JP2593690B2 - プリント配線板のめっき面積測定装置 - Google Patents
プリント配線板のめっき面積測定装置Info
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- JP2593690B2 JP2593690B2 JP63157835A JP15783588A JP2593690B2 JP 2593690 B2 JP2593690 B2 JP 2593690B2 JP 63157835 A JP63157835 A JP 63157835A JP 15783588 A JP15783588 A JP 15783588A JP 2593690 B2 JP2593690 B2 JP 2593690B2
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- JP
- Japan
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- printed wiring
- area
- wiring board
- data
- plating
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing the conductive pattern
- H05K3/241—Reinforcing the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線板を製造する場合に電解めっ
き工程の情報として必要とされる、めっき面積を測定す
るプリント配線板のめっき面積測定装置に関するもので
ある。
き工程の情報として必要とされる、めっき面積を測定す
るプリント配線板のめっき面積測定装置に関するもので
ある。
(従来の技術) プリント配線板の製造工程の中の1つに、電解めっき
という工程がある。この工程は、「析出する原子の量は
これに通じる電気量(電流と時間との積)に比例する」
というファラデーの電気分解の法則に従って、プリント
配線板の導体となる部品にのみめっきを施す工程であ
る。よって、めっき厚を一定にするためには、めっき槽
に浸す時間は規定の時間なので、めっき面積より流す電
流の量を変化させている。
という工程がある。この工程は、「析出する原子の量は
これに通じる電気量(電流と時間との積)に比例する」
というファラデーの電気分解の法則に従って、プリント
配線板の導体となる部品にのみめっきを施す工程であ
る。よって、めっき厚を一定にするためには、めっき槽
に浸す時間は規定の時間なので、めっき面積より流す電
流の量を変化させている。
従来、電解めっき工程前に、このめっき面積を算出す
るには、次のような方法が採されている。
るには、次のような方法が採されている。
パターン設計が終了し、第8図に示すようなパターン
作成用フィルムを作製した段階において、このパターン
作成用フィルム(ポジフィルム)を反転させて、第9図
に示すようなネガフィルムに変更する。そして、光学測
定操置を用い、ネガフィルムを透過する光量よりめっき
面積を測定している(第10図)。
作成用フィルムを作製した段階において、このパターン
作成用フィルム(ポジフィルム)を反転させて、第9図
に示すようなネガフィルムに変更する。そして、光学測
定操置を用い、ネガフィルムを透過する光量よりめっき
面積を測定している(第10図)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の方法で面積を算出する場
合、一般的に製造工程上必要のないネガフィルムが2枚
(部品、半田面各1枚)必要となり、コストが高くなる
ばかりか、納期も遅くなるという課題があった。
合、一般的に製造工程上必要のないネガフィルムが2枚
(部品、半田面各1枚)必要となり、コストが高くなる
ばかりか、納期も遅くなるという課題があった。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために本発明が採った手段は、
パターン作成用フィルムを反転させて光学的にパターン
面積を測定するのではなく、パターン作成用フィルムを
作るために用意されるパターンデータ、穴明け用に用意
されるNCドリルデータ、基板手配用に用意されるプリン
ト配線板の板厚データを利用して、めっき面積を算出す
るようにしたプリント配線板のめっき面積測定装置てあ
る。
パターン作成用フィルムを反転させて光学的にパターン
面積を測定するのではなく、パターン作成用フィルムを
作るために用意されるパターンデータ、穴明け用に用意
されるNCドリルデータ、基板手配用に用意されるプリン
ト配線板の板厚データを利用して、めっき面積を算出す
るようにしたプリント配線板のめっき面積測定装置てあ
る。
すなわち、本発明に係るプリント配線板のめっき面積
測定装置は、製造工程上必要のないネガフィルム等が必
要でなく、プリント配線板を製造するに必要なデータよ
りめっき面積を算出するものであって、従来プリント配
線板の製造工程の中でめっき面積を算出する目的で使用
することのなかったパターンデータ、NCドリルデータ、
板厚データを活用するものである。
測定装置は、製造工程上必要のないネガフィルム等が必
要でなく、プリント配線板を製造するに必要なデータよ
りめっき面積を算出するものであって、従来プリント配
線板の製造工程の中でめっき面積を算出する目的で使用
することのなかったパターンデータ、NCドリルデータ、
板厚データを活用するものである。
