JP2594316Y2 - 三位置停止アクチュエータ - Google Patents
三位置停止アクチュエータInfo
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- JP2594316Y2 JP2594316Y2 JP1991105744U JP10574491U JP2594316Y2 JP 2594316 Y2 JP2594316 Y2 JP 2594316Y2 JP 1991105744 U JP1991105744 U JP 1991105744U JP 10574491 U JP10574491 U JP 10574491U JP 2594316 Y2 JP2594316 Y2 JP 2594316Y2
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- JP
- Japan
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- rod
- cylinder
- piston
- pressure
- main body
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、前進端、後退端及びそ
の中間の一点で停止させることができる三位置停止シリ
ンダ装置に関する。
の中間の一点で停止させることができる三位置停止シリ
ンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体圧アクチュエータを用いて、前進
端、後退端及びその中間の、三位置で停止させる動作を
行おうとする場合、例えば図4に示すように、固定アク
チュエータaのロッド先端に可動アクチュエータbを設
けることや、あるいは図5に示すように、第一のアクチ
ュエータCのロッド先端の往復範囲の中間に向けてロッ
ドを進退させるストッパ用アクチュエータdを設けるこ
と等が知られている。
端、後退端及びその中間の、三位置で停止させる動作を
行おうとする場合、例えば図4に示すように、固定アク
チュエータaのロッド先端に可動アクチュエータbを設
けることや、あるいは図5に示すように、第一のアクチ
ュエータCのロッド先端の往復範囲の中間に向けてロッ
ドを進退させるストッパ用アクチュエータdを設けるこ
と等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記図4の構
造によると、固定アクチュエータaと可動アクチュエー
タbが直列に配置されるため、取付スペースが長大なも
のとなってしまい、しかも、固定アクチュエータaによ
って移動する可動アクチュエータbがその配管や配線を
引きずってしまうといった問題がある。また、図5の構
造によると、第一のアクチュエータCの中間停止位置
を、ストッパ用アクチュエータdのロッドとの干渉によ
って規定するものであるため、中間停止位置の調整や変
更が困難であり、しかも、図6に示すように、第一のア
クチュエータcを中間停止位置から再進出動作させる際
には、ストッパ用アクチュエータdのロッドを後退させ
る必要があるが、このストッパ用アクチュエータdの後
退動作は、まず第一のアクチュエータbを後退動作させ
ないと不可能であるため、制御が複雑であり、迅速な処
理動作ができない問題がある。また、実公昭48−39
736号公報に記載された従来技術においては、複数の
シリングおよび複数のストッパ部材が個別に配置されて
いるために、例えば被動部材にワークに搭載する場合に
各シリンダを個別に基台に据え付けなければならず、こ
のようなことでは各シリンダの相対的な位置関係を正確
に確保することが困難である等、取扱いが極めて不便で
ある不都合がある。
造によると、固定アクチュエータaと可動アクチュエー
タbが直列に配置されるため、取付スペースが長大なも
のとなってしまい、しかも、固定アクチュエータaによ
って移動する可動アクチュエータbがその配管や配線を
引きずってしまうといった問題がある。また、図5の構
造によると、第一のアクチュエータCの中間停止位置
を、ストッパ用アクチュエータdのロッドとの干渉によ
って規定するものであるため、中間停止位置の調整や変
更が困難であり、しかも、図6に示すように、第一のア
クチュエータcを中間停止位置から再進出動作させる際
には、ストッパ用アクチュエータdのロッドを後退させ
る必要があるが、このストッパ用アクチュエータdの後
退動作は、まず第一のアクチュエータbを後退動作させ
ないと不可能であるため、制御が複雑であり、迅速な処
理動作ができない問題がある。また、実公昭48−39
736号公報に記載された従来技術においては、複数の
シリングおよび複数のストッパ部材が個別に配置されて
いるために、例えば被動部材にワークに搭載する場合に
各シリンダを個別に基台に据え付けなければならず、こ
のようなことでは各シリンダの相対的な位置関係を正確
に確保することが困難である等、取扱いが極めて不便で
ある不都合がある。
【0004】本考案は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、複数のシリンダ
の全てが本体ボディに一体に組み込まれており、軸方向
取付長が短く、前進端と、後退端と、その中間位置で精
度良く停止させることができ、停止位置を調整可能な三
位置停止シリンダ装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、複数のシリンダ
の全てが本体ボディに一体に組み込まれており、軸方向
取付長が短く、前進端と、後退端と、その中間位置で精
度良く停止させることができ、停止位置を調整可能な三
位置停止シリンダ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の請求項1による三位置停止アクチュエータ
は、一つの本体ボディに平行して三つのシリンダが形成
され、第一のシリンダに、第一のロッドと、その一端部
に連結されたピストンとが往復動自在に装着され、第二
のシリンダに、第二のロッドと、その一端部に当接する
とともに相対移動可能なピストンとが往復動自在に装着
され、第三のシリンダに、一端を前記本体ボディに固定
した調整ロッドが挿通されるとともに、該調整ロッドを
内挿し軸方向相対移動可能に設けられた筒状の第三のロ
ッドが往復動自在に装着され、前記第二のシリンダに、
前記ピストンを停止させるストッパが備えられるとも
に、前記第三のロッドの一端部および前記調整ロッドの
他端部に、該両ロッドの相対移動規制部が備えられ、前
記第三のロッドの一端部および前記調整ロッドの他端部
に、該両ロッドの相対移動規制部が備えられ、前記第一
のロッド、第二のロッドおよび第三のロッドの他端部が
先端ブロックに連結されていることにした。
め、本考案の請求項1による三位置停止アクチュエータ
は、一つの本体ボディに平行して三つのシリンダが形成
され、第一のシリンダに、第一のロッドと、その一端部
に連結されたピストンとが往復動自在に装着され、第二
のシリンダに、第二のロッドと、その一端部に当接する
とともに相対移動可能なピストンとが往復動自在に装着
され、第三のシリンダに、一端を前記本体ボディに固定
した調整ロッドが挿通されるとともに、該調整ロッドを
内挿し軸方向相対移動可能に設けられた筒状の第三のロ
ッドが往復動自在に装着され、前記第二のシリンダに、
前記ピストンを停止させるストッパが備えられるとも
に、前記第三のロッドの一端部および前記調整ロッドの
他端部に、該両ロッドの相対移動規制部が備えられ、前
記第三のロッドの一端部および前記調整ロッドの他端部
に、該両ロッドの相対移動規制部が備えられ、前記第一
のロッド、第二のロッドおよび第三のロッドの他端部が
先端ブロックに連結されていることにした。
【0006】また、本考案の請求項2による三位置停止
アクチュエータは、上記した請求項1の三位置停止アク
チュエータにおいて、第一のシリンダにおけるピストン
のロッド側圧力室に圧力を供給するポートと、前記第一
のシリンダにおけるピストンの反ロッド側圧力室に圧力
を供給するポートと、第二のシリンダにおけるピストン
の反ロッド側圧力室に圧力を供給するポートとよりなる
三つのポートが本体ボディに設けられていることにし
た。
アクチュエータは、上記した請求項1の三位置停止アク
チュエータにおいて、第一のシリンダにおけるピストン
のロッド側圧力室に圧力を供給するポートと、前記第一
のシリンダにおけるピストンの反ロッド側圧力室に圧力
を供給するポートと、第二のシリンダにおけるピストン
の反ロッド側圧力室に圧力を供給するポートとよりなる
三つのポートが本体ボディに設けられていることにし
た。
【0007】
【作用】上記構成において、第一のシリンダにおけるロ
ッド側圧力室(第一のロッド側 の加圧室とも称する)に
流体圧力を供給し、同第一のシリンダにおける反ロッド
側圧力室(反ロッド側の加圧室とも称する)及び第二の
シリンダにおける反ロッド側圧力室(反ロッド側の加圧
室とも称する)を開放すると、流体圧力を受ける第一の
シリンダ内のピストン(受圧ピストンとも称する)によ
って第一のロッドが後退するので、先端ブロックが後退
し、後退端(戻り端)位置で停止する。また、このとき
先端ブロックと一体の第二のロッド及びピストン(フリ
ーピストンとも称する)も同時に後退する。
ッド側圧力室(第一のロッド側 の加圧室とも称する)に
流体圧力を供給し、同第一のシリンダにおける反ロッド
側圧力室(反ロッド側の加圧室とも称する)及び第二の
シリンダにおける反ロッド側圧力室(反ロッド側の加圧
室とも称する)を開放すると、流体圧力を受ける第一の
シリンダ内のピストン(受圧ピストンとも称する)によ
って第一のロッドが後退するので、先端ブロックが後退
し、後退端(戻り端)位置で停止する。また、このとき
先端ブロックと一体の第二のロッド及びピストン(フリ
ーピストンとも称する)も同時に後退する。
【0008】次に、第一のシリンダにおける第一のロッ
ド側の加圧室を加圧したまま、第二のシリンダにおける
反ロッド側の加圧室を加圧すると、受圧ピストンにおけ
る第一のロッド側の受圧面積よりも、第二のシリンダ内
のフリーピストンにおける反ロッド側の受圧面積の方が
第一のロッドの断面積分だけ大きいので、フリーピスト
ンが中間停止位置を規定するストッパと干渉するまで移
動し、これによって先端ブロックは中間位置で停止す
る。そしてこのとき、第一のシリンダにおける第一のロ
ッド側の加圧室及び第二のシリンダ内の反ロッド側の加
圧室に入力された圧力によって、先端ブロックは中間停
止位置での停止状態が保持される。
ド側の加圧室を加圧したまま、第二のシリンダにおける
反ロッド側の加圧室を加圧すると、受圧ピストンにおけ
る第一のロッド側の受圧面積よりも、第二のシリンダ内
のフリーピストンにおける反ロッド側の受圧面積の方が
第一のロッドの断面積分だけ大きいので、フリーピスト
ンが中間停止位置を規定するストッパと干渉するまで移
動し、これによって先端ブロックは中間位置で停止す
る。そしてこのとき、第一のシリンダにおける第一のロ
ッド側の加圧室及び第二のシリンダ内の反ロッド側の加
圧室に入力された圧力によって、先端ブロックは中間停
止位置での停止状態が保持される。
【0009】また、第一のシリンダにおける反ロッド側
の加圧室を加圧すると、第一のシリンダ内の受圧ピスト
ンは前進動作し、第二のシリンダ内の第二のロッドは、
ストッパとの干渉によって停止したフリーピストンに対
して非連結であるため、このフリーピストンから離れて
前記第一のロッド及び先端ブロックの前進動作に追随し
て移動可能であり、これによって、先端ブロックは中間
停止位置からさらに前進動作する。そして、先端ブロッ
クの前進動作によって互いに引き抜き方向に相対動作す
る第三のロッド(調整チューブとも称する)と調整ロッ
ドとの相対移動部(干渉部とも称する)が互いに干渉し
た時点で前記前進動作が停止する。
の加圧室を加圧すると、第一のシリンダ内の受圧ピスト
ンは前進動作し、第二のシリンダ内の第二のロッドは、
ストッパとの干渉によって停止したフリーピストンに対
して非連結であるため、このフリーピストンから離れて
前記第一のロッド及び先端ブロックの前進動作に追随し
て移動可能であり、これによって、先端ブロックは中間
停止位置からさらに前進動作する。そして、先端ブロッ
クの前進動作によって互いに引き抜き方向に相対動作す
る第三のロッド(調整チューブとも称する)と調整ロッ
ドとの相対移動部(干渉部とも称する)が互いに干渉し
た時点で前記前進動作が停止する。
【0010】先端ブロックの中間停止位置は、この先端
ブロックと第二のロッドの固定位置の調整によって任意
に設定することができる。
ブロックと第二のロッドの固定位置の調整によって任意
に設定することができる。
【0011】また、先端ブロックの前進端での停止位置
は、この先端ブロックまたは本体ボディに対する調整チ
ューブまたは調整ロッドの固定位置を調整してこの調整
チューブ及び調整ロッドの互いの干渉位置を変更するこ
とによって任意に設定することができる。
は、この先端ブロックまたは本体ボディに対する調整チ
ューブまたは調整ロッドの固定位置を調整してこの調整
チューブ及び調整ロッドの互いの干渉位置を変更するこ
とによって任意に設定することができる。
【0012】
【実施例】次に、本考案の三位置停止アクチュエータ
を、図1ないし図3に示す一実施例を参照しながら説明
する。
を、図1ないし図3に示す一実施例を参照しながら説明
する。
【0013】100は本体ボディであり、このボディ1
00の内部には、互いに同径の第一の空気圧シリンダ1
10及び第二の空気圧シリンダ120と、該両空気圧シ
リンダ110,120間の調整シリンダ130が、互い
に平行に形成されている。第一及び第二の空気圧シリン
ダ110,120の一端(図示の例では上端)にはヘッ
ドカバー111,121がそれぞれ封着されており、ま
た、他端(図示の例では下端)の内周には、リニアボー
ルベアリング112,122がそれぞれ固定されてい
る。
00の内部には、互いに同径の第一の空気圧シリンダ1
10及び第二の空気圧シリンダ120と、該両空気圧シ
リンダ110,120間の調整シリンダ130が、互い
に平行に形成されている。第一及び第二の空気圧シリン
ダ110,120の一端(図示の例では上端)にはヘッ
ドカバー111,121がそれぞれ封着されており、ま
た、他端(図示の例では下端)の内周には、リニアボー
ルベアリング112,122がそれぞれ固定されてい
る。
【0014】第一の空気圧シリンダ110内には、硬質
の金属からなる第一のロッド113が前記リニアボール
ベアリング112を介して軸方向移動自在に挿通されて
おり、また、この第一の空気圧シリンダ110内部を二
つの加圧室110A,110Bに区画する受圧ピストン
114が気密摺動自在に設けられている。第一のロッド
113の軸周は、リニアボールベアリング112の軸方
向外側に設けられたロッドシール115で軸封されてお
り、また、この第一のロッド113の内端113aは、
前記受圧ピストン114と螺合連結されている。本体ボ
ディ100の一側面には、前記受圧ピストン114の下
側すなわち第一のロッド113側の加圧室110Aへ空
気圧を給排するための入力ポート116Aが開設されて
おり、ヘッドカバー111には、このヘッドカバー11
1側、すなわち反ロッド側の加圧室110Bに対して空
気圧を給排するための入力ポート116Bが開設されて
いる。
の金属からなる第一のロッド113が前記リニアボール
ベアリング112を介して軸方向移動自在に挿通されて
おり、また、この第一の空気圧シリンダ110内部を二
つの加圧室110A,110Bに区画する受圧ピストン
114が気密摺動自在に設けられている。第一のロッド
113の軸周は、リニアボールベアリング112の軸方
向外側に設けられたロッドシール115で軸封されてお
り、また、この第一のロッド113の内端113aは、
前記受圧ピストン114と螺合連結されている。本体ボ
ディ100の一側面には、前記受圧ピストン114の下
側すなわち第一のロッド113側の加圧室110Aへ空
気圧を給排するための入力ポート116Aが開設されて
おり、ヘッドカバー111には、このヘッドカバー11
1側、すなわち反ロッド側の加圧室110Bに対して空
気圧を給排するための入力ポート116Bが開設されて
いる。
【0015】第二の空気圧シリンダ120内には、前記
第一のロッド113と同材質の第二のロッド123が前
記リニアボールベアリング122を介して軸方向移動自
在に挿通されており、また、この第二のロッド123の
内端123aと非連結のフリーピストン124が気密摺
動自在に設けられている。フリーピストン124は、第
二の空気圧シリンダ120内部を、下側すなわち第二の
ロッド123側であってリニアボールベアリング122
の内周隙間を介して大気開放された開放室120Aと、
ヘッドカバー121側すなわち反ロッド側の加圧室12
0Bに区画しており、ヘッドカバー121には、加圧室
120Bに対して空気圧を給排するための入力ポート1
26が開設されている。また、開放室120Aには、フ
リーピストン124の開放室120A側への前進行程を
受圧ピストン114の前進行程よりも短く規制するスト
ッパ125が固定されている。
第一のロッド113と同材質の第二のロッド123が前
記リニアボールベアリング122を介して軸方向移動自
在に挿通されており、また、この第二のロッド123の
内端123aと非連結のフリーピストン124が気密摺
動自在に設けられている。フリーピストン124は、第
二の空気圧シリンダ120内部を、下側すなわち第二の
ロッド123側であってリニアボールベアリング122
の内周隙間を介して大気開放された開放室120Aと、
ヘッドカバー121側すなわち反ロッド側の加圧室12
0Bに区画しており、ヘッドカバー121には、加圧室
120Bに対して空気圧を給排するための入力ポート1
26が開設されている。また、開放室120Aには、フ
リーピストン124の開放室120A側への前進行程を
受圧ピストン114の前進行程よりも短く規制するスト
ッパ125が固定されている。
【0016】第一の空気圧シリンダ110及び第二の空
気圧シリンダ120のリニアボールベアリング112,
122の内周から、外部へ導出された第一及び第二のロ
ッド113,123の先端は、本体ボディ100の外部
に移動自在に配置された先端ブロック140にそれぞれ
連結されている。このうち第一のロッド113の先端
は、ボルト117を介して先端ブロック140に固定さ
れ、第二のロッド123は、その先端に適当な長さで形
成された雄螺子部123bが先端ブロック140に形成
された雌螺子部140aにねじ込まれ、ロックナット1
27で締め付け固定されている。
気圧シリンダ120のリニアボールベアリング112,
122の内周から、外部へ導出された第一及び第二のロ
ッド113,123の先端は、本体ボディ100の外部
に移動自在に配置された先端ブロック140にそれぞれ
連結されている。このうち第一のロッド113の先端
は、ボルト117を介して先端ブロック140に固定さ
れ、第二のロッド123は、その先端に適当な長さで形
成された雄螺子部123bが先端ブロック140に形成
された雌螺子部140aにねじ込まれ、ロックナット1
27で締め付け固定されている。
【0017】調整シリンダ130内には、調整チューブ
131とその内周に遊嵌された調整ロッド132が挿通
されている。このうち、調整チューブ131は、本体ボ
ディ100に対して挿抜移動自在な遊嵌状態にあり、先
端のカバー部材131aがボルト133を介して先端ブ
ロック140に固定されており、また、調整ロッド13
2は、その先端に適当な長さで形成された雄螺子部13
2aが前記先端ブロック140と反対側における調整シ
リンダ130の端部に形成された雌螺子部130aにね
じ込まれ、ロックナット134で締め付け固定されてい
る。前記調整チューブ131の内端内周には干渉リング
131bが固定され、また前記調整ロッド132の前記
調整チューブ131内における端部には大径の干渉頭部
132bが形成されており、この干渉リング131bと
干渉頭部132bは、前記先端ブロック140が前進す
なわち本体ボディ100から離れる方向へ所定量移動し
た時に、調整チューブ131が一体に前進することによ
って互いに干渉し、移動を規制するものである。
131とその内周に遊嵌された調整ロッド132が挿通
されている。このうち、調整チューブ131は、本体ボ
ディ100に対して挿抜移動自在な遊嵌状態にあり、先
端のカバー部材131aがボルト133を介して先端ブ
ロック140に固定されており、また、調整ロッド13
2は、その先端に適当な長さで形成された雄螺子部13
2aが前記先端ブロック140と反対側における調整シ
リンダ130の端部に形成された雌螺子部130aにね
じ込まれ、ロックナット134で締め付け固定されてい
る。前記調整チューブ131の内端内周には干渉リング
131bが固定され、また前記調整ロッド132の前記
調整チューブ131内における端部には大径の干渉頭部
132bが形成されており、この干渉リング131bと
干渉頭部132bは、前記先端ブロック140が前進す
なわち本体ボディ100から離れる方向へ所定量移動し
た時に、調整チューブ131が一体に前進することによ
って互いに干渉し、移動を規制するものである。
【0018】第一の空気圧シリンダ110における入力
ポート116Aから延びる配管10は、三位置切換弁1
50の切換ポート150Aを介して、また、同第一の空
気圧シリンダ110における入力ポート116Bから延
びる配管20は、二位置切換弁160及び前記三位置切
換弁150の切換ポート150Bを介して、さらに、第
二の空気圧シリング120における入力ポート126か
ら延びる配管30は、前記配管20と共通である前記三
位置切換弁150の切換ポート150Bを介して、それ
ぞれ空気圧供給源または大気開放側に選択的に接続され
る。また、前記二位置切換弁160は、配管10からの
分岐管40を介して空気圧が導入され、この空気圧によ
って位置切換動作を行う。
ポート116Aから延びる配管10は、三位置切換弁1
50の切換ポート150Aを介して、また、同第一の空
気圧シリンダ110における入力ポート116Bから延
びる配管20は、二位置切換弁160及び前記三位置切
換弁150の切換ポート150Bを介して、さらに、第
二の空気圧シリング120における入力ポート126か
ら延びる配管30は、前記配管20と共通である前記三
位置切換弁150の切換ポート150Bを介して、それ
ぞれ空気圧供給源または大気開放側に選択的に接続され
る。また、前記二位置切換弁160は、配管10からの
分岐管40を介して空気圧が導入され、この空気圧によ
って位置切換動作を行う。
【0019】次に、上記のように構成された本実施例の
三位置停止アクチュエータの作動を説明すると、まず図
1において、三位置切換弁150は切換ポート150
A,150Bが切換位置151に接続された状態に切換
制御されている。このため、第一のシリンダ110にお
ける加圧室110Aは、前記三位置切換弁150の切換
ポート150A及び配管10を介して空気圧供給源から
の空気圧が供給されるとともに、第一の空気圧シリンダ
110における加圧室110Bは、配管10から分岐管
40を介して印加された空気圧によって切換位置161
に切換動作した二位置切換弁160及び配管20を介し
て大気開放され、第二の空気圧シリンダ120における
加圧室120Bは、配管30及び前記三位置切換弁15
0の切換ポート150Bを介して大気開放されている。
したがって、加圧室110Aの圧力を受ける受圧ピスト
ン114は上死点へ向けて後退し、これに伴い、第一の
ロッド113,先端ブロック140,第二のロッド12
3及びフリーピストン124が一体的に後退動作し、図
示の後退端の位置で停止する。
三位置停止アクチュエータの作動を説明すると、まず図
1において、三位置切換弁150は切換ポート150
A,150Bが切換位置151に接続された状態に切換
制御されている。このため、第一のシリンダ110にお
ける加圧室110Aは、前記三位置切換弁150の切換
ポート150A及び配管10を介して空気圧供給源から
の空気圧が供給されるとともに、第一の空気圧シリンダ
110における加圧室110Bは、配管10から分岐管
40を介して印加された空気圧によって切換位置161
に切換動作した二位置切換弁160及び配管20を介し
て大気開放され、第二の空気圧シリンダ120における
加圧室120Bは、配管30及び前記三位置切換弁15
0の切換ポート150Bを介して大気開放されている。
したがって、加圧室110Aの圧力を受ける受圧ピスト
ン114は上死点へ向けて後退し、これに伴い、第一の
ロッド113,先端ブロック140,第二のロッド12
3及びフリーピストン124が一体的に後退動作し、図
示の後退端の位置で停止する。
【0020】次に、上記図1の状態から、三位置切換弁
150を切換位置152に切換制御することによって、
図2に示すように、第一の空気圧シリンダ110におけ
る加圧室110Aは空気圧供給状態が維持されるととも
に、第二の空気圧シリンダ120における反ロッド側の
加圧室120Bにも、前記三位置切換弁150の切換ポ
ート150B及び配管30を通じて空気圧が供給され
る。また、第一の空気圧シリンダ110における反ロッ
ド側の加圧室110Aは、図1と同様、切換位置161
にある二位置切換弁160を介して大気開放された状態
を維持される。すると、第一のシリンダ110の加圧室
110Aに対する受圧ピストン114の受圧面114a
よりも、第二のシリンダ120の加圧室120Bに対す
る受圧面124aのほうが、第一のロッド113の断面
積分だけ大きいので、フリーピストン124は、受圧ピ
ストン114が受ける後退方向の圧力に抗して前進動作
し、これに伴って、第二のロッド123,先端ブロック
140,第一のロッド113及び受圧ピストン114が
一体的に前進動作する。そしてこの前進動作は、フリー
ピストン124がストッパ125に当接することによっ
て阻止されるので、先端ブロック140は、図示の中間
位置で停止する。
150を切換位置152に切換制御することによって、
図2に示すように、第一の空気圧シリンダ110におけ
る加圧室110Aは空気圧供給状態が維持されるととも
に、第二の空気圧シリンダ120における反ロッド側の
加圧室120Bにも、前記三位置切換弁150の切換ポ
ート150B及び配管30を通じて空気圧が供給され
る。また、第一の空気圧シリンダ110における反ロッ
ド側の加圧室110Aは、図1と同様、切換位置161
にある二位置切換弁160を介して大気開放された状態
を維持される。すると、第一のシリンダ110の加圧室
110Aに対する受圧ピストン114の受圧面114a
よりも、第二のシリンダ120の加圧室120Bに対す
る受圧面124aのほうが、第一のロッド113の断面
積分だけ大きいので、フリーピストン124は、受圧ピ
ストン114が受ける後退方向の圧力に抗して前進動作
し、これに伴って、第二のロッド123,先端ブロック
140,第一のロッド113及び受圧ピストン114が
一体的に前進動作する。そしてこの前進動作は、フリー
ピストン124がストッパ125に当接することによっ
て阻止されるので、先端ブロック140は、図示の中間
位置で停止する。
【0021】このときの先端ブロック140の中間停止
位置は、第二のロッド123の雄螺子部123bに螺合
したロックナット127を緩め、この第二のロッド12
3を左右いずれかの方向へ回転させて、前記雄螺子部1
23bと先端ブロック140の雌螺子部140aの螺合
位置を適宜変えることによって、任意に調整することが
できる。調整後はロックナット127の締め付けによっ
て固定する。
位置は、第二のロッド123の雄螺子部123bに螺合
したロックナット127を緩め、この第二のロッド12
3を左右いずれかの方向へ回転させて、前記雄螺子部1
23bと先端ブロック140の雌螺子部140aの螺合
位置を適宜変えることによって、任意に調整することが
できる。調整後はロックナット127の締め付けによっ
て固定する。
【0022】また、上記図2の状態から、三位置切換弁
150を切換位置153に切換制御することによって、
図3に示すように、第一の空気圧シリンダ110におけ
る加圧室110Aは配管10及び前記三位置切換弁15
0の切換ポート150Aを介して大気開放されるととも
に、第二の空気圧シリンダ120における加圧室120
Bは、図2と同様、配管30及び前記三位置切換弁15
0のポート150Bを通じて空気圧が供給される。ま
た、この三位置切換弁150が切換位置153に移行す
ることによって、分岐管40から二位置切換弁160へ
の切換動作圧力も開放されるので、二位置切換弁160
は切換位置162へ移行し、第一の空気圧シリンダ11
0における加圧室110Bは、三位置切換弁150の切
換ポート150B、前記二位置切換弁160及び配管2
0を介して空気圧が供給される。したがって、受圧ピス
トン114はさらに前進動作する。このとき、第二のロ
ッド123は、ストッパ125との干渉によって停止し
たフリーピストン124に対して非連結であるため、こ
のフリーピストン124から離れて、受圧ピストン11
4、第一のロッド113及び先端ブロック140の前進
動作に追随する。そして、先端ブロック140と一体に
前進動作して調整ロッド132から引き抜かれるように
移動する調整チューブ131の干渉リング131bが、
やがて調整ロッド132の干渉頭部132bが互いに干
渉し、これによって先端ブロック140は、図示の前進
端位置で停止する。
150を切換位置153に切換制御することによって、
図3に示すように、第一の空気圧シリンダ110におけ
る加圧室110Aは配管10及び前記三位置切換弁15
0の切換ポート150Aを介して大気開放されるととも
に、第二の空気圧シリンダ120における加圧室120
Bは、図2と同様、配管30及び前記三位置切換弁15
0のポート150Bを通じて空気圧が供給される。ま
た、この三位置切換弁150が切換位置153に移行す
ることによって、分岐管40から二位置切換弁160へ
の切換動作圧力も開放されるので、二位置切換弁160
は切換位置162へ移行し、第一の空気圧シリンダ11
0における加圧室110Bは、三位置切換弁150の切
換ポート150B、前記二位置切換弁160及び配管2
0を介して空気圧が供給される。したがって、受圧ピス
トン114はさらに前進動作する。このとき、第二のロ
ッド123は、ストッパ125との干渉によって停止し
たフリーピストン124に対して非連結であるため、こ
のフリーピストン124から離れて、受圧ピストン11
4、第一のロッド113及び先端ブロック140の前進
動作に追随する。そして、先端ブロック140と一体に
前進動作して調整ロッド132から引き抜かれるように
移動する調整チューブ131の干渉リング131bが、
やがて調整ロッド132の干渉頭部132bが互いに干
渉し、これによって先端ブロック140は、図示の前進
端位置で停止する。
【0023】先端ブロック140の前進端での停止位置
は、調整ロッド132の雄螺子部132aに螺合したロ
ックナット134を緩め、この調整ロッド132を左右
いずれかの方向へ回転させて、前記雄螺子部132aと
調整シリンダ130の雌螺子部130aの螺合位置を適
宜変えることによって任意に調整することができる。調
整後はロックナット134の締め付けによって固定す
る。
は、調整ロッド132の雄螺子部132aに螺合したロ
ックナット134を緩め、この調整ロッド132を左右
いずれかの方向へ回転させて、前記雄螺子部132aと
調整シリンダ130の雌螺子部130aの螺合位置を適
宜変えることによって任意に調整することができる。調
整後はロックナット134の締め付けによって固定す
る。
【0024】すなわち、この実施例の構成によると、動
作の制御を三位置切換弁150の切換操作のみで行なう
ことができ、前進端、後退端、中間位置での先端ブロッ
ク140の停止位置も任意に調整することができ、ま
た、第一及び第二のロッド113,123がそれぞれリ
ニアボールベアリング112,122でガタのないよう
に軸支しているので、先端ブロック140が回転せず、
高い位置精度で停止するものである。
作の制御を三位置切換弁150の切換操作のみで行なう
ことができ、前進端、後退端、中間位置での先端ブロッ
ク140の停止位置も任意に調整することができ、ま
た、第一及び第二のロッド113,123がそれぞれリ
ニアボールベアリング112,122でガタのないよう
に軸支しているので、先端ブロック140が回転せず、
高い位置精度で停止するものである。
【0025】なお、本考案は図示の一実施例に限定され
るものではない。例えばリニアボールベアリング11
2,122は滑り軸受に代えても良く、先端ブロック1
40に対して調整チューブ131の固定位置を調整可能
としても良く、その他、細部の形状や大きさ等は任意に
変更可能である。
るものではない。例えばリニアボールベアリング11
2,122は滑り軸受に代えても良く、先端ブロック1
40に対して調整チューブ131の固定位置を調整可能
としても良く、その他、細部の形状や大きさ等は任意に
変更可能である。
【0026】
【考案の効果】本考案の三位置停止アクチュエータによ
ると、次のような効果を奏する。すなわち先ず、請求項
1においては、 (1)一つの本体ボディに平行して三つのシリンダが形
成され、三位置停止機能の実現に最低限必要とされる各
構成要素が単一の本体ボディ内に要領良く配置されてい
るために、三位置停止機能を備えた流体圧アクチュエー
タを軽量およびコンパクト化することができる。したが
って、例えば先端ブロックにワークを搭載する場合、本
体ボディ一つを基台に据え付ければ当該アクチュエータ
の設置を完了することができ、その取扱いが極めて容易
なものである。 (2)先端ブロックの前進停止位置を特定するために調
整シリンダ内に設けられた調整ロッドが本体ボディに連
結されているために、この調整ロッドは先端ブロックの
移動作動時に全く動かないものである。したがってこの
調整ロッドが先端ブロックの移動作動時に本体ボディか
ら突き出てくることがないために、この突出に備えたス
ペースを装置の周辺に確保しておく必要がなく、安全上
の支障を来すこともない。 (3)先端ブロックの前進停止位置を特定するために調
整シリンダ内に設けられた調整ロッドが本体ボディに固
定位置調整自在に連結されていると、この調整シリンダ
が第一及び第二シリンダとともに本体ボディに一体に組
み込まれていても、先端ブロックの前進停止位置を調整
することができる。したがって調整シリンダの動作部を
構成する調整チューブ、調整ロッド及び一対の干渉部を
本体ボディに内蔵することにしてこれらを本体ボディに
よって保護することができ、しかも同時に先端ブロック
の前進停止位置を本体ボディの外部から任意に調整する
ことができる。 (4)進退方向の異なる複数のアクチュエータを組み合
わせたものではないので、操作が複雑になることがな
く、迅速な動作が可能である。 (5)先端ブロックが二本のロッドで支持されているた
め、この先端ブロックが回転することがなく、しかも各
ロッドがそれぞれリニアボールベアリングによって軸支
されているのでガタがなく、このため、高い位置精度で
各位置に停止させることができる。 (6)動作制御を一つの切換弁で行なうことができる。 (7)位置調整機構や、回転防止機構、ガイド機構がコ
ンパクトにユニット化されており、構造がシンプルであ
る。
ると、次のような効果を奏する。すなわち先ず、請求項
1においては、 (1)一つの本体ボディに平行して三つのシリンダが形
成され、三位置停止機能の実現に最低限必要とされる各
構成要素が単一の本体ボディ内に要領良く配置されてい
るために、三位置停止機能を備えた流体圧アクチュエー
タを軽量およびコンパクト化することができる。したが
って、例えば先端ブロックにワークを搭載する場合、本
体ボディ一つを基台に据え付ければ当該アクチュエータ
の設置を完了することができ、その取扱いが極めて容易
なものである。 (2)先端ブロックの前進停止位置を特定するために調
整シリンダ内に設けられた調整ロッドが本体ボディに連
結されているために、この調整ロッドは先端ブロックの
移動作動時に全く動かないものである。したがってこの
調整ロッドが先端ブロックの移動作動時に本体ボディか
ら突き出てくることがないために、この突出に備えたス
ペースを装置の周辺に確保しておく必要がなく、安全上
の支障を来すこともない。 (3)先端ブロックの前進停止位置を特定するために調
整シリンダ内に設けられた調整ロッドが本体ボディに固
定位置調整自在に連結されていると、この調整シリンダ
が第一及び第二シリンダとともに本体ボディに一体に組
み込まれていても、先端ブロックの前進停止位置を調整
することができる。したがって調整シリンダの動作部を
構成する調整チューブ、調整ロッド及び一対の干渉部を
本体ボディに内蔵することにしてこれらを本体ボディに
よって保護することができ、しかも同時に先端ブロック
の前進停止位置を本体ボディの外部から任意に調整する
ことができる。 (4)進退方向の異なる複数のアクチュエータを組み合
わせたものではないので、操作が複雑になることがな
く、迅速な動作が可能である。 (5)先端ブロックが二本のロッドで支持されているた
め、この先端ブロックが回転することがなく、しかも各
ロッドがそれぞれリニアボールベアリングによって軸支
されているのでガタがなく、このため、高い位置精度で
各位置に停止させることができる。 (6)動作制御を一つの切換弁で行なうことができる。 (7)位置調整機構や、回転防止機構、ガイド機構がコ
ンパクトにユニット化されており、構造がシンプルであ
る。
【0027】また請求項2については、本体ボディに設
けられたポート数が三つと比較的少ないために、当該ア
クチュエータに対する配管の引き回し構造を簡素化する
ことができる。
けられたポート数が三つと比較的少ないために、当該ア
クチュエータに対する配管の引き回し構造を簡素化する
ことができる。
【図1】本考案の三位置停止アクチュエータの一実施例
を示す後退端への復帰状態の断面図である。
を示す後退端への復帰状態の断面図である。
【図2】同じく中間位置での停止状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同じく前進端での停止状態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】従来構造の一例を示す説明図である。
【図5】従来構造の他の例を示す中間位置での停止時の
説明図である。
説明図である。
【図6】従来構造の他の例を示す中間位置からの前進時
の説明図である。
の説明図である。
10,20,30 配管 40 分岐管 100 本体ボディ 110 第一の空気圧シリンダ(第一のシリンダ) 110A,110B 120B 加圧室(圧力室) 111,121 ヘッドカバー 112,122 リニアボールベアリング 113 第一のロッド 113a,123a 内端 114 受圧ピストン(ピストン) 115 ロッドシール 116A,116B,126 入力ポート(ポート) 117,133 ボルト 120 第二の空気圧シリンダ(第二のシリンダ) 120A 開放室 123 第二のロッド 123b,132a 雄螺子部 124 フリーピストン(ピストン) 125 ストッパ 127,134 ロックナット 130 調整シリンダ 130a,140a 雌螺子部 131 調整チューブ(第三のロッド) 131a カバー部材 131b 干渉リング(干渉部または相対移動規制部) 132 調整ロッド 132b 干渉頭部(干渉部または相対移動規制部) 140 先端ブロック 150 三位置切換弁 150A,150B 切換ポート 151,152,153 三位置切換弁の切換位置 160 二位置切換弁 161,162 二位置切換弁の切換位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/24 F15B 15/14
Claims (2)
- 【請求項1】 一つの本体ボディ(100)に平行して
三つのシリンダ(110)(120)(130)が形成
され、 第一のシリンダ(110)に、第一のロッド(113)
と、その一端部に連結されたピストン(114)とが往
復動自在に装着され、 第二のシリンダ(120)に、第二のロッド(123)
と、その一端部に当接するとともに相対移動可能なピス
トン(124)とが往復動自在に装着され、 第三のシリンダ(130)に、一端を前記本体ボディ
(100)に固定した調整ロッド(132)が挿通され
るとともに、該調整ロッド(132)を内挿し軸方向相
対移動可能に設けられた筒状の第三のロッド(131)
が往復動自在に装着され、 前記第二のシリンダ(120)に、前記ピストン(12
4)を停止させるストッパ(125)が備えられるとも
に、前記第三のロッド(131)の一端部および前記調
整ロッド(132)の他端部に、該両ロッド(131)
(132)の相対移動規制部(131b)(132b)
が備えられ、 前記第一のロッド(113)、第二のロッド(123)
および第三のロッド(131)の他端部が先端ブロック
(140)に連結されている ことを特徴とする三位置停
止アクチュエータ。 - 【請求項2】 請求項1の三位置停止アクチュエータに
おいて、第一のシリンダ(110)におけるピストン(114)
のロッド側圧力室(110A)に圧力を供給するポート
(116A)と、 前記第一のシリンダ(110)におけるピストン(11
4)の反ロッド側圧力室(110B)に圧力を供給する
ポート(116B)と、 第二のシリンダ(120)におけるピストン(124)
の反ロッド側圧力室(120B)に圧力を供給するポー
ト(126)とよりなる三つのポートが本体ボディ(1
00)に設けられている ことを特徴とする三位置停止ア
クチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105744U JP2594316Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 三位置停止アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105744U JP2594316Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 三位置停止アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547508U JPH0547508U (ja) | 1993-06-25 |
JP2594316Y2 true JP2594316Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=14415774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991105744U Expired - Lifetime JP2594316Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 三位置停止アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7395131B2 (ja) * | 2020-04-14 | 2023-12-11 | Smc株式会社 | 流体圧シリンダ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045822Y2 (ja) * | 1971-09-13 | 1975-12-25 | ||
JP3028304U (ja) * | 1996-02-23 | 1996-09-03 | 重夫 高橋 | ガスライター |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991105744U patent/JP2594316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0547508U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |