JP2593942Y2 - 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド - Google Patents
自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドInfo
- Publication number
- JP2593942Y2 JP2593942Y2 JP1992039557U JP3955792U JP2593942Y2 JP 2593942 Y2 JP2593942 Y2 JP 2593942Y2 JP 1992039557 U JP1992039557 U JP 1992039557U JP 3955792 U JP3955792 U JP 3955792U JP 2593942 Y2 JP2593942 Y2 JP 2593942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wallpaper
- curing tape
- curing
- sizing machine
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁紙を一方向に送りな
がら糊付ロ−ラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙
糊付機に装備され、糊付けした壁紙の縁に沿って重ねら
れて重ね切り用の養生部分を形成する養生テ−プを壁紙
の所定位置に位置決めする自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドに関する。
がら糊付ロ−ラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙
糊付機に装備され、糊付けした壁紙の縁に沿って重ねら
れて重ね切り用の養生部分を形成する養生テ−プを壁紙
の所定位置に位置決めする自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の内壁の仕上げとして、紙、布、樹
脂、金属、タイル等、種々の材料を用いた壁紙が使用さ
れる。壁紙の施工は、通常、ロ−ル状に巻かれて裁断も
糊付もされていない壁紙と、壁紙を一方向に送りながら
糊付ロ−ラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙糊付
機とを施工現場に持ち込み、その糊付け、所定寸法への
裁断、人手による貼り込みを連続的かつ短時間に行う。
この手順による内装仕上げ方法は、壁紙の汚れを最小限
に留め、糊や壁紙材料の選択をより自由なものにし、粘
着式の壁紙のようなロウ紙を必要としない等の利点を有
する。
脂、金属、タイル等、種々の材料を用いた壁紙が使用さ
れる。壁紙の施工は、通常、ロ−ル状に巻かれて裁断も
糊付もされていない壁紙と、壁紙を一方向に送りながら
糊付ロ−ラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙糊付
機とを施工現場に持ち込み、その糊付け、所定寸法への
裁断、人手による貼り込みを連続的かつ短時間に行う。
この手順による内装仕上げ方法は、壁紙の汚れを最小限
に留め、糊や壁紙材料の選択をより自由なものにし、粘
着式の壁紙のようなロウ紙を必要としない等の利点を有
する。
【0003】自動壁紙糊付機を用いる壁紙の糊付け作業
において、「重ね切り」施工法を採用する場合、糊付ロ
−ラの下流側で糊付け完了した上の壁紙の縁に沿って養
生テ−プを重ね合せる。「重ね切り」とは、2枚の壁紙
を継ぎ合せる際に、縁を重ね合せた状態で2枚の壁紙を
壁面に貼付し、糊が乾く前に、重ね合せ部分のほぼ中央
に刃物を通して両方の壁紙の縁を一緒に切断し、切断さ
れた下の壁紙の重ね合せ部分をはがして、はがした部分
に上の壁紙を貼付して継ぎ合せる施工方法であって、下
の壁紙の縁の表面に余計な糊を付けず、切断後の上と下
の壁紙の縁の分離を容易にし、壁面に貼付されるまで上
の壁紙の縁の糊の能力を維持するために上の壁紙の糊付
け面の縁に養生テ−プを重ね合せた養生部分が形成され
る。このとき、糊付ロ−ラの下流側で養生テ−プを壁紙
の縁に位置決めするために、養生テ−プの左右のエッジ
を案内する自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが自動壁
紙糊付機の糊おけの上端部に取り付けられる。「重ね切
り」施工法によれば、2枚の壁紙の縁の突合せを精度良
く実施できる。
において、「重ね切り」施工法を採用する場合、糊付ロ
−ラの下流側で糊付け完了した上の壁紙の縁に沿って養
生テ−プを重ね合せる。「重ね切り」とは、2枚の壁紙