(発明の作用) 本発明に係るプリント配線板のめっき面積測定装置に
あっては、与えられたプリント配線板用パターンデータ
より(パターン面積+ドリルによって削られる穴面積)
が算出され、さらに穴明け用NCドリルデータ及びプリン
ト配線板板厚データより(スルーホール内面積−ドリル
によって削られる穴面積)が算出される。
あっては、与えられたプリント配線板用パターンデータ
より(パターン面積+ドリルによって削られる穴面積)
が算出され、さらに穴明け用NCドリルデータ及びプリン
ト配線板板厚データより(スルーホール内面積−ドリル
によって削られる穴面積)が算出される。
そして、得られたパターン面積とスルーホール内面積
とを加えることにより、プリント配線板のめっき面積が
算出されるようになっている。
とを加えることにより、プリント配線板のめっき面積が
算出されるようになっている。
(実施例) 以下に本発明を、図面に示した具体的な実施例に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
プリント配線板の製造工程において、パターン作成用
フィルム及びNCデータを出力するために、プリント配線
板のほぼ全データが予めコンピュータに入力されている
(このコンピュータシステムをCADシステムと呼ぶ)。
フィルム及びNCデータを出力するために、プリント配線
板のほぼ全データが予めコンピュータに入力されている
(このコンピュータシステムをCADシステムと呼ぶ)。
第1図は本発明に係るプリント配線板のめっき面積測
定装置の概略を示す工程図であり、第7図は本発明に係
るプリント配線板のめっき面積測定装置のブロック図で
ある。
定装置の概略を示す工程図であり、第7図は本発明に係
るプリント配線板のめっき面積測定装置のブロック図で
ある。
第一に、CADシステムのパターンデータを利用してパ
ターン面積を算出する。この処理部は、第7図−aであ
り、そのフローは第2図に示すようである。
ターン面積を算出する。この処理部は、第7図−aであ
り、そのフローは第2図に示すようである。
次に、パターンデータをラスターデータへ変換する
(第2図−a)。これは、第3図に示すように、パター
ンデータ(第3図−a)をある一定のマトリクス(正方
形、辺長l)に区切り、データが少しでも含まれている
マトリクスに2を代入、データが完全に含まれているマ
トリクスに1を代入、データが含まれていないマトリク
スに0を代入するという変換である(第3図−b)。
(第2図−a)。これは、第3図に示すように、パター
ンデータ(第3図−a)をある一定のマトリクス(正方
形、辺長l)に区切り、データが少しでも含まれている
マトリクスに2を代入、データが完全に含まれているマ
トリクスに1を代入、データが含まれていないマトリク
スに0を代入するという変換である(第3図−b)。
このように、全パターンデータをラスターデータに変
換し、パターン面積(Sp)を算出する(第6図−b)。
換し、パターン面積(Sp)を算出する(第6図−b)。
Sp=l2×(1の個数)+1/2×l2×(2の個数) Spは上記の式で表わされる。この場合、辺長lが小さ
ければ小さい程正確な値に近づく。
ければ小さい程正確な値に近づく。
次に、CADシステムの穴明け用NCドリルデータ、板厚
データを利用して、穴の面積を算出する。
データを利用して、穴の面積を算出する。
この処理部は、第7図−cであり、そのフローは第4図
に示すようである。
に示すようである。
穴データの全てを、内部をめっきするスルーホール
(TH)か、または内部をめっきしないノンスルーホール
(NTH)かに区別する(第4図−a)。
(TH)か、または内部をめっきしないノンスルーホール
(NTH)かに区別する(第4図−a)。
スルーホールであった場合、そのドリル半径(rn)別
に分け、それぞれ個数を求める(第4図−b)。
に分け、それぞれ個数を求める(第4図−b)。
各ドリル半径のデータに対し、ドリルによってけずら
れる穴面積(S1)を求める(第4図−c)。
れる穴面積(S1)を求める(第4図−c)。
ノンスルーホールに対しても同様の操作をする(第4
図−e,f)。
図−e,f)。
次に、スルーホールに対し、穴内の面積を求める
(S2)。この場合、CADシステムより板厚データhが必
要となる。
(S2)。この場合、CADシステムより板厚データhが必
要となる。
以上のデータS1,S2,S3より穴の面積が算出できる。
これは、第5図及び第6図に示すように出来上がるプ
リント配線板、パターンフィルムデータよりドリル径を
差し引いた面積となり、板厚があり、スルーホール内も
めっきされるので穴内面積を加えた値となる。
リント配線板、パターンフィルムデータよりドリル径を
差し引いた面積となり、板厚があり、スルーホール内も
めっきされるので穴内面積を加えた値となる。
よって穴面積(Sh)は、 Sh=S2−2S1−2S3 となる。これは全てスルーホールデータ処理部(第7図
−c)と面積加算処理部(第7図−b)との間で行なわ
れる。
−c)と面積加算処理部(第7図−b)との間で行なわ
れる。
次に全めっき面積であるが、これは、 S=Sp+Sh で表わされる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明に係るプリント配線板のめ
っき面積測定装置は、『与えられたプリント配線板用パ
ターンデータよりパターン面積を算出する手段と、さら
に穴明け用NCドリルデータ及びプリント配線板板厚デー
タよりスルーホール内面積を算出する手段とによってプ
リント配線板のめっき面積を算出すること』にその特徴
があり、これにより、既にある簡単な設備を使用して効
率良くプリント配線板のめっき面積を算出することがで
きる。すなわち、製造工程上必要のないネガフィルム等
が必要ないため、低いコストでプリント配線板のめっき
面積を算出することができ、納期が早くなるという効果
もを奏する。
っき面積測定装置は、『与えられたプリント配線板用パ
ターンデータよりパターン面積を算出する手段と、さら
に穴明け用NCドリルデータ及びプリント配線板板厚デー
タよりスルーホール内面積を算出する手段とによってプ
リント配線板のめっき面積を算出すること』にその特徴
があり、これにより、既にある簡単な設備を使用して効
率良くプリント配線板のめっき面積を算出することがで
きる。すなわち、製造工程上必要のないネガフィルム等
が必要ないため、低いコストでプリント配線板のめっき
面積を算出することができ、納期が早くなるという効果
もを奏する。
第1図は本発明に係るプリント配線板のめっき面積測定
装置の概略を示す工程図、第2図はパターン面積算出工
程を示す工程図、第3図はラスター変換を示す平面図、
第4図は本発明に係るプリント配線板のめっき面積測定
装置のフローチャート、第5図はプリント配線板のスル
ーホールを示す平面図、第6図はプリント配線板のスル
ーホールを示す断面図、第7図は本発明に係るプリント
配線板のめっき面積測定装置を示すブロック図、第8図
はポジフィルムを示す平面図、第9図はネガフィルムを
示す平面図、第10図は従来のめっき面積測定工程を示す
工程図である。
装置の概略を示す工程図、第2図はパターン面積算出工
程を示す工程図、第3図はラスター変換を示す平面図、
第4図は本発明に係るプリント配線板のめっき面積測定
装置のフローチャート、第5図はプリント配線板のスル
ーホールを示す平面図、第6図はプリント配線板のスル
ーホールを示す断面図、第7図は本発明に係るプリント
配線板のめっき面積測定装置を示すブロック図、第8図
はポジフィルムを示す平面図、第9図はネガフィルムを
示す平面図、第10図は従来のめっき面積測定工程を示す
工程図である。
Claims (1)
- 【請求項1】与えられたプリント配線板用パターンデー
タよりパターン面積を算出する手段と、さらに穴明け用
NCドリルデータ及びプリント配線板板厚データよりスル
ーホール内面積を算出する手段とによって、プリント配
線板のめっき面積を算出することを特徴とするプリント
配線板のめっき面積測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63157835A JP2593690B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | プリント配線板のめっき面積測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63157835A JP2593690B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | プリント配線板のめっき面積測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01321308A JPH01321308A (ja) | 1989-12-27 |
JP2593690B2 true JP2593690B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=15658376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63157835A Expired - Lifetime JP2593690B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | プリント配線板のめっき面積測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593690B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003226999A (ja) | 2002-02-01 | 2003-08-15 | Fujitsu Ltd | めっき面積の制御方法、プログラム、記録媒体及び制御装置ならびにめっき方法 |
JP5000941B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2012-08-15 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP5767154B2 (ja) * | 2012-04-13 | 2015-08-19 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
CN113355709B (zh) * | 2020-03-04 | 2024-04-16 | 北大方正集团有限公司 | 电镀能力评估方法、电镀方法及装置 |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP63157835A patent/JP2593690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01321308A (ja) | 1989-12-27 |
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