JP2594682Y2 - 床面洗浄機 - Google Patents

床面洗浄機

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JP2594682Y2 JP1992051780U JP5178092U JP2594682Y2 JP 2594682 Y2 JP2594682 Y2 JP 2594682Y2 JP 1992051780 U JP1992051780 U JP 1992051780U JP 5178092 U JP5178092 U JP 5178092U JP 2594682 Y2 JP2594682 Y2 JP 2594682Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、走行しながら回転ブラ
シで床面を洗浄する床面洗浄機(スクラバー)の技術分
野で利用されるものであって、具体的には、床面上を前
後いずれの方向にも走行させて洗浄することができる床
面洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床面洗浄機は、例えば実開昭62
−23548号公報とか実開昭62−23663号公報
に見られるように、機体(車体)の走行に従って洗浄水
を散布しながら床面を回転ブラシで洗浄し、洗浄後の汚
水を機体の後部に設けたスキージで吸い上げて汚水タン
クに回収する仕組に成っている。従って、従来の床面洗
浄機では、機体を前方に走行させた場合には床面を洗浄
して汚水を吸い上げることができるが、機体を後方に走
行させた場合は、回転ブラシに対してスキージの位置が
前後逆になって洗浄後の汚水が吸引できずに床面に残っ
てしまうため、機体を前後に往復走行させながら床面を
洗浄することができなかった。その結果、スペースが限
定されて機体の方向転換が出来ない狭い店舗とか施設等
の床面を洗浄する場合は、機体を前後に往復走行させな
がら前進する時だけ洗浄と汚水の吸引を行わなくてはな
らないため、作業が非常に面倒で手間と時間が掛る問題
があった。
【0003】そこで、機体の前後にバキューム装置に接
続されたスキージの吸込口を設けるか、或は、例えば特
開平2−17019号公報に開示されているように、回
転ブラシの前後にスキージの吸込口を設け、且つ、これ
等各吸込口に機体の進行方向に従って吸込口を交互に開
閉する2枚のゴム製ブレードを並べて取付けることによ
って、機体を前後いずれの方向に走行させても床面の洗
浄と汚水の吸引を行うことができる床面洗浄機が考えら
れた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した機体
の前後にスキージの吸込口を設ける前者の洗浄機の場合
は、前後の吸込口に対して常に同じ条件で吸引作用を及
ぼさなくてはならないため、吸引量に比較して大型で出
力の強い吸引ブロアーが必要と成るから、コストの面で
問題があった。
【0005】また、ブロアーの吸引作用を機体の進行方
向に合せて交互に切換える後者の洗浄機は、吸引エアー
の無駄を無くしてブロアーの小型化を図れる利点は備え
ているが、この洗浄機のスキージは、長目に形成したゴ
ム状の外側ブレードと、この外側ブレードよりも若干短
く形成したゴム状の内側ブレードとから成る内外2枚
ゴム状ブレードによって構成されていて、上記外側ブレ
ードと床面との接触によって外側ブレードを内側ブレー
ドに対して前後に屈曲し、この外側ブレードの屈曲
合、即ち、内側ブレードに対する外側ブレードの接触
合によって前後の吸込口を機体の進行方向に対して交
互に開閉するものであるから、床面との接触圧の強弱と
か床面の凹凸具合等によって外側ブレードの屈曲に微妙
な影響を及ぼして、吸込口の開閉状態を正確に切換えた
り保持できなくなる場合があり、その結果、床面状の汚
水をきれいに吸引できなくなる問題があり、更には、吸
込口のシャット部分や、内外2枚のゴム状ブレードの左
右両端口の部分にエアー漏れが生じて汚水の吸引力を低
下させる場合があるため、このエアー漏れを考慮に入れ
てスキージ用ブロアーを予め大型化しておく必要もあっ
て、その分、製造コストが高くなる問題もあった。
【0006】更に上記後者の洗浄機は、前後の吸引口に
取付けたゴム状ブレードを車体が前進する時も後進する
時も常に同じ弾性圧力で床面に接しているため、屈曲と
摩擦による疲労が大きくて寿命が短いとか、床面に対す
る摩擦力が高くて洗浄機の走行に影響を及ぼすと云った
問題があり、これ等各問題の改善が望まれていた。
【0007】従って、本考案の技術的課題は、床面洗浄
機を前後いずれの方向に走行させても、床面の洗浄とそ
の汚水の吸引を支障無く行うことができると共に、汚水
の吸引を前後の吸引口からエアー漏れを起こすことなく
確実に行うことができ、且つ、前後の吸引口と床面との
接触力を可及的に少くして円滑な洗浄運転を可能にする
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。床
面を洗浄する回転ブラシの前後にブロアーの吸引作用を
受けて床面から汚水を吸引するスキージの前部口と後部
口を開口し、機体が前方向に移動する時はスキージの前
部口を閉じ、反対に後方向に移動する時は後部口を閉じ
るように構成した床面洗浄機に於いて、
【0009】(1) 上記スキージの前部口と後部口
夫々に、各口を塞ぎ、且つ、底面部が床面に接触するソ
リッドブレードを取付け、これ等前後のソリッドブレー
ドの外側面の横方向には、少くとも左右の両端部側をそ
のまま残した状態でその中間部に上端側を上記の前部口
又は後部口に連通させた流通溝を横向きに凹設すると共
に、同じく前後のソリッドブレードの外側面には、下端
を床面に接触させて機体の移動方向の切換に従って前後
に屈曲して上記前後のソリッドブレードの流通溝を交互
に開閉する可撓性ブレードを取付けること。
【0010】(2) 汚水を吸引するスキージの全体を
回転ブラシの上面側を跨ぐ略門型形状と成し、この略門
型形状を成すスキージの前後の下端部をソリッドブレー
ドと、このソリッドブレードに凹設した流通溝を開閉す
る可撓性ブレードを取付けた前部口と後部口にする一
方、該スキージの上部中央部を洗浄機の機体に対して上
下方向と前後方向に夫々回動自在に軸支すること。
【0011】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記
(1)の手段によば、スキージの前部口と後部口の部
分に底面部を床面に接触させたソリッドブレードを設け
たため、床面に対する摺動性が良好で耐久性も高く、安
定した吸引作用を発揮できると共に、このソリッドブレ
ードの外側面に横向きに凹設した汚水の流通溝を機体の
進行方向によって屈曲方向を違える可撓性ブレード
度開閉弁のように開閉して前部口と後部口を交互に開閉
するため、開閉状態の切換精度が高くてシャット部のエ
アー漏れを無くすことができ、更に、流通溝はソリッド
ブレードの両端部をそのまま残してその中間部に凹設さ
れているため、両端部からのエアー漏れも無くすことが
できるから、スキージ用ブロアーを小型化して効率良
く、且つ、経済的に汚水を吸引して床面を美しく洗浄す
ることを可能にする。
【0012】 上記(2)の手段によれば、車体が前
進する時はスキージの全体が回動して前部口を少し持ち
上げ、且つ、後部口側を床面側に少し押し下げるため、
前部口側はソリッドブレードの部分が床面に接触して滑
動し、後部口側はソリッドブレードと可撓性ブレード
部分が床面に密着して後部口側の流通溝を確実に開くた
め、スキージの前部口は滑り易く安定した作動を行い、
後部口は確実な吸引作用を発揮できるものであって、更
にこの状態は、車体を後方に進行させた場合も後部口と
前部口で同様の作用を発揮されるものであるから、車体
を前後いずれの方向に進めた場合でも、優れた滑動性と
汚水の吸引力を発揮することを可能にする。以上の如く
であるから、上記の手段によって上述した技術的課題を
解決して、前記従来の技術の問題点を解消することがで
きる。
【0013】
【実施例】以下に、上述した本考案に係る床面洗浄機の
好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
【0014】図1は本考案に係る床面洗浄機の内部構造
を説明した側断面図であって、図中、符号1で全体的に
示したのは洗浄機の機体で、1Aはそのカバー体、1B
は機台、1Cは運転用ハンドル、1Dは操作レバー、2
と3はカバー体1A内に設けた汚水DWと洗浄水CWの
各タンク、4,5は走行用車輪と前輪、Vは電源用のバ
ッテリを示す。
【0015】また、7はモータ7Mと、駆動ベルト8及
びプーリ9を介してこのモータ7Mによって連動回転さ
れる洗浄用のブラシ10を設けたケース体で、このケー
ス体7は車軸4aに取付けた支持アーム7aによって機
台1Bに対して上下回動自在に取付けられ、且つ、牽引
スプリング7Sによって常時下方に回動して回転ブラシ
10を床面側に押付ける牽引力が附与されており、更
に、機台1Bに保持片6cを介して取付けたフットレバ
ー6のペダル6aを踏むと、押上片6bが牽引スプリン
グ7Sの牽引力に抗してケース体7の全体を床面から離
す方向、即ち、回転ブラシ10を上方に回動する仕組に
成っている。
【0016】次に、11は吸引用ブロアー、12は先端
部12aを上記汚水タンク2内に臨ませて吸引用ブロア
ー11の吸引作用を汚水タンク2に及ぼす吸引用チュー
ブ、13は洗浄水タンク3内の洗浄水CWを給水管13
aを通して上記回転ブラシ10の近傍に開口した散水口
13bに送り出す給水ポンプを示す。
【0017】また、符号15で全体的に示したのは上記
回転ブラシ10の上面側を跨ぐように全体を断面略門型
形状に形成したスキージであって、14は先端部14a
を上記の汚水タンク2内に臨まし、根端部をこのスキー
ジ15の上面に突出した接続筒15cに接続した汚水吸
引用チューブで、上記吸引用ブロアー11の吸引作用が
汚水タンク2とこのチューブ14を介してスキージ15
に及んでいる。
【0018】図2は上記スキージ15の正面図、図3は
このスキージ15を図2のX−X線に沿って切断して示
した断面図であって、これ等の図面と上述した図1に於
いて、15X1と15Y1はスキージ15の前後に形成
した傾斜通路、15aと15bは内部にこれ等各傾斜通
路15X1,15Y1と連通する前部口15Xと後部口
15Yを設けた前後の脚筒であって、前部口15Xと後
部口15Yの下端口には夫々ソリッドブレード16,1
6が嵌込まれ、且つ、ボルト17…によって固定されて
いる。
【0019】図4と図5は上述したソリッドブレード1
6の平面図と正面図を示し、更に、図6と図7は図5の
Y−Y線とZ−Z線に沿って切断したソリッドブレード
16の断面図を示したものであって、これ等の図面に示
すように、ソリッドブレード16の円弧状に屈曲した片
(外側面)には、上述した前部口15X及び後部口1
5Yに直接連通する汚水用の流通溝16a…と凸面部1
6b…が横方向(長手方向)に交互に、而かも、両端部
に必ず凸面部16b,16bが位置するように横向きに
凹設形成され、更に、長手方向には同じく両端部をその
まま円弧状面として残した状態でこれ等各流通溝16a
…を連通する連通溝16dが同じく横向きに凹設形成さ
れると共に、床面に接する下端面16hには間隔的に凹
溝16e…が形成され、また、垂直に形成した他方の面
には前部口15Xと後部口15Yの垂直な内側板15
f,15fを沿接する垂直な取付面16nが形成されて
いる。
【0020】更に、上記ソリッドブレード16の各凸面
部16b…には、横一列に嵌込溝16f…が凹設されて
いて、この嵌込溝16f…には床面との接触によって図
6及び図7の如く屈曲して上述した各流通溝16a…を
開閉する可撓性ブレード18の上端部が嵌込んで取付け
られている。この様に可撓性ブレード18を取付けたソ
リッドブレード16は、夫々可撓性ブレード18を取付
けた面、即ち、流通溝16a…を設けた側の面を外側に
向けて図1及び図3の如く各前部口15Xと後部口15
Yの下端口にボルト17…を用いて固定され、機体1の
進行方向によってこれ等前後2枚の可撓性ブレード
8,18が、横向きに凹設された連通溝16a,16
a、即ち、前部口15Xと後部口15Yを交互に開閉す
る仕組に成っている。
【0021】また、15d,15dは上記スキージ15
の全体を上述したケース体7に設けた取付部に前後及び
上下回動自在に取付ける取付軸で、従って、スキージ1
5の全体は機体1が図1に於いて左方向(矢印方向)に
前進している時は、床面との接触によって取付軸15d
を支点にして時計回転方向に回動して、前部口15X側
を少し持ち上げ、後部口15Y側を床面側に少し押し下
げる一方、機体1が図1に於いて右方向に後進している
時は、スキージ15は反対に反時計回転方向に回動し
て、後部口15Y側を少し持ち上げ、前部口15X側を
床面側に押し下げるように構成されている。
【0022】尚、上述した可撓性ブレード18としては
通常の場合ゴム製のブレードが使用されるが、代りにプ
ラスチック製のブレードを使用してもよい。また、図3
に於いて15e,15eは前部口15Xと後部口15Y
の下端部外側板で、これ等各外側板15e,15eは外
側に少し広げた状態に屈曲されていて、各可撓性ブレー
18,18が外側に屈曲するこを許容し、且つ、その
屈曲を途中で押えるように構成されている。更に、図4
と図5に於いて16c…はソリッドブレード16に穿設
したボルト17用の挿通穴である。
【0023】本考案に係る床面洗浄機は以上述べた如き
構成であるから、走行用車輪4を回転して機体1を走行
させながらモータ7Mによって回転ブラシ10を回転
し、給水ポンプ13による洗浄水CWの散水、及び、吸
引用ブロアー11による汚水DWの吸引を行えば、洗浄
機は床面を回転ブラシ10で洗浄しながら汚水をスキー
ジ15で吸引してチューブ14を通して汚水タンク2に
回収することができる。
【0024】また、本考案によれば、機体1が図1の矢
印方向へ前進する時は、回転ブラシ10が図面上反時計
回転方向に回転し、且つ、図3に示す如くスキージ15
の前部口15Xに取付けた可撓性ブレード18が床面
との接触によってソリッドブレード16側に屈曲して
度開閉弁のように流通溝16a…を塞ぐ一方、後部口1
5Yの可撓性ブレード18は同じく床面との接触によっ
て後方に屈曲して同じく開閉弁のようにソリッドブレー
ド16の各流通溝16a…を大きく開くから、汚水吸引
用チューブ14を通してスキージ15に及ぶ吸引用ブロ
アー11の吸引力は、前部口15Xには作用せずに後部
口15Yにのみ作用するため、回転ブラシ10によって
洗浄された後の汚水を、この後部口15Yから吸引して
汚水タンク2に回収することができる。
【0025】また、機体1を図1の矢印とは反対に右方
向に後進した時は、当然回転ブラシ10が図面上時計回
転方向に切換回転され、これと共に上記前進時とは反対
にスキージ15の後部口15Yの可撓性ブレード18が
丁度開閉弁のようにソリッドブレード16の流通溝16
a…を閉じ、前部口15Xの可撓性ブレード18が同じ
く開閉弁のようにソリッドブレード16の流通溝16a
を大きく開くから、吸引用ブロアー11の吸引力をこの
前部口15Xのみに作用させて、回転ブラシ10による
洗浄後の汚水を汚水タンク2に回収することができる。
【0026】更に本考案では、スキージ15の全体が前
進時には取付軸15dを中心にして図1及び図3に於い
て時計回転方向に少し回動し、後進時には同じく各図に
於いて反時計回転方向に少し回動して、夫々進行方向に
対し回転ブラシ10の後側に位置する前部口15X又は
後部口15Yの各可撓性ブレード18を床面側に押接
、各ソリッドブレード16の流通溝16aをより大き
く開くため、これ等各口15X,15Yからの汚水の吸
引をより的確に行うことができ、また、回転ブラシ10
の前側に位置する後部口15Y又は前部口15Xは、ソ
リッドブレード16の下端16hを床面に接するため、
優れた滑動性を発揮してスキージ15が床面に引掛って
無暗に揺動することを防止できる。
【0027】また、本考案ではソリッドブレード16に
凹設される流通溝16aの両端部側は閉塞されているた
め、可撓性ブレード18を閉じた時に側端部からエアー
漏れが発生することがなく、流通溝16aを確実に閉じ
てエアーのロスを無くすことができる
【0028】
【考案の効果】以上述べた次第で、本考案に係る床面洗
浄機によれば機体を前後いずれの方向に走行させても汚
水を吸引しながら床面を洗浄できるから、特に、機体の
方向転換ができないような狭いスペースでの洗浄に使用
して洵に好適であると共に、回転ブラシの前後に設けた
スキージの前部口と後部口は、機体の進行方向によって
交互に開閉して回転ブラシによる洗浄後に必ず汚水を吸
引するため、機体を前後に進めながら床面上に汚水を残
すことなくきれいに洗浄することができ、更に、これ等
前部口と後部口とはソリッドブレードと可撓性ブレード
との組合せによって丁度開閉弁のようにより正確に開閉
でき、且つ、閉じた時は優れた気密性を発揮してエアー
漏れの虞れがないため、吸引用ブロアーを必要以上に大
型化して吸引力を高める必要がなく、比較的小型のブロ
アーを使用できる経済性を発揮できるものであって、機
体の進行方向に合せてスキージの全体を回動して、常に
汚水を吸引する側の口を床面に密着させて優れた吸引作
用を発揮できるようにした点と相俟って、その実用的価
値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床面洗浄機の内部構造を明示した
断面図である。
【図2】本考案で用いるスキージの正面図である。
【図3】図2のX−X線に沿って切断したスキージの断
面図である。
【図4】本考案で用いるソリッドブレードの平面図であ
る。
【図5】同じくソリッドブレードの正面図である。
【図6】図5のY−Y線に沿って切断したソリッドブレ
ードの断面図である。
【図7】同じく図5のZ−Z線に沿って切断したソリッ
ドブレードの断面図である。
【符号の説明】
1 機体 10 回転ブラシ 11 吸引用ブロアー 13 給水ポンプ 15 スキージ 15X 前部口 15Y 後部口 15d 取付軸 16 ソリッドブレード 16a 流通溝 18 可撓性ブレード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−195831(JP,A) 特開 平2−17019(JP,A) 特開 昭62−139624(JP,A) 実開 平4−102954(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 11/00 - 11/40

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を洗浄する回転ブラシの前後にブロ
    アーの吸引作用を受けて床面から汚水を吸引するスキー
    ジの前部口と後部口を開口し、機体が前方向に移動する
    時はスキージの前部口を閉じ、反対に後方向に移動する
    時は後部口を閉じるように構成した床面洗浄機に於い
    て、 上記スキージの前部口と後部口の夫々に、各口を塞ぎ、
    且つ、底面部が床面に接触するソリッドブレードを取付
    け、これ等前後のソリッドブレードの外側面の横方向に
    は、少くとも左右の両端部側をそのまま残した状態でそ
    の中間部に上端側を上記の前部口又は後部口に連通させ
    た流通溝を横向きに凹設すると共に、同じく前後のソリ
    ッドブレードの外側面には、下端を床面に接触させて機
    体の移動方向の切換に従って前後に屈曲して上記前後の
    ソリッドブレードの流通溝を交互に開閉する可撓性ブレ
    ードを取付けたことを特徴とする床面洗浄機。
  2. 【請求項2】 汚水を吸引するスキージの全体を回転ブ
    ラシの上面側を跨ぐ略門型形状と成し、この略門型形状
    を成すスキージの前後の下端部をソリッドブレード
    、このソリッドブレードに凹設した流通溝を開閉する
    可撓性ブレードを取付けた前部口と後部口にする一
    方、該スキージの上部中央部を洗浄機の機体に対して上
    下方向と前後方向に夫々回動自在に軸支したことを特徴
    とする請求項1記載の床面洗浄機。
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