JP2595070Y2 - 光導波路の接続構造 - Google Patents

光導波路の接続構造

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JP2595070Y2
JP2595070Y2 JP1990405062U JP40506290U JP2595070Y2 JP 2595070 Y2 JP2595070 Y2 JP 2595070Y2 JP 1990405062 U JP1990405062 U JP 1990405062U JP 40506290 U JP40506290 U JP 40506290U JP 2595070 Y2 JP2595070 Y2 JP 2595070Y2
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optical waveguide
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光通信、光計測等の分
野において使用する3次元光導波路を、他の光学系(例
えば他の光導波路、光ファイバ、光源)に接続するのに
好適な光導波路の接続構造に関し、特にその接続が簡便
で高特性が得られる光導波路の接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、例えば光ファイバと3次元光導波路
を接続するには、図8に示すように、3次元光導波路8
0の端面と光ファイバ81の端面を平面状に研磨した
後、両端面を直接接着するバッドジョイント(BUTT-JOIN
T)法が用いられたり、図9に示すように、3次元光導
波路80と光ファイバ81の間にレンズ82を介在させ
たりする方法が用いられる。
【0003】またレーザダイオード(LD),発光ダイ
オード(LED),フォトダイオード(PD)等の素子
85と3次元光導波路80の接続は、図10に示すよう
に、一般に両者間にレンズ83を介在させる方法が用い
られる。
【0004】また前述のレンズ82,83を用いる代わ
りに、図11に示すように、3次元光導波路80の端面
に半球レンズ84を貼り付ける構造のものもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記各従
来例においては以下のような問題点があった。
【0006】図8に示すバッドジョイント法において
は、光ファイバ81の端面と3次元光導波路80の端面
が光路に対して垂直なため、それぞれの端面で反射が生
じ、またレンズ等の集光系がないため結合効率が悪い。
【0007】図9,図10に示すようなレンズ系を用
いた場合は、部品点数が増加し、光学系のアライメント
が困難となる。更に、3次元光導波路80端面での反射
が生じ、結合効率が低下する。
【0008】図11に示すように半球レンズ84を貼
り付けた場合も、該半球レンズ84を貼り付けた3次元
光導波路80端面で反射が生じてしまう。
【0009】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、光の反射が生じにくくて結合効率が良く、また部
品点数が少なくて光学系のアライメントが容易な光導波
路の接続構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案は、基板に設けた3次元光導波路の入出射端面
を他の光学系に接続する光導波路の接続構造において、
前記基板と3次元光導波路を該3次元光導波路の入出射
端面が鋭角に突出するように複数の略平面でカットする
と共に、該カットにて突出した3次元光導波路の入出射
端面をそのまま研磨にて先球状に加工した。
【0011】
【作用】上記の如く構成したので、該先球状の部分によ
って光が集光される。従ってこの3次元光導波路を他の
光学系に接続する場合、レンズ等を介在させなくてもそ
の結合効率が良くなる。また3次元光導波路の光の入出
射端面が平面でないので、端面反射が減少する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を参考例と共に図面に
基づいて詳細に説明する。図1は参考例にかかる3次元
光導波路1の端部近傍を示す図である。同図に示す3次
元光導波路1は、その端部近傍をテーパー状に引き伸ば
すとともに該引き伸ばした端面2自体を先球状に加工す
ることによって構成されている。
【0013】また図2は本考案にかかる3次元光導波路
1′の端部近傍を示す図である。同図に示す3次元光導
波路1′は、その端面2′自体をそのまま先球状に加工
することによって構成されている。
【0014】図3は上記図2に示す3次元光導波路1′
の製造工程を示す図である。
【0015】即ち図2に示す3次元光導波路1′を製造
するには、図3(a)に示す3次元光導波路1の端面を
同図(b)に示すように斜めにカットする。そして該カ
ットした部分をそのまま研磨して3次元光導波路1の端
面を先球状に加工すれば、図2に示すような先球状の端
面2′を有する3次元光導波路1′が構成される。
【0016】次に図1に示す3次元光導波路1の使用方
法について説明する。なお図2に示す3次元光導波路
1′の使用方法もこれと同一であるのでその説明は省略
する。
【0017】図4は3次元光導波路1を光ファイバアレ
イ30に接続する例を示す図であり、同図(a)は斜視
図、同図(b)は概略側面図である。同図(a)に示す
ように、多数分岐した3次元光導波路1の各端面2は、
光ファイバアレイ30を構成する各光ファイバ31の端
面に対向せしめられ、しかる後に同図(b)に示す程度
まで両者を近接せしめて接続される。ここで同図(b)
に示すように光ファイバ31の端面もテーパ先球状に構
成されている。
【0018】このように3次元光導波路1の端面2と光
ファイバ31の端面を先球状とすれば、該両先球状の部
分によって集光効果を持たせることができる。従って両
者の結合効率は増大する。
【0019】なお該3次元光導波路1に接続する光ファ
イバ31の端面は図5に示すように通常の平面状のもの
を用いてもよい。この場合も3次元光導波路1の端面2
に設けた先球状の部分に集光効果があるので、両者の結
合効率は増大する。
【0020】次に図6は3次元光導波路1をLDチップ
40に接続する例を示す概略側面図である。同図に示す
ように3次元光導波路1はその端面2をLDチップ40
の出射側端面に近接・対向せしめることによって接続さ
れる。この場合もLDチップ40から出射されたレーザ
光は3次元光導波路1の先球状の端面2に入射すること
となるので、該部分で該レーザ光は集光される。従って
両者間にレンズ等の集光部品を別に設置しなくても、そ
の結合効率は良好となる。
【0021】次に図7は参考例と本考案の他の実施例に
かかる3次元光導波路5,5′の製造工程を示す図であ
る。即ち3次元光導波路5,5′を製造するには、同図
(a)に示す3次元光導波路5を同図(b)に示すよう
に3次元光導波路5の端部のみが突出するようにその周
囲の部分をカットする。そして同図(c)に示すよう
に、該カットし残した部分を熱延伸することによってテ
ーパー状としその先端を先球状に加工すれば、参考例
かかる3次元光導波路5が構成できる。一方同図(b)
に示す状態から同図(d)に示すように、該カットし残
した部分をそのまま研磨して3次元光導波路5の端面を
先球状に加工すれば、本考案の他の実施例にかかる3次
元光導波路5′が構成できる。
【0022】このようにして構成された3次元光導波路
5,5′の使用方法も上記3次元光導波路1,1′と同
様である。
【0023】
【0024】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案にか
かる3次元光導波路の接続構造によれば、以下のような
優れた効果を有する。
【0025】基板と3次元光導波路を該3次元光導波
路の入出射端面が鋭角に突出するように複数の略平面で
カットすると共に、該カットにて突出した3次元光導波
路の入出射端面をそのまま研磨にて先球状に加工したの
で、3次元光導波路の端部の部分を別途加熱延伸等の加
工をしてテーパー状に形成する工程やその入出射端面を
加熱溶融して半球状に形成する工程の必要がなく、極め
て容易にその製造が行える。言い替えれば、すでに完成
している3次元光導波路で特に入出射端面での結合を考
えていないごく普通のものでも、前記カット加工と研磨
による先球状加工という極めて簡単な後加工を施すのみ
で、容易に光の集光による結合効率の改善が図れる3次
元光導波路を提供できる。
【0026】3次元光導波路の光の入出射端面が平面
でないので、反射が少ない。
【0027】レンズ等が不要なため、部品点数が減少
し、その組立てが容易となるばかりか小型化が図れ、ま
た部品数が少なくなる分だけ各光学部品表面による光の
反射の総和が減少する。
【0028】光学系のアライメントが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例にかかる3次元光導波路1の端部近傍を
示す図である。
【図2】本考案にかかる3次元光導波路1′の端部近傍
を示す図である。
【図3】図2に示す3次元光導波路1′の製造工程を示
す図である。
【図4】3次元光導波路1を光ファイバアレイ30に接
続する例を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図
(b)は概略側面図である。
【図5】3次元光導波路1を光ファイバアレイ30に接
続する他の例を示す概略側面図である。
【図6】3次元光導波路1をLDチップ40に接続する
例を示す概略側面図である。
【図7】参考例と本考案の他の実施例にかかる3次元光
導波路5,5′の製造工程を示す図である。
【図8】3次元光導波路80と光ファイバ81を接続す
る従来例を示す図である。
【図9】3次元光導波路80と光ファイバ81を接続す
る従来例を示す図である。
【図10】3次元光導波路80とレーザダイオード(L
D)等の素子85を接続する従来例を示す図である。
【図11】3次元光導波路80の端面に半球レンズ84
を貼り付けた従来例を示す図である。
【符号の説明】
1,1′,5,5′ 3次元光導波路 2,2′ 端面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に設けた3次元光導波路の入出射端
    面を他の光学系に接続する光導波路の接続構造におい
    て、 前記基板と3次元光導波路を該3次元光導波路の入出射
    端面が鋭角に突出するように複数の略平面でカットする
    と共に、該カットにて突出した3次元光導波路の入出射
    端面をそのまま研磨にて先球状に加工したことを特徴と
    する光導波路の接続構造。
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