JP2592403B2 - 燃焼機器用制御装置 - Google Patents

燃焼機器用制御装置

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JP2592403B2 JP10498794A JP10498794A JP2592403B2 JP 2592403 B2 JP2592403 B2 JP 2592403B2 JP 10498794 A JP10498794 A JP 10498794A JP 10498794 A JP10498794 A JP 10498794A JP 2592403 B2 JP2592403 B2 JP 2592403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動給湯機等の燃焼機器
に用いられる燃焼機器用制御装置に関し、特に、各種セ
ンサ出力を演算増幅器にて増幅した後、燃焼機器制御の
ためのデジタル数値として用いる制御装置において、増
幅の結果生じ得る当該デジタル数値の誤差を補正するた
めの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動給湯機等では、少なくとも燃
焼検知用ないし炎検知用のセンサとして、さらに一般に
は燃焼部の温度をも検出するセンサとして、熱電対等が
用いられる。そして昨今では、一般にマイクロコンピュ
ータ(以下、単にマイコンと略記)により構成される制
御回路がこの熱電対の起電力に応じ、必要な燃焼機器制
御を行う。しかし、このような熱電対を始め、燃焼制御
のために用いられる各種のセンサは、その出力がアナロ
グ電位レベルにして数mVからせいぜい数十mV程度である
ため、これをアナログ対デジタル変換(A/D変換)
し、マイコン等の制御回路にてデジタル数値データとし
て使用する場合には、当該センサと制御回路との間に演
算増幅器(以下、オペアンプと略称する)を挟み、まず
はアナログ次元でセンサ出力を電圧増幅する必要があ
る。
【0003】図2にはこのような場合の基本的な増幅回
路例が示されており、これはオペアンプ2と抵抗回路網
R1,R2による周知の反転増幅型であって、熱電対等の微
小電圧出力型のセンサ1の出力電圧Vdet は理論的には
次式1)に従い増幅され、この増幅されたオペアンプ出力
電圧Vout が図中では「CPU」、つまりマイクロコン
ピュータとして代表的に示されている主たる制御回路3
に与えられ、A/D変換される。この理論値における出
力電圧Vout をVout-theoryと表せば、 Vout-theory=−(Vdet ±Voffset)(R2/R1) ・・・・・・・・・・・ 1) となる。ここでVoffsetは、用いているオペアンプ2に
見込まれる入力オフセット電圧である。
【0004】しかるに、オペアンプ2の入力に与えられ
るセンサ1の出力電圧Vdet が数Vオーダであるならば
特に問題はないが、上述したように数mVからせいぜい数
十mV程度オーダの場合には、こうした入力オフセット電
圧Voffsetの存在による負または正の絶対値誤差{Vof
fset(R2/R1)}は無視できない要因となり、特に本発明
で対象としているような燃焼機器の制御ではその補償が
必須となる。例えば熱電対の出力電圧を正確に読み込む
ことができず、炎の有無に関し制御回路が誤判断をなす
ようなことがあると、ガス等、生のまま放出されると危
険な燃料や、燃焼という事象を取扱うこの種の燃焼機器
では重大な事態に立ち至らないとも限らない。そのよう
な危険にまでは至らずとも、燃焼部の温度を誤読し、そ
の結果、無駄に燃焼量を大きくすること等も考えられ
る。そのため、従来からも、図3に示されるような誤差
補正手法が提案されていた。
【0005】図3に示される補正回路6は、電源電位V
ccを分圧する可変抵抗回路として構成されており、オペ
アンプ2の正相、逆相入力間に生じ得る入力オフセット
電圧Voffsetを等価的に極力零に近付ける方向に、オペ
アンプ2の反転入力に対しバイアス電圧を印加するもの
である。こうした電圧バイアスによる補正回路は、オペ
アンプを利用した他のタイプの増幅回路、例えば非反転
型増幅回路にも適用可能である。
【0006】これに対し、本出願人にはすでに、平成 5
年 1月14日付け提出の特許出願:特願平 5-20763号に
て、上述のような可変抵抗回路6を用いることなく補正
数値を得る構成として、図4に示す装置構成を開示し
た。説明すると、制御回路3は図面中に「CPU」と記
されいるように、マイコンにより構成されることを想定
しており、最近提供されているワンチップマイコンない
しCPUチップでは、読み出し専用メモリ(ROM)7
を内蔵しているので、このROMを制御回路3に結合し
た第一の不揮発性メモリ手段7として利用し、さらにこ
れとは別に、制御回路3に結合するが、制御回路3とは
別途な部品であって外付けの第二の不揮発性メモリ手段
5として、電気的に書き換え可能なEEPROM5を用
意する。
【0007】第一不揮発性メモリ手段としてのROM7
には、予想されるセンサ1の微小電圧出力の変化範囲内
における特定の入力電圧Vdet を設計仕様値通りの特性
のオペアンプ2(これを仮定のオペアンプと呼ぶ)の入
力に与えた場合、抵抗R1,R2の値にも基づき(この抵抗
R1,R2も設計仕様値からずれていないとする)、上記1)
式に従って当該仮定のオペアンプ2の出力に得られるべ
きオペアンプ理論出力電圧Vout-theoryが対応するデジ
タル数値で書き込まれている。
【0008】一方、簡単のため、当該理論出力電圧Vou
t-theoryの絶対値、あるいはこれをA/D変換したデジ
タル数値をyとし、オペアンプ2の入力電圧Vdet をx
として、オフセット電圧の存在に基づく誤差が正方向に
作用するものとすると、上記1)式は、 y=x(R2/R1)+(Voffset)(R2/R1) ・・・・・・・・・・・ 2) と書き換えることができ、さらに、 R2/R1=AO, Voffset(R2/R1)=BO とおけば、 y=AOx+BO ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3) となる。したがって、x,yの相関関係は、図1(B) 中
の曲線(直線)yにて示されるように、y切片をBOとす
る一次関数となる。換言すれば、ROM7には、上記3)
式に従って計算される、ある特定の値X1に対応するA/
D変換値Y1と、y切片BOとが記憶されるか、より望まし
くは、オフセット電圧Voffsetは0、すなわちBO=0と
して、上記3)式に基づく値Y1が格納される。
【0009】このようにしてROM7に記憶されている
参照値としての数値Y1に対し、実際に用いられるオペア
ンプ2ごとに異なるオフセット電圧Voffsetの差に基づ
く誤差を補正するため、次のような処理がなされる。
【0010】制御回路3に結合した補正データ書込み指
令回路4が手動操作またはプログラムに従う自動で書き
込み指令を発すると、基準電圧源10は、ROM7に書き
込んである参照値Y1を得るべきときのオペアンプ入力電
圧x=X1を、実際に用いているオペアンプ2の入力に印
加する。しかるに、実際に用いられているオペアンプ2
は、設計仕様値通りの特性から外れていることが殆どで
あるから、当該実際に用いているオペアンプ2の出力電
圧をA/D変換した数値Y1’は、図4(B) 中に併示のよ
うに、設計仕様値通りと仮定したオペアンプを通した場
合に相当する参照値Y1とは異なる値になり、それらの間
に誤差{(Y1’−Y1)≠0}が生ずる。
【0011】そこで、こうした誤差(Y1’−Y1)が生じ
た場合は、制御回路3はこれを第二の不揮発性メモリ手
段ないしEEPROM5に補正データ(Y1’−Y1)とし
て格納する。
【0012】このようにして、実際に用いているオペア
ンプ2の有する入力オフセット電圧Voffsetを考慮した
補正データ(Y1’−Y1)をEEPROM5中に取り込ん
だならば、補正データ書込み指令回路4は書込み指令信
号の発生を止めるか、これと異なる形態の第二の信号を
発生し、制御回路3をして各種燃焼制御のためにセンサ
1の出力を利用するモードに付ける。このセンサ出力V
det の利用モード下では、制御回路3は常時(一般には
定期的な周期で)、またはセンサ1の出力を利用すべき
ときに、オペアンプ2の出力に実際に得られる出力電圧
をA/D変換した数値y’に対し、第二の不揮発性メモ
リ手段であるEEPROM5に格納されている上述の補
正データ(Y1’−Y1)を読み出して補正演算を施し(こ
こで述べている例では減算し)、補正した数値yを得
て、これに基づき、燃焼機器を制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したような、
可変抵抗器を用いる従来の補正方法でも、一応の成果は
ある。しかし、オペアンプ2の入力オフセット電圧Vof
fsetは一律的なものではなく、個々にかなり違いがあ
る。したがって、補正回路6による調整作業は個々の製
品ごと(個々の制御回路ごと)に行わねばならず、これ
が大変な手間になっているし、そもそも小型な電気機械
部品である可変抵抗器による微調整は困難であった。ま
た、可変抵抗回路部分の温度特性や経年変化等により、
せっかく調整したのに、後刻、調整値が変化する恐れも
残っている。
【0014】一方、図4に即して説明した手法では、こ
のような機械的な調整手段は要しないので、信頼性は高
まる。また、理想的にはオフセット電圧Voffsetが零で
あるべきとして、上記3)式及び図4(B) 中にてのy切片
BOをBO=0とおいても、補正データの取得モードで実際
にオペアンプ2から得られる電圧出力をA/D変換した
値y’との誤差データ(Y1’−Y1)を得ることができる
ので、結局、個々のオペアンプ2にそれぞれ異なる値と
して見込まれるオフセット電圧Voffsetも補償すること
ができる。これを図4(B) に即して言えば、オペアンプ
2の利得でもある傾きAO=(R2/R1)が同じである限
り、オフセット電圧Voffsetの変化に伴うy切片の変動
には対応でき、例えばy切片がBO’≠0となり、y’=
AOx+BO’なる直線に従って出力電圧が変化するような
オフセット電圧Voffsetを持つオペアンプ2でも、当該
直線y’は補正可能である。
【0015】しかし、オフセット電圧Voffsetだけが様
々に異なることでy切片BO’のみが異なるのではなく、
実際に抵抗器として用いられている抵抗R1,R2の値が設
計仕様値からずれる等し、図4(B) 中に併示のように、
その傾き(オペアンプ2の利得)AO=(R2/R1)までも
がAO’≠AOになってしまった直線y”=AO’x+BO’は
補正できず、これに従う出力特性を持つオペアンプ2に
は対応できない。例えば、補正データの取得モード下で
上述のように基準電圧値X1を実際に用いられているオペ
アンプ2の入力に印加し、それにより当該オペアンプ2
の出力に得られた出力電圧をA/D変換した値Y1”と参
照値Y1とにより補正データ(Y1”−Y1)が得られたとし
ても、その後のセンサ1の実際の利用モード下におい
て、単にその時々に得られるオペアンプ2の出力電圧を
A/D変換した値y”から当該補正データ(Y1”−Y1
を減ずる処理しか行なわなければ、これにより得られる
オペアンプ2の出力特性は、本来は直線y”であるべき
所、図4(B) 中で誤関数yFとして示してあるように、
y接片がBO”で傾きがAOの直線yF =AOx+BO”と誤認
されてしまう。
【0016】本発明はこのような実情の下になされたも
ので、安価なオペアンプを使用してもなお、簡単な作業
により精度の良い補正が可能で、オペアンプの入力オフ
セット電圧の影響のみならず、他の定数、例えば上述の
利得AOの設計仕様値からのずれに伴う誤差も補正可能な
燃焼機器用制御装置を提供せんとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、センサの出
力する微小電圧出力を増幅する演算増幅器と、この演算
増幅器のアナログ出力電圧を受け、これをデジタル数値
に変換して各種の燃焼制御に利用する制御回路とを有す
る燃焼機器用制御装置に関し、上記目的を達成するた
め、 (a) 演算増幅器が設計仕様値通りの特性であると仮定し
た場合に、当該仮定の演算増幅器の入力にセンサの出力
電圧変化幅内の少なくとも互いに異なる第一、第二の基
準電圧を与えたときに当該仮定の演算増幅器の出力にそ
れぞれ得られるべき出力電圧のA/D変換値に相当する
値がそれぞれ第一、第二の参照値として格納されている
第一の不揮発性メモリ手段と; (b) 電気的に書き込み可能な記憶領域を有する第二の不
揮発性メモリ手段と; (c) 補正データ書込み指令信号を発し得る補正データ書
込み指令回路と; (d) 補正データ書込み指令回路から書込み指令信号を受
けたとき、第一、第二基準電圧を選択的に、かつ実際に
演算増幅器の入力に印加する基準電圧源と; (e) 第一、第二の基準電圧が上記実際に上記演算増幅器
の入力に印加されたときに演算増幅器の出力にそれぞれ
実際に得られる出力電圧をA/D変換した第一、第二の
数値と、第一の不揮発性メモリ手段に記憶済みの第一、
第二の参照値との差に基づき補正データを作成し、こう
して作成した補正データを第二の不揮発性メモリ手段の
記憶領域に格納する補正データ取得手段と; (f) 補正データ書込み指令回路からの補正データ書込み
指令信号を受けていないか、または制御回路から読出し
命令を受けたときには、第二の不揮発性メモリ手段に格
納されている上記の補正データを用いて演算増幅器の出
力に実際に得られているその時々の出力電圧をA/D変
換した数値をその都度補正し、この補正された数値を制
御回路により利用されるデジタル数値として出力する補
正済数値出力手段と;を有して成る燃焼機器用制御装置
を提案する。
【0018】本発明ではまた、上記の構成要件(a) ,
(e) ,(f) のそれぞれに改変を施した装置も提案する。
すなわち、 (a)’第一の不揮発性メモリ手段には、上記した第一、
第二の参照値の外、センサの出力電圧変化幅内の多数点
の入力電圧に対して仮定の演算増幅器の出力に得られる
べき出力電圧をA/D変換した値にそれぞれ相当する多
数の参照値が全て格納されており; (e)’補正データ取得手段は、上記のように補正データ
を作成してこの補正データを第二の不揮発性メモリ手段
に格納するのに代えて、第一、第二の基準電圧が実際に
演算増幅器に印加されたときに演算増幅器の出力に実際
に得られる出力電圧のそれぞれをA/D変換した第一、
第二の数値と、第一の不揮発性メモリ手段に記憶済みの
第一、第二の参照値との差に基づき、第一の不揮発性メ
モリ手段に格納されている全ての参照値の各々と、演算
増幅器を介して実際に得られるであろう各数値との対応
関係を表す対応関係データを第二の不揮発性メモリ手段
に格納する一方; (f)’補正済数値出力手段は、補正データを用いて演算
増幅器の出力に得られているその時々の実際の出力電圧
をA/D変換した数値をその都度補正し、こうして補正
された数値を制御回路により利用されるデジタル数値と
して出力するのに代えて、その時々に演算増幅器の出力
電圧を実際にA/D変換して得られる各々の数値に対応
する参照値を上記の対応関係を表すデータを用いて抽出
し、当該抽出した参照値を制御回路により利用されるデ
ジタル数値として出力すること;を特徴とする装置も提
案する。
【0019】
【実施例】以下、図1(A),(B) に即し、本発明に従って
構成された燃焼機器用制御装置の要部構成に関し説明す
るが、図1(A) の装置構成図に示されているように、こ
の実施例でも先に図4に即して説明した従来例における
と同様、熱電対等、この種の燃焼機器制御において必要
とされるセンサ1からのセンシング出力である微小な電
圧出力Vdet は、外付けの抵抗R1,R2により反転増幅型
に構成されたオペアンプ2にて増幅され、オペアンプ出
力電圧Vout として制御回路3に入力される場合が例示
されている。また、制御回路3も、やはりマイコンであ
ることを想定しており、さらに、これも既述の通り、昨
今提供されているワンチップマイコンないしCPUチッ
プでは読出し専用メモリ(ROM)7を内蔵しているの
で、この実施例では、このROMを制御回路3に結合し
た第一の不揮発性メモリ手段7として利用し、これに加
えて、制御回路3に同様に結合するが、制御回路とは別
途な部品であって外付けの第二の不揮発性メモリ手段5
として、電気的に書き換え可能なEEPROM5を用い
ている。
【0020】図1(B) は、センサ出力電圧Vdet を簡単
のために横軸xと書き換え、当該センサ出力電圧xをオ
ペアンプ2により増幅したオペアンプ出力電圧Vout、ま
たはこのオペアンプ出力電圧Vout を制御回路3に内蔵
のA/D変換器(図示せず:制御回路3に外付けであっ
ても良い)によりA/D変換したデジタル数値を縦軸y
とした二次元平面を示しているが、第一の不揮発性メモ
リ手段ないしROM7内には、抵抗R1,R2の値が設計仕
様値通りであってその特性が設計仕様値通りのオペアン
プ2が得られたと仮定した場合に、当該仮定のオペアン
プ2に特定の値の入力電圧X1,X2を与えたときに、既述
の3)式(y=AOx+BO)に従って当該仮定のオペアンプ
2の出力に得られるべき出力電圧をA/D変換した数値
Y1,Y2が第一、第二の参照値として書込まれている。こ
のとき、予めオペアンプ2の入力オフセット電圧Voffs
etについてもこれをある一定の値に見込み、これに対応
するy切片BO(=Voffset(R2/R1))の値を格納して
も良いが、簡単のためにはBO=0、すなわち設計仕様値
通りの理想的なオペアンプ2では入力オフセット電圧V
offset=0であると仮定することができる。換言すれ
ば、図1(B) 中では一般化のため、有意の入力オフセッ
ト電圧Voffset(>0)があるように表記されている
が、BO=0、すなわち原点を通る直線yも考えることが
できる。
【0021】制御回路ないしマイコン3には補正データ
書込み指令回路4も結合している。この指令回路4は、
簡単には手動スイッチを含んで構成でき、当該スイッチ
を操作すると例えば特定の電圧レベルで定義される補正
データ書込み指令信号が発生する。そして、この補正デ
ータ書込み指令信号が発生すると、図示実施例ではやは
りマイコンによって構成されている補正データ取得手段
8が稼働し、また、基準電圧源10が稼働して、まずは上
記した値X1に相当する第一の基準電圧X1を実際に用いら
れているオペアンプ2の入力に印加する。基準電圧源10
の稼働は、図示のように補正データ書込み指令回路4か
らの指令により直接に行なわれるのではなく、例えば補
正データ取得手段8を介して間接的に行なわれるとか、
あるいは操作者の手動によりなされても良いが、いずれ
にしても第一基準電圧X1がオペアンプ2の入力に印加さ
れると、このときに当該オペアンプ2の出力に現れる出
力電圧をA/D変換した数値Y1’が得られる。
【0022】同様にして、次に、基準電圧源10から上記
したX2値に相当する第二の基準電圧X2を実際に用いられ
ているオペアンプ2の入力に印加し、これによりオペア
ンプ2の出力に現れる出力電圧をA/D変換した数値
Y2’を得る。
【0023】補正データ取得手段8ないしマイコン3
は、このようにしてオペアンプ2の出力に実際に得られ
るオペアンプ出力電圧をA/D変換した値Y1’,Y2’を
取り込むことで、センサ出力Vdet(=x)と、実際に用
いているオペアンプ2出力電圧をA/D変換したデジタ
ル数値yとの間に一次関数関係が成立しているならば、
上記した第一、第二基準電圧X1,X2と、実際に取得した
二つの数値Y1’,Y2’とに基づき、補正データを作成す
ることができる。
【0024】すなわち、入力電圧X1,X2に対してそれぞ
れ出力電圧またはこれをA/D変換した数値Y1’,Y2
が得られるオペアンプ2の入出力特性; y’=AO’x+BO’ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4) における傾き(利得)AO’は、 AO’=(Y2’−Y1’)/(X2−X1) ・・・・・・・・・・・・・・ 5) であり、また、y切片BO’は、 BO’=Y1’−{(Y2’−Y1’)X1}/(X2−X1) ・・・・・・・・ 6) または BO’=Y2’−{(Y2’−Y1’)X2}/(X2−X1) ・・・・・・・・ 6)’ である。
【0025】したがって、設計仕様値通りの仮定オペア
ンプにおける入出力特性; y=AOx+BO ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3)(再掲) における傾き(利得)AOは、 AO=(Y2−Y1)/(X2−X1) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7) であり、また、y切片BOは、 BO=Y1−{(Y2−Y1)X1}/(X2−X1) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8) または BO=Y2−{(Y2−Y1)X2}/(X2−X1) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8)’ であるので、実際に用いているオペアンプ2を介して得
られるA/D変換値y’を設計仕様値通りの特性のオペ
アンプが用いられていると仮定した場合の値yに補正す
るには、上記3)〜8)式(式6)と式8)はそれぞれ6)’、式
8)’に置き換え得る)に基づき、変数xを消去して、 y=(y’−BO’)(Y2−Y1)/(Y2’−Y1’)+BO ・・・・・・・・ 9) なる換算式を用いれば良い。
【0026】そのため、補正データ取得手段8は、RO
M7内に格納されている第一、第二参照値Y1,Y2及びy
切片BO(既述のようにBOは零にも設定できる)と、上記
の第一、第二基準電圧の印加操作に基づき具体的に取得
した値Y1’,Y2’,BO’とに基づいて作成した上記の換
算式9)を補正データとして第二の不揮発性メモリ手段で
あるEEPROM5に格納するか、あるいは上記9)式中
で具体的な値により予め計算できる値、例えばBO
BO’,(Y2−Y1),(Y2’−Y1’)を補正データとして
格納する。
【0027】このようにして、実際に用いているオペア
ンプ2のオフセット電圧Voffsetやオペアンプ2の利得
を規定する実際の抵抗値R1,R2の設計仕様値からのずれ
をも考慮した補正データをEEPROM5中に取り込ん
だならば、補正データ書込み指令回路4からの補正デー
タ書込み指令信号の発生を止めるか、これと異なる形態
の第二の信号を発生させる。当該補正データ書込み指令
回路4が先のように手動スイッチを含む場合、これを元
に戻すことで出力電位レベルも元の値に戻ることが補正
データ書込み指令信号の発生の停止あるいは第二の信号
の発生と定義できるし、これら信号を例えば特定のコー
ドワードとすることもできる。
【0028】いずれにしても、補正データ書込み指令回
路4からの補正データ書込み指令信号の発生が止まった
後は、実際にセンサ1を介して得られる情報(センサ出
力)の利用モードに入り、制御回路ないしマイコン3の
一部として構成できる補正済数値出力手段9は、常時
(一般に定期的な周期で)、または制御回路3から読出
し命令を受けたときに、オペアンプ2の出力に実際に得
られる出力電圧をA/D変換した数値y’に対し、第二
の不揮発第二メモリ手段5に格納されている補正データ
を読み出して演算補正処理をなし、設計仕様値通りのオ
ペアンプ2が用いられているとした場合の値に補正した
数値yを求め、これを制御回路3が利用するデジタル数
値として出力する。
【0029】上述の実施例装置に対し、本発明の趣旨に
従う改変は任意であって、例えば第二の不揮発性メモリ
手段5は、本装置中に組み込まれた後、電気的に少なく
とも一回は書き込み可能であるならばその用をなすの
で、繰り返して書き換え可能なEEPROMでなく、P
ROMであっても良い。また、上述の実施例では、基準
となる数値群はCPU内蔵のROM7に格納していた
が、これをもEEPROMないしPROMに格納してお
くように変更できる。この場合には、結果として本発明
要旨構成中に言う第一、第二の不揮発性メモリ手段は、
部品としては同一のものとなり得る。制御回路3が文字
通りCPU、すなわち中央処理ユニットしか有さない場
合には、第一の不揮発性メモリ手段7として用い得るR
OM等も外付けとなるのは当然である。さらに、補正デ
ータ書込み指令回路4や、補正データ取得手段8、補正
済数値出力手段9等も、特定のプログラムに従って起動
するようにすることができる(この場合にも、それぞれ
の全てまたは幾つかをハードウエアにより構成すること
も当然可能である)。
【0030】特に、第一、第二の不揮発性メモリ手段の
記憶容量について考えるならば、仮にその容量が十分に
大きい場合には、既述の実施例のように、補正データと
して換算式9)とか、これを得るための各具体的な値のみ
を格納するのではなく、例えば第一の不揮発性メモリ手
段7には、第一、第二の参照値Y1,Y2の外、センサ1の
出力電圧変化幅内の多数点の入力電圧に対して仮定のオ
ペアンプ2の出力に現れるべき出力電圧をA/D変換し
た値にそれぞれ相当する多数の参照値を予め全て格納さ
せておくことができる。そして、補正データ取得手段8
は、第一、第二の基準電圧X1,X2が実際に用いられてい
るオペアンプ2に印加されたときに当該オペアンプ2の
出力に実際に現れる出力電圧のそれぞれをA/D変換し
た第一、第二の数値Y1’,Y2’と第一不揮発性メモリ手
段7に記憶済みの第一、第二の参照値Y1,Y2との差に基
づき、第一不揮発性メモリ手段7に格納されている全て
の参照値の各々と、実際に用いられているオペアンプ2
を介して実際に得られるであろう各数値との対応関係を
表す対応関係データを補正データとして第二の不揮発性
メモリ手段5に格納する一方で、補正済数値出力手段9
は、その時々にオペアンプ2の出力に得られる実際の出
力電圧をA/D変換した数値y’に対応する参照値yを
上記の対応関係を表すデータを用いて抽出し、抽出した
参照値yを制御回路3により利用されるデジタル数値y
として出力するように変更することができる。
【0031】また、この種の燃焼制御装置においては、
複数種類のセンサを要することも多いが、それらの幾つ
かないし全てに関しても、同様にセンサ出力データの解
読の前にオペアンプにより電圧増幅の必要のある場合に
は、本発明を等しく適用できる。この場合、オペアンプ
2の入力に図示していないがマルチプレクサ等、適当な
入力切換器を挿入し、補正データ書込み指令回路4また
は制御回路3の指令により、その都度対象センサを選択
するように図れば、オペアンプは本発明に従い補正され
得る一台ないし数台で済み、極めて合理的である。
【0032】なお、本発明により補正可能な関数は既述
した一次関数が基本であるが、センサの異なる二つの出
力電圧X1,X2と、これら二つのセンサ出力電圧をオペア
ンプにより増幅した後にA/D変換した二つの数値Y1
Y2とにより規定可能な関数関係であるならば、本発明を
同様に適用できる。ただ、いずれの場合にも基準電圧と
して使用する値X1,X1は、センサ出力のダイナミックレ
ンジ(出力電圧の変化幅)内において互いにある程度以
上、離れている方が望ましい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、オペアンプにより増幅
されたセンサ出力を利用する燃焼制御装置において、当
該センサ出力を最終的にA/D変換した情報数値に関
し、オペアンプの入力オフセット電圧に関する補償のみ
ならず、オペアンプ回りの抵抗の具体的な値等によって
規定されるオペアンプの利得が機器ごとに異なってもこ
れを補正できるので、安価なオペアンプ回路でも信頼
性、安全性の高い燃焼機器制御をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された燃焼機器用制御装置
の要部概略構成とセンサ出力対A/D変換値との関係に
関する補正動作の説明図である。
【図2】微小電圧出力型センサの電圧レベルをオペアン
プにより増幅し、制御回路に与える場合の一般的な増幅
回路構成例である。
【図3】従来における可変抵抗を用いたセンサ出力補正
回路の説明図である。
【図4】従来における補正データ取得によるセンサ出力
補正回路例とその原理の説明図である。
【符号の説明】
1 センサ, 2 演算増幅器(オペアンプ), 3 制御回路(CPU), 4 補正値書込み指令回路4, 5 第二の不揮発性メモリ手段(EEPROM), 7 第一の不揮発性メモリ手段(ROM) 8 補正データ取得手段, 9 補正済数値出力手段, X1 第一基準電圧, X2 第二基準電圧.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−85637(JP,A) 特開 昭61−271425(JP,A) 特開 平1−262348(JP,A) 特開 平6−213435(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサの出力する微小電圧出力を増幅す
    る演算増幅器と、該演算増幅器のアナログ出力電圧を受
    け、これをデジタル数値に変換して各種の燃焼制御に利
    用する制御回路とを有する燃焼機器用制御装置であっ
    て;上記演算増幅器が設計仕様値通りの特性であると仮
    定した場合、該仮定演算増幅器の入力に上記センサの出
    力電圧変化幅内の少なくとも互いに異なる第一、第二の
    基準電圧を与えたとき、該仮定演算増幅器の出力にそれ
    ぞれ得られるべき出力電圧のA/D変換値に相当する値
    がそれぞれ第一、第二の参照値として格納されている第
    一の不揮発性メモリ手段と;電気的に書き込み可能な記
    憶領域を有する第二の不揮発性メモリ手段と;補正デー
    タ書込み指令信号を発し得る補正データ書込み指令回路
    と;該補正データ書込み指令回路から該書込み指令信号
    を受けたとき、上記第一、第二基準電圧を選択的に、か
    つ実際に、上記演算増幅器の入力に印加する基準電圧源
    と;該第一、第二の基準電圧が上記実際に上記演算増幅
    器の入力に印加されたときに該演算増幅器の出力にそれ
    ぞれ実際に現れる出力電圧をA/D変換した第一、第二
    の数値と、上記第一の不揮発性メモリ手段に記憶済みの
    上記第一、第二の参照値との差に基づき補正データを作
    成し、該作成した補正データを上記第二の不揮発性メモ
    リ手段の上記記憶領域に格納する補正データ取得手段
    と;上記補正データ書込み指令回路からの上記補正デー
    タ書込み指令信号を受けていないか、または上記制御回
    路から読出し命令を受けたときには、上記第二の不揮発
    性メモリ手段に上記格納されている上記補正データを用
    いて上記演算増幅器の出力に実際に得られているその時
    々の出力電圧をA/D変換した数値をその都度補正し、
    該補正された数値を上記制御回路により利用されるデジ
    タル数値として出力する補正済数値出力手段と;を有し
    て成る燃焼機器用制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置であって;上記セン
    サの出力電圧と上記演算増幅器の出力電圧をA/D変換
    した数値との間には、一次関数関係が成立しているこ
    と;を特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置であって;上記セン
    サの出力電圧と上記演算増幅器の出力電圧をA/D変換
    した数値との間の関数関係は、該センサの異なる二つの
    出力電圧と、該二つのセンサ出力電圧を上記演算増幅器
    により増幅した後に上記A/D変換して得られる二つの
    数値とにより規定可能な関数関係であること;を特徴と
    する装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の装置であっ
    て;上記制御回路はマイクロコンピュータにより構成さ
    れていること;を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置であって;上記第一
    の不揮発性メモリ手段は上記マイクロコンピュータに付
    属のROMであり、上記第二の不揮発性メモリ手段は該
    マイクロコンピュータに対し外付けであって電気的に書
    き換え可能なEEPROMであること;を特徴とする装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の装置であって;上記第一
    の不揮発性メモリ手段は上記マイクロコンピュータに付
    属のROMであり、上記第二の不揮発性メモリ手段は該
    マイクロコンピュータに対し外付けであって一回だけ電
    気的に書き込み可能なPROMであること;を特徴とす
    る装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3または4記載の装置で
    あって;上記第一の不揮発性メモリ手段と上記第二の不
    揮発性メモリ手段は同一の部品であること;を特徴とす
    る装置。
  8. 【請求項8】 請求項4,5,6,7または8記載の装
    置であって;上記補正データ取得手段及び上記補正済数
    値出力手段も、上記制御回路を構成するマイクロコンピ
    ュータにより構成されていること;を特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8記載の装置であって;上記演算増幅器の入力には上
    記制御回路または上記補正データ書込み指令回路により
    切換え指令を受ける入力切換器が設けられ;該入力切換
    器に接続した複数のセンサの中、その時々で上記切換え
    指令により指示、選択されるセンサの出力が該演算増幅
    器の入力に与えらえること;を特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8または9記載の装置であって;上記補正データ書込み
    指令回路は手動スイッチを含み、該手動スイッチの操作
    により上記補正データ書込み指令信号が出力されるこ
    と;を特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10記載の装置であって;上記第一の不揮
    発性メモリ手段には、上記第一、第二の参照値の外、上
    記センサの出力電圧変化幅内の多数点の入力電圧に対し
    て上記仮定の演算増幅器の出力に得られるべき出力電圧
    をA/D変換した値にそれぞれ相当する多数の参照値が
    全て格納されており;上記補正データ取得手段は、上記
    補正データを作成し、該補正データを上記第二の不揮発
    性メモリ手段に格納するのに代えて、上記第一、第二の
    基準電圧が上記実際に上記演算増幅器に印加されたとき
    に該演算増幅器の出力に実際に現れる出力電圧のそれぞ
    れをA/D変換した第一、第二の数値と、上記第一の不
    揮発性メモリ手段に記憶済みの上記第一、第二の参照値
    との差に基づき、上記第一の不揮発性メモリ手段に格納
    されている全ての参照値の各々と、上記演算増幅器を介
    して実際に得られるであろう各数値との対応関係を表す
    対応関係データを上記第二の不揮発性メモリ手段に格納
    する一方;上記補正済数値出力手段は、上記補正データ
    を用いて上記演算増幅器の出力に得られているその時々
    の実際の出力電圧をA/D変換した数値を上記その都度
    補正し、該補正された数値を上記制御回路により利用さ
    れるデジタル数値として上記出力するのに代えて、その
    時々に上記演算増幅器の出力電圧を実際にA/D変換し
    て得られた各々の数値に対応する参照値を上記対応関係
    を表すデータを用いて抽出し、該抽出した参照値を上記
    制御回路により利用されるデジタル数値として出力する
    こと;を特徴とする装置。
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