を継ぎ合せる際に、縁を重ね合せた状態で2枚の壁紙を
壁面に貼付し、糊が乾く前に、重ね合せ部分のほぼ中央
に刃物を通して両方の壁紙の縁を一緒に切断し、切断さ
れた下の壁紙の重ね合せ部分をはがして、はがした部分
に上の壁紙を貼付して継ぎ合せる施工方法であって、下
の壁紙の縁の表面に余計な糊を付けず、切断後の上と下
の壁紙の縁の分離を容易にし、壁面に貼付されるまで上
の壁紙の縁の糊の能力を維持するために上の壁紙の糊付
け面の縁に養生テ−プを重ね合せた養生部分が形成され
る。このとき、糊付ロ−ラの下流側で養生テ−プを壁紙
の縁に位置決めするために、養生テ−プの左右のエッジ
を案内する自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが自動壁
紙糊付機の糊おけの上端部に取り付けられる。「重ね切
り」施工法によれば、2枚の壁紙の縁の突合せを精度良
く実施できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】壁紙の大きさや機械的
性質、糊の種類、施工(貼付)場所等に応じて養生部分
の好ましい幅が異なり、その都度、該当する幅の養生テ
−プが選択されるが、その際、狭い案内幅の自動壁紙糊
付機用養生テ−プガイドでは広い幅の養生テ−プを案内
できず、また、広い案内幅の自動壁紙糊付機用養生テ−
プガイドで狭い幅の養生テ−プを案内すると、案内幅の
中で養生テ−プが移動して壁紙の所定位置に糊付けされ
ていない帯状部分を形成できないという問題がある。例
えば、1m幅の壁紙には50mm幅、300mm幅の壁紙に
は20mm幅の養生テ−プが選択され得るが、50mmの案
内幅の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドでは20mm幅
の養生テ−プを正確に案内できず、運転中に養生テ−プ
が自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドから離脱する可能
性もあり、逆に20mm幅の自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドは50mm幅の養生テ−プを許容しない。さらに、
養生テ−プとして市販のポリエチレンテ−プを使用でき
るが、市販のポリエチレンテ−プの規格幅は、38、4
5、50mm等で、そのいずれを用いても安定した案内と
位置決めができるものが自動壁紙糊付機用養生テ−プガ
イドとしてより望ましいと言える。
性質、糊の種類、施工(貼付)場所等に応じて養生部分
の好ましい幅が異なり、その都度、該当する幅の養生テ
−プが選択されるが、その際、狭い案内幅の自動壁紙糊
付機用養生テ−プガイドでは広い幅の養生テ−プを案内
できず、また、広い案内幅の自動壁紙糊付機用養生テ−
プガイドで狭い幅の養生テ−プを案内すると、案内幅の
中で養生テ−プが移動して壁紙の所定位置に糊付けされ
ていない帯状部分を形成できないという問題がある。例
えば、1m幅の壁紙には50mm幅、300mm幅の壁紙に
は20mm幅の養生テ−プが選択され得るが、50mmの案
内幅の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドでは20mm幅
の養生テ−プを正確に案内できず、運転中に養生テ−プ
が自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドから離脱する可能
性もあり、逆に20mm幅の自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドは50mm幅の養生テ−プを許容しない。さらに、
養生テ−プとして市販のポリエチレンテ−プを使用でき
るが、市販のポリエチレンテ−プの規格幅は、38、4
5、50mm等で、そのいずれを用いても安定した案内と
位置決めができるものが自動壁紙糊付機用養生テ−プガ
イドとしてより望ましいと言える。
【0005】従来、幅の異なる養生テ−プを使用できる
ように、数種類の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
から適当な案内幅のものを選択して交換する、1個の
自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドに形成した数種類の
案内幅の部分の中から適当な部分を選択して該当する位
置に付け換える、各方法が提案されたが、では自動壁
紙糊付機用養生テ−プガイドを紛失し易く、1種類でも
紛失すると利用できない案内幅が発生する問題があり、
では、自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが大型化し
て取扱い勝手が悪くなる問題がある。
ように、数種類の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
から適当な案内幅のものを選択して交換する、1個の
自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドに形成した数種類の
案内幅の部分の中から適当な部分を選択して該当する位
置に付け換える、各方法が提案されたが、では自動壁
紙糊付機用養生テ−プガイドを紛失し易く、1種類でも
紛失すると利用できない案内幅が発生する問題があり、
では、自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが大型化し
て取扱い勝手が悪くなる問題がある。
【0006】本考案は、小型で構造簡単であるにもかか
わらず、種々の幅の養生テ−プを等しく安定して正確に
位置決めできる自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドを提
供することを目的としている。
わらず、種々の幅の養生テ−プを等しく安定して正確に
位置決めできる自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動壁紙糊付
機用養生テープガイドは、壁紙を一方向に送りながら糊
付ローラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙糊付機
に装備され、糊付した壁紙の縁に沿って重ねられて重ね
切り用の養生部分を形成する養生テープを壁紙の所定位
置に位置決めする自動壁紙糊付機用養生テープガイドに
おいて、前記養生テープの一方のエッジを案内する部分
と他方のエッジを案内する部分とに分割して、この両方
の部分にそれぞれ前記自動壁紙糊付機の糊おけの上端部
をばね式に挟込む折曲げ構造を設け、これら両部分は前
記糊おけの上端部を挟み込んだままの状態で移動させる
ことによってその間隔を調整自在とすると共に、前記挟
込みによって所定位置に位置決め固定されるものであ
る。
機用養生テープガイドは、壁紙を一方向に送りながら糊
付ローラに接触させて糊付面を形成する自動壁紙糊付機
に装備され、糊付した壁紙の縁に沿って重ねられて重ね
切り用の養生部分を形成する養生テープを壁紙の所定位
置に位置決めする自動壁紙糊付機用養生テープガイドに
おいて、前記養生テープの一方のエッジを案内する部分
と他方のエッジを案内する部分とに分割して、この両方
の部分にそれぞれ前記自動壁紙糊付機の糊おけの上端部
をばね式に挟込む折曲げ構造を設け、これら両部分は前
記糊おけの上端部を挟み込んだままの状態で移動させる
ことによってその間隔を調整自在とすると共に、前記挟
込みによって所定位置に位置決め固定されるものであ
る。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
は、従来の1ピ−ス型のものではなく、養生テ−プの一
方のエッジを案内する部分と他方のエッジを案内する部
分とに分割された2ピ−ス型のもので、2つの部分の間
隔を使用する養生テ−プに適合するように調整、加減す
ることにより、あらゆる幅の養生テ−プを同様の精度で
位置決めできる。自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
は、養生テ−プの左右のエッジを案内して、糊付ロ−ラ
の下流側で糊付け完了した上の壁紙の縁に沿って養生テ
−プを位置決めする。養生テ−プは、壁紙の縁に重ね合
せられて重ね切りのための養生部分を形成する。
は、従来の1ピ−ス型のものではなく、養生テ−プの一
方のエッジを案内する部分と他方のエッジを案内する部
分とに分割された2ピ−ス型のもので、2つの部分の間
隔を使用する養生テ−プに適合するように調整、加減す
ることにより、あらゆる幅の養生テ−プを同様の精度で
位置決めできる。自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
は、養生テ−プの左右のエッジを案内して、糊付ロ−ラ
の下流側で糊付け完了した上の壁紙の縁に沿って養生テ
−プを位置決めする。養生テ−プは、壁紙の縁に重ね合
せられて重ね切りのための養生部分を形成する。
【0010】さらに、本発明の自動壁紙糊付機用養生テ
ープガイドは、糊おけの上端部をその折曲げ構造によっ
てばね式に挟込み、挟込んだままの状態で2ピース型の
自動壁紙糊付機用養生テープガイドのそれぞを縦板壁構
造に沿って移動することにより、養生テープの糊付ロー
ラに対する案内位置、および養生テープに応じた適正な
案内幅が設定される。
ープガイドは、糊おけの上端部をその折曲げ構造によっ
てばね式に挟込み、挟込んだままの状態で2ピース型の
自動壁紙糊付機用養生テープガイドのそれぞを縦板壁構
造に沿って移動することにより、養生テープの糊付ロー
ラに対する案内位置、および養生テープに応じた適正な
案内幅が設定される。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0012】図1は実施例の自動壁紙糊付機用養生テ−
プガイドを装着した自動壁紙糊付機の模式図、図2は実
施例の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの説明図であ
る。図2中、(a) は自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
の斜視図、(b) は自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの
装着状態の説明図である。ここでは、それぞれ1枚のス
テンレス薄板を折曲げ成形して形成した2ピ−ス型の自
動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが自動壁紙糊付機の糊
おけの上端部に装着される。
プガイドを装着した自動壁紙糊付機の模式図、図2は実
施例の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの説明図であ
る。図2中、(a) は自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド
の斜視図、(b) は自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの
装着状態の説明図である。ここでは、それぞれ1枚のス
テンレス薄板を折曲げ成形して形成した2ピ−ス型の自
動壁紙糊付機用養生テ−プガイドが自動壁紙糊付機の糊
おけの上端部に装着される。
【0013】図1において、自動壁紙糊付機の上部に
は、壁紙Kを取込み、送り、排出する上取込みロールR
1、押えロールR3、送り出しロールR5が配置され、
自動壁紙糊付機の下部には、壁紙Kを取込み、送りつつ
糊付けし、排出する下取込みロールR2、糊付ロールR
4、均しロールR6に加えて、糊付ロールR4と所定間
隔で対向させた糊上げロールR7、糊付ロールR4から
余分の糊を絞り落とすドクターロールR8が配置され
る。自動壁紙糊付機に対して着脱自在な糊おけAの中に
は、糊上げロールR7を部分的に沈める程度の高さに糊
Nが充填されている。上取込みロールR1および押えロ
ールR3以外の各ロールは図示しない歯車機構で連絡さ
れ、対向して押圧し合うロールの表面速度を壁紙Kの送
り速度に揃えている。自動壁紙糊付機の上部全体は、壁
紙Kの送り込み側に設けた図示しない蝶番を中心にして
上方に回転可能で、この回転によって糊付ロールR4と
ドクターロールR8以外の対向して押圧し合うロールの
間隔を開放でき、この開放状態で作業開始時には自動壁
紙糊付機に壁紙Kがセットされる。
は、壁紙Kを取込み、送り、排出する上取込みロールR
1、押えロールR3、送り出しロールR5が配置され、
自動壁紙糊付機の下部には、壁紙Kを取込み、送りつつ
糊付けし、排出する下取込みロールR2、糊付ロールR
4、均しロールR6に加えて、糊付ロールR4と所定間
隔で対向させた糊上げロールR7、糊付ロールR4から
余分の糊を絞り落とすドクターロールR8が配置され
る。自動壁紙糊付機に対して着脱自在な糊おけAの中に
は、糊上げロールR7を部分的に沈める程度の高さに糊
Nが充填されている。上取込みロールR1および押えロ
ールR3以外の各ロールは図示しない歯車機構で連絡さ
れ、対向して押圧し合うロールの表面速度を壁紙Kの送
り速度に揃えている。自動壁紙糊付機の上部全体は、壁
紙Kの送り込み側に設けた図示しない蝶番を中心にして
上方に回転可能で、この回転によって糊付ロールR4と
ドクターロールR8以外の対向して押圧し合うロールの
間隔を開放でき、この開放状態で作業開始時には自動壁
紙糊付機に壁紙Kがセットされる。
【0014】この自動壁紙糊付機は1000mm幅までの
壁紙Kを許容できるもので、各ロ−ルの紙面に垂直な方
向の実効長さは1100mm、糊おけAの同方向の長さは
1140mmである。壁紙Kはタイトに巻かれた壁紙ロ−
ルKRの状態で自動壁紙糊付機に装着され、自動壁紙糊
付機は、壁紙ロ−ルKRから引き出した壁紙Kを上下の
取込みロ−ルR1、R2で挟んで自動壁紙糊付機内に取
込み、押えロ−ルR3から均しロ−ルR6の間で壁紙K
の片面を糊付ロ−ルR4に接触させて糊をその接触面の
全面に塗布し、送り出しロ−ルR5と均しロ−ルR6で
挟んで自動壁紙糊付機から排出され、排出されて塗布完
了した壁紙Kは、図示しない切断機構によって紙面と垂
直な方向に切断される。
壁紙Kを許容できるもので、各ロ−ルの紙面に垂直な方
向の実効長さは1100mm、糊おけAの同方向の長さは
1140mmである。壁紙Kはタイトに巻かれた壁紙ロ−
ルKRの状態で自動壁紙糊付機に装着され、自動壁紙糊
付機は、壁紙ロ−ルKRから引き出した壁紙Kを上下の
取込みロ−ルR1、R2で挟んで自動壁紙糊付機内に取
込み、押えロ−ルR3から均しロ−ルR6の間で壁紙K
の片面を糊付ロ−ルR4に接触させて糊をその接触面の
全面に塗布し、送り出しロ−ルR5と均しロ−ルR6で
挟んで自動壁紙糊付機から排出され、排出されて塗布完
了した壁紙Kは、図示しない切断機構によって紙面と垂
直な方向に切断される。
【0015】養生テ−プMは、壁紙Kの左右の縁に所定
幅の養生部分を形成するために使用される。養生テ−プ
Mは、養生テ−プロ−ルMRの状態で自動壁紙糊付機に
装着される。自動壁紙糊付機は、養生テ−プロ−ルMR
から引き出した養生テ−プMを送り出しロ−ルR5と均
しロ−ルR6の間に通して、糊付ロ−ルR4に接触して
糊付け完了した壁紙Kの片方の縁に沿って養生テ−プM
を重ね合せ、壁紙Kを養生テ−プMと一緒に自動壁紙糊
付機から図中右方向に排出する。そして、糊おけAの排
出側の上端部には、養生テ−プMを壁紙Kの片方の縁に
位置決めし、送り出しロ−ルR5と均しロ−ルR6によ
る壁紙Kの排出に伴なって養生テ−プロ−ルMRから引
き出される養生テ−プMの左右のエッジを把持して摺動
状態で案内する自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドGが
取付けられる。
幅の養生部分を形成するために使用される。養生テ−プ
Mは、養生テ−プロ−ルMRの状態で自動壁紙糊付機に
装着される。自動壁紙糊付機は、養生テ−プロ−ルMR
から引き出した養生テ−プMを送り出しロ−ルR5と均
しロ−ルR6の間に通して、糊付ロ−ルR4に接触して
糊付け完了した壁紙Kの片方の縁に沿って養生テ−プM
を重ね合せ、壁紙Kを養生テ−プMと一緒に自動壁紙糊
付機から図中右方向に排出する。そして、糊おけAの排
出側の上端部には、養生テ−プMを壁紙Kの片方の縁に
位置決めし、送り出しロ−ルR5と均しロ−ルR6によ
る壁紙Kの排出に伴なって養生テ−プロ−ルMRから引
き出される養生テ−プMの左右のエッジを把持して摺動
状態で案内する自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドGが
取付けられる。
【0016】図2(a) において、自動壁紙糊付機用養生
テ−プガイドGは、養生テ−プMの一方のエッジを案内
する右部分GRと他方のエッジを案内する左部分GLと
に分割した構造で、左右両方の部分GR、GLの間隔を
矢印のように自在に調整できる。左右それぞれの部分G
R、GLは、0.5mm厚のステンレス薄板を同一の形状
に打ち抜いて、ガイド部分HR、HLおよび係止部分S
R、SLをそれぞれ逆向きに折曲げ加工して形成されて
いる。
テ−プガイドGは、養生テ−プMの一方のエッジを案内
する右部分GRと他方のエッジを案内する左部分GLと
に分割した構造で、左右両方の部分GR、GLの間隔を
矢印のように自在に調整できる。左右それぞれの部分G
R、GLは、0.5mm厚のステンレス薄板を同一の形状
に打ち抜いて、ガイド部分HR、HLおよび係止部分S
R、SLをそれぞれ逆向きに折曲げ加工して形成されて
いる。
【0017】図2(b) において、自動壁紙糊付機用養生
テ−プガイドGは、係止部分SR、SLの折曲げ構造を
用いて自動壁紙糊付機の糊おけAの上端部をばね式に挟
込むことにより、紙面と垂直な方向の所定位置に位置決
め固定されている。
テ−プガイドGは、係止部分SR、SLの折曲げ構造を
用いて自動壁紙糊付機の糊おけAの上端部をばね式に挟
込むことにより、紙面と垂直な方向の所定位置に位置決
め固定されている。
【0018】本実施例では、1枚のステンレス薄板を
折曲げて自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドGを形成
し、自動壁紙糊付機の糊おけに自動壁紙糊付機用養生
テ−プガイドを取付け、自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドの固定を行うためにばね式に挟込む構造を採用し
たが、本考案は、養生テ−プの一方のエッジを案内する
部分と他方のエッジを案内する部分とに分割されて、両
方の部分の間隔を自在に調整できる限りにおいて、他
の材料、他の形状、他の加工法を選択でき、自動壁紙
