JP2593375B2 - 鋼片端面への打刻表示方法 - Google Patents
鋼片端面への打刻表示方法Info
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- JP2593375B2 JP2593375B2 JP3254190A JP25419091A JP2593375B2 JP 2593375 B2 JP2593375 B2 JP 2593375B2 JP 3254190 A JP3254190 A JP 3254190A JP 25419091 A JP25419091 A JP 25419091A JP 2593375 B2 JP2593375 B2 JP 2593375B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼片端面への打刻表示
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】分塊圧延された鋼片は所定の長さに剪断
された後、一般的に鋼種、製造番号あるいは規格符号、
剪断順等の履歴を鋼片端面にマーキングする。これは、
異材混入を防止する目的と次工程との工程管理上必要な
ものである。このため、マーキングは鮮明で消失せず、
正確である必要がある。
された後、一般的に鋼種、製造番号あるいは規格符号、
剪断順等の履歴を鋼片端面にマーキングする。これは、
異材混入を防止する目的と次工程との工程管理上必要な
ものである。このため、マーキングは鮮明で消失せず、
正確である必要がある。
【０００３】鋼片端面へのマーキング装置としては、特
開昭６１−１３９４７９号公報、実開昭６１−１２５０
６号公報、実開昭６３−１４８４５３号公報等に開示さ
れたものがある。特開昭６１−１３９４７９号公報に
は、鋼片端面に沿って走行自在の台車上に設けた昇降装
置に打刻ヘッド、進退装置および選択装置を備えること
により、重量物である鋼片を移動調整することなく打刻
作業をする鋼片端面打刻装置が開示されている。実開昭
６１−１２５０６号公報には、搬送ライン上を移送され
てくるスラブ等の熱間金属材料に識別番号を刻印するた
めの熱間金属材料の刻印装置に関し、搬送ライン上の熱
間刻印材料の刻印面の前方を横切る方向に移動自在に設
けた刻印装置が開示されている。実開昭６３−１４８４
５３号公報には、刻印ヘッド追従機能、昇降位置が常に
平滑部に追従するための昇降制御が可能で、文字の設定
値と現在値を比較し、最短距離にて制御する打刻ホイー
ル選定制御機能を有する制御装置を設けることにより、
重量物の鋼片を移動調整することなしに打刻機側を調整
する鋼片端面自動マーキング装置が開示されている。
開昭６１−１３９４７９号公報、実開昭６１−１２５０
６号公報、実開昭６３−１４８４５３号公報等に開示さ
れたものがある。特開昭６１−１３９４７９号公報に
は、鋼片端面に沿って走行自在の台車上に設けた昇降装
置に打刻ヘッド、進退装置および選択装置を備えること
により、重量物である鋼片を移動調整することなく打刻
作業をする鋼片端面打刻装置が開示されている。実開昭
６１−１２５０６号公報には、搬送ライン上を移送され
てくるスラブ等の熱間金属材料に識別番号を刻印するた
めの熱間金属材料の刻印装置に関し、搬送ライン上の熱
間刻印材料の刻印面の前方を横切る方向に移動自在に設
けた刻印装置が開示されている。実開昭６３−１４８４
５３号公報には、刻印ヘッド追従機能、昇降位置が常に
平滑部に追従するための昇降制御が可能で、文字の設定
値と現在値を比較し、最短距離にて制御する打刻ホイー
ル選定制御機能を有する制御装置を設けることにより、
重量物の鋼片を移動調整することなしに打刻機側を調整
する鋼片端面自動マーキング装置が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記各装置は、複数個
の刻印チップを円周方向に取替可能に植設した打刻ホイ
ールを回動させて必要な刻印チップを選定し、鋼片端面
へ向けて急進、衝突させることにより鋼片端面へ番号等
を打刻表示するものであるが、これらの刻印装置を用い
て鋼片端面に刻印された文字は、刻印時の打刻深さが浅
い場合や刻印チップの先端部の破損があった場合には不
