミスは殆ど発生することはなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるトレイ搬送装置を説明する図。
【図2】IC試験装置におけるトレイの搬送経路を示す
図。
【図3】トレイがトレイ収容部からローダ部まで搬送さ
れる様子を説明する図。
【図4】複数枚積層状態とされているトレイの最上層の
1枚だけを分離搬送する様子を概念的に示す図。
【符号の説明】
13 トレイ 30 固定用フック 100 IC落下防止カバー 102 カバーホルダ 105 ガイドレール 106 シリンダ 107 移動用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−104130(JP,A) 特開 平5−340993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/26 H01L 21/68 H01L 21/66 B65G 1/00 - 1/20 B23Q 7/00 - 7/18

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ固定用フックを下面に有するIC
    落下防止カバーを具備し、IC落下防止カバーを下面に
    有するカバーホルダを具備し、カバーホルダを鉛直方向
    に案内するガイドレールを具備し、カバーホルダを鉛直
    方向に駆動するシリンダを具備し、ガイドレールに結合
    してこれを水平方向に駆動する移動用モータを具備する
    ことを特徴とするIC試験装置用トレイ搬送装置。
JP1993022606U 1993-04-28 1993-04-28 Ic試験装置用トレイ搬送装置 Expired - Fee Related JP2595207Y2 (ja)

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AU2003242260A1 (en) * 2003-06-06 2005-01-04 Advantest Corporation Transport device, electronic component handling device, and transporting method for electronic component handling device
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