糊付機に専用のレ−ルを設ける等、他の場所に取付けて
もよく、ネジ式やマジックテ−プ式等の他の固定方法
を採用してもよい。
折曲げて自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドGを形成
し、自動壁紙糊付機の糊おけに自動壁紙糊付機用養生
テ−プガイドを取付け、自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドの固定を行うためにばね式に挟込む構造を採用し
たが、本考案は、養生テ−プの一方のエッジを案内する
部分と他方のエッジを案内する部分とに分割されて、両
方の部分の間隔を自在に調整できる限りにおいて、他
の材料、他の形状、他の加工法を選択でき、自動壁紙
糊付機に専用のレ−ルを設ける等、他の場所に取付けて
もよく、ネジ式やマジックテ−プ式等の他の固定方法
を採用してもよい。
【0019】
【考案の効果】請求項1の自動壁紙糊付機用養生テ−プ
ガイドによれば、従来の1ピ−ス型の自動壁紙糊付機用
養生テ−プガイドとは異なり、1種類であらゆる幅の養
生テ−プを正確に位置決めして、安定して自動壁紙糊付
機に供給でき、養生テ−プの幅が変更する際に必要な自
動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの調整を容易かつ迅速
に実施できる。従って、糊付け作業の能率が高まり、養
生テ−プが誤った位置に案内される事故や、重ね切りに
伴なう壁紙や手指の汚れが少なくて済み、壁紙施工の美
しい仕上がりが得られる。
ガイドによれば、従来の1ピ−ス型の自動壁紙糊付機用
養生テ−プガイドとは異なり、1種類であらゆる幅の養
生テ−プを正確に位置決めして、安定して自動壁紙糊付
機に供給でき、養生テ−プの幅が変更する際に必要な自
動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの調整を容易かつ迅速
に実施できる。従って、糊付け作業の能率が高まり、養
生テ−プが誤った位置に案内される事故や、重ね切りに
伴なう壁紙や手指の汚れが少なくて済み、壁紙施工の美
しい仕上がりが得られる。
【0020】請求項2の自動壁紙糊付機用養生テ−プガ
イドによれば、自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの取
付け、取り外し、位置調整、案内幅調整が容易である。
また、構造が簡単で同一部材の折曲げ加工のみで全体を
形成できるから、製作費が安くて済む。
イドによれば、自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの取
付け、取り外し、位置調整、案内幅調整が容易である。
また、構造が簡単で同一部材の折曲げ加工のみで全体を
形成できるから、製作費が安くて済む。
【図1】実施例の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドを
装着した自動壁紙糊付機の模式図である。
装着した自動壁紙糊付機の模式図である。
【図2】実施例の自動壁紙糊付機用養生テ−プガイドの
説明図である。
説明図である。
【符号の説明】 A 糊おけ G 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド K 壁紙 M 養生テ−プ N 糊 R1 上取込みロ−ル R2 下取込みロ−ル R3 押えロ−ルR3 R4 糊付ロ−ル R5 送り出しロ−ル R6 均しロ−ル R7 糊上げロ−ル R8 ドクタ−ロ−ル KR 壁紙ロ−ル MR 養生テ−プロ−ル GR 右部分 GL 左部分 HR ガイド部分 HL ガイド部分 SR 係止部分 SL 係止部分
Claims (1)
- 【請求項1】 壁紙を一方向に送りながら糊付ローラに
接触させて糊付面を形成する自動壁紙糊付機に装備さ
れ、糊付した壁紙の縁に沿って重ねられて重ね切り用の
養生部分を形成する養生テープを壁紙の所定位置に位置
決めする自動壁紙糊付機用養生テープガイドにおいて、 前記養生テープの一方のエッジを案内する部分と他方の
エッジを案内する部分とに分割して、この両方の部分に
それぞれ前記自動壁紙糊付機の糊おけの上端部をばね式
に挟込む折曲げ構造を設け、これら両部分は前記糊おけ
の上端部を挟み込んだままの状態で移動させることによ
ってその間隔を調整自在とすると共に、前記挟込みによ
って所定位置に位置決め固定されることを特徴とする自
