JP2594840Y2 - 電磁パウダーブレーキ - Google Patents

電磁パウダーブレーキ

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JP2594840Y2
JP2594840Y2 JP1990055879U JP5587990U JP2594840Y2 JP 2594840 Y2 JP2594840 Y2 JP 2594840Y2 JP 1990055879 U JP1990055879 U JP 1990055879U JP 5587990 U JP5587990 U JP 5587990U JP 2594840 Y2 JP2594840 Y2 JP 2594840Y2
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magnetic
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廣 間地
一 中村
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神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は制御系に組み込まれて使用されるのに好適な
電磁パウダーブレーキに関する。
[従来の技術] この種用途に使用される従来の電磁パウダーブレーキ
は、第3図のように構成されていた。
同図において、1は固定側の磁極、2は磁極1内の凹
所に収納される励磁コイルである。
3は固定側のブラッケット、4は入力側のブラッケッ
トである。
5は側板、6は入力軸である。
7は磁性体から成るシリンダ、8は非磁性体の遮断リ
ング、9は軸受、10は固定ロータである。
11は固定ロータ10とシリンダ7間の空隙に封入された
磁性粉体である。
上記構成において、入力軸6、従ってシリンダ7が回
転している状態において、コイル2を励磁すると、破線
で示すように磁極1→シリンダ7→ロータ10を結ぶ経路
で磁束が流れ、磁性粉体を介してシリンダ7従って入力
軸6に制動力が加わる。
この制動力は励磁コイル2に供給される電流の大きさ
に対応したものとなり、いわゆるスリップサービスでの
制動作用がなされる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従来の電磁ブレーキでは、次のような問題
点があった。
電磁ブレーキ側には、その制動トルクまたは負荷から
の荷重を検出する手段を備えていないため、その制動ト
ルク等の荷重を測定したい場合には、別途トルク測定器
等の荷重検出手段を設けて測定する必要があった。
とくに、電磁パウダーブレーキ等の電磁ブレーキは、
最近張力制御などの各種の高精度を必要とする自動制御
に組み込まれて使用され、この場合フィードバック制御
を行うためにトルク等の荷重の検出は必須となる。
このため、従来のものでは荷重検出手段を別置せねば
ならず、付帯設備を大型化し、高価としてしまうという
問題点があった。
本考案は従来の上記課題(問題点)を解決するように
したトルク等の荷重検出手段を備えた電磁パウダーブレ
ーキを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の電磁パウダーブレーキは、固定側の磁極と、
該磁極内に収納される励磁コイルと、前記固定側の磁極
と入力軸とを軸受を介して結合するブラケットと、該ブ
ラケット内において前記磁極と当該磁極と対向して配設
されたロータとの空隙部又は前記入力軸に結合して磁極
による磁路を形成する磁性体と該磁性体とに対向して配
設された固定ロータとの空隙部と、前記空隙部に封入さ
れた磁性粉体とを備える電磁パウダーブレーキにおい
て、当該電磁パウダーブレーキの磁極部の側面に対して
アタッチメントを取り付け、このアタッチメントと固定
部の間に全体形状が矩形状の板の略中間部にロードセル
等のトルク検出体を装着して成るアーム型の荷重検出器
を取り付けるように構成した。
また、この構成に代え、固定側の磁極と、該磁極内に
収納される励磁コイルと、前記固定側の磁極と入力軸と
を軸受を介して結合するブラケットと、該ブラケット内
において前記磁極と当該磁極と対向して配設されたロー
タとの空隙部又は前記入力軸に結合して磁極による磁路
を形成する磁性体と該磁性体とに対向して配設された固
定ロータとの空隙部と、前記空隙部に封入された磁性粉
体とを備える電磁パウダーブレーキにおいて、当該電磁
パウダーブレーキの磁極部の側面に対してアタッチメン
トとしての回転式ジョイントを介してロッドを取り付
け、このロッドと固定部間に全体形状が矩形状の板の略
中間部にロードセル等のトルク検出体を装着して成るア
ーム型の荷重検出器を取り付けるように構成するように
しても良い。
[実施例] 以下第1図〜第2図に示す第1および第2の各実施例
により本考案を具体的に説明する。
各図において従来のものと同等の部分には、第3図の
ものと同一の符号を付して示した。
先ず、第1図、第2図に共通のものから説明するが、
これら各図の電磁パウダーブレーキは第3図に示したも
のとは、側板5とシリンダ7を備えない型のものである
ので、ロータ10Rは入力軸6に直結され、回転されるよ
うになっている。
また、非磁性体の遮断リング12は磁極1の下方中央部
に設けられているが、この相違は以下に述べる本考案の
適用に影響を及ぼすものではない。
なお、13は本装置を支持するスタンドで、これは入力
軸6を軸受14を介して支承する。
次に各実施例に固有の構成について説明する。
a.第1の実施例 第1図において、15はアタッチメントで、これは当該
電磁パウダーブレーキの磁極1の側面部にボルト16、1
6′により取付けられる。
17は図示のように全体形状が矩形状の板の略中間部に
ロードセル等のトルク検出体を装着して成るアーム型の
荷重検出器で、アタッチメント15と固定部18間に夫々ボ
ルト19a、19bおよび20a、20bにより吊り下げ構造で取り
付けられる。
Kは荷重検出の出力端子である。
b.第2の実施例 第2図において、21は第1の実施例におけるアタッチ
メント15に相当する回転式ジョイントで、この下端の固
定部はボルト22等により磁極1の当該電磁パウダーブレ
ーキの磁極1の側面に固定される。
回転式ジョイント21の上端のボールを内蔵した可動部
はロッド23を介して第1の実施例のアーム型の荷重検出
器17と同等のアーム型の荷重検出器24に連結され、同検
出器24の他方端は固定部25に連結される。
即ち、第2の実施例ではアタッチメントとしての回転
式ジョイント21を介在することにより第2図(ロ)の
A、B方向で示す接線方向に荷重がかかるように微調整
できるようにした点が第1の実施例のものとは相違す
る。
本考案の電磁パウダーブレーキは上記のように構成さ
れる。
[作用] 本考案の各実施例における電磁パウダーブレーキの場
合も、コイル2の励磁により第3図に示す従来例の場合
と同様に磁束が流れることにより磁性粉体11を介してロ
ータ10Rに制動力が働く。
ところで、本考案の第1の実施例のものでは、荷重検
出器17がアタッチメント15を介して装備されており、ま
た、第2の実施例では回転式ジョイント21、ロッド23を
介して荷重検出器24が装備されているので、制動トルク
はアタッチメント15等の中間介在物を介して荷重検出器
17または24に伝達され、第1図および第2図の各(ロ)
で夫々矢印A、Bで示すように制動トルクの方向、大き
さに応じた歪みが発生する。
したがって、この歪みを荷重検出器17または24中で電
気信号の形に変換して出力端子Kから取り出すことがで
きる。
このため、本考案の電磁パウダーブレーキを張力制御
等の用途の自動制御システムに使用しているときは、本
装置自体で検出した制動トルク対応の荷重信号をフィー
ドバック制御にそのまま使用することができる。
[考案の効果] 本考案は上記のよう磁極に対してアタッチメントまた
は回転式ジョイント等を介して固定部間にアーム型の荷
重検出器を設けるようにした電磁パウダーブレーキであ
るから、次のような優れた効果を有する。
(1)荷重検出器によって、制動トルク等の荷重を的確
に検出することができるから、フィードバック制御等の
自動制御系に組み込み型のもので特に有用である。
(2)アーム型の荷重検出器の場合は、この取付け用の
ボルト孔なども備えられているから、電磁ブレーキに対
してこれを装備するのは簡単である。
即ち、第1の実施例の場合は既製の荷重検出器をアタ
ッチメントを介して簡単に固着できる。
また、第2の実施例のように回転式ジョイント、ロッ
ドを介して取付けるものでは、荷重方向の微調整が可能
のため、センシングの精度を向上させることができる。
(3)アーム型荷重検出器の場合は、アームの左右にス
トレーンゲージを貼付けたノイズや温度特性に優れ、自
動制御に適切なロードセルの使用が可能である。
(4)荷重検出器を対象電磁パウダーブレーキの磁極部
の側面に対して装着するようにしたので、装置や保守点
検に妨げを生じる恐れのある正面に装着するよりも、標
準的で簡単な構造のアーム型荷重検出器の使用が可能で
ある。
(5)このように、本願各考案によれば、荷重検出器に
よって電磁パウダーブレーキの制動トルク等負荷荷重が
容易、的確に検出できるようになるので、フィードバッ
ク制御等の自動制御系に組み込む型のもので特に有用で
ある。
(6)従って、自動制御等のために電磁パウダーブレー
キによる張力制御の制御のためや制動トルク等の負荷荷
重値が必要になった場合にも、回転軸部を延長してトル
ク測定器等を結合する必要がない。
(7)荷重検出器を対象電磁パウダーブレーキの磁極部
の側面に対して装着するようにしたので、荷重検出器の
装着が容易で、ゼロバランス等の調整も容易である。
(8)荷重検出器を対象電磁パウダーブレーキの磁極部
の側面に対して装着するようにしたので、正面につける
よりも、保守管理等のためのサービス領域の確保が容易
である。
(9)荷重検出器をアタッチメントによって装着するよ
うにしたので、標準的な電磁パウダーブレーキの負荷荷
重計測を容易に可能にした。
(10)荷重検出器をアタッチメントによって対象電磁パ
ウダーブレーキの磁極部の側面に装着するようにしたの
で、前記のように装着、調整が容易で、容易にブレーキ
の自動制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)は、夫々本考案の第1の実施
例を示す半部縦断正面図および要部側面図、第2図
(イ)および(ロ)は、夫々本考案の第2の実施例を示
す半部縦断正面図および要部側面図である。 また、第3図は従来例を示す半部縦断正面図である。 1:磁極、15:アタッチメント 17、24:荷重検出器、K:出力端子 18、25:固定部、21:回転式ジョイント 23:ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−266916(JP,A) 特開 昭56−157658(JP,A) 特開 昭59−109834(JP,A) 実開 昭55−175838(JP,U) 特公 昭57−56687(JP,B2) 特公 昭57−20768(JP,B2) 特公 昭47−44500(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側の磁極と、該磁極内に収納される励
    磁コイルと、前記固定側の磁極と入力軸とを軸受を介し
    て結合するブラケットと、該ブラケット内において前記
    磁極と該磁極と対向して配置されたロータとの空隙部又
    は前記入力軸に結合して磁極による磁路を形成する磁性
    体と該磁性体とに対向して配設された固定ロータとの空
    隙部と、前記空隙部に封入された磁性粉体とを備える電
    磁パウダーブレーキにおいて、 当該電磁パウダーブレーキの磁極部の側面に対してアタ
    ッチメントを取り付け、このアタッチメントと固定部に
    間に全体形状が矩形状の板の略中間部にロードセル等の
    トルク検出体を装着して成るアーム型の荷重検出器を取
    り付けるようにしたことを特徴とする電磁パウダーブレ
    ーキ。
  2. 【請求項2】固定側の磁極と、該磁極内に収納される励
    磁コイルと、前記固定側の磁極と入力軸とを軸受を介し
    て結合するブラケットと、該ブラケット内において前記
    磁極と該磁極と対向して配設されたロータとの空隙部又
    は前記入力軸に結合して磁極による磁路を形成する磁性
    体と該磁性体とに対向して配設された固定ロータとの空
    隙部と、前記空隙部に封入された磁性粉体とを備える電
    磁パウダーブレーキにおいて、 当該電磁パウダーブレーキの磁極部の側面に対してアタ
    ッチメントとしての回転式ジョイントを介してロッドを
    取り付け、このロッドと固定部間に全体形状が矩形状の
    板の略中間部にロードセル等のトルク検出体を装着して
    成るアーム型の荷重検出器を取り付けるようにしたこと
    を特徴とする電磁パウダーブレーキ。
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EP91303658A EP0458465B1 (en) 1990-04-25 1991-04-23 Magnetic braking apparatus and tension control system using the magnetic braking apparatus
DE69115122T DE69115122T2 (de) 1990-04-25 1991-04-23 Magnetisches Bremssystem und Spannungssteuerung unter Verwendung desselben.
US07/691,150 US5234177A (en) 1990-04-25 1991-04-25 Magnetic braking apparatus and tension control system using the magnetic braking apparatus

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JPH0417684U JPH0417684U (ja) 1992-02-13
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