鮮明となり、文字の識別が困難となる。
の刻印チップを円周方向に取替可能に植設した打刻ホイ
ールを回動させて必要な刻印チップを選定し、鋼片端面
へ向けて急進、衝突させることにより鋼片端面へ番号等
を打刻表示するものであるが、これらの刻印装置を用い
て鋼片端面に刻印された文字は、刻印時の打刻深さが浅
い場合や刻印チップの先端部の破損があった場合には不
鮮明となり、文字の識別が困難となる。
【０００５】本発明は、鋼片端面に刻印された文字が、
刻印チップの磨耗や破損により不鮮明となることを防止
し、常に鮮明な文字を刻印できる方法を提供することを
目的とする。
刻印チップの磨耗や破損により不鮮明となることを防止
し、常に鮮明な文字を刻印できる方法を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、複数個
の刻印チップを円周方向に取替可能に植設した打刻ホイ
ールを回動させて必要な刻印チップを選定し、鋼片端面
へ向けて急進、衝突させる鋼片端面への打刻表示方法に
おいて、刻印チップ毎に打刻回数を記憶し、その記憶値
と予め刻印チップ毎に定めておいた取替基準値とを比較
して、該記憶値が該取替基準値に達した時点でその刻印
チップを新しい刻印チップと取り替えて使用することを
特徴とする鋼片端面への打刻表示方法、および、常時必
要な複数個の刻印チップと予備の刻印チップとを円周方
向に取替可能に植設した打刻ホイールを回動させて必要
な刻印チップを選定し、鋼片端面へ向けて急進、衝突さ
せる鋼片端面への打刻表示方法において、刻印チップ毎
に打刻回数を記憶し、その記憶値と予め刻印チップ毎に
定めておいた取替基準値とを比較して、該記憶値が該取
替基準値に達した時点でその刻印チップの使用を中止
し、予備の刻印チップを代わりに使用することを特徴と
する鋼片端面への打刻表示方法である。
の刻印チップを円周方向に取替可能に植設した打刻ホイ
ールを回動させて必要な刻印チップを選定し、鋼片端面
へ向けて急進、衝突させる鋼片端面への打刻表示方法に
おいて、刻印チップ毎に打刻回数を記憶し、その記憶値
と予め刻印チップ毎に定めておいた取替基準値とを比較
して、該記憶値が該取替基準値に達した時点でその刻印
チップを新しい刻印チップと取り替えて使用することを
特徴とする鋼片端面への打刻表示方法、および、常時必
要な複数個の刻印チップと予備の刻印チップとを円周方
向に取替可能に植設した打刻ホイールを回動させて必要
な刻印チップを選定し、鋼片端面へ向けて急進、衝突さ
せる鋼片端面への打刻表示方法において、刻印チップ毎
に打刻回数を記憶し、その記憶値と予め刻印チップ毎に
定めておいた取替基準値とを比較して、該記憶値が該取
替基準値に達した時点でその刻印チップの使用を中止
し、予備の刻印チップを代わりに使用することを特徴と
する鋼片端面への打刻表示方法である。
【０００７】
【作用、実施例】以下、本発明の作用を図示の実施例に
より説明する。
より説明する。
【０００８】図１、２に示すように、熱間鋼片１は搬送
テーブルローラ２で搬送され、打刻位置で停止する。搬
送ラインを横切る方向に設置された架台３およびレール
４上に、打刻停止位置における熱間鋼片１の先端打刻面
の前方位置を横切る方向に移動可能な台車５が取り付け
られている。台車５には、下面に昇降可能に取付けられ
る打刻ヘッド取付け台６の昇降モーター７、昇降ジャッ
キ８および昇降ガイドレール９が取付けられている。
テーブルローラ２で搬送され、打刻位置で停止する。搬
送ラインを横切る方向に設置された架台３およびレール
４上に、打刻停止位置における熱間鋼片１の先端打刻面
の前方位置を横切る方向に移動可能な台車５が取り付け
られている。台車５には、下面に昇降可能に取付けられ
る打刻ヘッド取付け台６の昇降モーター７、昇降ジャッ
キ８および昇降ガイドレール９が取付けられている。
【０００９】打刻ヘッド取付け台６の下面に、各々単独
に搬送ラインを横切る方向に移動可能な２台の打刻ヘッ
ド１０ａおよび１０ｂが取付けられ、打刻ヘッド１０ａ
および１０ｂを駆動する打刻ヘッド移動モーター１１ａ
および１１ｂは打刻ヘッド取付け台６に設置される。２
台の打刻ヘッド１０ａおよび１０ｂは２本の移動ガイド
１２に懸架され、打刻ヘッド移動モーター１１ａおよび
１１ｂの駆動チェーン１３ａおよび１３ｂ、ボールスク
リュー１４を介して各々単独に移動可能である。
に搬送ラインを横切る方向に移動可能な２台の打刻ヘッ
ド１０ａおよび１０ｂが取付けられ、打刻ヘッド１０ａ
および１０ｂを駆動する打刻ヘッド移動モーター１１ａ
および１１ｂは打刻ヘッド取付け台６に設置される。２
台の打刻ヘッド１０ａおよび１０ｂは２本の移動ガイド
１２に懸架され、打刻ヘッド移動モーター１１ａおよび
１１ｂの駆動チェーン１３ａおよび１３ｂ、ボールスク
リュー１４を介して各々単独に移動可能である。
【００１０】図３〜５に示す打刻ヘッド１０には、打刻
ホイール２０の刻印チップ２１を選択する選字モーター
２２、この選字モーター２２の動力を打刻ホイール２０
に伝達するベルト２３、軸２４、駆動ギアー２５と、選
字文字を検出するための選字板３０、マルチセンサー３
１が設けられ、さらに打刻ホイール２０を搬送方向に進
退可能とする打刻シリンダー２６、および打刻ホイール
２０の移動をガイドする摺動ガイド２７と打刻シリンダ
ーの動作を検出するための打刻検出用プレート２８と近
接スイッチ２９から構成されている。打刻検出用プレー
ト２８は打刻ホイール２０を支えるヘッドブロック３２
に固定されており、ヘッドブロック３２は打刻シリンダ
ー２６に取り付けられている。そして、打刻シリンダー
２６の進退動作に合わせて打刻検出用プレート２８が進
退し、近接スイッチ２９から外れてＯＮ→ＯＦＦとな
り、打刻動作を認識する。
ホイール２０の刻印チップ２１を選択する選字モーター
２２、この選字モーター２２の動力を打刻ホイール２０
に伝達するベルト２３、軸２４、駆動ギアー２５と、選
字文字を検出するための選字板３０、マルチセンサー３
１が設けられ、さらに打刻ホイール２０を搬送方向に進
退可能とする打刻シリンダー２６、および打刻ホイール
２０の移動をガイドする摺動ガイド２７と打刻シリンダ
ーの動作を検出するための打刻検出用プレート２８と近
接スイッチ２９から構成されている。打刻検出用プレー
ト２８は打刻ホイール２０を支えるヘッドブロック３２
に固定されており、ヘッドブロック３２は打刻シリンダ
ー２６に取り付けられている。そして、打刻シリンダー
２６の進退動作に合わせて打刻検出用プレート２８が進
退し、近接スイッチ２９から外れてＯＮ→ＯＦＦとな
り、打刻動作を認識する。
【００１１】打刻シリンダー２６および選字用の軸２
４、駆動ギアー２５は打刻ホイール２０の中心に対して
一方向に配設している。但し、打刻ホイール２０と打刻
シリンダー２６の中心を大きくずらすと摺動ガイド２７
に大きな力が作用するため、打刻ホイール２０の軸端と
打刻シリンダー２６の外側が一致する程度の位置に打刻
シリンダー２６を配設している。
４、駆動ギアー２５は打刻ホイール２０の中心に対して
一方向に配設している。但し、打刻ホイール２０と打刻
シリンダー２６の中心を大きくずらすと摺動ガイド２７
に大きな力が作用するため、打刻ホイール２０の軸端と
打刻シリンダー２６の外側が一致する程度の位置に打刻
シリンダー２６を配設している。
【００１２】図６は、打刻ホイール２０に刻印チップ２
１を取り付けた状態を示したもので、各取付け位置には
０１〜１６で示す番地を付け管理している。まず番地０
１〜１０に刻印チップの０〜９の十文字をセットする。
１１〜１６は予備の番地とする。打刻時に選字された文
字（番地）を管理して、打刻動作を検出したらその番地
の打刻回数を１回とカウントし、累積する。本発明で
は、打刻回数の記憶値が取替基準値に達した時点でその
刻印チップを新しい刻印チップと取り替えるのである
が、刻印作業中に取替基準値に達する場合を考慮すれ
ば、取替時期が近くなった刻印チップと同じ文字の刻印
チップをライン休止中に予備の番地にセットしておくこ
とが好ましい。こうしておけば、その刻印チップの打刻
回数の記憶値が取替基準値に達した時点で、刻印チップ
の使用番地を予めセットしておいた予備の番地に入替え
ることにより、作業を中断せずに予備の刻印チップと取
り替えて使用することができる。更に、使用済みの刻印
チップの番地には、その後、取替時期が近くなった刻印
チップと同じ文字の刻印チップを予備の刻印チップとし
てライン休止中にセットしておき、同様に取替基準値に
達した時点で番地を入替え て新しい刻印チップを使用す
ることにする。このように打刻回数を管理して、刻印チ
ップが破損する前に取り替えることにより鮮明な文字の
刻印が可能となる。
１を取り付けた状態を示したもので、各取付け位置には
０１〜１６で示す番地を付け管理している。まず番地０
１〜１０に刻印チップの０〜９の十文字をセットする。
１１〜１６は予備の番地とする。打刻時に選字された文
字（番地）を管理して、打刻動作を検出したらその番地
の打刻回数を１回とカウントし、累積する。本発明で
は、打刻回数の記憶値が取替基準値に達した時点でその
刻印チップを新しい刻印チップと取り替えるのである
が、刻印作業中に取替基準値に達する場合を考慮すれ
ば、取替時期が近くなった刻印チップと同じ文字の刻印
チップをライン休止中に予備の番地にセットしておくこ
とが好ましい。こうしておけば、その刻印チップの打刻
回数の記憶値が取替基準値に達した時点で、刻印チップ
の使用番地を予めセットしておいた予備の番地に入替え
ることにより、作業を中断せずに予備の刻印チップと取
り替えて使用することができる。更に、使用済みの刻印
チップの番地には、その後、取替時期が近くなった刻印
チップと同じ文字の刻印チップを予備の刻印チップとし
てライン休止中にセットしておき、同様に取替基準値に
達した時点で番地を入替え て新しい刻印チップを使用す
ることにする。このように打刻回数を管理して、刻印チ
ップが破損する前に取り替えることにより鮮明な文字の
刻印が可能となる。
【００１３】表１のように刻印チップ２１を打刻ホイー
ル２０に取付けた場合について説明する。
ル２０に取付けた場合について説明する。
【００１４】
【表１】
【００１５】先ず、台車５が架台３およびレール４上を
搬送ライン外の退避位置から打刻すべき位置に移動して
停止する。この時打刻ヘッド取付け台６は上限にあり、
打刻ヘッド１０ａおよび１０ｂの下部を熱片鋼片１が通
過できる位置となっている。次に、数本の熱間鋼片１が
搬送ラインでストッパー等に衝突して先端を揃えた後、
打刻位置で停止する。この時、熱間鋼片１は搬送ライン
の傾斜搬送およびサイドガイドにより、一方の熱間鋼片
１の側面基準で搬送されるとともに、熱間鋼片１同士が
接触して搬送される。打刻する熱間鋼片１の停止指令を
受けた後、打刻ヘッド取付け台６が昇降ガイドレール９
により確実に案内されながら、昇降モーター７および昇
降ジャッキ８により予め定めておいた打刻位置に下降し
て停止する。この下降位置を一定とするため、搬送テー
ブルローラ２は打刻位置に近づけて配設している。
搬送ライン外の退避位置から打刻すべき位置に移動して
停止する。この時打刻ヘッド取付け台６は上限にあり、
打刻ヘッド１０ａおよび１０ｂの下部を熱片鋼片１が通
過できる位置となっている。次に、数本の熱間鋼片１が
搬送ラインでストッパー等に衝突して先端を揃えた後、
打刻位置で停止する。この時、熱間鋼片１は搬送ライン
の傾斜搬送およびサイドガイドにより、一方の熱間鋼片
１の側面基準で搬送されるとともに、熱間鋼片１同士が
接触して搬送される。打刻する熱間鋼片１の停止指令を
受けた後、打刻ヘッド取付け台６が昇降ガイドレール９
により確実に案内されながら、昇降モーター７および昇
降ジャッキ８により予め定めておいた打刻位置に下降し
て停止する。この下降位置を一定とするため、搬送テー
ブルローラ２は打刻位置に近づけて配設している。
【００１６】次に、打刻ホイール２０の円周上に取付け
られた刻印チップ２１を選択するため、選字モーター２
２よりベルト２３、軸２４、駆動ギアー２５を介して打
刻ホイール２０を回転した後、打刻シリンダー２６が摺
動ガイド２７で確実に案内されながら打刻ホイール２０
を前進させ、打刻ホイール２０に取付けられた刻印チッ
プ２１が熱間鋼片１に衝突して打刻する。打刻のため前
進した打刻シリンダー２６は直ちに後退し、次に打刻す
る文字を前記と同様の方法で選字すると共に、次に打刻
する位置に打刻ヘッド移動モーター１１ａおよび１１ｂ
により水平方向（桁方向）に移動した後、次桁の文字を
打刻する。また、文字を２段（行）に打刻する場合は、
昇降モーター７により垂直方向（行方向）に移動して次
行の文字を打刻する。この水平、垂直方向の動作と選
字、打刻を組み合わせて繰り返し動作を行い、文字を熱
間鋼片１に打刻する。
られた刻印チップ２１を選択するため、選字モーター２
２よりベルト２３、軸２４、駆動ギアー２５を介して打
刻ホイール２０を回転した後、打刻シリンダー２６が摺
動ガイド２７で確実に案内されながら打刻ホイール２０
を前進させ、打刻ホイール２０に取付けられた刻印チッ
プ２１が熱間鋼片１に衝突して打刻する。打刻のため前
進した打刻シリンダー２６は直ちに後退し、次に打刻す
る文字を前記と同様の方法で選字すると共に、次に打刻
する位置に打刻ヘッド移動モーター１１ａおよび１１ｂ
により水平方向（桁方向）に移動した後、次桁の文字を
打刻する。また、文字を２段（行）に打刻する場合は、
昇降モーター７により垂直方向（行方向）に移動して次
行の文字を打刻する。この水平、垂直方向の動作と選
字、打刻を組み合わせて繰り返し動作を行い、文字を熱
間鋼片１に打刻する。
【００１７】全本数への打刻完了後、打刻ヘッド取付け
台６が上昇して熱間鋼片１を次工程に搬送し、打刻ヘッ
ド取付け台６は上限位置で次材の搬入まで待機する。
台６が上昇して熱間鋼片１を次工程に搬送し、打刻ヘッ
ド取付け台６は上限位置で次材の搬入まで待機する。
【００１８】その際、どの刻印チップ２１が選字された
かを選字板３０とマルチセンサー３１を用いて検出し、
さらに、打刻シリンダー２６の動きを打刻検出用プレー
ト２８と近接スイッチ２９にて検出して、各刻印チップ
２１の打刻回数をコンピュータを用いて管理する。その
状況を、図７のようにＣＲＴ画面等に表示し、取替タイ
ミングのマークをつけて取り替える刻印チップの番地を
表示したり、コンピュータを活用して、打刻回数が取替
基準値に達した時点でその打刻チップを取り替える。予
め予備の刻印チップを有する場合は、自動的に刻印チッ
プ２１の番地を切替えて使用する。
かを選字板３０とマルチセンサー３１を用いて検出し、
さらに、打刻シリンダー２６の動きを打刻検出用プレー
ト２８と近接スイッチ２９にて検出して、各刻印チップ
２１の打刻回数をコンピュータを用いて管理する。その
状況を、図７のようにＣＲＴ画面等に表示し、取替タイ
ミングのマークをつけて取り替える刻印チップの番地を
表示したり、コンピュータを活用して、打刻回数が取替
基準値に達した時点でその打刻チップを取り替える。予
め予備の刻印チップを有する場合は、自動的に刻印チッ
プ２１の番地を切替えて使用する。
【００１９】このように、打刻回数を管理して刻印チッ
プが破損する前に取り替えることにより常に鮮明な文字
の刻印が可能となる。
プが破損する前に取り替えることにより常に鮮明な文字
の刻印が可能となる。
【００２０】
【発明の効果】本発明により、刻印チップの破損を未然
に防止し、常に鮮明な文字の刻印が可能となる。また、
予備の番地に事前に取替時期が近い刻印チップをセット
しておけば打刻チップの取替のための圧延休止を取る必
要がなくなる。刻印チップの文字毎に使用回数が管理で
き、打刻チップの原単位のきめこまかな管理が可能とな
る。さらに、刻印文字が鮮明となるので、ビレット番号
自動読取の読取精度が向上し、現品識別の自動化が可能
となる。
に防止し、常に鮮明な文字の刻印が可能となる。また、
予備の番地に事前に取替時期が近い刻印チップをセット
しておけば打刻チップの取替のための圧延休止を取る必
要がなくなる。刻印チップの文字毎に使用回数が管理で
き、打刻チップの原単位のきめこまかな管理が可能とな
る。さらに、刻印文字が鮮明となるので、ビレット番号
自動読取の読取精度が向上し、現品識別の自動化が可能
となる。
【図１】本発明を実施するための刻印装置の例を示す正
面図である。
面図である。
【図２】本発明を実施するための刻印装置の例を示す側
面図である。
面図である。
【図３】打刻ヘッド部の詳細側面図である。
【図４】打刻ヘッド部の詳細下面断面図である。
【図５】打刻ヘッド部の詳細正面図である。
【図６】打刻ホイールと刻印チップを示す図である。
【図７】打刻ホイールの番地と刻印チップのセット状
況、打刻回数をＣＲＴ画面等に表示する例を示す図であ
る。
況、打刻回数をＣＲＴ画面等に表示する例を示す図であ
る。
１ 熱間鋼片 ２ 搬送テーブルローラ ３ 架台 ４ レール ５ 台車 ６ 打刻ヘッド取付け台 ７ 昇降モーター ８ 昇降ジャッキ ９ 昇降ガイドレール１０ 打刻ヘッド １０ａ 打刻ヘッド １０ｂ 打刻ヘッド １１ａ 打刻ヘッド移動モーター １１ｂ 打刻ヘッド移動モーター １２ 移動ガイド １３ａ チェーン １３ｂ チェーン １４ ボールスクリュー ２０ 打刻ホイール ２１ 刻印チップ ２２ 選字モーター ２３ ベルト ２４ 軸 ２５ 駆動ギアー ２６ 打刻シリンダー ２７ 摺動ガイド ２８ 打刻検出用プレート ２９ 近接スイッチ ３０ 選字板 ３１ マルチセンサー３２ ヘッドブロック
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個の刻印チップを円周方向に取替可
能に植設した打刻ホイールを回動させて必要な刻印チッ
プを選定し、鋼片端面へ向けて急進、衝突させる鋼片端
面への打刻表示方法において、刻印チップ毎に打刻回数
を記憶し、その記憶値と予め刻印チップ毎に定めておい
た取替基準値とを比較して、該記憶値が該取替基準値に
達した時点でその刻印チップを新しい刻印チップと取り
替えて使用することを特徴とする鋼片端面への打刻表示
方法。 - 【請求項２】 常時必要な複数個の刻印チップと予備の
刻印チップとを円周方向に取替可能に植設した打刻ホイ
ールを回動させて必要な刻印チップを選定し、鋼片端面
へ向けて急進、衝突させる鋼片端面への打刻表示方法に
おいて、刻印チップ毎に打刻回数を記憶し、その記憶値
と予め刻印チップ毎に定めておいた取替基準値とを比較
して、該記憶値が該取替基準値に達した時点でその刻印
チップの使用を中止し、予備の刻印チップを代わりに使
用することを特徴とする鋼片端面への打刻表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254190A JP2593375B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋼片端面への打刻表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3254190A JP2593375B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋼片端面への打刻表示方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564949A JPH0564949A (ja) | 1993-03-19 |
| JP2593375B2 true JP2593375B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17261494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3254190A Expired - Lifetime JP2593375B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋼片端面への打刻表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593375B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6277934B2 (ja) * | 2014-10-10 | 2018-02-14 | 新日鐵住金株式会社 | 打刻ビット選択支援システムおよび打刻ビット選択支援方法 |
| CN104626777B (zh) * | 2015-02-12 | 2016-11-30 | 成都浪度家私有限公司 | 基于对木材表面打印图案的设备 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP3254190A patent/JP2593375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0564949A (ja) | 1993-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961008 |