動壁紙糊付機用養生テープガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992039557U JP2593942Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992039557U JP2593942Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591899U JPH0591899U (ja) | 1993-12-14 |
JP2593942Y2 true JP2593942Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=12556377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992039557U Expired - Fee Related JP2593942Y2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593942Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7114237B2 (ja) * | 2017-10-23 | 2022-08-08 | 極東産機株式会社 | 壁紙切断用テープ、および、壁紙切断用テープを用いた自動壁紙糊付機、ならびに、自動壁紙糊付機の制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045360Y2 (ja) * | 1988-07-12 | 1992-02-14 | ||
JPH02110060A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | ロール状巻装体の位置ずれ補正機構およびその方法 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP1992039557U patent/JP2593942Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591899U (ja) | 1993-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100753373B1 (ko) | 시트 재료를 기재에 인가하기 위한 어플리케이터 및 방법 | |
JP3300031B2 (ja) | 機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置 | |
US6386261B1 (en) | Device for applying adhesive mounting tape | |
JPH05246589A (ja) | ウェブ接合装置及び方法 | |
EP0987208A1 (en) | Coating film transfer apparatus | |
EP0994060A1 (en) | Transfer head of a coating film transfer tool | |
CA2012531C (en) | Masking machine | |
JP7303510B2 (ja) | テープ貼り装置 | |
KR20060080206A (ko) | 수정 테이프 디스펜서의 회전형 어플리케이터 팁 | |
JP2593942Y2 (ja) | 自動壁紙糊付機用養生テ−プガイド | |
EP0093099B1 (en) | Apparatus for folding a sheet of material into a folder | |
JP2002087665A (ja) | ウェブつなぎ装置 | |
DE4117404C1 (ja) | ||
JP7048306B2 (ja) | 壁紙切断用テープを用いた自動壁紙糊付機 | |
JPS6333764Y2 (ja) | ||
JP4606648B2 (ja) | フィルム端部処理機構、及びこのフィルム端部処理機構を備えたフィルム供給装置 | |
JP4270478B2 (ja) | 壁紙糊付機 | |
JP4033418B2 (ja) | 自動壁紙糊付機用養生テープガイド | |
SU1014752A1 (ru) | Гильзоклеильный станок | |
JPH0524686Y2 (ja) | ||
JPH045360Y2 (ja) | ||
JPS5924389Y2 (ja) | 壁紙糊付機 | |
JPH09141177A (ja) | 糊付機 | |
JP2024049957A (ja) | 枚葉状の糊付き壁紙を作成する搬送機 | |
JP2596743B2 (ja) | シート材貼り装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |